アンのらぶらぶ大作戦☆(その3) シリウス「あ、アン、俺ちょっと着替えてくるから」 フォールス「おいおい、一応紹介くらいしてくれよ」 シリウス「そうだったな。えっと、こっちがフォールスで、あっちがクレセントだ」 クレセント「随分と投げやりな紹介をしてくれるじゃない(^^;」 シリウス「まぁ、あとは任せたよ。じゃ、ちょっと着替えてくるな」 クレセント「はいはい。あたしはクレセント。まぁGF戦に参加してるし、改めて自己 紹介する必要は無いよね」 フォールス「俺はフォールス。MMでは二人のメカニックチームをまとめている。 二人の保護者、ってとこだ。よろしくな」 アン「こんにちは、フォールスおじさま、クレセントお姉さま。 アンリエット・ド・ラ・ターシュと申します、どうぞよろしくお願いします (ぺこり)」 フォールス「おじさま?よしてくれよ、俺はそんな歳じゃない(^^;」 アン「(え、30以上はおじさまって呼べって教えられたのにぃ) はい、ではフォールス卿……で、よろしいですか?」 フォールス「よろしくないっ(笑)」 アン「フォールスさん。こうお呼びすればよかったんですねっ。 ごめんなさいフォールスさん。わが家は礼儀作法に厳しくて……」 フォールス「礼儀作法に厳しい、か。クレセント、すこしは見習ったらどうだ?」 クレセント「あたしも一応作法くらいは知ってるんだから。無視してるけどね。 そうそう、お姉さまもやめてね。あたしの事は呼び捨てにしてくれて構わ ないよ。これからGF戦でお手合わせすることにになるかもしれないね、 よろしく(^^)」 アン「は〜い、でも、年上の方を呼び捨てにするのは失礼だと思います ので、クレスさんって呼ばせていただきますね〜」 クレセント「うん、それでいいよ。あ、あたしに対して失礼はいくらでもオッケーだか ら。あたし自身、無礼のカタマリみたいな人だからね」 アン「もしかしたら、連日押し掛けたりしちゃうかもしれないんですけど、 その時はよろしくお願いします」 クレセント「毎日だって構わないよ。あ、あたしはちょくちょく忙しいけど、シリウスは いつでも空いてるから安心していいよ」 と、そこへシリウスが戻ってきた。先程までの鎧姿ではなく、ごく普通の青年、と行った感じの恰好だ。 シリウス「すまない、待たせたな。といっても夕食つくるのはこれからだから、もう すこし待ってくれな」 アン「シリウス様のお料理、期待以上でしたぁ(*^^*) うちの料理長解任して、シリウス様になっていただきたいくらいっ☆」 シリウス「そんなに喜んでもらえたら光栄だな(^^)ところでさ、時間大丈夫?」 アン「……あ、もう外は暗くなっちゃってたんですねー、とっても楽しかったか ら、時間が経つのが早かったなっ(^^) では、そろそろ失礼します。爺も心配してるでしょうし……」 シリウス「それじゃあ俺が送ってくよ。すっかり遅くなっちゃったしね。 というワケで車借りるぜ、フォールス」 フォールス「構わないが……傷つけるんじゃねえぞ」 |