Diary 2005/02 |
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02/01 I still have lots more to work on... |
どうも今週〜来週頭にかけて素晴らしく修羅場が待っているMU-6です。 せめて1週間に2回くらいを目安に更新しようと先日心に決めたのですが、今週ばかりは難しいかも(^^; まあ仕事が予想以上に順調に進んだら更新そのものは行う予定ですが……あんまり期待せずにお待ちください。 それはさておき先日母親に「プラネタリウム行くからそっち帰るね」と連絡をしました。 その時のやりとり。 母親「どうせ来るなら三連休の方がゆっくりできるんじゃないの?」 MU-6「いや、三連休はできれば空けておきたいんで」 母親「あら、出かける予定でも入ってるの?」 MU-6「うんにゃ、今のところは家でゲームをやるだけだけど……ほら、バレンタインにはどんなことがあるかわからないから!」 母親「どんなことがあるか、じゃなくて『どんなことをするか』わからないんじゃないの?」 MU-6「…………」 我が母親ながら息子のことをよくわかっていやがると思いました(爆) 確かにその通り、今年は何をしてやろうかということしか考えてません。 だってバレンタイン直前の三連休ですよ? いかにいい企画を考えられるかってなところが問われているとしか思えないじゃないですか!?(絶対勘違い) とゆーわけで色々の作業をしつつ、何をしようか妄想する今日この頃です。 さて、皆さん。唐突ですが質問です。 今、「週刊少年ジャンプ」で連載されている中で一番面白いギャグマンガとは何でしょう? ボーボボ? 惜しい! リボーン? それも違う! Mr.フルスイング? 全然ハズレ! パピヨンが出ているコマだけ切り取った武装錬金? ある意味正解…だけど違う! 正解はそう、「テニスの王子様」です(断言) テニスラケットでボールを打ってさえいればテニスだろ、という新解釈によって支えられた「テニスの王子様」。許斐先生の生み出すCOOLなキャラクターと常にこちらの予想の斜め上を行く許斐ギャグにMU-6も第1話から魅了されっぱなしの作品です。 ちなみに1番思い出深いシーンはいきなりリョーマ様が英語をお話になったシーンと、菊丸先輩が3人に分裂したシーン。 改めて文章にしてみると狂ってるとしか思えませんね♪ まあ、自分のテニプリ評はさておき長年にわたってアニメも放送されてきたテニプリがこの度ついに劇場映画になったのです! 製作が発表された時から期待していましたが、直前になってジャンプ誌上で公開された絵や試写会に行った人の反応を見て、さらに期待は高まりました。 だってさ核爆発みたいなシーン載ってたんだよ? (こちらの画像を参照のこと) 絶対正気の沙汰じゃねえ。これは見逃せないでしょ。 とゆーわけで、どうせ見に行くなら盛り上がる場所で見た方がいいよねと考えて舞台挨拶を見にわざわざ横浜まで行ってきたですよ! 本当はもっと大勢のキャストが来る新宿に行きたかったのですが、まあ贅沢は言いますまい。 当日告知で平日の夕方に整理券配られても行けるわけないしな(´Д`; まあそんなわけで前置きはこれくらいにして今回はテニプリ映画レポをば。 俺様の美技(レポ)に酔いな!(笑) ◆上映前から既に戦いは始まっている! お昼からの上映に合わせてちょっと早めに到着したMU-6さん。 とりあえずパンフレットなどを購入して適当に時間を潰します。 うーん、なんとゆーかもっと凄まった人々が集まっている絵を想像していたのに、実際に劇場のロビーにいるのは全然普通の方ばかり。 売店もあまり混んでいなくて期待外れもいいところです。 絶対に青学のジャージを来た腐女子がいると思ったのに……(ぉぃ で、ヒマつぶしにパンフレットを読んでいると気になる記述が。 リョーマ役皆川純子さんのコメントなんですが 恐竜と炎、楽しんでもらえました? えっと……これ、テニス映画でいいんだよね?(´Д`; さすがはテニプリ、一筋縄ではいかないようです。 手塚部長ばりに「油断せずにいこう!」と気を引き締めます。 そんなことをしていると前の回が終わったらしくワラワラと人が出てき……たと思う間もなく、凄い勢いでグッズ売り場に走る女性ファンの方々。 な、なに? さっきまでの平和な風景はどこに? ここは米騒動の最中の米屋ですか? テニプリファンの勢いに押されて無残に陳列台から落ちる「Mr.インクレディブル」グッズ。スーパーヒーローもテニプリには敵わないようです。 そしてグッズ売り場にダッシュした人のうちの何人かはそのまま次の上映分の列に合流。 2回回しッ……、恐ろしい子ッ……!! 自分が待ち望んでいた青学ジャージ着用の方もこの2回回し集団の中に発見できたのですが、なんつうか勢いに押されたかあまり感銘は受けませんでした(ぉ ◆箸が転がっても面白い年頃です。 さて、入場後はまず上映に先駆けての舞台挨拶。 声優陣が出てくるまでの間、キョロキョロと会場内を見回したのですが見事なまでの女所帯。 自分が行った劇場は180人くらい入る劇場なんですが、男性はわずか5名。 私、私の友人(2名)、娘さんを連れてきたパパさん、小学生くらいの男子。 以上のメンバーが全てという充実っぷり。 やったネ、憧れのハーレムだヨ!(違 ちょうど女性:男性比率が30:1よりちょっと女性が多いくらいなので、ネギ先生はいつもこんな気分を味わっているんじゃないかと思います(マテ うん、すげえ居心地悪い。ネギくんも苦労してるんだね。 周りは舞台挨拶に向けて気合を入れる女子の皆さん。 「純」「子」と書かれたウチワ二刀流の用意をする方、「さっきと違うこと喋るのかな?」とか何とか喋っている方、実に色々ですが会場内のテンションが徐々に高まっていることだけは私にもわかります。 今の時点でこれなら実際に舞台挨拶始まったらどうなっちゃうんだろう……? で、時間が来てリョーマ役の皆川純子さん、リョーガ役の山崎裕太さん、不二役の甲斐田ゆきさん、乾役の津田健次郎さんが登場して舞台挨拶が始まったわけですが……。 悲鳴と「かわいい」「かっこいい」の声が凄かったです。 ある程度予想はしていたんですが、正直予想以上でした。 ぶっちゃけ何を言っても「かわいい」か「かっこいい」の言葉が返ってくるわけで。 女性声優のイベントでもここまで「かわいい」が連呼されることは少ないのではないでしょうか?(^^; 1番凄いなと思ったのは舞台挨拶の終盤、「そろそろキャラクターとしてのコメントで締めていただけますか?」と司会に言われた甲斐田さんがこう言った時。 「じゃあ時間も押してるしサクッと終わらせちゃいますね。 ……サクッと(不二の声で)」 腐女子「キャーーーーーーッ!!」 ( ̄□ ̄;)今のってかっこいいのかよ!? と思わず声を上げてしまいました。 いやその基準絶対おかしいから。サクッと、はかっこいいセリフでも何でもないから。 とにかくこんな何でもないセリフでもキャーキャー言ってしまうお客さんなわけですから、乾が「この映画が盛り上がる確率……100%」と言ったり、不二が「僕たちの映画、楽しんでいってよね。だって……こんなスリルめったに味わえないんだから」と言ったり、リョーマ様が「皆さんの応援のおかげでこうして劇場で会えたこと本当に感謝してます。……サンキュ」などとかっちょええことを言った日にゃあもう凄い騒ぎです。 あの悲鳴、子供が聞いたらトラウマになるよ?(ぉ だってただ事じゃないもん、あの声は。 あと印象的だったことと言えば、最後舞台を去る直前に皆川さんが会場に向かって「大好き」と呟いたのですが、それを聞いてひとしきり黄色い悲鳴をあげた後でオレの後ろの女子が「……さっき『大好き』って言われた時、わたし告白しちゃえばよかった」と夢見心地に呟いていたのが印象的でした。 あんたマジで 終始こんな感じだったせいかこの舞台挨拶、一応アフレコの際にまだ一部絵ができてなくて落書きみたいな絵のままで声を当てたとか何とかそんな感じの裏話も披露されたんですが、正直前後のインパクトが強すぎてあんまり覚えていません(´Д`; ◆作った人は天才だと思う さて、狂騒の舞台挨拶も終わっていよいよ本編が始まったわけですが……正直あまり書きたくありません(ぉ いえ、書きたいことはいっぱいあるんです。 あるんですが、いずれも言葉にした時点であの凄まじいまでの映像のインパクトは伝えきれないような気がして言葉にしたくないのです。 自分にもっと語彙や文章力があれば問題ないのでしょうが……。 でもまあ面白さが伝わるかはわかりませんが書くことにしましょう。 まずは総括としての感想。 バカ映画が好きな人は絶対に見に行くべし! 少なくともオレは腹がよじれるほど笑いました。 誇張でも何でもなく笑いすぎて涙まで出ましたから。 元々テニプリは“テニスではありえない何か”をやる人たちのお話なわけですが(反論は受け付けません)、今回は劇場版ということもあってか超パワーアップ。 正直原作の縮地がどうとかCOOLドライブとか菊丸が3人とかそんなレベルではもはや比較になりません。 他のメンツは比較的普通だったのですが、青学三強と思われる不二、手塚、リョーマは演出家のネジが5本くらい吹っ飛んだとしか思えない超テニスっぷり。 中でも不二はまだ比較的まともで、せいぜい空中3メートルくらいの位置にいる敵を羆落とし(早い話がただのロブ)をぶち当てて10メートルほど吹き飛ばす程度だったのですが、他の2人はもう別次元というか何と言うか。 リョーマなんか文字通り空飛んでたしな。 Z戦士がテニスボールとラケットを使って戦っている何か――もはやそうとしか評せないような気がします。 ちなみに敵さんは大津波を呼んで舞台となる豪華客船ごとリョーマを飲み込んでました。 リヴァイアサンでも召喚したんでしょうか? とはいえ、今回のMVPは誰が何と言おうと手塚部長でしょう。 リョーマもかなり頑張ってはいたのですが、直前に手塚部長が放ったショットが凄すぎて本来ほどのインパクトは感じませんでした。 まだまだ青学の柱の座は譲れないといったところでしょうか? まあぶっちゃけ例の核爆発っぽいショットを打つ人が手塚部長なんですが、ここで衝撃の事実をお伝えしなくてはなりません。 あれは核爆発なんて生易しいもんじゃなかった(´Д`; さすがに本作最大の見所である手塚のスーパーショットをネタバレするのは若干気が引けるので保護色で。 今回手塚が放ったスーパーショット、それは…… 手塚がボールを打つ→画面が切り替わって地球が大写しに→どんどん画面が引いていって次々に映る星々→画面に大写しになる大銀河→その銀河に重なる手塚のイメージ→銀河大爆発!→その爆発によって生まれた火の玉がテニスボールに→炎に包まれたテニスボール、地球に大接近→画面が切り替わって平和そうな地球。大地には恐竜の姿が→空から突如降ってくる炎に包まれたテニスボール。逃げ惑う恐竜→テニスボールついに地上に炸裂、大爆発→恐竜絶滅→その爆発の余波で敵プレイヤーも吹き飛ぶ というショットでした。 もう何がテニスなんだかわかりません。 誰がゴーサイン出したのか知らないけど、絶対頭おかしいよ! ◆短編も良かったけど 今回は長編「2人のサムライ」と短編「跡部からの贈り物〜君に捧げるテニプリ祭り〜」の2本立てだったので、当然短編も見て来ました。 たしかにバカではあったんですが長編のインパクトがでかすぎてあまり印象には残っていません。ただ、こっちの方がサービスカットは多いので女性ファンはこっちを好むかもしれませんね。 跡部と手塚が絡む狙いまくったシーンなんかもありましたし。 悲鳴が凄かった……。 あと見ている時にどうしても気になったんですが、女性キャラが映るとざわめきがピタッと止むのは何かのコントなんでしょうか?(違 誰に統率されたわけでもないのに一糸乱れぬ行動に感服しました。 以上長くなりましたがテニプリレポでした。 ファンの熱さと作品の面白さの一端くらいは伝えられたんじゃないかと思います。 というか伝わってるといいなぁ。 とりあえず本当に面白いのは事実なんで、例の画像とか見て興味を持っている人は是非見に行くことをオススメします。 個人的にはアニメ映画なら「ハウル」よりもこっちの方がオススメ(笑) |
02/05 もうゴールしてもいいよね? |
こんばんは、プラネタリウムに行くために名古屋に帰省中のMU-6です。 今日はもう何を書くかはおわかりですよね? おわかりだろうという前提の下でさっさと本題に入らせていただきます。 というわけで全国の鍵っ子が待ちに待ったであろう劇場版「AIR」を見に行ってきました。 どうしてもこれだけは東京で初日に見てから名古屋に移動したかったのです。 ただ、話題性十分の映画の初日。 まして今回はDVD付き前売券は関東では池袋でしか使えないなど混雑する要素は山盛りです。 そこで通常の映画を見に行く時よりも早めに家を出ることに。 10時半からの回を狙って9時には現地入り。 そんな予定を立てて当日を迎えました。ちょっと早すぎて時間を持て余したりして……そんなことを考えながら。 で、当日。 池袋の劇場前に着いてみると――――。 ごめんなさい、オレ鍵っ子ナメてました(´Д`; なんかありえないくらい人が並んでるんですけど! どう見ても200とか300というオーダーじゃないんですが……。 この劇場、1回の上映で入れる人数が150人くらいなのに。丸々1回分以上の人数が外に並んでるってありえなくない? しかしながらここまで来て帰るのも癪に障るので、そのまま並ぶことに。 なんつーか我ながらこのクソ寒いのに必死過ぎです(笑) 並ぶことしばし、列は止まるところを知らず劇場近所の花屋さんなどからクレームが出始めた(とスタッフが喋ってた)頃になって整理券の配布が始まりました。 とりあえず整理券を配って大変なことになっている列を散らすことにしたようです。 まあ10時半の回で見られないのは残念ですけど、12時半くらいまでなら池袋の街をブラついてでも時間は潰せるし問題ないかな……? そんなことを考えていると自分がいる辺りまでやってきた係りの人がこんなことを。 「すみません、この辺りだと4時半の回になってしまうかもしれません」 映画で7時間半待ちとか意味わかんないから。 ハリウッドの大物俳優が来る舞台挨拶だってそんなに並ばないよ。 さすがにこのコメントを聞いた瞬間は本当にもうゴールしようかと思いました。 いや、結局整理券配布列からは離れなかったんだけどね。 そうして9時に並び始めてから1時間ほどで無事整理券ゲット。 劇場の方針が立ち見止む無しに切り替わったおかげで2時半の回の立ち見席を入手することができました。 わ、やったね。当初聞いてたより2時間も早く入場できるよ〜、るんらら〜。 それでも池袋到着から上映開始まで5時間以上だけどな! シネマサンシャインは鍵っ子を甘く見すぎだと思った。 ちなみに整理券を受け取った後で、最後尾の様子を見に行ったら劇場のおじさんが「今から並んでも本日はご覧になれないかもしれません」とアナウンスしてました。 まだ10時過ぎなのにもう1日分のチケット完売かよ!( ̄□ ̄;) 観鈴ちん……、恐ろしい子っ……! さて、こうして整理券を入手したものの一転してヒマになってしまったMU-6さんと愉快な仲間たち。 寒空の下で並ばなくて済むのはありがたいのですが、さすがに2時近くまで4時間も時間をつぶすのはなかなかに至難の業です。 ちょうど一緒に行ったメンバーの1人であるEFAさんがまだ見ていないということだったので、「テニスの王子様」をもう1回見て時間をつぶすことに(マテ 毎週こんな映画を見るなんて貴様はどこの腐女子ですか?>オレ 相変わらず手塚のショットに爆笑し、跡部が出てくる度にいちいち囀る腐女子中学生の皆さんの黄色い悲鳴に苦笑しながら2度目の鑑賞終了。 2回見て2回とも楽しめるだなんてこの映画は(内容は超級にバカだけど)正しいエンターテインメントだと思います、いやマジで。 あと腐女子の皆さんはどうしてああもクイックレスポンスなのか。 絶対脊髄反射だけで映画見てるだろ(暴言) そのシンプルな生き様、ある意味尊敬します。マネはあんまりしたくないけど(^^; で、2度目のテニプリを見てご飯を食べたら割といい時間になったので、再びシネマサンシャインへ。 列整理があまりスムースではなく、一時は上映開始時刻までに中に入れるのかと心配にもなりましたが、どうにかこうにか間に合ってパンフレットなどを買い込んだところでいよいよ上映開始です! ――で、だ。 当然この後は映画の感想が続くわけですが、主観バリバリのと多少客観的なものとどっちを先に載せた方がいいんですかね? まあとりあえず あ、かなりネタバレ含まれますんでご注意を。 まずはお話の概要。 旅芸人の国崎往人はある日、夏祭りが行われると聞いてある海辺の町を訪れる。 それはこれまでと同じ、ただ通り過ぎるだけの旅になるはずだった。 が、ちょっとした偶然から彼は夏休みの宿題で町の歴史を調べるフィールドワークを行っている学生・神尾観鈴と知り合い、彼女のフィールドワークを手伝うことに。 観鈴の家に間借りし、彼女と一緒にフィールドワークをしていくうちに2人はいつしかお互いに惹かれあっていく。 それはどこか町に伝わる翼人伝承の恋と重なるような恋だったのだが、人を信じることが苦手な往人はなかなかそれを認めることができない。 徐々に深まっていく観鈴の想い。だが、それは悲劇の始まりでもあった。 彼女は謎の病気に冒されており、その病は人を思えば思うほど進行するという呪いとも言うべきものだったのだ――。 すっげえ適当ですけど、映画のストーリーを要約すると大体こんな感じ。 「フィールドワーク」など観鈴ちんの語彙を超えた単語が出てくるのが印象的なストーリーですね(笑) まあ映画版だと観鈴ちんはかなり普通の娘さんなんですけど。 んでもって、やや客観的な感想から書くとですね。 とりあえずゲーム版の知識に拘泥しない方であればある程度以上楽しめるとは思います。 ただし、ここでのポイントはあくまでも「拘泥しない」こと。 ゲーム版の知識を全く持っていない人ですと、何かと翼人伝承と重ね合わせる理由が見出しにくく納得しにくいものになってしまうでしょう。 一応終盤では観鈴の病気がいかなるものかが明かされるので、「愛する相手に想いを告げると死んでしまう」という翼人の呪いとオーバーラップさせる理由付けは明かされるんですが(^^; 今回ゲーム版と大きく変わったのは何と言っても、完全に観鈴の人間関係に特化したこと。 フィールドワークの対象となる翼人伝承とは病気の関係もあって、時折オーバーラップしますが翼人と観鈴との関係性そのものは全く示されません。 そのことからもわかるように1000年に及ぶ往人の家系の役割がどうこうっていうのはどーでもよくて、お話的には観鈴が痛みを乗り越えて絆を求めて、晴子さんや当初は人間嫌いだった往人がそれに応える。 とまー、そんなお話になっているわけです。 そういう改変を加えるのであれば、むしろ1000年前のエピソードは作中に絡めなくても良かったんじゃ……、とは半ば本気で思いますし夏祭りを重要イベントと位置づけるあまり叩かれまくる太鼓が無駄に印象に残ったなど釈然としない部分もあるもののやろうとしていたことについては一定の成功を収めていると思います。 ラストではしっかり「青空」をバックに観鈴がゴールしますし、物語の内容的にも「AIR」という作品のエッセンスの一部をきっちり取り入れつつ90分の映画として割とまとまっていたのではないでしょうか。 ただ客観的に見ても残念だったのは作画レベルが劇場アニメとしてはお世辞にも高くないということでしょう。 ぶっちゃけBS-iで放送してるアニメより悪いというのはいかがなものかと。 あっちが頑張りすぎというのはもちろんあるのでしょうが、劇場アニメ全体の相場に照らし合わせても作画はやや雑だった印象を受けました。 ちなみにやたら止め絵使いまくりの出崎監督ならではの演出は使いすぎて、うるさくなっている印象を受けましたが、まあその辺は主観が強いのでとりあえず軽く触れるのみにしておきます。 とまあある程度客観的な視点で語ったところで次は主観バリバリで。 実を言うと、私「AIR」ってそんなに大好きって作品じゃなかったんですよ。 もちろん好きか嫌いかで言ったら好きなんですけど、ハッピーエンド至上主義の自分にとってはあのEDってやっぱり釈然としないものがありますし……。 正直なところ思い入れで言ったら「ONE」>「CLANNAD」>(超えられない壁)>「AIR」>(超えられない壁)>「Kanon」って感じでした。 でも今日これを見に行って気づきましたね。 なんだ、オレ「AIR」も大好きなんじゃんって。 上では色々いいこと書いてますけど、本音の世界で話してしまえば見ている間、終始違和感が付きまとっていました。 「これがAIRなのか……? こんなの違うだろ」みたいな。 1個1個の違和感は大したことではないんです。 往人の人形劇が子供に大ヒットしてるだとか、往人が人間嫌いの割と無気力さんだとか、観鈴ちんがほとんど「が、がお…」って言わないだとかそもそも白○じゃないとかそんなレベルのこと。 でも、それが積み重なるともうそれって別のキャラですよね? 原作至上主義者ってバカにされるかもしれませんけど、上映時間の制約からゲームそのままの話ができないなんてのは百も承知です。 そのままの話はできないからこそ、せめてディテールにはこだわって欲しかった。 見ていて作り手の愛が感じられないのは辛いです(´Д`; あと客観的に見た方で「エッセンスの一部を取り入れ」というようなことを書きましたけど、やっぱり一部は一部でしかないんですよね。 「AIR」のもう一つ重要なエッセンスである1000年前から続く約束。 それが全く生かされていないというのはかなりぐんにょり。 じゃあ何のために往人は人形持ってたんだよ! と言いたくなりますわ。 結局、神奈――つまり翼人伝承の部分が、神奈と観鈴の関係性を仄めかして病気がいかなるものか、彼女が往人を愛することでどういう未来が待ち受けているのかというのを暗示する以上の役割を果たしていないんですよね。 どれくらい神奈・柳也編の扱いが軽いかというとですね。 普通に柳也殿が討ち死にしてました(;´д⊂) えーーーっ、うそだってそんなのありえないって。 「余の最後の命である。末永く、幸せに暮らすのだぞ」の名セリフは? つーか、そもそも柳也殿が死んじゃったら誰がどうやって約束を果たすための一族を生み出すのさ! ……えーまー、こういったわけで1000年前から続く約束なぞ存在しないのですな。 この結果として最後のゴールのシーンにしても何にしても一つ一つのシーンがやけに軽くなってしまった印象が。 SUMMERがあるからこそ「AIR」は名作たりえると思っているオレ的には大ダメージ。 まあそれでもさすがにラストはちょっとグッと来ましたけど……う〜ん、あれは音楽補正が強力だからなぁ(^^; 劇場の中には泣いていた人もいましたし、ある程度引いて見れば先述したようにいいところもあるとは思うのですが、というか思いたいのですが、う〜ん。 あ、そうそう。 すっかり普通のお嬢さんになって恋に積極的な観鈴ちんは結構魅力的だったと思いますよ! あーよかった、いいところあった(マテ とりあえず原作への思い入れが深い方にはあまりオススメいたしませんです。 ある程度割り切って見られる大人の方なら。 感想書くのにも疲れてきたので、もうゴールしても……いいよね? とゆーわけで長い感想文終わり。 わかる人少なそうなので微妙に隔離しつつ小ネタ。 見終わった直後のMU-6さんの心情。 鍵っ子の期待を踏みにじって……、止め絵とか自分色満載の映画を作ってしまった出崎監督に……天誅ラーメン一丁(ガクリ) いやもう普通にパンフとか燃やそうとか思ったから。 客の大多数が期待していたものは「AIRをどう2時間でまとめて料理するか」であって、「AIRの素材を一部使って作った新しい創作料理」ではないような気がしたり。 ま、これも痛い鍵っ子の戯言なのかもですが(´Д`; |
02/10 DNAの偉大さ |
「AIR」のレポ書いた後、色々バタバタしていて更新が滞ってました。 気がついたらもう三連休に。時間経つの早すぎるよ! ……というわけで非常に今さら感がなくもないですが、プラネタリウムの話題をば。 ところで全然関係ないけど、PS2版「BALDR FORCE EXE」の新主題歌はKOTOKO信者にケンカを売っているんでしょうか? 「エ・グ・ゼ」はねーだろ、ゲームの雰囲気に合わないにもほどがある。 モモーイは「Face of Fact」を100回聞いてくれ。いやマジで。 それはさておき先週末、安城市文化センタープラネタリウムまで行ってきました。 劇場版「AIR」 その日、最後の上映である3時からの回を目指していったのですが、電車の中で寝過ごしてしまってプラネタリウムの中に入ったのはなんと上映開始3分前。 タクシーまで使ってどうにか間に合わせました(必死)。 いや〜、危なかった危なかった。 これで間に合わなかったら翌週にもう1回名古屋に来なきゃいけなくなるところでしたよ(マテ あながち冗談じゃなく自分ならやりかねないところが怖いわ。 場内はてっきり声オタの人ばかりかと思っていたのですが、何のことはない。 もう声オタの人は大体見終わってしまったのか、場内にいた10人ちょっとのお客さんのうちでそれっぽいオーラを発している人は私も含めて3人くらい。 他は親子連れや中年夫婦(文化センターに何か別の用で来たついで風)、若いカップルというようなお客さん達。 入場料50円のプラネタリウムでデートするカップルはどうかと思う。 しかも番組が番組だし。 清貧カップルなのかもしれませんけど、せっかくプラネタリウムなんてロマンティックな場所でデートするならせめて名古屋市科学館くらいのところで……(ブツブツ) あ、あとプラネタリウムでデートする場合は理系のパラメータが120超えてないと辛いから気をつけれ?(初代ときメモ豆知識より) で、40分ほどの上映をとりあえず見てきたわけですが。 まず感想としては大満足でした。 少なくともほっちゃん好きなら一度は足を運んでおいて損は無いでしょう。 交通費はさておいてわずか50円で40分間ほぼ彼女が喋りっぱなしのドラマCDが聞けるようなものなんで、安いと評して問題ないと思います。 上映中何度か意味もなくニヤけてしまうことがあったり(^^; 今回がパート3ということで、これまでの流れを知っていた方がより楽しめるのでしょうけど単体で聞いてもお話やキャラクター同士の掛け合いは割りと軽妙で面白かったです。 あと途中でクリス(CV:ほっちゃん)が「クリスの…ほ・し・う・ら・な・い」をちょっと色っぽく囁く場面があるのですが、ぶっちゃけそこで勃(クリスは12歳設定ですよMU-6さん)。 だってあれは絶対12歳じゃないって! ないって! ……まあ何はともあれ、どなたがシナリオを書いてるかは存じませんが星に何の興味もない人であってもある程度以上楽しめるのではないかと。 ところで、このプラネタリウム設備としてはチャチい方だと思います。 シリウスもベテルギウスも同じような光り方してたりしましたし(^^; ただ、その不利を上手いことコンテンツで覆い隠してるなという印象を受けました。 HW勝負でなくSW勝負、いい選択だと思います。 このプラネタリウムが本来的には平日に小学生などの学習用途として用いられるということをふまえて、声オタ的観点を抜きにして見ても番組のつくりは良いと感じました。 子供に親しみやすい星占いの話題から黄道の話などへ移行して、最後には歳差のような若干高度なところまでを押さえる。 子供が歳差の概念をどこまで理解できるかはわかりませんが、時間が経つにつれて夜空は変化するというその一点は十分理解できるでしょうし、その不思議さは空に興味を持つのに十分な動機付けになるのではないでしょうか。 少なくとも小学生や幼稚園の頃の自分でも今回の番組はきっと楽しく見れただろうなと思います。 とまあそんなわけで、この三連休で上映終わってしまうらしいので東海地方在住のほっちゃん好きの人はなんとか休みの間に見てきてください。 子供とダメな大人には大いにオススメできる内容ですので〜。 話は変わって。 先日、会社で中学高校のOB会があったので出席してきました。 MU-6が卒業した私立W中学・高校は中高一貫でダメ人間とDQNとオタを育てるという学校で、100年以上の永きにわたってアレな人を輩出してるだけあって社内にも結構な人数がいるということが判明したのです。 私自身、中高生の頃のエピソードを挙げれば枚挙に暇ないわけですが……朝学校に行って挨拶よりも先に昨日詩織とどこにデートに行ったか友達にノロケとかそんな話がゴロゴロ転がってくるわけで。 まあこれは誰でも通る道レベルだとは思いますが(通りません)、学校全体がこんなアホばっかりですからどうしようもないエピソードには事欠きません。 情操教育のために演劇鑑賞に行ったセゾン劇場で騒がしくして劇場出入り禁止になったり、情操教育のために演劇鑑賞に行った帝国劇場で殴り合いのケンカをやったヤツが現れて劇場出入り禁止になったり、情操教育のために演劇鑑賞に行った劇団四季「オペラ座の怪人」で幕間にうるさくしすぎて四季の舞台から出入り禁止になったり……って出禁ばっかりか!( ̄□ ̄;) 私のいた学年は当時、「ここ数年で1番どうしようもない」と言われた学年でして、何かイベントがあると必ず誰かが問題行動をするという学年だったのですが10年20年前のOBと話して確信しました。 あの学校のDNAはDQNにある、と(マテ だって出てくるエピソードが全部「学校抜け出して雀荘に入り浸ってた」だの「屋上から手作りロケットを打ち上げたら軌道計算ミスで近所の蕎麦屋の屋根をぶち抜いた」だの「中学時代のマイブームは鉄パイプとロケット花火を組み合わせて作ったバズーカ砲で校門前のバス停に並んだ人を狙撃すること」とかそんなのばっかり(´Д`; っていうか最後の1個とか“やんちゃ”の一言ではもはやフォローできない感じですよ? そんな話をいくつも聞いていて「なんだ、オレらの学年が普通でその前後数年がおかしかったんじゃないか」と大安心(マテ やっぱり学校にもDNAっていうのはあるし、それは本人が望む望まざるに関係なく受け継がれてしまうんだろうなぁとしみじみ痛感したのでした。 大学とかだとまた(ほとんど来ない人もいるから)染まる人染まらない人出るんでしょうけどね〜。 あまりにも共通項が多くて20年以上離れた大先輩とかもいたのに、結構ちゃんと盛り上がれたのは驚きでした。普段飲み会とかって嫌う方なんですけど、この集まりだったらまた参加したいかも。 OB会からの帰り道、いずれWebラジオかなんかで中高時代の話をしてみたい、閲覧者の皆さんの熱すぎるエピソードを募集したい……なんてことをふと思ったり。 絶対みんなその年頃にしかできないアレな行動とかとってると思うんですけど、実際どんなもんなんでしょ? と疑問を呈しつつ今日はこの辺で。アキバまで三連休を共に過ごすエロゲを引き取りに行ってきますですよ。 |
02/21 気がつけば時は流れ |
ちょっと本業とライターお手伝い補佐代理業の方でバタバタしておりまして更新遅れました。 まさか現在進行形でとあるゲームのファンブックの〆切超過してる状態でのうのうとサイトを更新できるほど鉄面皮でもないので……申し訳ないです。 どうにか「もうこれ以上は1日だって待てない」というレベルの〆切には間に合ったはずなんですけど、はたして大丈夫だったんだろうか? それはさておき更新をサボっている間に気がついてみると2/18でウチのサイトも4周年を迎えてました。わ、びっくり。 長いようで短いような……いや、やっぱり長いな。 そんな4年間だったように思います。 やっていることは初めの頃から大して進歩してない(むしろ退化してるかも)ですが、ダラダラとここまで来てしまいました。 こうして5年目を迎えるにあたって1度褌を締め直そうと思います。 まずは……すっかり形骸化しちゃってる「ゲーム感想文サイト」としての復活かな?(ぉ ゲームそのものは多少はプレイしていてメモもしっかりとっているのですが、いざレビューとなるとついつい書くのをサボってしまっている昨今。 でもやっぱりこのサイトの根元は「自分の感じた気持ちに共感して欲しい」「自分の勝手なコメントを誰かが信じて役立ててくれたら嬉しい」という想いに尽きると思うので、その辺を思い出しつつ頑張って書きたいと思います(^^; あ〜なんか青臭いこと書いてるな、自分。 あと何か新しいこともやりたいですね。 まあ上で書いたようなライターの仕事をやるというのも新しいことの一つではあるのですが、根本的には自分に向いていないかなと思うので、それ以外にも何か新しいことを。 ライターのお仕事は(まだ真似事レベルですが)色々知らない世界で勉強にはなるのですが、やっぱり書きたいように暴走できないことにフラストレーション溜まっちゃう自分には向いていないのかな〜と。 こう、なんつーか普通に書けばいいところをですね。 つい「ちょっと面白くしよう」とか自分色を入れようとしちゃうんですよね(^^; キャラクター紹介を「カーグラフィックTVの口調で古谷徹が読んだとしたら」という脳内設定で書いたりだとか(ぉぃ それに例えば仕事で持ち上げるようなこと書いて、プライベートで叩くようなことしたら凄く感じ悪いわけで……少なくともそれは自分の望むところではありません。 やっぱりいいと思った物は思いっきり褒めたいし、腹が立った物には思いっきり怒りをぶちまけたいのです(マテ じゃあライター以外に「新しいこと」で何をやるのか。 まだ全然見えてません。 漠然と同人ゲームでも作れれば……とは思うのですが、自分含めて最初から最後まで作れそうな人材が知人にいないのが難点です(爆) ま、5年目のこのサイトがどういう方向に進むのか、私自身皆目見当もつきませんが、何はともあれ今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m 以上、5年目を迎えるにあたってのご挨拶でしたっ! さて、ここからは普通の雑記。 去る三連休の中日、2/12に私ことMU-6はEFAさん・JOSHUAさんといういつもつるんでる友人2人と誘い合わせてお出かけに行ってきました。 東京ディズニーシーへ。 ディズニーといえば夢と魔法の国。 魔法使い候補生であるところのオレにとっては第二の故郷のようなものですが、あいにく開園以来1度も行ったことがなかったのであえてバレンタイン直前のこの時期にチャレンジしてみようということで男三人連れ立って出かけました。 9時開園のところを8時半に到着。 周りのカップルどもは「待った?」「ううん、わたしも今来たところだから」みたいなセリフを吐いてるんだろうなぁ。いいなぁ。オレなんて「恋愛CHU!」くらいでしかそんなセリフ言われたことないなぁと呪詛の念を募らせながら入場待ちゲートへ。 周りはさすがに家族連れとカップルがほとんど。 若干女性のみのグループがいて、ごく少数男性だけのグループがいるといったところ。 まあ予想通りなのでその辺は驚きません。 ――で、せっかく来たんだから遊び尽くそうということで夜8時過ぎまでかけてほとんど全てのアトラクションを網羅したのですが……しょっぱいですね、ここ(´Д`; どのアトラクションに乗っても全然アトラクションとして面白くない上に、既にディズニーの人気キャラはランドの方に取られちゃってるから作品世界とのコラボという意味でも今ひとつ弱い。 インディ・ジョーンズが混じってるあたり「鋼の錬金術師」を取り入れたUSJを笑えません。 あれってディズニー製作だったっけ? そのうちニコラス=ケイジのケツアゴが見られる日も来るんでしょうかね。 「夢と魔法の国」というのがここの有名なキャッチコピーですが、この程度の魔法に騙されるのなんて子供かいつだって夢見心地の恋人たちくらいじゃないでしょうか?(暴言) 何だかんだ言いつつ多少なりとも期待していた我々としてはかなりションボリな結果に終わりました(;´д⊂) 並ばずにすむファストパスは便利だったし、豪華なショーの類は楽しめたんですけどね〜。夜のライトアップ&花火は素直に圧倒されました。 あ、あと周りを完全に包囲されてどうにか脱出しようと必死なミニーの姿とかも楽しかったかな(もうお前はディズニーの敷居またぐな) ただ、そんなディズニーシーで一つステキな発見に出会えました。 園内には当然のようにお土産屋さんがたくさん設けられています。 その中の一軒でテディ・ベアが売られていました。足の肉球の部分がミッキーのシルエットになっている園内限定仕様で、"Hug me!"と書かれたハート型のクッションを抱えたかわいいテディです。 それを見た瞬間――誇張抜きにテディを見てから3秒とかかっていなかったと思います――オレの最強にダメまった脳に一つの鮮烈なイメージが浮かびました。 そのイメージというのは 全裸にニーソだけの美少女がテディ・ベアを抱いて胸といわゆるアソコを隠した状態でむしろそっちの方が興奮するなどとはつゆほども思わずにベッドの上にペタン座りをしていて本当はもう覚悟なんて決めたはずなのに恥ずかしくって彼の顔なんてまともに見れなくて真っ赤になった顔を横に背けたまんまなのに密かにテディが"Hug me!"のクッションで彼女の本音を代弁している―― (MU-6さんの脳内のグルーヴ感を表現するためにあえて句読点は入れておりません) そんなイベントCG。 昔はともかく最近はすっかり妄想力が低下してきた最中での、この萌え妄想。 テディを見てから妄想に至るまでの瞬発力といい、シチュエーションの萌えエロっぷりといい、全裸にニーソという病的具合といい、これがディズニーマジックか!?(違 あまりに一瞬で浮かんだものだから、自分は天才か脳の病気なんじゃないかと思いましたですよ。ええ、間違いなく後者だろうってわかってますけど!(´Д`; ぶっちゃけた話、ディズニーシーにいる間で1番盛り上がったのがこの妄想を同行メンツに話した時だったわけですがそれは一体どうなんだろうか。 とりあえずディズニーシーにいていいタイプの人間でないのは間違いないけど。 でも、この萌えエロシチュエーションだけは間違ってないと思う。 あ、脳裏に浮かんだイメージがCGなのは仕様です(マテ なんでか昔から妄想でポンと浮かぶシーンはイベント絵なんだよな(病気) ついでに書く機会を逸してたネタ放出ということでバレンタインデーのことも。 去年は土曜日だったけど今年は平日なんでこんなクソ虫でも会社で義理の1つや2つは貰えるかな? なんてことを思って14日は家を出たわけですよ。 で、会社に着いてみたら同期の男子(割とイケメン)の机にチョコが乗っているわけですよ。いかにも義理な小さいチョコでしたけど。 聞いてみたら、ウチのフロアにいる同期の女の子に貰ったんだそうで。 Σ( ̄□ ̄;まことかっ! 同期の彼が貰えたということは自分も貰えるのが道理。 社内のオバちゃんとかではなく、まだヤングな同期女子から貰えるとは! こないだたまたま研修で同じ班になって話をした時に、身体にぴったりフィットした黒いセーターが強調した胸が気になって気になって仕方なかった女子から!(キモ発言) ……と思っていたのは午前中のこと。 15時半を過ぎましたが、未だ自分の元にはチョコがやってきません。 外出でもしてるのかな〜と思って、ちょっと同期ちゃんの行き先掲示板を見てみたら 直 帰 の文字が燦然と輝いておりました。 漏れは今…………泣いていい…………(;´д⊂) リアル女なんて、リアル女なんて、う゛ああぁぁぁぁ!! オレは義理チョコを渡すのも嫌なほど嫌われますか? なまじっか一瞬期待してしまったせいでダメージ大。その日はうなだれながら帰宅しました。 で、家に帰ってメールをチェックしてみると母親からメールが。 どうやらバレンタインのグリーティングカードを送ってくれたみたいです。 我が家の母親はいい年してそういったものが大好きでクリスマスや誕生日などの際にはWeb上からグリーティングカードを送れるサービスなんかをよく使うんです。 「またいつものか……」と苦笑しつつメールに書かれていたURLをクリック。 読み込みを待つことしばし、母親が選んでくれたFlashが再生されます。 女の子が「あのセンパイ……これわたしの気持ちですっ!」とか言ってチョコを渡してくるFlashムービーでした_| ̄|○ しかもモテない野郎がそーゆーごっこ遊びをしてるというオチまで付いてました_| ̄|○ (;´д⊂) ママン……、あんた凄いの選びすぎだよ……。 こうしてネタにはなったけど色んな意味で思い出に残る2/14でした……。 ら、来年こそは来年こそは! それまでは"Hug me!"の妄想で乗り切るよ! |
02/27 四角い頭を丸くする |
このテニプリのスチール集はチョイスが神がかってると思う(挨拶) やってくれるぜProductionI.G.! どうもMU-6です。 最大級の見せ場である恐竜などツボをしっかり押さえたチョイスが心憎いばかりです。うわ、なんかまた見たくなってきた!(マテ いつまで上映が続くのかわかりませんけど、スチールを見て気になった人は今すぐ映画館にGOですよ〜。テレビアニメの方は近いうちに終わっちゃうらしいですけど、劇場版だけでもいいので2弾3弾と続けていって欲しいものですな。 今週末は山ほどゲームが出て迷った末に数本チョイスしたのですが、どれから終わらせるか悩んだ末にニンテンドーDSの『アナザーコード』からプレイすることにしました。 『マジカルウィッチアカデミー』をやろうかとも思ったんですが、Hシーン55個というキ○ガイじみた物量に目眩がして、何となくボリュームの少なそうなこちらへ。 一体何なんですか、この数は!? 『家庭教師のおねえさん』まで1日1シーン使うようにしろ、とかそういうことなんですか!?(違 いやでも実際1日1シーンでも2ヶ月近く続くって凄いな。 主人公のツカサくんはゲーム中で何回射精してるんだろうか……(ぉ ってすいません、話が逸れました。 まあとにかくそんなわけで『アナザーコード』をプレイすることにしたわけです。 DSのアドベンチャーという意味では既に『天堂独太』というあまり思い出したくないタイトルを経験済みの私ですが、そこは任天堂ブランドで出る作品のこと安心してできる出来でしょう。 というかそうじゃないと困ります。 なにしろ私、今回のゲームに合わせてDSをわざわざもう1台買っちゃったので。 いや〜、実はDSを購入後2週間しないうちに家のどこかで無くしまして、新作をやるためには本体ごと買わないといけない状態になってたんですよね、テヘリ(テヘリじゃない) 一応ありそうな場所は何回か探したんですが、捜索隊を派遣したら積んでるものが崩れて二次遭難するような有様だったので、大人しく2台目を購入することに。 これで初代が見つかれば1人ピクトチャットができるよ、やったネ!(;´д⊂) 理由はどうあれわざわざ本体まで新調したくらいですから、ある程度以上の期待をしつつゲーム本編に臨みました。 で、途中何度かDSごと売り払おうかと思いました(マテ だって、面白いけどすっげー難しいんですよう(;´д⊂) 1周目をクリアしたセーブデータを見るとプレイ時間は4時間半となっているんですが、実際ゲームをスリープさせて考えてる時間も入れたら1.5倍はかかっているんじゃないでしょうか? ゲームとしては、昔で言う『MYST』みたいなゲームで、屋敷の中にある様々なヒントから隠し扉を見つけたり仕掛けを解いたりして先に進んでいくというオーソドックスな昔なつかしのADV。 ですが、この謎解きのところが絶妙にヒラメキを求める作りになっていて、ほとんどの物は簡単に回答に辿りつくんですけど時々物凄く難しいのが混じっているのです。 その「難しい」謎解きの要因のほとんどはこのゲームがDSの特性を極めて上手く使っていることに由来しています。 謎自体はシンプルなものなのに、プレイヤーが今までのADVしかやったことがないために解法を思いつけないのです(^^; なんつーか各所で「DSは新しいおもちゃ」というのを任天堂は口にしているわけですが、その意味を初めて真に理解した気がします。 少なくともこれまでPCやコンシューマ機でやってきたADVと同じ発想をしているだけでは絶対に自力で全部の謎を解くのは無理でしょう(私は攻略サイトのお世話になりました) ……といっても具体例を挙げないとわかりにくいですかね。 じゃあかなり重度のネタバレになってしまうのですが、一例だけ。 ゲームの途中で鍵を隠してある場所が示された暗号と思しき物が書かれた写真立てを主人公のアシュレイは見つけます。 よくある折りたたみ式の写真立てで、左右に断片的な記号が書かれているのですが、それだけでは何を示しているのか皆目見当もつきません。 ひっくり返したりしても同じこと。 さあ、一体どうやれば答えが見つかるでしょうか? ――この場面、私は30分くらい悩んで結局ギブアップしました。 皆さんは想像がつきますか? ニンテンドーDSの作りをよく思い出して考えてみてください。 ……おわかりになりましたでしょうか? 正解は「ニンテンドーDSを畳むように折り曲げてみる」なんです。 写真立てを畳むようにDSを畳みつつ、下のタッチパネル面を眺めていると上の画面の映像がわずかに映りこむんですが、その映りこみを見ると鍵が隠されている場所がわかる……そういう仕掛け。 こんなの思いつかないってば(´Д`; これはあくまで一例ですが、他にも2画面であることを生かした謎解き・タッチペンを使ったミニゲーム・マイクで息を吹きかける(これは『きみしね』でもありましたけど)などなどDSの特徴をフルに生かした謎が満載。 DSが特殊なハードなだけに上記の例のように本気でドツボにハマって抜け出せなくなることもままあるのですが、その代わり解けた時の喜びやあるいは攻略法を見た後での「あ〜〜っ、このハードだとこういう方法もとれるのか!」という素直な驚きはひとしおでした。 詰まった時は本気でキレてましたけど、全部終わった今となっては久々に謎解きそのものが楽しかったなぁと思えるADVだったかと。 ただし謎解きそのものの面白さに比してシナリオの方はさほどでもなかったというのも本音。 時を隔てて島で起きた2つの事件、ディーとアシュレイという2人のキャラともに「失われた記憶」があるという共通項……そういったものをもっと深くリンクさせたミステリーチックなお話を想像していたのですが、割とその辺はあっさりしてました。 リンクしている部分は部分であるんだけど、どちらかというとアシュレイとディーという同年代の2人の間に生まれるちょっとした友情みたいな物の方が主軸に置かれているというか。 つまらなくはないけどグイグイ引きこまれるタイプでもない、といったところ。 読後感は良かったですけどね〜。 この辺りはテキストADVじゃないからある程度仕方ないのかもですが……。 とまあ気になるところもありつつも、結論としては「買い」なゲームでした。 そんなに大作ではないですし、ADV好きの人は手を出してみてください。 これ見てるとDSってまだまだ色々楽しいことができそうな気がします。 そんな期待を持たせてくれたという意味でも好印象です。 ただ、ここまで色んな要素をうまいことADVの中で使われてしまうと、なかなか後続は辛いかもしれません(^^; その辺、『逆転裁判』とかに期待したいものです。 思ったよりも長い感想になってしまったので今日のところはこの辺で。 次は……できるだけ1週間空けずに更新したいと思ってます(ぉ 次回は『ニイハオ!』か久々に東鳩のことになるんじゃないかと。ではでは。 |