この世界設定は、篠崎砂美さんがホームページ上で公開しているMMの世界観(非公式版)を元に、SF小説や漫画などからも色々とパクったりしつつ(ぉ、一応、MMGF戦のオリジナルの世界として考えたものです。
初めに断っておきますが、GF戦はMMとしては軟弱((^^;)と言うかMMの試合以外の部分にかなりの重点が置かれています。と言っても、AKの作成や試合自体をないがしろにしているということでは、もちろんありません。
GF戦は元々、MM初心者や、AKを作って戦わせたいけど時間的に余裕のない人でも気軽に参加出来るようにと作られた、1対1の試合を行うパイロット登録制のマッチメーカーです。試合は、クレジット完全補償、外部転送率100%でパイロットが死亡することもありません。試合がこういう条件なために、現時点でGF戦に参加しているパイロット達にはシビアな設定の者はいないようです。
試合以外に重点を置くというのはGF戦の元の主旨からはずれているのですが、BTNのMMは実質的にはGF戦しか行われていないので、このGF戦用の世界設定をおこすことになりました。その結果、GF戦の行われているサングロイアという都市では、MMはスポーツとして認められているということになりハードなMMは行われていません。
ですから、決闘の意味を持つ試合をしたい、またはハードな世界に生きるパイロットを参加させたい、という人にはGF戦は向いていません。しかし、この世界にはそんなMMがふさわしい国家や都市も存在しますので、そういう場所を舞台にしてハードなMMを行うことも出来ます。
(管理人注・当サイトではハードなMMを行う予定はありません、あくまでも軟派一本でいきます(笑)ハードなMMを求める方には当サイトは向きません。他のサイトをお勧めします)
MMの大会を定期的に開催しているところや首試合の盛んなところのほとんどは、そのMMが行われている世界の設定を自分達で創り、パイロットやオーナーはその世界の住人という設定でMMに参加しています。
しかし、各オーナーがパイロットやオーナー自身に与えた設定は、そのキャラクター達の中で完結してしまい、MMの世界には反映されていないことが多いようです。MM世界のキャラクターに与えられた設定がMM世界に反映されないようでは、パイロット達は同じ世界の住人のはずなのに試合以外での接触がない、もしくは、交流出来ない、という状態になってしまいます。
試合の後日談として、パイロットやメカニック達の様子を会話や小説形式で書いてアップロードしたりするオーナーもいます。しかし、それでキャラクター達の設定が詳しくわかったとしても、「へー、そうなんだ、面白かった」で終わってしまうことが多いですよね。パイロットとメカニック達の性格や関係などが書かれていても、どこに住んでいるのか、どこのどういう組織(会社や学校等)に属していて、MM世界ではどういう立場の人間なのか、等が書かれることはほとんどありません。
キャラクター達の実生活に密着した設定がMM世界のマップ上にちゃんと配置されていれば、キャラクター達の住んでいる世界がもっとはっきりしてきて、同時にオーナー同士の連帯感も強くなると思います。
しかし、大元のMM世界の設定が大雑把過ぎると、他のオーナーに遠慮してしまったり、MM世界のどこにどういうふうに配置したらいいのかわからないということが多いようです。そこで、GF戦参加者の希望もあり、GF戦の舞台となる惑星とサングロイアという自由都市だけでも、ちゃんと設定しようとしたわけです。ところが、その設定だけだと逆にキャラクター設定の幅が狭められてしまう可能性があったので、結局ひとつの世界すべてを設定・解説するという形になりました。
BTNには、GF戦に参加しているキャラクター達の掲示板があります。この掲示板には、彼ら(パイロットやメカニック等)自身が書き込みを行っていることになっています。当然、レスも自分のパイロットやメカニックとして書くわけですが、そうすることによってキャラクター同士のコミュニケーションが出来るようになっています。実際にこの掲示板を読んでみればわかりますが、ほとんどTRPGのノリになっています。その中での会話や状況描写等にMMとは直接関係のない小道具的な物が良く出てきます。そういう物についてもある程度まで設定してありますが、それは同じ世界の住人なんだとより意識できるようにです。
意表をついたちょっと無茶と思えるキャラクターでも設定可能です。この世界に関しては本当に細かいところまで設定・解説してありますが、例外はどんなものにもあるもの。「〜らしい」とか「〜もある」なんて書いてあるのはそのためです。
例えば、パイロットをエルフにしたい場合。連邦が接触を禁止している未開惑星の1つに、いわゆるファンタジー世界そのままの惑星があることにします。その惑星から何か適当な理由をつけてエルフを連れ出してしまえばオッケーです。エルフの人身売買組織から救ったとか、その惑星に不時着して仲良くなったので連れ出した(ォィ とか、理由はいくらでも。
例えば、猫に変身する女の子をパイロットにしたい場合。上と同じ。または遺伝子操作の結果とか。この2つのパターンを使えば、まぁ何でも出来ますね(笑)。
上の2つの例は極端ですが、場所をクーリエに限っても自由度は高いはずです。日本の寺社が欲しければ、日本伝統文化保護団体が作った自由都市を創造してください。もちろんサングロイア内にそういう場所を作ってもいいです。星間企業が計画して作った海洋都市を自由都市としてもいいです。この場合、この自由都市の市長をオーナー自身にすればもっと自由度が高くなるでしょう。クーリエとサングロイアに関しては現在参加しているパイロットの設定が無理なく使えるようにしたつもりです。他の自由都市の住人はGF戦に参加してはいけないなどという規則もないのでその点は心配ありません。
この世界の人類の居住圏は何しろ広いので、どこに何があって、何が起こっているかわかったものではありません。銀河連邦の銀河統一宣言はただ宣言しただけであって、全ての居住惑星が連邦の勢力下にあるわけではないのです。「汎」銀河戦争とは言え、実質的には戦争には加わっていなかった惑星や国家も多いはずで、そういう場所ではクーリエと同じように平和かも知れませんし、隣国との戦争や内乱などの真っ最中かも知れません。それに、この時代は、国家もしくは国家単位の組織ばかりが強大な権力や支配力を持つものとは限りませんから…。
設定に登場する人名や固有名詞等は、自分の設定に取り入れたり登場させたり、自由にしてしまって構いません。
質問・意見等があれば遠慮なくどうぞ。なるべくボードでお願いします。
今のところ、これを含む一連のGF戦世界設定説明ファイルにはGF戦の主催者として考え出した世界設定しか書かれていません。個人的には「海牛の嘆き亭」「バーチャナイト」など他にも色々とあるのですが、同じように自分のキャラクターに付属して作られた設定は誰にでもありますよね。もし、それらの設定をGFワールド(今更こう呼べば都合のいいことに気がついた(^^;)の公式設定として語句説明のファイルに書き足していけたら、GFワールドはもっと形が出来ておもしろくなると思いませんか?