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箱根までのサイクリング |
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2000年11月4日 (日帰り) |
![]() 登山型サイクリング 2000年11月4日にマウンテンバイクで箱根まで行きました。朝5:30に出発して、逗子・鎌倉を通過して、江ノ島付近に7:00に到着して初の休憩を10分間取りました。ここまでの距離は30kmでした。7:10に出発して一部区間はサイクリングロードを通ってみたのですが、海辺の砂が多く走りにくい為再び国道を走りました。うっすら雲のかかった富士山を見ながら、25km/h前後のスピードでのサイクリングでした。湘南大橋・大磯を通過して、小田原に近づくと高校生が自転車に乗っている姿を散見しました。彼らを次々と抜いて、8:30頃にまだ高校生を見かけたのです。「君達、遅刻じゃないか」と思いながらまた抜きました。64km地点の小田原には8:40に通過。ここからは緩やかな坂が続くようになりました。箱根登山鉄道の箱根湯本駅前には70km地点で9:05に到着して、気温が17℃の中で2回目の休憩を35分間取りました。 |
往路 | 自宅==片瀬江ノ島(30km)=大磯=小田原(64km)=箱根湯本(70km)=大平台(75km)=強羅=早雲山==大涌谷(86km)=桃源台(92km)=元箱根(104km)=箱根関所跡(105km) |
箱根湯本から難所 | |
箱根湯本駅前を9:40に出発し、ここからは難所である箱根の坂を上りました。箱根湯本から見た山は上のほうが雲かぶっていました。ここから強羅経由の場合で大涌谷までは16kmの道のりですが、連続上り勾配はかなりきつかったです。すぐそばを走っている箱根登山鉄道は、ラックレールなしの鉄道の中で日本一急勾配である為それなりの事はあります。もうすでにサドルと接しているヒップの一部分が痛かったのです。しかも私にはこの坂で乗りっぱなしができず、一部区間で歩いたこともありました。通過する観光バスやタクシー客は興味深そうに私を見ていました。マウンテンバイクはサイクリング用の自転車に比べると車体が重いせいか、坂では少しつらいようです。その上平地でもスピードがあまり出ません。上り勾配で喉が乾き、何度もペットボトルに手が伸びました。 | ![]() |
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小涌谷付近から強羅へ向けて自転車を進めたのですが、ここから一時的に下り勾配となりました。ランチタイムにしようかと強羅公園前まで行ったのですが、入場料を取られる為やめました。強羅から早雲山(そううんざん:北条早雲の名前からとった山の名前)駅まではケーブルカーが近くを走っているせいか、地獄のような勾配の為、マウンテンバイクを押して歩きました。強羅到着間際に一時下り勾配があったなと思ったら、強羅から先はものすごい上り勾配だったのです。まるで落ちたような感じで信心から遠ざかると、這い上がるような感じで回復させることが大変なようなものでした。この付近は色々な会社の保養所があり、紅葉を見ることが出来ました。早雲山駅前で7分ほど休憩にしたのですが、ここでも自転車に乗っている私が観光客の注目を浴びました。皆の目が少し丸くなっていたのです。気温は高度を増す毎に低くなり14℃でした。それでも短パン半そでで平気でした。早雲山を後にして大涌谷へ向けて出発しました。ここから先はロープウェイ沿線で今までのように温泉旅館や家はありません。足のももは大変疲れてきました。大涌谷に近づくと車の大渋滞。其の中を縫うようにマウンテンバイクを進めました。もうこの辺りでは歩きました。 |
素晴らしい! 大涌谷到着 | ![]() 大涌谷 (ここでは温泉でゆでた黒卵が有名) |
12:40に86km地点の大涌谷に到着しました。高度約1200mの大涌谷では雲を被っていることが多いのですが、私が到着したときはスカッとした秋晴れではないものの富士山が見える空でした。気温は11℃。私が自転車に乗っている姿を観光客が見て、「えっ、自転車?!!」と何人も声に出して驚いていました。自分自身最後まで諦めずにやり抜いたぞと感動! 本当に辛かったです。歓喜の中、通りがかりのオバちゃんに写真を撮ってもらいました(富士山とマウンテンバイクも入れて)。しかしこれがまだゴール地点ではなく、折り返し地点は箱根関所です。大涌谷の名物は「黒卵」。5個売りのため買うのをやめました。そこで少し散策をしたのですが、階段を昇っている最中に左のももをつってしまい、悪戦苦闘でした。足を一歩階段に置いたまま暫く止めたのです。到着したばかりの時は短パン半袖で平気でしたが、休憩すると寒くなった為、上に服を着ました。それから疲れた体を癒す為に、自宅へ電話して母に日帰り温泉の宿を探してもらいました。きつい坂の連続はここで終わりでした。 |
![]() 大涌谷(標高約1200m地点) (富士山とツーショット?!!) |
14:20に大涌谷を出発し、下り坂が続きました。スピード慣れしてしまい、ヘアピンカーブを曲がるときに遠心力で後輪が外側へずれ込むような感じで走行してしまったのです。そのカーブを40km/h以上で曲がっていたのです。下りきった所の92km地点で桃源台に14:33の到着。芦ノ湖と海賊船「パイオニア」号を見て14:40にはもう出発することにしました。行ったことがない芦ノ湖西部の湖畔を通ろうかと思ったのですが、走っている道がどうも違うなと思いながら進むと上り勾配が続くようになり、下の方の誰も通らない舗装されていない道が芦ノ湖西部の湖畔の道でした(ちょっと怖い雰囲気)。私が通っていた道は料金所に突き当たり、其の先が自動車専用道路の「芦ノ湖スカイライン」でした。そこから見た駒ケ岳と芦ノ湖湖畔の紅葉が綺麗でした。すぐに桃源台へ引き返し、そのまま元箱根へ向かいました。桃源台を通過しても上り勾配があり痛い足に負担がかかりました。 |
箱根関所跡で折り返し。 強制送還ではありません! |
![]() 芦ノ湖と海賊船(遊覧船) (背景に富士山が見える) |
15:33に104km地点の元箱根に着きました。湖畔からは富士山の上の部分が見えました。撮影してすぐ、15:38に出発して、折り返し地点の『箱根関所跡』105km地点に15:45の到着でした。気温は13℃。決して暖かくない気温でした。『関東』の名は『関所の東』から、中部を挟んで『関西』の名は『関所の西』から由来しています。箱根関所は1619年(江戸時代)に設けられ、関所破りは死刑でした。英語で箱根関所を"Hakone Checkpoint"、通行手形は"passport"と訳されていました。私は以前通行手形の事を"visa"と解説するのかと思っていました。箱根関所の近くの茶屋で休憩し、富士山と芦ノ湖を見ながらあんみつを食べ、お茶を飲みました。日本人なら何となくいい雰囲気の所でした。 |
復路 | 箱根関所跡(105km)=元箱根(106km)=精進池(お玉が池)(108km)=畑宿(113km)=弘法の湯(118km) =小田原(125km)=大磯=片瀬江ノ島=自宅(188km) |
![]() 箱根関所跡(復元) (現在は別の場所へ移転した) |
16:05に箱根関所跡を出発し、元箱根の湖畔で湖を眺めながらマウンテンバイクを進めて箱根湯本方面へ向かいました。日が沈みかけてきて、山地の夜は危険であることが分かっていた為、慌てて帰ることにしました。旧東海道の道路を通り、後は長い下り勾配を通るだけだと思った時に自宅へ電話することを思い出し、途中のお玉ヶ池で電話しました。周囲に誰もいない中、声の大きさを気にせずに喋りました。この通称お玉ヶ池は、精進池が正式名称です。江戸にいたお玉さんは実家の伊豆へ帰ろうとしたときに通行手形が無かった為、違う所を通って関所破りをしたのです。それを見つけられて死刑となったのです。お玉さんの首を精進池で洗ったことからお玉ヶ池と言われるようになりました。まるでベルリンの壁を乗り越えたときに射殺された人を連想させられます。 |
連続下り勾配。ブレーキが焦げた! |
再度マウンテンバイクを進めて、ヘアピンカーブが多い長い下り勾配を延々と通りました。ブレーキが異常に熱をもって焦げてしまわないかと心配しながら、ブレーキをかけたり開放したりと繰り返しました。ブレーキのかけっぱなしと強いブレーキは危険です。なんとその坂では最高53.8km/hを記録しました。走っているうちに焦げているような臭いが漂って来た為、お玉ヶ池から5km地点(自宅から113km地点)の畑宿で5分休憩しました(16:45着)。手はかじかんでいるのに、ブレーキと接している部分の車輪に触れると熱を持っていることが分かりました。出発前日に自分で自転車の整備をしたのですが、ブレーキのネジが緩んでいるという異常を発見して直しておいて良かったと思いました。「前前(さきざき)の用心」を心がけることは大切ですね。畑宿ですでに日は沈んでいて暗くなりかけてきて、歩いている人も見られませんでした。休憩しているときに思い出したことがありました。昨年、畑宿から一家3人で旧東海道を歩き、石畳の道をゆっくり踏みしめながら箱根関所まであるいたことが懐かしく思いました。 |
帰るのも大変 |
家に着いたのは22:45でした。全走行距離は188km。足のももの筋肉の痛みは5日後にやっとひきました。とにかく箱根湯本から大涌谷までは一番苦しかったです。筋持久力は欠けていると感じました。100kmを超えるサイクリングは初めてでした。この記録が『自分史』に残ることと思います。 |
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