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広東語1日1語?

No.1
「彼の顔がどんな感じなのか、私にははっきり見えないの。唯一わかっていることは、彼の手がとっても暖かくてやわらかいってこと。あなた信じられる?信じられないことなんだけど、彼の手は私に愛を感じさせてくれるのよ!なんで私のことをそんな風にみるのよ!私があなたに意見を求めているだけじゃない。教えてほしいのよ。顔も知らないで手だけで、人を好きになり始めている私って、かなり変かしら?どの女性もみんな突飛なことをすることはあるし、そうなった時誰かを傷つけることはなく、自分自身が幸せな気分になれるのだったら、ちょっと変なことするって、楽しいことでしょ!そうなのよ。私っていつも人を外見で判断してしまうのよね。それに、他人に対してすっごく手厳しい人間だってこともわかってるわ。」

No.2

「知っているわ!いつも皆が私のことオールドミスって陰口いっていること。だから、何だっていうのよ!少なくともあの人たちより私の方がましよ!あの人たちは毎日仕事もそっちのけで、くだらないおしゃべりばっかりじゃない。毎日男をとっかえひっかえ、若さを無駄にしてるだけじゃない!若い時に、仕事に精を出さずにどうするのよ!私は並々ならない努力をして、今のように好条件をそなえた女性になったのよ!私の条件に負けない好条件をもった素晴らしい男性を見つけたいわ!今の私は、仕事では成功している女性っていえる!そろそろ、この好条件の私にぴったり合う男性を物色しなくっては!そういう男性が全くいないはずはないわ!でも、、、私の回りにいる男性、いい男は結婚しちゃってるし、他は仕事もしないで、親の財産で遊びくらしているろくでなしばっかり、、、。」

No.3
最近は日本人が少しうらやましいって思い始めているの。彼らは伝統を守る大切さをよくよくわかっていると思うわ。今の私だったら、お見合いを手配してもらえたら、すごくいいのに〜!男性も女性も互いにまるで結婚式の披露宴に出席するように着飾って、互いに自分が一番美しく見えるように演出してお見合いに臨むのよ!なんで、香港にはこんなに素晴らしい有意義な制度がないのかしら!今日私は長い間鏡の前にすわっていたわ。私の顔立ちは上品で端整だと思うわ。黒ぶちの眼鏡をかけて、髪はひっつめているから、ちょっときつそうには見えるけど、、でもね、このイメージは10年間続けてきたんだから、いまさら簡単にはかえられないわ!でも、私がその人のために自分を変えてもいいと思えるような、その価値があるような男性が現れたら、話は別だけど。本当はね、とっても恋愛がしたいのよ。なんで、こんなに難しいのかしら?この世界、ほとんどの女性は自分の夢見るような恋愛がしたくって、相手を捜し求めている。でも、愛情ってものは、なぜか自分がわざわざ探しにいくと、逃げていってしまうみたい。逆に自然にしていると、向こうからごく自然にやってきたりするのよね。ああ、とっても縁起が悪いけど、あたってるかもしれないわ!」 
 

No.4

「今日私はずっと長い時間トイレに腰掛けていたわ。違うわよ 下痢しているんじゃないわ。気分が悪いのよ!今朝結婚式の招待状を受け取ったの。私が長い間目をつけていた男性が結婚してしまう〜!そりゃあ私は彼とは10回あっただけだけど、彼は本当に条件がいい貴重な男性だったのよ!だって、彼ったら、私より給料がいいのよ!それに私より背が高い!歯並びだって私よりいいし、目だって私より大きい!そうそう、コロンの匂いも私よりきついの!そんな素敵な彼が、私より早く結婚しちゃうのよ〜!とうとう、結婚してしまうんだわ!ああ、なんてことなの。またこの世の中からいい男が一人減ってしまうのよ!

No.5
「彼の結婚招待状をうけとった私は、全身に痛さの異なるさまざまな痛みを感じだした。とくに、頭がとっても痛くなってしまい、何もする気がしなくなったの。もうどうなってもいいって、何もかまいたくないっていう気分に陥ったの。ちょっと町をぶらぶら行く宛てもなく歩きたくなっただけ。失恋を経験したときは、現実から離れてみるのも悪くない。困難に出遭った時によく気がつくんだけど、結局どんな困難もたいしたことではないってこと。そう、昔のことを忘れないと、新しいことはやってこないのよ!町をぶらぶらと彷徨っていたら、スカイブルー色の店の前を通りかかった。その店の前で私は立ち止まった。スカイブルーは、私の一番好きな色なんですもの。理由もなく、衝動的に私はその店に入った。


No.6
「店に入るなり背の高い女性にシャンプー、カット、ブローですか?って聞かれた。そこで初めて、ああこの店は美容院だったのねってわかったの。つまり彼女はこの美容院の受付担当ってことね。シャンプーしてもらうの、悪くないかもしれない。どのみち、私は頭が死ぬほど痛いんですもの!その背の高い女性が、私を案内してくれてイスにすわらせて、タオルをかけてくれた。そして、誰かご指名ですか?って私に聞いたの。心の中で、シャンプーごときに指名もくそもあるのかしらって思ったけど。自分がこの店のこと知らないってこともちょっと不安だったから、何もいわなかったわ。黒縁の眼鏡をはずして、美容師がやって来るのを待っていた。私って500数度という近眼なので、眼鏡をとると、ぼやーっとしちゃって、ほとんど何もみえなくなってしまうの。



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