衛星シーウェイ
ここでは、当サイト独自の舞台、シーウェイについて説明しています。
【沿革】
まだサングロイアに宇宙港がなかった数十年前、宇宙空間への中継地として建設された小規模の宙空都市である。いくつかのモジュールで形成されている、いわゆる人工衛星。静止軌道に乗っているため、常にサングロイア上空にある。
当初は港としての目的しかなく、宙港モジュールと工業モジュール、それに宿や歓楽街の並ぶ、さして大きくないモジュールしかなかった。しかし現在では宙港モジュールを中心に、居住モジュールや多くのモジュールが繋がりあう一大衛星となっている。
【シーウェイ】
サングロイアに宇宙港ができた今でも、その安価な空港使用料から多くの人々に利用されている。
場所柄さまざまな星の人々が行き交うため、衛星全体が自由な雰囲気で満ちている。ゆえに犯罪も少なくなく、自警団なども組織されている。
行政的には「サングロイア特別区」という位置付け。単なる町とは違い、ある程度の自治権を持っている。現在の区長はピジェ・クマール。
【モジュール内部】
宙港モジュールは無重力だが、他のモジュールには重力が働いているため、惑星にいる時と同じように生活することができる。
モジュール内部は地上と同じような季節(日本と同じ)や気象などが再現されている。感覚的には惑星上にいるのとほとんど変わらない。森林や川なども存在する。
一つのモジュールはいくつかの層に分かれていて、各層には名前がつけられている。それらは道路や転送装置によって自由な行き来が可能となっている。他の交通機関はサングロイアと同じ。
【サングロイアからのアクセス】
軌道エレベータはなく、行き来は主に高速シャトルによっている。
サングロイア宇宙港からは片道1時間程度。もちろん、より高速の宇宙艇であればそれ以下で到達することも可能である。
【シーウェイとMM】
人口が徐々に増えつつあるシーウェイは、衛星という枠を越え、都市への脱皮を図りたいと考えている。そこでMMを誘致し、より多くの人口、収入を得、都市としての知名度をアップさせようという計画が持ち上がった。
そのため、シーウェイでは実力のある者はドーリングによって十分な収入を得られるようになっている。ここがドーラーにとって魅力ある場所になれば、著名選手も招きやすくなる。それがMMの成功、ひいてはシーウェイの繁栄につながるという思惑である。
マスコミもMM、ドーラーについてよく取り上げる。そして当然、人気の出た者は芸能人的扱いを受けることになる。そのような仕事を副業的にこなし、多くの富を手にするドーラーも存在する。
【アージェントコロシアム】
モジュールの最上部に位置する、シーウェイにより運営されるコロシアム。MMをはじめるにあたり、急ピッチで完成された。
最大収容人数9万5千人、バトルフィールド直径は約700m。オーシャンコロシアムを手本に作られたため、施設はほとんど同じものがある。
コロシアム上部は通常青空が広がっているが、ドームを開けると宇宙空間が現れる。
【ホワイトボード】
シーウェイからほど近い宇宙域に作られた、フィールドバトルロイヤル専用コロシアム。重力発生パレットを並べ、その上で戦闘が行えるようになっている。
そのあまりの広さと場所の問題から、観客席はなく、自由視点放送システム(放映したいエリアに多数のカメラを設置し、位置、形状情報を取得、その情報は視聴者側のコンピューターで演算し、視聴者が望む視点を仮想的にTVに映し出すシステム)による観戦方法が取られている。
【対武力対策】
ここでは武装AKの使用は一般的に許可されていない。武装AKの所持には特殊な免許を必要とする。これはAKに限った事ではなく、武力につながるものに対してシーウェイはサングロイアに比べてかなり厳しい。シーウェイがサングロイアの真上という軍事的に重要な位置にあること、そして周辺宙域の宇宙船補給基地としての役割を持っていることから、それらに対して神経質にならざるを得ないからである。
それは競技用AKに対しても同様で、許可なくコロシアム外でAKを操縦することはできない。しかし実際問題として、コロシアムで戦っているAK、ドーラーに対してはその許可も下りやすいようだ。
【軍隊】
ここにはシーウェイ固有の軍は存在せず、クーリエおよびサングロイアの軍隊が常に駐留している。また、銀河連邦軍とのホットラインが引かれているという噂もある。
Special Thanks‥‥Wisp氏、蚊取り線香氏
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