Diary 2006/08 |
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08/02 間違いなく酷い物と酷い物と言われるものと |
どうもこんばんは。 先日「普通この時期だとコミケの宣伝があるものですが、MU-6さんはまだ宣伝しないんですか?」という鋭いご指摘をいただいたMU-6です。 まだできてないから宣伝もできないというだけです(マテ ここで「宣伝みたいな商業主義的なことはしたくない!」と啖呵を切れればかっこいいんですけどねえ。残念ながら現実は非情で、自分にはそれほどの執筆速度も計画性も備わっていなかったようです(´Д`; まだ最終的にどれくらいのボリュームになるかも未定という状態なので本当に何も宣伝できなかったりします。 本当にダメすぎだな、自分。 とりあえず現状で言えるのは本のタイトルは『こんにゃくのごった煮』、表紙はラルフ兄さんに SSが2本になるか1本になってしまうかも最後は時間との勝負になりそうですし……、少しでもマシな本にしたいという想いはあるので頑張って2本入れようとは思ってますが、本当にダメな大人で申し訳ない。 とはいえ、ペラペラかもしれませんが何かしらは用意しますので時間に余裕がある方はどうぞお立ち寄りください。 値段も同様に未定ですが多分100円になると思います。コピー誌なんでそれくらいが妥当かなと。 次に更新するときはちゃんと宣伝できるとイイナ! そんな最中ですが、葉っぱ信者としての勤めで『フルアニ』買って参りました! 麻雀の役は七対子しか知りませんけどね!(ぉぃ それでもスティックポスターと特典テレカのちゃん様イラストのために迷わず買うのが俺のジャスティス! ……買っただけですませておけばまだしも、同人誌の執筆やら何やら色々あるこの状況でコンプリートまでしてしまいました。あ〜、えっと、ほらよくあるよね? 試験前の勉強しなきゃいけない時期に限って急に部屋が散らかってるのが気になって掃除しちゃうみたいな現象って。あれですよ、あれ。 というわけで今日は『フルアニ』の感想でも。 どうやらこのゲーム、世間的にはお世辞にも好評とは言えないようです。 好評/不評の度合いを完全に主観で語るとすると『誰彼』が出たときと同じような比率じゃないでしょうか。 曰く「コンピュータが弱すぎる」「ゲームとして短すぎる」というのがその原因の様子。 始めたときは「ふ〜ん、そうなんだ。でも俺にはわかんないしな〜」と完全に他人事で始めたのですが、開始してすぐにその評価の少なくとも片方は間違っていなかったことがわかりました。 公式サイトで見られる人が登場人物のほぼ全てって何ですか、それ。 厳密には隠しボスが1人いるんですが、それを入れても対局相手は全部で8人。 ちなみにそのうち2名はクリア後に特定条件を満たした場合のみ、おまけのフリー対局モードで対戦できる相手なので、本筋のストーリーモードで対戦できるのは隠しキャラ入れてもたった6人です。 私は麻雀ゲームってその昔、『スーチーパイ2』を友達から借りてプレイしたことがあるくらいなんで相場がイマイチわからないのですが、これはちょっと少ないような気がします。まだ歯ごたえがあるのであれば、また違う楽しみ方もあるのかもしれませんが(その場合、自分みたいなプレイヤーはストレス溜まるだけですが)後述するようにそっち方面もあんまり期待できませんので……(´Д`; また麻雀ゲームという時点で、そういった方面に期待しているプレイヤーはいないと思いますが、ストーリーとしてはほぼ皆無に近いです。 ゲームの世界に入り込んでしまった主人公が行く先々で色んな女の子に会って、麻雀勝負を挑まれて勝つとHとゆー、それの繰り返しです。いやまあ、脱衣麻雀に妙なストーリー性持たされてもそれはそれで違和感があるだけだとは思うんですけどね。 そう理解する一方で、5GBを超える容量はどこに使われてるんだろとも思ったり。 しょせん640×480のムービーファイルだしなあ。 そしてマニュアルなどで麻雀のことを少しは勉強してみると、もう一方の評価も間違ってないことがわかりました。 1回もあがれなかったのにテンパイの連続だけで1戦目で勝利を収められた時点で気づけよっつー話もあるのですが、まあそれはそれとして、確かにこのゲーム、いい表現をすると初心者仕様、悪い言い方をするとバカCPUでしてある程度追い詰めない限り敵がなかなかあがってくれません。 1万点を切るくらいまで相手の点数を削ったり、最初に配られた牌をインチキアイテム使って交換したりするとアルゴリズムが変わるのか急に凄い役であがりはじめますが……(^^; 個人的にはインチキアイテムさえ使えば、マニュアルを眺めないと七対子・平和・国士無双くらいしか知らない(役の強弱に差がありすぎ)人間でもクリアできるのはこの緩いアルゴリズムのおかげでもあるので、一概に否定も出来ませんが、これ麻雀をリアルに打てる人だったらあっという間にクリアできちゃう気がします。 なにしろ私ですら5時間でコンプリートできたくらいですから。 え? 具体例を示してくれないとどれくらい弱いかわかんない? うーーん、困りましたね。じゃあ、この例えでご理解ください。 九連宝燈9面待ちの状況で隠しボスが九萬を捨てるくらい緩い(実話) (「面」の数がおかしいとのご指摘をいただいたので修正しました) 負けた場合にしか見られないムービーを回収しようと便利なメモリエディタを使って、隠しボスの手牌を九連宝燈9面待ちに変えてみるということをやったのですが、この状況で九萬を捨てたときには心底震えました。 マニュアル見ながら手探りで打っている自分でもこんなミスしないよ! 調べてみると牌の構成もちょっと間違ってる(赤牌が多いとかなんとか)みたいなんで、CPUのルーチンに限らずゆるゆるみたいです(´Д`; あうう、期せずして文句ばかりになってしまった……。 反省の意味も含めて少しばかりフォローすると肝心要のアニメシーンの出来は悪くないです。 少なくとも、自分が過去数本見たことがある市販のエロOVAと比較する限りでは、むしろいい部類に入るかと。 動きも絵のかわいさも頑張ってると思いますですよ。 「発売前にさんざん“みつみ美里の絵がそのまま動く”というのを謳っていた割に似てないよね」という点については苦笑するほか無いですけど、そんなのはこれに限った話でもないしなぁ。 放送中の『つよきす』『セロの使い魔』しかり、次クールからの『はぴねす!』しかり。 まあ、そうは言っても特典の設定資料集に掲載されたみつみ絵を見ていると、「大人しくこれをイベントCGにしようよ」と愚痴りたくもなりますが。 って、ああっ! 最後はせめて誉めようとしたのにっ! 結局のところ。 発売前から「実験作」と言っていて、事実内容は実験作そのものだったのに、価格だけはフルプライスだったのがネックなんだよなぁ…。 個人的にはボヤきつつもそれなりに楽しめたし、少しは麻雀のルールも覚えたので買ったこと自体は後悔していませんが、それでも「だがフルプライス=高いというのは早計ではないか。112ページもの設定資料集がついていることを考慮に入れれば2000円程度は割り引いて考えるべきであろう。だとすれば定価6800円。ファンディスクと変わらないではないか(某新聞的表現)」と割り切るのは無理です。 一流の信者への道のりはまだまだ長いですね(なりたいかどうかはさておいて)。 あと、この前、夏の超大作『日本沈没』を見てきました。 感想としては↓こんな感じ。 ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ (.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! |i i| }! }} //| |l、{ j} /,,ィ//| 『日本沈没を見に行ったと i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 思ったらいつのまにかエヴァを見ていた』 |リ u' } ,ノ _,!V,ハ | /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが /' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった… ,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉 |/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった… // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ アルマゲドンだとかディープ・インパクトだとか / // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ } _/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ… いや〜、『デビルマン』以来となる久々のぐんにょり感でした(´Д`; 元々つまらないものを予想していて、かつそれを期待して行ったにもかかわらず、あまりのつまらなさに終わった後で反省会を開いてしまったくらいダメな映画でございましたよ。 1年あるいは2年の時を経れば、このつまらなさもいい思い出になるんだと思いますが、少なくともしばらくは「単なるクソ映画」としか思えなさそうです。 まあ、なんつーかね、ツッコミを入れればキリがないですよ。 災害地で必死に救助してるはずなのにキューティクルが輝いている柴咲コウは凄いなぁ とか 109がビルごと飲まれるような大津波が渋谷に来るって、どこのディープ・インパクトだよ! とか科学考証にあたって東大地震研の協力まで得ているのに、VFXスタッフも頑張っているのに画面の中の映像がどこか嘘っぽくて薄っぺらいので言いたいことはいくらでもあります。 『ローレライ』もどうかと思ったけど、あれよりもっと酷い気がするですよ。 でも、そんなことよりも驚いたのはタイトルにもなっている日本沈没という巨大な危機にどうやって主人公が立ち向かうかという部分です。 メインキャラの一人である博士が考えた手法は海底掘削船でプレートに穴を開け、そこに爆弾を仕掛けて沈みゆくプレートと日本列島を切り離すことで沈没を食い止めるというものでした。 火山弾が熊本城をぶち抜くシーンを見て「アルマゲドンじゃないんだから……」と苦笑をしていた、映画を見る前の俺に言ってやりたいです。 火山弾の映像だけじゃなくて事態の解決法もアルマゲドンの丸パクリですよ、と。 とはいえ、オリジナルな部分ももちろんあります。 『アルマゲドン』では隕石を爆破するために核爆弾を使いますが、非核三原則を貫く日本にはそんなものあるはずもありません。しかし、核爆弾のような強力な爆弾でもなければ数を仕掛けたところでプレートを破壊できないのもまた事実。 万策尽きたか? いえいえ、日本の救世主は思わぬところに存在しました。 核を使用せず、それでありながら核爆弾に匹敵する破壊力を秘めた超兵器。 そう、N2爆弾です(えー ……冗談でも何でもなく「試作段階のN2爆弾」がこの作戦に投入されるんですよ。 そんな展開、予想もしてなかったので本気で劇場で吹き出しそうになりました。 まあ日本は紆余曲折の末、N2爆弾によって救われるんですが……使徒は倒せないけどプレートくらいだったらどうにかなるんですね。すげーや、N2爆弾! ちなみに海に沈んだ大都市の映像がいつ第三使徒サキエルが襲来してもおかしくないくらいセカンドインパクト後っぽいなど、樋口監督は自身もスタッフとして関わったエヴァンゲリオンに大いにインスパイアされているんだなぁと苦笑してしまったり。 そのうちBGMも鷺巣詩郎になるんじゃないかと思ったのは自分だけでしょうか?(ぉぃ なんつーか「子供の頃見て大いに影響を受けた作品を、後に映画監督になってリメイク」という点では『キングコング』のピーター・ジャクソン監督とまったく同じなのに、できあがったものにはどうしてこうも差が出るのだろうと考え込まずにはいられない作品でした。 やっぱり才能の差っていうのは残酷なんだなぁと言ったらひどすぎますかね? |
08/07 一応宣伝してみたり |
さて、コミケまであと1週間、みなさん準備はできましたか? 特に地方の方、上京のためのチケット含めて手配は万全ですか? 私はまだ準備ができていません!(えー ……コミケまであと1週間切ってますよ?>MU-6さん いや、色々あるんですよ。日曜に急用ができてしまったりだとか。 まあ、そんなへっぽこ野郎の泣き言は置いておいて、なにぶんこの季節ですのでお互い体調管理には気をつけて悔いのないコミケにしたいものですね。 さて、まだ原稿ができていない――というか急遽お願いしたゲストさんの原稿があがってくるのは多分金曜日……(´Д`;――状態ではあるのですが、このタイミングを逃すと宣伝するタイミングがなくなってしまうので不肖わたくしめの本の宣伝をさせてください。 以前にも一部の情報は書きましたが、改めて今回の参加情報を告知させていただきます。 場所:三日目 東2ホール S-05a えっじわ〜す☆ぼっくす 販売物:『この青空に約束を―』SS&戯れ言本 「こんにゃくのごった煮」 100円 サイズ、ページ数など:A5サイズコピー誌、20ページくらい(詳細未定) え〜っと、サークルカットだと『パルフェ』のSSも入れるようなことを書いていたんですが、ちょっと時間とアイデアの両面がネックになって今回は『こんにゃく』だけになってしまうと思います。もし楽しみにしてくださっている方がいたら申し訳ないですm(_ _)m 内容としては「一度きりかもしれないコミケだからやりたいようにやろう」ということで、『こんにゃく』のSSともう一つコラムとも呼べないような自分語りだったり、毒に満ちた小ネタなんかを書きましたっつーか一部は今も書いてます(凄い進行管理能力の低さですね)。 それぞれ内容の毛色も、縦書き・横書きという体裁もページの送りも全然違う(イメージとしてはそれこそ『ショコラ&パルフェ』や『こんにゃく』のビジュアルファンブックをイメージしていただければいいかと)ので、それを1冊にしてしまうのはどうかとも思ったんですが、どちらも自分が書いてみたいことではあったのとボリューム的にそんなに大きくなかったので1冊にしちゃいました(^^; まあ、そんな文字通り「ごった煮」という内容でございます。 当日はラルフさんに無理言って描いてもらった表紙を探してもらえれば幸いです。 ちなみに表紙はこんな感じ↓ ![]() MU-6の原稿が遅いせいで挿絵などのイラストはお願いできませんでした……orz そんなわけで文字ばっかりの死ぬほど地味な本です。急遽イラストをお願いしたゲストさんの原稿が無事間に合えば、華やぐはずなんですが果たしてどうなることやら。 まあ、それは置いといて。 原則として私と妹の両方、最悪でもどちらかはいるはずです。もしMU-6がいなかったら「いもむやかカッタにでも行ったんだな」と思っておいてください(ぉぃ 基本的にまず間違いなく売り切れることはないと思いますので、のんびり来ていただければ。 引き続きコミケにちょっと関連するんですが、前々から「やってみたい」と言っていたPodCasting用の音声がついにできあがりましたー! というかもっと凄いものかと思っていたら、あれって結局のところ普通に音声を録音してサーバにアップするだけなんですね。なんかちとがっかりです。 それじゃあつまらないのでちゃんとRSSファイルとか用意したいな〜と思っていたら妙に時間がかかってしまいましたが、おかげさまでなんとかRSSファイルも作成できましたですよ。 普段から「居酒屋で喋っているのと何も変わらない」と言われるウチのラジオですが、今回は本当に居酒屋にレコーダ持ち込んで収録してしまいました。相変わらずのグダグダ感を楽しんで……もらえる人がいるかわかりませんが、楽しんでもらえると嬉しいです。 隣のお客さんの声がかなりうるさくて聞きづらいかもですが(´Д`; ちなみにテーマは「今あえてセンチ3を考えてみる」となっております(どんなテーマだ)。 ![]() リンク先のファイルをiTunesなどRSSフィーダに対応したソフトで読み込んでいただければ、あとは勝手にダウンロードできます。 容量は大体40MB弱といったところ。 ちなみにiTunesでしたら↑の画像をクリック&ドラッグするだけで勝手にダウンロードされるので、それがオススメ。 今のところ予定はありませんがRSSファイルを登録したままにしておくと、忘れた頃に更新されるかもしれません(笑)。 ちなみに今回の配信分は実際に居酒屋で収録した音声の半分ほどでして、完全版は夏コミ合わせで作成するCD-Rに収録する予定です。こちらは今まで何回か放送したWebラジオの音声ファイルと、今回の新録音声、あとちょっとしたオマケを入れた超好事家向けのシロモノ。 本をお買い上げの際に「CDくれ」と言っていただければ無料で差し上げますので、珍奇な趣味の方はお申し出ください。 以上、コミケ直前の宣伝でした〜。 |
08/12 ようやく完成しました |
ものすっごくギリギリになってしまいましたが原稿は完成しました。 まあ、まだコピーと製本が残ってるんだけどな!(´Д`; そんなわけでもしかすると当日まだブースの中で一生懸命製本してるかもしれませんが、その際はご容赦ください。 前回も書いたようにのんびりと構えて来ていただければ。 午前中とかもしかすると本当に製本してたり、自分も買い物行ってたりするかもしれないんで(ぉ とまあ、ようやく品物の詳細が確定したので改めて最後にもう1回だけ宣伝させてください。 ええ、ええ、在庫の山を抱えるのは嫌なので必死ですよ? 場所:三日目 東2ホール S-05a えっじわ〜す☆ぼっくす 販売物:『この青空に約束を―』SS&戯れ言本 「こんにゃくのごった煮」 100円 サイズ、ページ数など:A5サイズコピー誌、26ページ 前回の更新では「20ページくらい」と書いていたのに、気がついたらSSが思ったよりも長くなって26ページになってしまいました(^^; 無駄に長くなった感はなくもないのですが、まあその分お買い得になったということにしておいてください。 内容的にはこんな感じ。 *ラルフさん書き下ろしの表紙 *この青空に約束を―SS『この雨空に約束を―』(茜SS) *戯れ言 *ゲストさんの原稿 ゲストさんについてはシャイな方で、とりあえず当日終わるまでは言わないということになってるんで今は伏せておきます。 まあ気になる方はぜひ足を運んでくださいということで。うわ、こう書くと商売っ気たっぷりだ(´Д`; 予定通り金曜日にいただいたのですが、ジョリーグッド。 個人的には表紙とゲストさんの原稿だけで100円ならお買い得かなとかなんとか。 こういう書き方するといかにも手前味噌で嫌なんですけどね(苦笑) でも、これについては自分の文章が価値を下げて100円かなってマジで思います。 まあ、何にせよ一生懸命作りました。もしよろしければいらっしゃってください。 「わたしたちは、あなたを、大歓迎、します…っ」の心境でお出迎えしますので〜。 |
08/14 或る参加者の告白 |
どうもこんにちはこんばんは、ほとんど寝ていなかった状態からようやく解放されて1日、多少疲れも癒えてきたMU-6です。 今日からしばらくは夏休みなので思う存分羽を伸ばしますよ〜。 まあ週の後半からは大阪→名古屋→東京と3連続でKOTOKOライブに参加するという死の行軍(デスマーチ)が待っているので、夏休み後は夏休み前より身体がボロボロになっていそうですけど(´Д`; 社会人としての自覚が足りないのではないでしょうか、この人は(完全に他人事のように)。 コミケに参加された皆様、お疲れ様でした。お目当ての本は買えましたか? 私の方はお友達が協力してくれたおかげもあって、買いたかった物のほとんどは回収に成功しました。 最終的に買えなかったのは『なのは』のボーカルアルバムくらいだったかな? あれについてはオレの中で「なのはプロジェクトなどというブースは最初から存在しなかった」ということになっているので特に後悔はありません。 抱き枕カバーはともかくCDも再販しないのかな〜。 あのメンツの歌ならアニメに関係なく聞いてみたいのだけれど。 ……と自分のお買い物はさておき、今回MU-6は初めて「作る側」に立ったわけで、今回はその辺のお話をば。 題して「間違いだらけのサークル参加」 本当に最終的に間に合ったのが不思議なくらい無計画な同人誌作りだったので、自戒と「みんなはこういう大人になっちゃダメだよ」というメッセージを込めて時系列で今回のコミケ参加を振り返っていきたいと思います。 まだコミケ終了の余韻が残ってるハイテンション状態なので見苦しい箇所あろうかと思いますが、そこはご容赦を。 *05年冬コミ 直前に購入したPSP版『こみっくパ〜ティ〜』の影響で何を血迷ったか申込書を買ってしまう。 帰り道、周囲の人間から「そんなの買ってもどうせ申し込まないんでしょ?」と言われたのに対して思わず「申し込むよ!」と即答してしまったことから引っ込みがつかないことに。 ちなみにこの時点で特に何を作ろうというのは考えてなかった。 *06年新年 今、仮に作るとしたらやっぱり『パルフェ』本かな〜ということを漠然と考え始める。 具体的なお話は何も考えていなくて、「仁と里伽子がファミーユの経営を立て直すためのリサーチ中に秋葉原のメイド喫茶に行く話」というネタだけがノートを見ると書いてあったりします。結局その話は広がらなくてボツになってしまいましたが。 ちなみにこのノートを見ると同じページに 玲愛=ドクロちゃん→釘バット なぐる という謎のメモがあるのですが、この頃の自分は何を考えていたのかよくわかりません。 どんなアイデアがあったんだ、オレ……(´Д`; 妹に「コスプレしろって言ったらやってくれる?」と聞いてOKをもらったのはこの頃。 *06年2月くらい 申込書を書くのをすっかり忘れていたのであわてて応募してみた。 サークルカットに何を書くか締め切り20分前まで悩んだ末に「こんにゃく&パルフェ」の同人誌、ということを書いて提出。 このときの目論見として「多分、プレイしたらこんにゃくでも何か書きたくなると思うんだよ」とか「きっとPS2版パルフェでアルケミストにキレるから、それを補完すれば何か書けるだろ」という超楽観的な読みがあったことを、ここに告白いたします。 ぶっちゃけ1月頃に少し考えていたことから何も進捗はない状態。 *06年4月くらい 『この青空に約束を―』をプレイ完了。すげー楽しむ。 *06年5月くらい コミケから当選通知が到着。自分のくじ運の悪さが発揮されなかったことにヘコむ。 過去何回も連続で当選していた知人は落ちたのに……。 この時点ではまだ原稿をきっちりオフセット印刷でお願いするつもりで考えていたので、受かっちゃったしお話を考えなきゃいけないよな〜ということで2月以降考えないようにしていたコミケのことをようやく考え始める。 と同時にこれだけ完成度の高い物のどこに自分が何かを差し挟む余地があるのかと、生意気にも思い悩む。 いや〜、たとえば『こんにゃく』なんかは、いろいろ描かれてない部分はあるんで後日談にせよ前日談にせよ描く余地はあるんですが、なまじっか完成度が高いうえにこちらも丸戸ファンなんで、無駄にいろいろ考えちゃうんですよね。 少なくとも自分にとって「読みたい話」と「書ける話」は必ずしもイコールでない。 この際、「書ける話」とやらを書くだけの実力が自分にあるかどうかは脇に置いておくとして、読みたい話と書ける話のギャップなんてものがあるってことをこの頃意識した気がします。 わかりにくいので具体例を挙げると、この頃のMU-6が1番読みたかった話というのは「静がつぐみ寮に引き取られる前のお話」だったんですけど、それはどれだけ考えても自分の実力的にも心情的にも書ける話ではなかった……と書けば少しは言わんとするところが伝わるでしょうか? 「これを書いていいとしたら丸戸さん本人だけだろ」 そんなことを思ったものです(SS書きには向かない思考パターンですな)。 まあ結局その話はファンブックに収録されたんで書かなくて正解だったわけですが(^^; *06年6月くらい 突如天啓を受けて(誇張表現)、SS1本分のプロットを作成。 メモ書きに近いレベルながらすぐにできたので安心して作業をサボる(マテ 同人誌くらいすぐに作れる、そう思ってた時期がオレにもありました いや、ネタとかじゃなく本当にこの時期はそう思ってました。 *06年7月前半 色々バタバタしている間に気がついたらこの時期に。 オフセットは諦めてコピー誌にすることだけは決めましたが内容はほとんど何も決まらず。 企画というにも不適当なほど曖昧なレベルのSSネタを何本か考えていたのと、プロットが1本完成しただけ。 とりあえず何本書くにせよ『パルフェ』のSSは切って、『こんにゃく』SSオンリーにすることは決めたのでラルフさんに「こんにゃくネタで表紙イラストを描いてください」とお願いしたのが確かこの頃。 冷静に考えるとひどい話です。ごめんよ、ラルフ兄さん。 *06年7月後半 SSみたいな真面目な文章だと全然書けなくなる自分に気づき愕然とする(´Д`; 会社から帰ったあとに3日かけて1KBとかおかしいから絶対。 プロットまでできている話でこれか……と思う反面、「一度波に乗ればすぐだよ。もしかしたら2本くらい書けちゃうかもしれないよ。どっちも短い話だし、うん。ほら、オレってやればできる子だから」とできない子特有の逃げ口上を呟きながら日々を過ごす。 気がついたら『Schoolぷろじぇくと☆』と『フルアニ』をコンプリートしていてビックリ。 そして自己嫌悪。 ちなみにこの時点でのSS執筆状況と最終形の予想総量は以下の通り。 3KB/6〜7KB 見る人が見ればわかるでしょうが、アホかという量です。 3000字でお話が書くのは逆にかなり才能が必要だというのに。 少なくとも1KB書くのに3日かかる人には無理な話です。 ちなみに そういうネタは一瞬で書けるので、どうせならやりたいことを時間内にできるだけ詰め込もうと思いまして。 いや、この流れで書くといかにも嘘っぽいですけど本当に本当ですよ? ……今、自分で書きながら振り返ってあまりの計画性のなさにめまいはしますが。 *06年8月5日(本番1週間前) 本当に1日で書き上げた黒いネタとなかなか進まないSSを見て鬱になる。 ちなみに進捗としては 黒いネタ:約15KB SS:4〜5KB/8〜10KB というような感じでした。うわ、前回から全然進んでねえ! さすがにこの頃になると「この世に奇跡があるとしても自分が書くSSにはそれは起きない」「よしんば起きたとしても2本書くのは絶対に無理」という当たり前の現実に目を向けるようになりました。 人間って夢を見る余裕もなくなると初めて現実逃避しなくなるんだね!(笑) って全然笑えないですね、すいません……。 しかも、この状態でゲスト様に「あの〜、『この青空に約束を―』のイラストを何か描いて欲しいんですけど、無理ですよね?」と聞いてみたところ、「ギリギリまで待ってもらえるならいいよ」と快諾いただいたので、もはや逃げることもできない状態に。 結果論からいえばこの瞬間、覚悟が決まりました。 絶対に、何があろうと、最初に書こうと思ったプロットどおりのものは書いてやろうと。 (それの品質が高いかどうかはアレですが) …………その覚悟をせめてあと2週間早く決めてくれればねえ。 *06年8月9日(本番3日前) ちょっと自分で自分の目を疑ってしまったので書きますが、この日の朝、会社のメールアドレス宛に「何か思いついたらメモでもいいので書いておくこと」というメモ書きと共に送られた書きかけのSSが凄いことになってます。 進捗状況:6KB/10KB 覚悟決めたはずなのに4日で1KBしか進んでNEEEEEEEEEっ!! この週は仕事がかなり忙しかったので平日に作業が全然できなかったとはいえ、これは酷すぎるだろ。 もうちょっと進捗は良かったように思っていたのですが、意外ですね(他人事のように)。 *06年8月11日朝(本番2日前) コミケ初日、ビッグサイトに向かって出発する直前、SSようやく完成。 最終的に14〜15KBくらいの短編SSになったんですが、後半の7KBはほとんど全部11日1時〜5時半までの間に書き上げました(えー (初日から戻った後や2日目に多少手を入れて追記・修正はしていますが) 今までの牛歩はなんだったの? ねえ、なんだったの? ……すみません、買った人がこれ読んだら「てめえ、なめてんのか」と言われてしまいそうですが、実際そうだったのでそうとしか書きようがないです(^^; なんか100円でもぼったくりだったんじゃないかって気がしてきました。 すみませんすみません、文章の方で本の価値を下げてるってことで100円で勘弁してやってください。 一応自己フォローだけしておくと、テキスト化したのが遅かっただけで、この時期、さすがに頭の中である程度話の細部が固まったので、それを実際のテキストに転記していくだけだったから急に速度が上がっただけなんですが……。 それにしてももう少しやりようがなかったのか>自分 *06年8月11日夜(本番2日前) 初日の企業ブースの買い物から帰ってくるとゲスト様から原稿が。 すばらしいイラストに、「これなら買った人にリアルで殴られることはないかも」と嫌な安心の仕方をする(マテ 生来の後ろ向きパワーをいかんなく発揮しつつ悪あがきでSSをチェック。直せるところは直す。 *06年8月12日(本番前日) 今回の本は目標販売部数を30部と設定していました。 これは大昔に1回だけ合同誌で参加した『はじめてのおるすばん』本がそれくらいしか売れなかったからで、今回は個人誌だしそれくらいが妥当だろうと判断したためです。 対して発行部数は当初80部を予定していました。 これまた『はじるす』本は80部発行したからなんですが……、本番の1週間ほど前に友人の思いつきで「どうせ余らせるならキリがいい数字にしよう」と100部作成することに決めました。 これが後に地獄を招くとも知らずに。 おまけ用のCD-Rは合間合間に焼いていたので苦労はなかったのですが、この日の夜キンコーズでコピーした原稿をひたすら折る作業はマジで苦痛でした(´Д`; 見本誌やお隣のサークルさんにお渡しする分も含めて105部作ったのですが、1500枚近くの紙を友人と妹と自分の3人で延々と折る作業……、収容所の労働ってこういうのなんだろうなとか思いました。 あと「どうせ30部も売れないのに、なんで100も作ってるんだろ」とか思ったりも。 数が多かったので全て製本が完了したときの達成感は気持ちよかったですけどね(笑)。 全然関係ないけどキンコーズでコピーしてる時に、自分のすぐ横でGUNPさんが当日無料配布本をコピーしてて(たまたま奥付が目に入ったのです)、そのとんでもない紙の量にビックリしたりもしましたっけ。「壁サークルってすげーんだなー」と改めて思いました。 まあ、こんな感じで当日を迎えたわけです。 こうやって時系列で振り返ると自分のどうしようもなさに改めて唖然とします。 よく最後完成したなぁ……。 さすがに当日はさしたる問題もなく、設営→販売とこなせました。 幸いなことに、このサイトを見て買いに来てくださった方も結構いらっしゃって非常に嬉しかったです。 差し入れいただいた方、本当にどうもありがとうございました。 「最近更新回数が減って寂しい」と言ってくださった方、どこまで対処できるかはわかりませんが、いただいたご意見につきましては担当部門にて十分な検討の上、今後のサイト運営の参考にさせていただく所存です(企業お客様対応マニュアル風に)。 …いや、照れくさいので思わず冗談を書いてしまいましたが、まだウチの更新を楽しみにしてくれる方がいるんだというのがわかって、ものすごく励みになりました。なにぶんいい加減な人間なのでお約束はできない――きっと破っちゃうので――ですけど、久々に頑張ろうと思えましたですよ。 んで、ラルフさんの表紙でとりあえずお客さんの手にとってもらえるところまで持ち込んで、ゲストのイラストで一気に土俵の外にまで押し出すという流れで一見さんにも結構買っていただけたようです。 いわば「オレ流のサプライズ」であるところのスペシャルゲスト、イベントは終わりましたし、再販の予定も委託の予定もありませんので、そろそろ種明かししてしまいますが、今回実はねこにゃんさんにゲストをお願いしてました。 正真正銘、ご本人に描いていただいた海己と茜のイラストが1ページ掲載されていたのです。 ぶっちゃけ売れた数の過半数はこのパターンで買ってもらったんじゃないかって気がします(^^; ウチのサイトを見て買いに来てくださった方や、こんにゃく好きの人がビックリして喜んでくれれば、こちらの狙い通りなんで構わないんですけど、正直ちょろっと複雑な気もしますね〜。 と、そんな感じで想像をはるかに超えるペースで売れまして、目標の30部どころか最終的にはほぼ完売でした。 本当に、本当に、どうもありがとうございました。 多数を売り上げるのが目的でなかったとはいえ売れてくれたのは素直に嬉しかったです。 ちなみに肝心の内容について、読み手としての自分は決して満足していないのですが、一方で作り手としての自分は結構満足していたり、読み手の自分も「まあMU-6ならこんな程度がいいとこだろ」と冷たく評価していたりもします(結局どっちやねん^^;)。 とりあえず色んな意味でやりたいようにやりたいことをできたという意味では間違いなく満足。 間違いだらけのサークル参加だったかもしれないけど、そこだけは失敗も間違いもしなかったと自信を持ってます。 これで読んだ方も満足していただければ、最高なんですが……そればっかりは感想を期待と不安に胸膨らませながら待つことにします。買った方はぜひ感想お聞かせください。 まあ、何はともあれ本当に面白かったですよ。 もしかしたら今まで何回か参加したコミケの中でもトップクラスに。 だって思わず冬コミの申込書も買ってしまいましたもん(笑)。 今回書けたらいいなと思って結局書けなかったブツの内容をつめて書く、か? 悩む時間もほとんどないわけですが、どうするか考えてみます。 もし次申し込むとしたら、最大の目標はどんなに薄くてもいいからオフセット本発行ということで。 |
08/24 なつやすみのとも |
ども、気がついたらマッハで夏休みは過ぎ去り、再び会社に飼われる日々に戻ったMU-6です。 まだ頭の中身が全然勤労モードに戻ってなくて(普段からそうだという説は却下)、日々だるいです…(´Д`; まあそれはさておき今日はタイトルのとおり、夏休みを駆け足で振り返りたいと思います。 一緒に遊んでくれる人がいなかったんで、振り返るほどイベントなかったけどな!(爆) みんなこれを読んで「わ、MU-6ちんと遊んでおけばよかった〜」と後悔すればいいのです。 8/14(月) 夏休み初日。前日のコミケの疲れを引きずりつつ実家へ向かう。 物凄い勢いで寝たり、会社から持ち帰った仕事を処理したりする。 夏休み前から少しだけ触り始めていた『ななついろ★ドロップス』を少し進める。 あと、実家に帰ったら、父親までオレと妹がコミケで本を出していたことを知っていたわけですが、これはどこの誰の陰謀ですか? (後日、従弟のしわざと判明。しばく) 祖母も知っているようならちょっと泣きます。 いえ、これでも祖母の中では「割と立派な孫」なので。 8/15(火) 夏休み2日目。コミケでできた小銭を銀行へ入金に行く。 シネコンが実家のそばにあるので、何か適当な映画を見ようかと思うものの昼〜夕方ないし深夜という自分が動きやすい時間に見たい作品がやっていないため、ひたすらボーっとする。 『ななついろ★ドロップス』を死んだ魚の目で進める。 ちょっとコミュニケーションが苦手な男の子と、照れ屋さんの女の子の恋愛劇って何年前の少女マンガやねん。 つまらなくと言ったら言いすぎな気がしつつも、ひたすらまったりで楽しめない。 『めもらるクーク』ほか一部持ってきた同人誌に逃避。 それはそうと日中ヘッドフォンを着けながらゲームをやっていると、時々人の声が聞こえた気がして何度も玄関口まで確認に行ってしまうのですが、実家だからって過剰反応しすぎですか? (田舎なのでベルを鳴らした後、平気で人が庭の中まで入ってきたりするのです) 8/16(水) 夏休み3日目。 かゆ…うま… と書いて終わりにしてもいいくらい暇な1日。 『ななついろ★ドロップス』は主人公とヒロインが付き合いだす段になってようやく少し面白くなってきた(感覚が麻痺してきたとも言う)。 夕方あんまりにもヒマなので、えろす動画でも見ようかなと動画を再生したら、突然親父殿が部屋に入ってきてマジで心臓が止まるかと思いました、まる 部屋の入り口に向かってPCの画面がオープンになってなくて助かったぜ……(ニヒルな笑みを浮かべつつ)。 おかげで夜中、『人妻コスプレ喫茶2』の回想モードを起動しても、「もしかしたら背後に誰か立ってるんじゃないか」という不安にかられて何度も振り返ってみたり。 中学生か何かですか、オレは。 壮絶にヒマだったために気の迷いで『東京フレンズ』を見に行ってしまう。 結論:オシャレ映画はもう見に行くな ネタにもできないレベルの普通につまらない、というか見るべきところが無い映画でございました。個人的には大学のゼミの先輩が脇役で出演していたというサプライズがあったので、まあいいっちゃあいいんですけど……。 ヒロイン4人の中で1番ビジュアル的には好みな小林真央さんの演技が壮絶でした。なんつーの、棒読み? それから映画を見ている間、2回か3回「松本莉緒に蔑んだ目で見られたい」と思った自分は割と筋金入りの人だなぁと思ったよ(他人事のように)。 8/17(木) KOTOKOライブ1回目。今日は大阪です。 1ヶ月で21ヶ所回るという超過密スケジュールのライブツアーだけにKOTOKOのコンディションがかなり心配だったのですが、終わってみれば杞憂でした。 実際喉への負担はかなりかかっていたらしく、MCのときは声が掠れていたりしたのですが、それでも歌い始めるとある程度以上きっちり声が出るのはさすがプロ。 高音域の伸びや低音域の出方など、ベストパフォーマンスでなかったのは明らかですが、久々のライブだったこともあり個人的には十分満足でした。 とりあえずLeaf ticketキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!ということでひとつ。 でもジェネオンはもう少し大事に彼女を使ってあげるべきかと。 そういえば大阪ライブ会場で近くにいてちょっとお話した2人組がいたのですが、彼らとは結局その後名古屋・東京でも会ってお話をしました(笑)。 袖すり合うも他生の縁とは言いますが、結構珍しいことのような気が。 結局メアドも何も交換せずにその場限りの交流だったんですが、ちょっともったいないことをしました。 それこそ偶然このサイトを見てたら連絡ください>奈良在住&東京在住のコンビさん 8/18(金) KOTOKOライブ2回目。今日は名古屋。 前日はJOSHUAさんの実家にお泊り。 超キ○ガイマンガ『ゴッドサイダーセカンド』を好評?連載中の巻来功士先生の初期作品『メタルK』ほか貴重な本の数々を読んでタイムマシーン気分に浸りました。 ハニービルに移る前のアリスソフトを特集したテクノポリスとか古文書が山のように。 『ハミングバード』の小説1巻を読んで、「ああこれを最初に読んだ頃は、自分が『へきる』なんて変な名前の人にハマるなんて微塵も想像してなかったよなぁ」などと青春時代を振り返って甘酸っぱくなる前に死にたい気持ちになったりしたのでした。 んで、明けて金曜日は2人して名古屋に移動。 Zepp Nagoyaでのライブに挑んだのですが……、周りのお客さんのクオリティが一部思い出すのも嫌になるくらい高くて始まる前に大ゲンナリ(´Д`; 周囲の人の言葉にひとりであいづちを打っている謎の人物やら、開演前にシャドーボクシングを行なっている謎のボクサーやら……。 八丁味噌は脳に何らかの悪影響を与えてるんじゃないでしょうか? 今後の研究成果が待たれます。 自分の中にもその愛知県人の血が確実に流れていることを鑑みるに十分研究の価値はあるのではないかと。 8/19(土) 今日はKOTOKOライブの疲れを癒す1日……ににしても良かったのですが、前夜名古屋で合流して我が家に泊まったEFAさん、JOSHUAさんと一緒に名古屋近辺を回るツアーに出発することに。 我ながら体力があるんだかないんだかよくわかりません。 初めに行ったのは名古屋が誇る特殊喫茶店マウンテン。 もちろん初めてではありませんが、ここもすっかり人気店になってしまいましたね。 昼ご飯を食べて外に出たとき、そこに20人以上入店待ちがいたときは突然流行ったメイド喫茶を見るようでなんとも複雑な気持ちになりました。 てっきりネットで評判を見た遠くからのお客さんが多いのかな?と思っていたのですが、地元ナンバーが多かったのにはちょっとびっくり。 …………もしかして、本気の本気で人気? ちなみに過去2回挑戦して敗れ去った甘口スパゲッティに3人で挑戦しましたが、いずれも何口か運んだところでリタイア。 やっぱりむせ返るような生クリーム臭の中でパスタを食べるのは無理ですよ。 なんつーか満腹中枢が食べることを拒否します。 というかだ。 「メロンパン風スパ」というのはもうスパゲッティじゃないと思うんだ。 お次は東山スカイタワーへ。 わかる人は甘くて苦い思い出と共に覚えている『センチメンタルグラフティ』の聖地です。 夜だったら街の夜景が映えて綺麗なのかもしれないですけど、ここ日中に来ると本当に何も見るものがないですね(^^; その割には予想外に多くのお客さんが入っていましたけど…みんな何見に来てるの? タワーから見える範囲で興味を惹くような物っていったら女子校くらいしかありませんよ? って、べ、べつにせめて女子校が夏休みじゃなければなんて思ってないんだからねっ!(安いツンデレ) あまりにも何もしないのはもったいないと思ったので、一同で記念メダルを買って変なワードを彫り込んで遊んだりしました。 ちなみにMU-6さんは「TO RURIKA WITH LOVE」と彫り込みました。アホか。 んでもって、名古屋ツアーの最後は万博が終わった途端、寂れまくったリニモに乗っていく万博跡地(モリコロパークという名前になってるらしい)鑑賞の旅。 リニモは想像していたほどの未来っぽさはないものの、振動が少なくていい感じ。 何十分も並んでこれだったら腹も立つでしょうが、同じ車両にほとんど誰も乗ってないような状況だと素直に好印象。 運賃はかなり高いですけど、それはまあコミケに行くときのりんかい線も一緒ですしね〜。 ……が、しかし。このリニモに乗ってたどり着いたモリコロパークがヤバかった。 東山スカイタワーをさらに超える何も見るところのなさ。 いや、その辺を走り回っている少年のようにですね、この夏のクソ暑い中でもアスレチックみたいな遊び場を満喫できちゃうタフガイならいざ知らず、こちとら体力的にはからっきしのオタですので、そんなコーナーにはとてもじゃないけど立ち入れません。 そうなると途端に見る物なくなっちゃうんですよね(´Д`; 結局遠くからサツキとメイの家だけ見て、さっさと撤収。 今にして思えばリニモに乗ったついでにトヨタ博物館でも行けば良かったかも。 8/20(日) KOTOKOライブ最終日、今日は東京〜というわけでようやく戻ってきました。 さすがに3回目ともなるとライブの内容には新鮮味がなくなっちゃったのは事実。それでも楽しめたけど、やっぱり自分的には1公演につき2回くらいがベストなのかもしれません。 告知系もこれまでのライブで聞いてきた物とほとんど同じでしたが、秋からドワンゴのCMソングを担当することになったというのと、12月に行われる横浜アリーナライブで会場限定のCDが販売されるという情報の公開くらいが新ネタだったでしょうか。 前者はともかく後者の方は、これを聞いてはアリーナに行かないわけにはいかんというネタ。 元から行くつもりでしたけど、休暇取ってでも参加しようっと。 あとこれまでの会場で告知されたときもそうだったんですが、映画の主題歌を担当したいとずっと行ってきたKOTOKOだけに喜ぶのはよくわかるんですが、何度聞いても「『リアル鬼ごっこ』の主題歌を担当することになりました!」という告知には吹いてしまいます(ぉぃ なんで初の映画主題歌がよりにもよって『リアル鬼ごっこ』……? せめてもう少し面白い作品の主題歌でも、ってアレですよね、映画は原作と全然違って面白いんですよね、きっと! とりあえずオレは自分でも思ってもいないフォローを書くべきじゃないと思いました。 あれ? 振り返ってみたら結構な分量になってましたね。 中身がないのは最初に予告したとおりですが(笑)。 結局ボクの夏休みはKOTOKOライブに行きまくっただけでほとんど終わってしまいました。後悔はないのですが、夏休みを『ななついろ★ドロップス』とKOTOKOだけで本当に全部使い切ってしまうのもどうかと思わないでもなかったり。 来年の夏はもう少し実り多い物にしたいものです。 そうですね、とりあえず2本くらいはエロゲをできるように頑張ろう(マテ 今回は思いっきり手抜きですが、ご容赦を。週末にはもう1回更新するようにします(^^; |
08/28 結局コロッケにはあまり意味なかったよね |
どうもこんにちは、週末に書けるかなと思っていたネタがことごとく面白くない結果に終わって、ちょっと困っているMU-6です。 週末に早く会社から脱出してまで駆けつけたアキバ系TALK LIVE52の話なんかを書けるかなと思っていたのですが、自分自身があまり楽しんでいないのでそれほど書く気にならないんですよね(^^; 『プリズム・アーク』はかなり開発費かかってるけど、初回版が全部はければとりあえず損益分岐点は超える、だとか特典のアークグラディウスはペーパーナイフにもなるけれど、「ペーパーナイフ」としてしまうと税関で面倒なことになるのであくまでも対外的には「ミニチュアモデル」にしているだとか、書けば書いたで面白がってもらえそうなエピソードはあるんですけど。 ちなみに個人的に1番興味深かったのは、ぱじゃまソフトの方が言っていた「今までウチのソフトは幸いにして全部利益出ている」という発言。 『ぱにっく!! けろけろ王国』は絶対赤字だろうと思っていたので心底驚きました(ぉぃ すげーな、ぱじゃまちゃん。 そんなわけであんまり書くことがないわけですが。 これについては書かないわけにはいきません。 自分ともあろうものが1週間以上存在を見落としていてマジではずかしいのですが、早くも(たぶん世界のどこか一部で)話題騒然のあのCDを買ってきました! ![]() テニプリの田仁志くんのシングルCDを。 田仁志くんといえば沖縄比嘉中レギュラーで、主人公のリョーマくんとも戦った男。 その巨体にふさわしいパワーから繰り出されるビッグバンサーブと、古武術の縮地法を活用した巨体に似つかわしくないスピーディな動きでリョーマを苦しめた場面は皆様もよくご存知のことと思われます。 ご存知じゃない人は単行本でもなんでも今すぐ読んでこい。 そんな田仁志くんの最大の特徴といえば「テニスのハート様」とまで呼ばれるその風貌。 デブ・不細工・性格悪いというテニプリキャラには珍しい三重苦を背負わされ、私の周りでは「許斐先生が昔、デブの沖縄県人にいじめられた経験があって、そのときの憎しみを田仁志くんにぶつけているのでは?」という説まで流れました。 さすがにこれは考えすぎでしょうが、とてもじゃないですけど人気を出そうと思って描いたように見えません。 マニア層を狙ったんですかねえ……? まあそんなわけで、リョーマ最大のライバル(主に質量的に)でありながら人気的にはやや不遇であった田仁志くんのCDがついに、沖縄比嘉中の他メンバーとあわせて先日発売されたわけです。 お店に買いに行ったときに、「他のレギュラーは完売してて田仁志くんだけ残っていたらどうしよう」とマジで田仁志くんの境遇を心配してしまいましたが、我が最愛のCD屋さんであるところの秋葉原ヤマギワソフトではどのレギュラーも2枚ずつ仲良く並んでおりました。いや、よかったよかった。 入荷数には凄い差がついてそうだけどな。 あと、買いに行った店がアニメイトとかだったら有意な差が見つかりそうではあります。 そんな田仁志くんのCDなのでどんな歌なのか、「比嘉中の恐ろしさはこれからだばぁ」とばかりに凄いのが来てしまうのではないかと正直なところ黒い期待に打ち震えながら――なにしろ相手は跡部様に『チャームポイントは泣きボクロ』というかなりキたタイトルを歌わせてしまったり、跡部様に国生さゆりの『バレンタイン・キッス』を歌わせてしまったりしているテニプリCDなので――家に帰ってCDをプレイヤーに突っ込んでみたわけですよ。 ああ、ちなみに例が跡部様ばっかりなのは仕様なので気にしないでください。 さあ、田仁志くんはどんな素敵ソングを歌ってくれるのかな〜(黒い期待MAX)。 (鑑賞中) ……ちょっと待ってください。 なんかこれ普通にかっこいいんですけど。 これは思いっきり予想外です。キャラソンなのに明らかにキャラと違う歌だよ!(笑) どれくらい予想外かというとボーナストラックで声優さん自身が「歌った本人が1番驚いている」と言うくらい。 あの三重苦の田仁志くんに用意された歌とは思えません。 比嘉中の他のレギュラー用に書かれた曲をパクったんじゃねーの?(ぉぃ なんて言ったらいいんですかね、ボーカルのジャンルなんてものにはとんと疎くて、例えばどんな曲がロックでどんな曲がパンクなのかとかわからんので比喩表現に逃げさせていただきますと、「特撮ヒーロー物の第2クールから使われ始める主人公がパワーアップ変身を果たした後にだけ流れるボーカル曲」とかに使われそうな感じとでも申しましょうか。 かえってわかりにくいですね、すみません。 いやでも、予想とは裏腹にマジでいいですよ、このシングル。 ほぼ同時期に買ったこの辺のCDより個人的にははるかに気に入っておりますです。 事実我が家のiTunesでは田仁志くんかなりヘビーローテです。 なんて嫌なプレイリストなんだ……(´Д`; アニメ系のCDの品揃えがかなり強いお店じゃないと置いてないかもしれませんが、もしどこかで視聴できるような機会があったら聞いてみてくださいな。 田仁志くんファンも、そうでない人も楽しめるんじゃないかと思います。 ちなみに、田仁志くんをよく知る人であれば曲のタイトルを見て「なんで『COSMOS』?」と思われるかもしれません。 というか自分がまさにそう思った1人なんですが、曲を聴いてすぐにその謎は解けました。 そういや田仁志くんのトレードマークは「ビッグバン」でしたっけ。 でも「熱いハートのCOSMOS そうさハートはCOSMOS」っていうのはやっぱりキャラと違う気がします(^^; んで、それはさておき相変わらず映画だけはコンスタントに見ています。 正直なところ見たい映画が多すぎて、全部は見切れていないような今日この頃。 エロゲもなかなか卒業できそうにもありませんが、もしかするとここ数年でにわかに見るようになった映画鑑賞という趣味はそれ以上に長続きするかもしれません。ほら、性欲なくなっても映画は見れますからねえ(ぉぃ そんなわけで今週は『僕の、世界の中心は、君だ。』を見に行って参りました。 2年前に大ヒットした『世界の中心で、愛をさけぶ』を「ラブストーリーの国」韓国がリメイクして、それをまた逆輸入した「いくらなんでも日本から搾り取ろうとしすぎだろ」という映画でございます。 個人的には『私の頭の中の消しゴム』が割と当たりだったくらいで、あとはロクなものを見た記憶がないので韓流映画にはいい印象ないんですが、予告編を見ていたらどうしても気になってしまったので劇場に足を運ぶことにしました。 だってさ〜、おそらくは死が間近に迫った彼女に向かって主人公が電話で 「僕はバカだから、またすぐに他の女の子にコロッケを渡すだろう」 とか言ってるんですよ? 恋愛映画とコロッケというおよそリンク不可能な2つのキーワード。 一体どんなクソシナリオ、もとい非凡なシナリオが展開されるのか気になるじゃないですか。 少なくとも私はコロッケを恋愛劇で重要アイテムにした作品を『ティアフルアイズ』しか知りません。 あれにしたってシリアスな流れになった後はコロッケ絡めなかったので、「コロッケ+恋愛もの」というジャンルがあるとしたらこれが史上最もコロッケなシナリオかも。 もっとも、出会いのシーンと終盤の山場にコロッケが出るだけで全編コロッケ出ずっぱりというわけではないですけど(当たり前だ)。 まあここまでの文章を読んでいただければおわかりかと思いますが、基本的に黒い意味で期待しながら見に行ったわけですが、一方で「もしかして、もしかすると」という思いも若干は抱いていました。 すいません、オレ韓流ナメてました。 えっと、あれですよね? これは本国でも全然ヒットしなくて、それをあわよくば日本で一儲けしてやろうと誰かが考えて持ってきたそういう映画なんですよね? もしそうでないなら、「ラブストーリーの国」とやらのラブストーリーは少なくとも日本のエロゲオタには全く合わないということになるんですが。 とりあえず何がひどいかと言われると答えに窮するくらい概ねひどいのですが、強いて特にひどいなと思ったところを2点挙げるとしたら ・序盤から人を置き去りにしすぎです ・終盤のシリアスな話になっても、面白くもないギャグをとにかく入れる というところでしょうか。 前者については、とりあえず実例を挙げるのが1番わかりやすいので冒頭、主人公とヒロインがつきあい始めるまでの流れをご紹介しましょう。 1.主人公とヒロイン、廊下で出会い頭にばったり 2.お互いに同じ方向に避けようとしてしまってなかなか上手くいかない 3.ようやく上手くすれ違えたと思ったら主人公を呼び止めるヒロインさん 4.「なんじゃらほい?」と振り返った主人公に向かって「コロッケ、おごってくれない?」 既にこの時点で意味がわからないと思うのですが、もう少しおつきあいください。 5.コロッケを一緒に食べたふたりは、一躍噂のカップルに 6.ヒロインの方は人気者なのでやっかまれた主人公は柔道部の先輩に召還されてしまう 7.ちょうど締め上げられているところに偶然通りかかったヒロインに、「君からちゃんと誤解を解いてくれ」と頼む主人公 8.それに対して柔道部の先輩に向かって「わたし、彼とつきあってます」と言い切っちゃうヒロインさん ……これ、思いっきり電波女じゃねえのか?(´Д`; 一応この後、コンクリートに思いっきり投げつけられた主人公に向かってヒロインさんが「中学のころから好きだった」みたいなことを言ってくれるので、まあなんとか追いつけるんですが、かなり冒頭からこのペースで話を展開されたので本気でしばらく置き去りでした。 ただ8項はともかく4項の「コロッケ、おごってくれない?」はよくわかんないんですけどね。 まあ、1歩踏み出すきっかけはどこにあるかわからん、っちゅーことなんですかね〜。 で、後者の方はまあ読んで字のごとくなんで特に多くは語りません。 俳優さんが元々3枚目路線だからか、とにかくコテコテの――日本で言うならドリフや吉本みたいな――古いギャグが多くて、それ自体は構わないんですけど終盤のシリアスな話になっても、そういうギャグが出てくるのがなんだか馴染めませんでした。 1回シリアスな話になっちゃったら、古い例えですが「おっす、オラ、ラビット鈴木! 長森元気にしてるか?」みたいな(本当に古いな)「そのギャグ事態が切なさを増幅させる」ようなシチュエーションじゃないと使ったらいかん気がしたり。 この辺は国民性の違いなんですかね。 ヒロインが白血病を発症した後になっても、「地球を守るのはガッチャマンの役目、君を守るのは僕の役目です(笑)」とか言われてもなあ。観客は冷めるだけだと思うのはオレだけですか? あとこの場合ガッチャマンはやっぱり韓国原産だと思われてるんでしょうか?(暴言) まあそんな具合で、映画館には泣いている韓流ドラマファンと思しきオバちゃんもいらっしゃいましたが、基本的には日本版の方が客観的に見てもよくできていたかと。 あっちが一流半の泣きゲー、原作小説が二流の泣きゲーだとしたら、これは二流以下、へたすると三流だからなあ。 ちなみに主観的には長澤まさみの水着級のサービスカットがない時点で日本版>>>>(越えられない壁)>>>>韓国版だというのは秘密です(笑)。 |