Diary 2007/10
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10/08 Vistaを誰かどうにかしてください

ちょっと前に「マシンの調子が悪い」ということを書きましたが、OS再インストールしたり色々試した結果、やはりビデオチップのどこかがおかしいという結論に達しました。
静止画は出るのに動画だけ全く出力できないってどんな微妙な壊れ方なんだよ、まったく。
まあ何にせよハード故障であればメーカーに頼るのが1番、ということで我が家のメインノート「REA」(由来は聞かなくてもわかるよね?)はデルの修理工場へと運ばれていってしまいました。

……で、幸いにして旅行前にジュークボックス代わりに使おうとモバイルノートを購入していたので、ちょっとした作業には特に困らないのですが、このモバイルノート「UMI」(由来は以下略)が、というかWindows Vistaが使い勝手悪くて大ぐんにょり。
何が困るって1番不便なのはこのサイトを更新するときに使っているHPビルダーが重くてしょうがなくなったことなんですけどね(´Д`;
Vistaに正式対応しているのがHPビルダー11しかない、ということで更新したのはいいんですが、Vistaが悪いのかビルダーが悪いのか、もうこいつの動作が重い重い。
htmlファイル単位で弄る分にはそんなに気にならないんですが、サイト単位で開こうとするとファイルを読みに行ったまま帰ってこないという体たらく。
画像とか色々含めたってこのサイトの総容量は15MBにも満たないのですが……。
貧弱すぎだろ、このソフト設計。

サポートの人によると修理には2週間〜3週間かかるということで、しばらくは海己……もといUMIに頼らないといかんのですが、やはりこの幼なじみはどこか頼りないので早く頼れるフロアチーフに戻ってきて欲しいものです。
玲愛、オレ(の使い方)が悪かった、早く帰ってきてくれ!

それにしてもこのVistaの野郎は、このあたりの動作改善策を試したら少しはマシになるのかなぁ?
今度ちょっと試してみよう。

まあそんなこんなもあって間が開いてますが、そろそろ旅行記も終わりが近いですよ。
半月以上かかってしまいましたが、あと少しだけお付き合いのほどを。

◆北海道ダメ人間の旅〜9/5(4日目)・知床半島編〜

1.船上では流してはいけない曲

この日は朝早くから起きて方々の店で売っているカニの味噌汁などに心惹かれつつ、一路船着き場へ。
ゴジラ岩(見る角度によっては少しゴジラっぽく見える)そばから出ている観光船に乗って、知床半島を見に行くのが目的です。
実は現地に着くまでは観光船に乗る予定なんてなかったんですが、ホテルにいた観光アドバイザーみたいな人に聞いたら「この時期だったら99%ヒグマが見られますよ」という話だったので、思い切ってお金を払ってみたわけです。

しかし遭遇率99%というのが気になります。
自慢じゃないですが運の悪さには定評のある自分。引きたくないハズレくじを引く能力にかけてはちょっとしたもんです(マジで自慢にもならねえ)。
いつ雨が降り出してもおかしくない、そんな天気でそれもまたしょんぼりだったのですが、船員さんによると「少し曇ってるくらいの方が熊には遭いやすい」ということで、少しだけ希望が湧いてきます。
よし、ここは会えると信じようじゃないか。
「信じる心が力になる」という言葉もあるし、六分(リューブ)と信じられるものは六分まで達することができるという言葉もあることですしね。
そんなこんなを考えている間に船は港を出発します。

この知床観光船の売りは大きく2つありまして、1つは先ほど書いたヒグマとの遭遇、もう1つは知床半島に数多く存在する奇岩、滝といった自然の造形物を堪能できるというものです。
知床半島は自然保護区に指定されているだかなんだかで、奥まで入り込めないこともあり海側からじゃないと見られないエリアが多いんですよね。

実際に生で見るとかなり危なっかしい 一見普通の滝ですが

例えば左の写真ですけど、細い岩の上に今にも崩れそうな岩が載っているのがおわかりでしょうか?
でも、この岩はこの状態でもう何百年も崩れずに存在しているそうな。
大きい地震でも起きたら一発で崩れそうなんですけど、どこかでしっかり接合していたり重心のバランスがとれていたりするんですかね?
んでもって右の写真は一見すると単なる滝なのですが……近づくと意外な正体が発覚します。

乳白色の海←滝が流れ込む海にご注目

海の色をよく見てみると変色しているのがわかるでしょうか?
実はこの滝は結構な温度の硫黄泉――つまりは温泉がそのまま滝になって流れ落ちているそうで、その硫黄分のせいで海の色が変色しているんだとか。
こんなの初めて見た! と船に乗っているお客さんもいささか興奮気味。
もちろんMU-6さんも大興奮。北海道すげー! 自然すげー! と知能指数低めのリアクションをしつつ、シャッターを切りまくります。

しかしこの自然の奇観に興奮しながらも心のどこかで不安が募ります。
「しかしまだヒグマには遭遇していない。もしかして、このまま見られずに帰る羽目になるんじゃ……」
そんなオレの不安をよそに『知床旅情』や『THE SONG OF LIFE』(TBS『世界遺産』テーマ曲。知床半島が世界遺産だから?)を流したり、アディエマスの曲を流したりしつつ(これは何かつながりがあるのか?)、船はひた走ります。


――そして、ついにそのときは訪れました。

ウォーリーをさがせ!状態の写真←もう少し大きい写真はこちら


ヒグマじゃあーーーーーっ!!

河口付近にて戯れる(マスが遡上している時期なのでそれを狩りに来ているそうな)ヒグマの親子を発見。船に乗るお客さん一同、色めきだち一生懸命写真を撮ったりオペラグラスを覗き込んだり、スーパー熊さんタイム発動です。
出発前にオペラグラスを借りられることに気付かず、かつ見ず知らずの人に「オペラグラス見せてくれませんか?」とも聞けないチキンな自分は貧弱なカメラと己の肉眼で必死にヒグマウォッチしていたわけですが、この日ほど自分がカメコじゃないのを悔やんだことはないね。
もしもオレがカメコだったら……、あのメガ粒子砲みたいないかついレンズでヒグマを連射できたのにッ……!(マテ


観光船の船長さんがやたら立派なカメラを持っていたのですが、その気持ちがよくわかりました。
これは超望遠のレンズ欲しくなるわ。
最大の目標であったヒグマも見られたところで、自分たちが乗った観光船のコースは終了。
もっと奥地まで行くコースだと知床岬の先端まで船で行けるようでしたが、そこまでの時間はなかったのです。
何はともあれミッションを完遂した船は再び音楽を流しながら、一路港へと向かいます。

――と、帰る途中でふと行きには流れていなかった曲がラインナップに含まれていることに気付きました。
どこかで聞いたことがあるようなこの曲。かなりメジャータイトルです。
なんだったっけ? 確か映画で聞いたような気がするんだけど……あっ!


船長、船で『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』はやめれ(´Д`;
縁起悪いから、それめっちゃ縁起悪いから! タイタニックみたいに沈んじゃうから!
この曲が流れていることに気付いたとき、一瞬「I'm the king of the world!」ごっこをしようかとも思いましたけどやめました。ケイト・ウィンスレット担当が誰もいなかったので(そういう問題ではない)。


2.さらなる奥地へ

港に戻った後は車に乗り、知床半島の奥地・知床五湖へと向かいます。
途中から自然保護区の中を車で走り抜ける形になるので(って、自然保護区に一般車が通行できる道路を造っちゃうのもどうなんだろうって気がするんだけど……)、道中これでもかという勢いでエゾシカに遭遇しました。
車を止めて「激写! 激写ボーイ!」といきたい気持ちをぐっとこらえて我慢の子。
知床五湖は立派な観光名所なんで、結構そこに向かう車は多いんですよね〜(´Д`;
もしも全然車がなかったらあるいは撮影できていたのかもですが。

知床五湖ではあまり時間がなかったこともあり、最短コースの一湖と二湖しか見ることができませんでした。
後に釧路に着いたときに「ダメだよ、あそこは四湖と五湖が見所なんだから」と言われてプチへこみすることになるんですが、まあそれは別のお話。
仮に四湖と五湖の方が綺麗だったとしても、自分は二湖でも充分満足しましたですよ。
二湖でこれだったら、五湖になったらどうなってしまうんだろう?←文字通り鏡のような水面

できればこのままこの鏡のような水面をいつまでも維持していただきたいものです。


3.怪獣と足湯、そして運命の再会。

この日はまた移動距離がそれなりにある上に、観光船と知床五湖でそれなりに時間を費やしてしまったのであまり回るところはありません。
この後は最終目的地の釧路を目指しながら、途中で屈斜路湖と摩周湖という湖コンボを決めるだけです。
とゆーわけでまずは立地的に近い屈斜路湖に向かいます。

さて、屈斜路湖といえば世間的には何で有名なのかわかりませんが、自分的には「屈斜路湖=怪獣」です。
結構有名な話なんでご存じの方は多いと思うんですが、ネス湖のネッシーがブームになったときに日本でもいくつかの湖で怪獣、もとい恐竜が目撃された(ということになっている)んですよね。
池田湖のイッシーとかそんなんが。
そういった謎の生物のひとつがここ、屈斜路湖のクッシーでして当然ワクワクしながら見に行ったわけです。きっとどこかにクッシー像とかあるに違いないと。

で、ありました。
実在しますったら実在するんだってば!←首くらい直してあげてください

目にも鮮やかなブルーに塗られたクッシーの像が鎮座していました。
暴漢にへし折られた首が痛ましいです。
日本でもここにしか住んでいない希少生物を守るためなのでしょうか、この像は壊すと100万円の罰金を取られるそうです。絶対原価より高いだろ、その罰金。

あと自分は不勉強で全く知らなかったのですけど、屈斜路湖は砂湯でも有名なんですってね。
実際、靴のつま先でその辺の砂を掘り返してみたら、驚くほどすぐに温かいお湯がしみ出てきて驚かされました。
足ふき用のタオルはそこかしこに売っていたのに対して、穴掘り道具が(ちょっと探した限りでは)見つからなかったのが残念です。
もしあれば、もう少し真面目に掘って自前で足湯くらいは作れそうだったんで。
地元で作ったとおぼしき立派な足湯エリアはありましたけど、せっかくこういう場所なんだからやっぱり自分で掘り返して作れた方が風情があっていいやね。


んでもって、北海道で見る最後の湖となる摩周湖へ。

←凄く透明度高い……らしいんだけど

本来、摩周湖といえば霧と透明度の高さで有名なわけで、自分的にも「ところでこの摩周湖を見てくれ。こいつをどう思う?」「すごく……透明です……」みたいなのを期待していたんですけど、あいにくの空模様。雨が降ったりやんだりしていてその透明度の高さはあまり感じられませんでした。
まあ展望台との距離がかなり離れているからなのかもしれませんが……(^^;

その雄大な景色には感心するものの、ここまでの4日間の旅で何度もこの手の景色は見ているだけに正直感動が薄まっているという印象は否めません。
事実、ここは自分的にはやや不完全燃焼でした。ううっ、もったいないなあ。

ちなみにここに来たときに、前日知床のホテルで一緒だった修学旅行生に再び遭遇。
単純に同じコースを回ってるだけなのに一瞬運命を感じてしまいました(笑)。
かの『SALAD DAYS』において逢瀬岬のエピソードで「一度、二度、三度目の出会いは恋になりまする」という話があったので、北海道にいる間にもう1回出会えればおそらく女子高生との恋愛フラグが立ったと思うのですが……残念(死ね)。

そんなわけで旅行記4日目でした。次回はいよいよ最終回。
4日目の夜を過ごした釧路からラスト東京に帰ってくるまでをつづります。
1週間くらい間が開いてしまうのが常ですが、今回はそんなにお待たせしませんよ。
きっと週の中日くらいには更新できるんじゃないかと。

というか、それくらいまでに更新できないとまた忙しくなってしまいそう、というだけなんですがねorz

10/14 嫁が帰ってきました

標準納期で2週間、最悪3週間かかると言って修理工場に運ばれていった我が家の玲愛さん(メインノートPC)ですが、超速攻でお家に帰ってきました(えー
そんなにオレが恋しかったのか……。
という冗談はさておき、早く戻ってきて嬉しい反面、「最初に告知されてた修理期間はいい加減すぎじゃね?」とも思わずにはいられないわけで少々複雑な心境です(^^;
まあ普段お仕事をしている身としては例えば「10日までにできます」と言っておいて、「すみません12日になっちゃいます」と言うよりは、「15日までにはなんとか……」と言っておいて「調整した結果、12日までにできました!」の方が顧客満足度的にはプラスっていうのはわかるんですけど。

ま、いいや。
なんにしても快適な環境が戻ってきたのは何よりです。
これで色んな作業やサイトの更新もスムーズになる……といいんだけど、現実にはなかなか厳しそうです(´Д`;

さて、長々と続いてきた北海道旅日記もいよいよ最終回。
今回は(北海道とはみじんも関係ないけど)プレゼント企画もあるので、ぜひお付き合いくだされm(_ _)m

◆北海道ダメ人間の旅〜9/6(最終日)・決戦! 釧路湿原編〜

1.破滅の序曲

今回の旅行に限った話ではないのですが、MU-6はほとんど天気予報を見ません。
その代わりに折りたたみ傘は常備していますが、いちいち天気を気にするのが面倒なのです(^^;
そんな人間なので旅行の最中も天気予報はほとんど見ていませんでした。
しかし4日目の夕方、釧路に到着したところでそうも言っていられなくなります。
ホテルに設置されたホワイトボードに書かれた「台風情報」の文字。

え? なに、台風9号ってなにさ!?

そう、折しも台風9号が接近している真っ最中。
沖縄の方から北上し、関東地方までを横断すると言われていたこの台風の存在を、ことここに至るまで全く知らなかったのです。
言われてみれば途中で1回実家の母親に連絡を取ったとき、「台風は大丈夫なの?」と聞かれたような気がしますが、そのときは「こんなに晴れているのに台風の話をするなんて、ウチの母親は頭おかしいんじゃないのか」と素で思ってました(マテ
我ながら天気に無関心すぎる。

と、ホワイトボードの何気ない一言で俄然帰り道が不安になってきた私たちですが、こればかりは天に祈りを捧げる以外にやれることもありません。
気を取り直して夜の釧路の街へ食事をしに繰り出しました。

……しかし、なんとゆーか。
地元の方がこの文章を読んで気を悪くされたら申し訳ないんですが、釧路大丈夫なのか?
自分の中で釧路っていうのは中学受験の時に学んだ「日本で1番水揚げ量が多い漁港」であり、桃鉄のギャンブル物件の一つであるカニ漁船が買える土地なんですが、そのイメージからあまりにもかけ離れた寂れっぷりで愕然としました。
ゴーストタウンとまで言ったら言い過ぎなんだろうけどさ……。
そりゃ夕張も財政破綻するわと変なところで納得してしまったですよ。

で、スナックはやけに多い割に人通りが少ない釧路の街を歩き、最終的にガイドマップに乗っていた1件の炉端焼きのお店へ。
アホみたいにテンションの高いおばちゃんに
「ししゃも食べるでしょ? 釧路のししゃもは世界一だから。お兄ちゃんたちどこの人? 東京の人。だったら食べなきゃダメよ。東京のスーパーで売ってるのはカペリンっていう別の魚なんだから」
とか
「サンマ食べる? 食べるよね。釧路のこの時期のサンマは世界一だから」
とか半強制的に食べるメニューを選ばされつつ、ガッツリと海の幸をむさぼります。
ここは釧路のはずなのに、凄く……下町(浅草とか)です……。

いや、でもさすがにおばちゃんが「世界一」と豪語するだけあって、出されたメニューはいずれも逸品。
育ちがあまり良くないものでカペリンしか食ったことのない自分は、知識として知っていても初めて食べるリアルししゃものうまさに愕然。
カペリンだと痩せた味しかしないのに、ししゃもは卵持ってないオスも美味しいのね……!
高級魚メンメも大変美味しゅうございましたし、ツブ貝もコリコリで甘くってめちゃうまでした。
これはマジでヤバイ(時事ネタ)。
その美味さに陶然としつつ、翌日のことをあまり深く考えないようにしておやすみなさい。


2.気分は山岡士郎

翌朝、9月6日。長かった旅も最終日。目を覚ましてみると天気はかなりの曇り空。
今のところ飛行機は飛ぶ予定となっていますが、天気予報を見ると関東直撃コースになっていて予断は許さない状態です。
我々の乗る飛行機は夕方の出発便。できれば関東上陸は夕方以降にお願いしたいところですが……。

この日の朝ご飯は勝手丼で有名な和商市場にて、当然勝手丼を食することに。
「勝手丼」というのはご飯を買って、その上に載せる具を適当にチョイスすることで自分のお好みの海鮮どんぶりを作ることができるというもの。
後で市場のおじさんに聞いたら元々はバイク乗りの間で評判になって広まったのだとか。
当時は本当にあり得ないくらい安かったらしいですが、マスコミなどによって広められ、多くのお客さんが来るようになってからは各店舗とも価格の見直しを行っており、今はそれほど「お買い得!」って感じでもないのが実態みたいです(^^;
そうはいっても例えば東京で同じものを食べるよりはずっと安いと思いますけど。

頭では「結構いい値段するなぁ」と思いながらも美味しいものには勝てないのが人の性。
ボタンエビうますぎる 花咲ガニの爪を綺麗にむいたもの


結局朝からどんぶりを2杯+カニの爪+カニ汁を完食(食い過ぎ)

前日も山ほど魚を食べたのに、これだからこのメタボは……と心の中でもう一人の自分が呆れてため息をつくのが聞こえましたが、しょうがないんです。
しょうがないんですよ、これは!
旅行中で気が大きくなっている上に、「ここを逃したらもう北海道の海の幸も食えないよな」と思うと食べ過ぎてしまったとしてもそれは普通ですよ。情状酌量の余地ありですよ。
な〜に、ここで食べ過ぎた分は戻った後に運動すればいいんです。
(※ちなみに10月14日現在、特別な運動はしておりません)

食事を終えると、運良く天気も少しずつ回復してきました。
この分ならあるいは。そんな期待を胸に、最後のホテルをチェックアウトして最終日の行程へ。


3.大自然のすごみ

この日のほぼ唯一にして最大の目的地は釧路湿原。
天気が悪くなりそうだったのと、市場に寄っているとあまり時間的な余裕もないので諦めましたが、カヌーに乗ったりすることもできる超メジャー観光名所です。
もっともそれほど期待はしていませんでした。
こっちに来てから自然のスペクタクルはいくつも見ていたので、そんなに感動しないのではないかと思っていたのですよ。
前日、知床の奇岩を色々見た後に摩周湖に行ったらそれほど心躍らなかったということもありますし。

が、ここは違った。


カヌー、乗りたかったッ……!!(血涙)

この写真だとわからないかもしれませんが、本当に凄い景色なんですよ。
「すげー」「すげー」という言葉しか出ない。
なんだろう、もしかするとこれは大げさな言い方をすると、オレという人間の原始的な本能によるものなのかもしれません。
ただ純粋に広い景色を見ると訳もなくテンションが上がるっていうのは。
自然に癒しを求める人も多いと思うんですけど、やっぱり自分的にはやっぱり自然にも刺激やテンションを上げる何かを求めてしまいます(^^;
まあ、なんつーかまだ癒しを求めるには心が若いということにしておきましょう(ぉ


4.意外なる当たりスポット〜地獄への階段〜

しかし天候に恵まれたのもここまで。
台風による影響か北海道の天気もどんどん悪くなってきます。
これではこれ以上湿原を見ることはできませんし、かといって遠くまで行っては空港に間に合わない。
しかしながら空港に今から入るにはまだちょっと早いのです。
(本当はもうちょっと湿原近辺を見て回る予定だったので)

しばらく周辺のマップを見た末に空港付近にあった丹頂鶴自然公園を最後の観光スポットとすることにしました。
ぶっちゃけ時間をつぶせればそれで良くて、誰もここに期待してなかったんですけど、これが思わぬ当たりスポット。
撮影のしやすさでは旭山以上←網を通さずに撮影可能です

丹頂鶴自体は2日目に行った旭山動物園でも飼育されていましたが、当然檻に入っていて、その外からしか写真は撮れませんでした。
結果、自分のようにAFのカメラを使っていると檻にフォーカスされてしまって撮影しにくいという難点がありましたが、ここではその心配がありません。
檻のところどころにカメラで撮影するための穴が開けられており(そう大きくない穴ですがカメラやレンズを通すには十分。普段はふたで閉じられている)、そこを通して檻にじゃまされることなく、丹頂鶴を見て、そして撮影することができるのです!

ここで飼われているのは怪我をしたり、人工ふ化した鶴らしいですが、名称から「冬場になると丹頂鶴が飛来することで有名な公園」くらいに思っていて、丹頂鶴の生態に関するビデオでも見られれば…程度に考えていた我々には嬉しい誤算でした。
いや、北海道旅行の最後の最後にいい思い出ができました〜。


エピローグ:羽田まで何マイル?

長い旅の最後は台風に怯えながら空港のロビーで過ごすことになりました。
ただ釧路から羽田までの便は1日に2便しかない上に、翌日も天候が回復される保証がなかったからでしょうか。
出発は多少遅れたものの羽田に向けて飛行機は飛びだつことになりました。
もっとも
「台風が関東地方に接近しているので、羽田空港ではなくセントレアか関西空港に着陸する可能性があります」
という再三再四にわたるアナウンス付きでしたが……。

飛ぶことしばし。
天候が悪かったためでしょうか、予定より多少時間はかかったものの無事、我々の乗った飛行機は再び大地に降り立ちました。




なんでこんなことに!?

神戸空港に(´Д`;
……うん、新幹線も止まってたし最終的に東京に戻るまでにもう半日かかった。
自然が相手だから仕方ないよね。でもラストにこんな壮絶なオチが付くとは思わなんだ(^^;
セントレアでも関空でもないじゃん!

とゆーわけで長きにわたる北海道旅行記もこれにて終了。
お付き合いいただいてありがとうございました。次回は久しぶりにここ最近プレイしたゲームの雑感でも書ければなぁと思ったり。

◆プレゼントのお知らせ
えー、北海道とは何も関係ないですが、プレゼントのお知らせ。
来る10月21日に開催される榊原ゆいさんのライブチケットをプレゼントします!
行こうと思ってチケットを取っていたのですが、別件が入って参加が難しくなってしまったので…。
行きたいという方は

1.お名前(ハンドルネーム可)
2.返信用メールアドレス
3.ゆいにゃん新譜『Princess』のジャケット(参考)を見たときに思ったこと


を記載の上、こちらまでメールください。〆切は10月18日いっぱいということでお願いします。

(記載例)
1.名前 MU-6
2.メールアドレス ○○○@△△.jp
3.Princessのジャケットを見たときに思ったこと
 プリンセスというよりはむしろアサシンクリードに出てきそうだと思った。
 なんかほら、たくましいし。


こんな感じでお願いします。
サイトを見ている人数的にそれほど応募が多いとも思えませんし、複数応募が来た場合に面白いコメントの人にあげる…というわけではないので、必ずしも捻ったコメントじゃなくてもOKです(^^;
もしアレだったらMU-6への一言でも書いてもらえれば。
チケットを無駄にしてしまうのは忍びないので、ぜひぜひ応募してくださいませませ!

※補足
チケットについては当日お会いしてお渡しする形になります。
事前に郵送などでお渡しすることはできませんので、あらかじめご承知おきください。