Diary 2008/01
ログ置き場に戻る | 最新の日記へ
01/02 今年もどうぞよろしくですm(_ _)m

謹賀新年
今年も一年どうぞよろしくお願いいたします。

MU-6


上にも書きましたが改めまして、明けましておめでとうございます。
ただいま絶賛帰省中のMU-6です。
いや〜、黙っててもご飯が出てくる生活って素晴らしいね!(そのかわりに単に部屋にこもってゲームやってられないというような代償はなくはないですけど)
ともあれ、2008年もMU-6とEdgeworth Boxをどうぞよろしくごひいきにお願いいたします。
今回は新年最初の更新ということで毎年恒例ではありますが去年の振り返りと今年の抱負について、そしてコミケの振り返りでも簡単に書かせていただきたいと思います。

◆2007年の振り返り

2007年が始まるにあたってMU-6は個人的にいくつかの目標を設定していました。
サイトに書いた物、書かなかった物ふくめてその目標は全部で4個。
振り返るにあたってここで改めて目標を思い出してみると、それはこんな感じでした。

1.KOTOKOに会う
2.北都南さんに会う
3.ゲームの購入本数を減らしコンプリート数を増やす(要するにコンプ率を上げる)
4.何か新しいことをやってみる

今回はこれに沿って振り返っていきたいと思います。
まず1番2番については誠に遺憾ながら達成することはできませんでした。
まあ達成できてたら狂ったように騒ぐでしょうから、この辺は言わなくてもみなさんわかりますよね(笑)。

自分の場合、縁があって始めたライター業補佐代理見習いの仕事があったりしたので、ぶっちゃけ「この仕事を続けていれば楽勝で会えるんじゃないか?」と思ってた時期もあったんですが、世の中そんなに甘くないようです(´Д`;
そもそもそんな邪念を持っている人間を会わせたらどんな悲劇が起こるかわからないので、会えないのがお互いのためなのかもしれませんけど、この野心は引き続き持っていきたい所存。

で、3番については今年ほど自分の意志の弱さを痛感した年はありませんでした。
見事に2006年よりいっぱい買いつつ、コンプリート数は減るという情けない結果に。
「何人かのヒロインをクリアした」というレベルであれば『遙かに仰ぎ、麗しの』とか若干本数増えなくもないですが、コンプリートした数というとわずか10本ですよ。
ついに1ヶ月の平均クリア本数が1本を切ってしまいました…(^^;
学生の頃は週に1本はクリアしてたのにねえ。もうちょっとどうにかしないとですね〜。
ちなみに購入本数は36本。
やべえ、どう考えてもこのペースでいくとあと1年か2年で自分の買ったエロゲとマンガで寮の部屋に住む場所がなくなってしまう(´Д`;
これは本当になんとかしないと…とさすがに思います。
買うのを自制するか、寮から出るか……後者しかないか(えー

4番については後述するコミケの振り返りにも関わってくることですが、ここ数年ポッドキャストだったり同人誌だったり自分なりに新しいことに挑戦するというのを内的なテーマに定めてやってきていました。
今年はそういう意味だと別に意識したわけではありませんが、今年は『いよかんっ!』という益体もない妄想に捧げた1年だったような気がします。
我ながら何に時間を捧げてるんだよ…と呟かずにはいられません(ぉぃ

ずーっと昔からウチのサイトを見ていて、いつぞやのクリスマスにやったWebラジオも聞いてくださった方なんかは驚かれたんじゃないでしょうか。
「もしエロゲクリエイターがみんな美女・美少女だったら…(ただし大槍先生だけは幼女好きのイケメン)」という妄想ネタが少し形を変えて、エイプリルフールにゲーム企画の紹介として出た上に夏・冬と同人誌まで出たわけですから。
自分でも驚きです。
普段から身の回りの物をギャルゲーに置き換える妄想はしょっちゅうやっていますが(26歳にあるまじき発言)、ここまで長く1個のネタで妄想することってないので。
ぶっちゃけますけど、オレはあおいの妄想でヌけますからね!(マテ
自分でもどうしてこんなに入れ込んでるのかわかりませんが、非常に楽しい時間を過ごせました。


とまあ、そんな感じで達成できない目標の方が多い1年でしたけど、全体を振り返れば良い1年でした。
もちろん嫌なこともいっぱいありましたけど、それ以上に楽しいことがあったような気がするし、全体を振り返って最初に嫌なことが来なければ基本的にいい年なんじゃないかっていう気がしますので。
2008年もぜひこうあって欲しいものだと思います。

◆2008年の抱負

さて、これをふまえて2008年の抱負…というのが本来の流れだと思うんですが、実を言うと2007年の目標と全然変わっていないのでほとんど書くことがなかったりします(^^;
去年の目標が達成できているならともかく、達成できていないなら変えなくてもいいかなぁとか何とか。
とゆーわけでほとんど変わっていないんですが、自分的に2008年は以下の4点を目標に頑張っていきたいと思います。

1.会いたかった、もしくは会えて良かったと思える人と出会う
2.ゲームの購入本数を減らし、コンプリート数を増やす
3.映画を見る数を増やす。せめて40本以上は…!
4.色んな意味で少し頑張ってみる

1番は読んで字のごとしですね。
会いたかった人、あるいは特にイメージはしてなかったけど会ってみたら凄く面白かったとかためになった、という人に会いたいなぁと。
すげえアバウトな話ですけど、これは目標っつーより願望ですわな。

2番も言うまでもなく読んで字のごとし。
今年こそは、今年こそはなんとしても目標達成を…!
とりあえず去年購入した『世界でいちばんNGな恋』を元日にコンプリートしたので、幸先はいいと思うんですよ!
この調子なら少なくとも2007年ベースは超えられるんじゃないかと。
購入数の方は既に1月分の予約券が『さくらシュトラッセ』『夏神』『FORTUNE ARTERIAL』と3本あるので今年もヤバそうですが……(^^;

3番も読めばわかりますよね。
2007年はなんだかんだで全く映画を見に行かない期間があったりして30本くらいしか見に行けなかったので、今年はなんとかもう少し見に行きたいなと。
『リアル鬼ごっこ』、『魁!!男塾』、『ひぐらしのなく頃に』と黒い意味での期待作も多いですしね!(笑)
名作、迷作の両方に数多く出逢えることを祈っています。

あ、名作といえば去年見た中でもベスト5に入る映画『プレステージ』のDVDが元日から発売されていますので、冬休みや成人の日を含めた3連休で暇な方はぜひどうぞ。
ネタバレしたらつまらない映画なので、詳細は伏せますがどんでん返しの連続でとても面白い映画ですので。
そしてさらには今月9日には去年のMU-6的ベスト映画『キサラギ』のDVDがついに発売されます!
本当にめちゃめちゃ面白い映画ですので、まだ見ていない方は騙されたと思ってぜひ見てやってください。見終わった後には騙されて良かったと思うはずですから。
今のところ薦めて見に行った人で「つまらなかった」と言う人はいないので、きっと誰が見ても楽しめる作品だと思います、ハイ。

4番はこれまた抽象的ですが、新しいことへの挑戦だけではなく、少し広い範囲で色んな事をもうちょっと頑張らないといけないのかなと思った次第。
たとえば昔から悩んではいるんですが、ブログにでも移行して細かい更新をいっぱいする方が閲覧者さん的には良かったりするんですかね? とかね。
と目標は掲げているものの、この4番については現実的な諸問題を考えると達成は非常に困難かもしれません。
まあ目標として設定しないよりはした方が達成できる可能性も高かろうということで、ひとつ話半分に聞いておいてください。
ただ、ネットに関係ないリアル方面の話として、真面目に部屋がパンク寸前なので引っ越しについては真剣に頑張らないといけないかも。

で、最後はコミケの話になるわけですが。
今回のコミケは一言に集約することができます。


やっぱり……ダメだった……よ……(byタカさん@テニプリ)

素晴らしい表紙・やりすぎなロゴデザインに恵まれてなお、自分の実力不足で持ち込んだ分を完売させることができませんでした。
自分のサークルの本としては過去最高となる150部を販売することができましたし、夏のコピー誌の段階では40部程度しか売れなかった、架空同人ゲーム企画『いよかんっ!』の本としては上々の結果であることは理屈としてはわかっています。
が、それでもこれだけの支援効果を受けてこの結果というのは、ちょっと切ないし、自分の実力不足・知名度不足を痛感せずにはいられません。
なっさけねーなぁ、自分。

オリジナル、しかもわけのわからん企画、文字ばっかりの本と言い訳を探せばそれらしいものはいくらでも見つかるんですが、それは後ろ向き過ぎますしね。
もっと精進したいと思います。

ただ、作ったものにはものすごく満足しています。
MU-6さんは基本的に自分大好き人間なので、今までに出した本も少なくとも自分は満足した上で出してるんですが、今回はこれまでにも増して自分は満足しました。
オナニーとしては最高に気持ちよかったです(笑)。
オフセ本の「それらしい」仕上がり、印刷会社さんに搬入を任せられる便利さ含めて、くせになってしまいかねないほど。
あー、ちくしょー、妄想垂れ流すのって楽しいなー!

しかし自分が楽しくても、読んだ人が全然楽しめなかったらあまり意味はないわけで、そういう意味では二次創作のとき以上に反応が気になるところではあります。
ここを読んでいて、お買い求めくださった方はよければ感想くださいm(_ _)m
一度きりのウソだったはずのこのおもちゃで、もう少し遊んでもいいものかどうか知りたいので…。

ま、何にせよ今回も楽しいサークル参加でした。
今回オフセット本ができて初めて知り合いがやっているサークルに挨拶回りもできましたし。
夏は申し込みに猶予があるので、どうするか考えますが、なんだかんだでまた参加してしまいそうな気がするなぁ。

01/07 あいかわらず好き勝手しゃべっております

うあ〜、仕事やるテンション戻ってこね〜!(挨拶)

ウチの会社は結構冬休みは長い方なんですが、それでもさすがに休みが明けてしまいました。
マジかよ……(´Д`;
気がつけば終わっていたわけで、もっと有意義な使い方ができたんじゃないかと悔やむことしきりです。
おかしいなぁ、冬休みの間に『そして明日の世界より――』が終わっているはずだったのに、どうしてまだ全然終わってないんだろう?
「エロゲの消化率を上げる」という目標もあるし、がんばらないとなぁ。

がんばると言えば前回書いた中でブログへの移行については、メールやリアル知り合いから「雑記を読む側としてはブログの方がいいのでは?」という意見をいただきました。
色々と問題があるので、すぐに「やります」とは言えないんですが、前向きに検討したいと思います。
アメブロでもはてなダイアリーでも外部のブログサービスを借りればすぐにでも移行できるわけですが、さすがに7年近くもやってると今さら外部のレンタルブログに移行するのは若干の抵抗があるんですよね(^^;
じゃあ、自分の持っているポッドキャストのファイルを置くためのサーバスペースを活用して…となると、今度はMovableTypeがよくわからない。
そんなにデザインにこだわりはありませんけど、それでもデフォルトのままっていうのはちょっと味気ない気がしますし……。
と、そんなこんなで課題は山積みです。
でもまあ、そっちの方が便利であろうことは自明なのでちょっとずつ勉強しようと思います。
時間はかかると思いますが、のんびり見守ってやってくださいm(_ _)m


ま、ブログ移行を渋る最大の原因は炎上が怖いからだったりするわけですが(ぉぃ
今の時代、何がきっかけで炎上するかわかんないからマジで怖いですよ。

炎上→職場などの個人情報発覚→リアル生活崩壊
とかなったら、「鬱だ、死のう」なんて冗談では済まないわけで、そこは本気でビビってます。
…え、「ビビるほどそもそも見られてないでしょ?」って? うん、まあそうですね。

会社が始まる前に新年最初の映画を見に行ってきました。
ちなみに去年最後に見た映画は『劇場版BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸』でした(どこの腐女子だ)。
コミケの2日目に、コミケ休んで行ってきたよ!

『BLEACH』の方はあまりオシャレなセリフがなかったのは残念ですが(笑)、日番谷のやられキャラっぷり、超美味しいところでルキアを助けに来る全力で好感度アップを狙ってるとしか思えない白哉隊長の兄バカっぷり、ここぞとばかりに「銀嶺弧雀の連射数は1200発だ」と決め台詞を吐く雨竜先生とポイントを押さえた作りだったと思います。
ファンしか見に行かないであろう映画で、ファンが楽しめる出来になってるんだから十分成功かと。

ただ見ている最中に何度も思ったのは「シリーズで長いこと続いてるアニメの劇場版脚本ってマジで大変そうだな〜」ということ。
人気キャラには全員に見せ場を用意してあげないとファンからクレーム必至なわけでその辺の苦労は随所に透けて見えました。
場面切替が多かったり、全員に見せ場を用意した結果として、各自の活躍場面は意外とあっさりしてる(ラストバトルとかね)というのがちょっと不満だったんですが、それもまあ仕方ないのかなとか(^^;

ちなみに自分はテレビアニメを見ていないので、動いてしゃべっているキャラを初めて見たんですが、なるほど井上があんまり女子に人気ない理由はよくわかりました(笑)
あれは典型的な同性に嫌われるタイプの女の子だよなぁ。
日番谷捜索で徹夜した後、ひとりだけめまい起こしておきながら「わたしは大丈夫だから」って健気ぶるところとかもう女子にしてみれば「なによ、あの女、○○くんの前だからっていい子ぶりやがって、キー!(ハンカチを食いちぎる)」状態でしょうよ。
「人生が5回くらいあったらいいのになあ」の告白セリフはかなり好きなんで、井上さんには好印象を抱いていたのですが、その自分ですら「なによ、あの女」と思いましたもん(マテ
あと全然関係ないけど、夜一さんと砕蜂さんのエロさは相変わらず半端ねえと思いました(マテ
乱菊姐さんは性格が姉御系であのとんでもないスタイルにもかかわらず、あまりエロさを感じさせない中、砕蜂さんはいつだってオレを裏切らない…!
※MU-6さんは早く砕蜂隊長も虚圏(ウェコムンド)に来てくれればいいのにと真剣に願っています


一方の新年最初に見た映画は『椿三十郎』ということになりました。
言わずと知れた超メジャー作品のリメイク…というか脚本もそのままなんで、撮り直しというのが正しいのかな?
ちなみに旧作は未見。
変な先入観を持って臨むのもまずいかなと思いまして。

で、見た感想としては面白いことは面白かったけど、ちょっと脇が甘いかなぁ(ぉ

いや脚本は今見てもよくできてると思うんですよ?
一見、粗野な感じがする椿三十郎だけれど、その実頭が切れてどちらかというと知恵で敵をハメていくところとか実によくできてると思います。
冒頭のタイトルバックで大目付・菊井の手のものが社を囲みに走る様子を写すのもジョリーグッド。
(母親の話によるとこの場面は今回足されたものらしいけど、もしそうなら今回最も良かった変更点はここじゃないかと)

なんだけど、個人的にはどうにも脇役陣が気になって仕方ありませんでした。
具体的に言うと若侍のうちで何かと椿さんにつっかかってくるヤツ(名前忘れた)がどうにも鬱陶しい。
なんかこう芝居が軽いというか……。
基本、痛快娯楽作品なんでああいうのがいてもいいんでしょうけど(実際悪役の黒藤とか軽い役だしね)、どうにも上滑りしているような気がしたのでした。
旧作だとこの役がどうなっているのか、そのあたりも気になるので、そのうちレンタルするなりして旧作チェックもしてみたいと思います。

…あれ? でも、こう思わせるってことはリメイクとしては成功ってこと?
(つか、椿三十郎の感想がBLEACHより短いってどうよ、これ)

最後は業務連絡。
コミケのときにも何人かの方に「期待してます」と言われたことに調子づいて、実家に帰ったついでに妹とまただべってまいりました。
需要がどれくらいあるのかよくわかりませんが、もしよかった聞いてください。

今回のタイトルは
Edgeworth Boxの毒ラジ〜妹と剛田はじめ!〜
ということになっています。
電撃姫の読む場所があまりにも少なかったので、ついに切り捨ててテックジャイアンを取り上げることになりました。
ところがテックジャイアンも読むところがほとんどなかったというダブルトラップ(´Д`;
結果としてメインのネタは現在話題になっている『BabyPrincess』となっております。

ぶっちゃけ後半は半分寝ながらやっているので、キャラ名・人名を間違えていたりするんですが、その辺あまり深いこと気にしないで聞いていただけると助かります(^^;

それではいつものとおりファイルの入手法について。
以前にRSSファイルを登録している方は更新かければ認識してくれる状態になってるはずです。

まだの方は↑をiTunesなどRSS対応プレイヤーにドラッグいただくか、こちらから右クリック→保存で直接どぞ。
(約57MB、120分です)

01/19 いろいろとストレスが溜まっているのかも

以前、MU-6さんがお見合いするかもしれなかった女の子がいたのを覚えておいででしょうか?
先方のご両親は超乗り気だったけど、本人に「いやマジ生理的に受け付けないんで」と断られた例の娘さんです。
(本人がそんなセリフを吐いたかどうかは定かじゃないですけど)
その時、「好きな人がいるので……」というようなことを言っていて、自分はぶっちゃけ半信半疑だったんですが、どうやら本当だったようで親御さんの反対を押し切ってお家を飛び出してしまったそうな。
21世紀に好きな人のためにマジで家出するお嬢様がいるとは思わなかったよ!

その娘さん、どこぞの会社の副会長だかの娘さんだったりしたので、まあお嬢様と言っても差し支えないと思いますけど、そんな前時代的な女性がこのスイーツ(笑)全盛の世の中に滅亡せずに生き残っていたことに驚きを禁じ得ません。
すげーなー、いるところにはいるもんなんですね。
「逃がした魚は大きい」という言葉、案外真理なのかも(^^;


まあ、そんなこんなで魚を逃がしたMU-6さんは今日も今日とて妄想に逃避するわけですが。
そんな妄想の詰まった冬コミの同人誌をなんとか委託できないものかと、書類を書いてとらのあなに送ってみました。
そろそろ1週間が経ちますが、まだ何も返事が来ません。
やっぱりあんな本、取り扱ってもらえないのかな……(;´д⊂)
自分が担当なら扱うかどうか相当微妙だもんなぁ……(マテ

「通常約1週間で返事をします」ということが案内に書かれているので不安でしかたありません。
いやいや、落ち着けMU-6。まだダメと決まったわけじゃないじゃないか。

お見合い話の後日談から同人誌委託の宣伝へとアフィブログも真っ青の流れるようなコンボに我ながらぞっとする今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
東京でも雪が降ったりして寒い日が続きますね。
体脂肪という名の防御壁に身を包み、この冬暖房を使わずに生きてきたMU-6さんもついに先日の寒さに耐えかねてエアコンのスイッチをオンにしてしまいました。
あったかいけど何かに負けたような屈辱感が残りますね(^^;
夏の暑さもそうだけど、こういうのは1回使っちゃうと止めどころが見つからないから怖いんだよなぁ。

で、それとは全然関係なく新年2本目の映画となる『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』を見てきました。
今月後半から来月にかけては『魁!!男塾』『リアル鬼ごっこ』などいろんな意味で注目の映画が次々に公開されるので追いかける方も必死です。
もう少し散らして公開してくれてもいいのにね〜。

さて、そのジャガーさんですが正直微妙でした(´Д`;

キャストの再現度は素直に素晴らしいと思います。
高菜が少しかわいすぎるんじゃないか、とかピヨ彦はもっと没個性的な感じでいいのにとは思いましたけど、それ以外は完璧としか言いようがない。
要潤はもう見た目がそのままジャガーさんでしたし、ハマーもそのまんま。
なぎら健壱の三太夫セガールやら、板尾の影千代先輩に至っては「原作から抜け出してきた」と言われたらなるほど、と頷いてしまいそうなほどの再現度合い。
このキャスティングを担当した人は凄いですよ。
同じジャンプマンガの実写化の例でいえば『テニスの王子様』よりも『デスノート』よりもこの部分では頑張ってたと思います。
『ドラゴンボール』のことは触れないのが大人です(笑)

ちなみに内容も決してつまらなかったというわけではありません。
何箇所かニヤリとする部分はあったので憤慨したりはしないけど、やっぱり微妙としか言いようがない。
そんなレベルの映画です。
なんつーか、独特の間が再現されていなかったり、ハマーのダメ人間っぷりとかブラック・シニカルなネタがあまりなかったのが個人的には残念。
前者に関してはもともと1話完結、しかも短いマンガのネタを繋いで長編の映画を作るような時点である程度仕方ないのかなとも思いますが、自分が原作で好きなのはハマーのダメ人間っぷりを取り上げるネタや、割と最近のジョン太夫 VS しげみちのカルタ対決であったような浅ましい部分を見せるようなブラックノリのところだったりするので後者はかなりしょんぼりさん。
(これだけ読むとオレすげー性格悪い人だな)
まあこれは自分の好みが偏ってるだけなんで、ジャガーの違う部分が好きな人はまた違う感想を持つかもしれませぬ。

それにしても原作のマンガ含めて大笑いするタイプの作品じゃないと思うんだけど、その割に劇場では結構笑い声が聞こえたのには驚きました。
池袋の劇場がほとんど満員で、しかもお客さんに女性の方が多かったことよりもそっちに驚いた。
…………なんだろ、自分、世間からズレてるんですかね?
自分の価値観に自信がなくなってきた今日この頃です。

(以下、色々と攻撃的な文章があるのでご注意下さい)



――さて、「自分の価値観に自信がなくなってきた」と書いた後に書くことではないのですが。
最近とあることに若干の苛立ちと疑問を隠せないので、ここでひとり吠えておくことにします。

「とあること」というのは少し前にエロゲ系サイトで話題になっていた『Dies irae』のことです。

色々と忙しくて実際のゲームはプレイできていないんですが、自分もあのゲームを楽しみにしていたとカテゴライズして問題ない人間だとは思うわけですよ。
コミケでlightブースまで告知本をわざわざ買いに行ったり先行で出ていたドラマCDも買ってましたしね。
もともと伝奇物は好きなので、ある程度以上の注目をしていたと自負しています。
でも、その自分にもどうしてあんなに怒ってる人が多いのか、よくわからないのです。
そもそもプレイはおろか購入すらしていない人間が正義の鉄槌とばかりに批判しているのは、疑問を通り越して不愉快なので「恥を知れ」の一言で終わりなんですが、買った人もそんなに怒らんでもいいのでは? と思ってしまう。
メーカーの内心はどうあれ謝罪して完全版を出すって言ってるんだから、もうそれでいいじゃん。
お前らの聖遺物(アーネンエルベ)はしまってやれよ……とかなんとか。

どうでもいいですけど、この「完全版」っていうフレーズも微妙ですよね。
lightの場合は同じ作品を2度目に出すときにはこのフレーズをよく使うんで今さらですけど、アメリカとかだったら「不完全なものを不完全とわかっていながら発売したのか!」とか言われて敗訴の原因になりそうです(笑)。


話を戻して、一応誤解されないように自己弁護しておくとですね。
期待していた人が「つまんねー!」と怒るのはよくわかるんですよ。
攻略できると思ってたヒロインが攻略できなかった、というので怒るのも全くわからないわけじゃないんです。
誤解を招くような宣伝展開をしていたメーカー側に非があるのは間違いないと自分も思っています。
でも悲しいかな、エロゲ業界ではこんなのはよくあることで、ついでに言えば謝られることなんてほとんどないのが普通なんですよ(^^;
批判された後とはいえ非を認めただけでもよし、じゃね?(日本人的事なかれ主義)。

ついでなので本当に「よくあること」なのか事例を交えて検証してみましょう。
別に関連のサイトを全て見ているわけでも、2ちゃんのスレを見ているわけでもないですけど、いくつかのサイトで問題として挙げていたのはこんなところでしょうか。

1.ルートがあって当然と思われるヒロインのルートがなかった
2.結果として使われなくなったCGがいつの間にか消されていた
3.実は複数のライターがいたけどそれを秘密にしていた
4.インストール容量が書かれていたものより少ない

まず1番については、え〜と『With You』ってタイトルが昔ありましてですね。
あれも荒れに荒れたはずなんで、ここでの例示としては不適切かもしれませんけど、他にも自分が思いつく範囲だと2番にも該当しますが『好き好き大好きっ』なんてソフトもありましたっけ。
ちなみに後者についてはこっそり削除されたヒロインのCGを使い回して、新規のシナリオを書き下ろすことで『フロレアール』という別ソフトができたりしていますけど、あの頃も大騒動になったりしたのかな?
自分もあの頃は若かったのでよくわからんですが、あまり記憶には残っていません(^^;

2番も自分の記憶にある範囲だと、え〜と2007年に発売された『E×E』でもそんなCGがあったような気がするですよ?
今、公式サイト見ても該当のCGが見つからないので証明はできませんけど……。
つーか、メーカーにもよりますけどCGが先行で仕上がっていくなんてよくあることだと思うんだけどなぁ。
ちなみにこの関連だとげっちゅ屋の『ショコラ』の紹介見に行くと「誰だよ、こいつ」みたいな資料が見られたりして非常に面白かったりします。
たぶん初期設定資料をそのまま掲載し続けてるんでしょうが……。
直前まで載せてて消したのがけしからん、ってのはわかるんですけどね。

3番は……、スタッフロールで暴露してるだけマシっちゃあマシかな、というのが個人的な感想。
結局全部「つまんないから怒ってるだけなんじゃない?」と思うのはこの辺です。
『CLANNAD』だって、発売前はたしか麻枝・涼元・魁の3名しか名前を出していなかったような記憶があります。
でも別にそれで批判はされていないわけで、なんか後出しで理由を見つけてきたようにしか思えんのですわ。

4番はこれだけは本当に全く、これっぽっちも何がいかんのかわかりません。
他は自分がある程度冷めているっつーか諦観してるだけで、怒る人の怒る気持ちもある程度以上理解できますが、これだけはマジでわからんです。
「本来作られる予定だった」容量を発表しているとしたら発売されたものが容量少ないのは当たり前ですし、仮にそうでなかったとしても音声の収録レートを変えれば容量なんて簡単に変わりますし……。
プレイしていないのでアレですが、音声のレートが低すぎて聞くに堪えないとかなんですかね?
それなら「容量変に削るんじゃねー」となるのはわかるのですが。
発表されていた容量より多くてインストールできなかったというならともかく、本質的にインストール容量が事前告知より少なくて困ることなんて何もないと思うんですけど。
自分のPC知識が少ないからそう思うだけなの?


まあ、何が言いたいかっつーとですね。
メーカー側に非があったのは間違いないけど、なんか無理やり叩く理由探してる部分もありゃしませんか?と。
1番2番はわかりますけど、3番4番は商品を叩く理由として成立してるようには思えません。
もっと素直に自分が腹立った理由を書けばいいのになぁと、ひとり寒い部屋で呟くのでありました。


あー、それにしてもらしくないことをやっちまったい!
Web上で他人様が書いた文章に文句をつけるなんてなぁ。
今回の件はまだ理解できる部分もあるのですが、最近は処女厨の人とか自分の理解を超えるモンスターユーザーが多くてちょっとイライラしている部分があるのかもしれません。
自分も叩くために叩いていなかったかと、ちょっと反省しつつ今日はこの辺で。