Paranoiacな日々
-2002年06月-
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2002/06/27

*どうも、日記と言うか週記になってしまっていますが、まあ気にせず進みましょう。マイペース。
 今月はなんだかFIFAワールドカップ™月間な日記ですが、もうちょっとこの方向で。

 韓国ですよ韓国。
 あたしは、スポーツ観戦は好きなんですが、どこのチームって言うよりも『面白いゲームが見たい』っていうタイプです。ので、勝ち負けよりも、いいゲームが見れたら嬉しい。
 韓国代表チーム(大極戦士とか言うらしい)のゲームは、なんだか対ドイツ戦しか『いいゲーム』ではなかったよなあ。残念ながら。

 彼の国の思想統一教育の成果国民性故に、韓国では自国の出ない試合のチケットは余りまくりだったそうです。
 結局、韓国は『サッカーが好き』なのではなく『一流プレイヤーの活躍が見たい』のでもなく『韓国代表が健闘する所を見たい』のですらなく『韓国が勝つのを見たい』だけなのでしょう。
 日本で多かった(らしい)『べっかむ様〜♥』風ミーハーな応援ってのも、なんだかちょっと違うような気もするのですが。
 でも、スポーツを楽しむっていう意味では、ミーハーの方が偏執的愛国心よりよっぽど健全だと思うな。

 そういう"偏執的愛国心"故に、明石家さんまがTVでドイツ代表ユニフォームを着ていたり『W杯の権威は守られた』発言に怒り狂ったりするのでしょうが。
 もちょっとクリアな視点で世界を見るべきだと感じます。

 彼の国では対ドイツ戦の際「ヒトラーの息子達は帰れ」とかハーケンクロイツとかが描かれた横断幕を掲げようとしていたそうです。
 さすがに、そりゃダメでしょう。いくらなんでも。
 世界中から猛反発食らうぞ。というか、外交問題に発展しかねない、大問題だと思う。

 彼の国での応援は、他国のプレイヤーや他国国民を侮辱するものが多かったし、自国チームの出場しないゲームは全く無関心。どころか外国チーム同士の試合で『大韓民国』コールをしていたり、もうやりたい方題らしいです。
 そんな国がFIFAワールドカップ™ホスト国として適任であったかどうかは、そりゃもう言わずもがな、ですが。

 まあ、結局これも『一部の先鋭化したヒトビトの行動が大きく取り上げられすぎた』だけだったというオチを願って止みません。
 どうも彼の国の国民には『一部の先鋭化したヒトビト』が結構多いようなんですが。

 で、その『先鋭化した』人の一番トップに位置するのは、やはり鄭夢準(チョン・モンジュン:CHUNG Mong-Joon)さんでありましょう。
 誰それ?
 この人は韓国人です。当たり前か(笑)
 この人は、まずFIFA役員副会長の一人です。
 同時に韓国サッカー協会(KFA会長です。
 そして2002年FIFAワールドカップ韓国組織委員会(KOWIC役員です。
 さらに、現代(HYUNDAI)グループ創業者の六男であり、現代重工業の社長職を経て現在国会議員(無所属)となっている人であります。
 HYUNDAIグループと言えば韓国では一大財閥であり、HYUNDAIモーターは今回の2002FIFAワールドカップ™唯一の自動車系列でのオフィシャルパートナーです。
 で、とどめにこの人は、2002FIFAワールドカップ™の大成功(韓国国民にとっては)を追い風に韓国大統領戦に出馬しようとやる気満々の人です。

 どうよ、これは。
 黒い疑惑を持たれても仕方がないよなってくらい、この人には八百長を仕組む動機が満載です。
 事実、審判団の選出に対して圧力があった等、色々と噂も流れております。
 どっこい日本ではある筋(笑)から何らかの圧力がある(という噂がある)ので、このテの話題はあんまり流れていません。最近、ようやくちょびちょびと出て来ていますが。
 しかし、決勝戦と3位決定戦の審判団の発表を見ると、いくらなんでもそりゃロコツでしょってくらいの圧力具合を感じませんかね。

 ここらへんの疑惑については週間アカシックレコード2002年W杯サッカーのディープスロート〜「韓国の犯罪」を見逃すな〜なんかが、非常に興味深い記事を展開しています。

*あたしは、韓国国民が愚かだとも思わないし、韓国代表チームが弱いとも思わないよ。
 彼の国の国民は只単に『自国がよければ何をしてもよいという(あえて言えば"歪んだ")教育を受けて来た』ために回りを見まわす余裕がないだけだし、韓国代表チームは(世界の4強に含まれる程ではないかもしれないが)よく走りよく攻めたと思う。

 韓国にとっては、そりゃあ世界の桧舞台で活躍できたし、(共催国の)日本にも(成績では)勝てたし、嬉しいでしょう。
 韓国代表チームは歴史的な怪挙快挙を成し遂げ3位決定戦まで進み、上手い具合に興行的には最高の展開になって、懐具合を心配していた人達もホクホクでしょう。

 でも。
 韓国戦以外の試合ではスタジアムは空席だらけ、サポーターは他国を侮辱する行為を平気で行う、審判の判定は不可解なほど韓国びいき。
 そんな国と進んで試合をしたいなんて思うのは、色々と弱みを握っていて情報操作ができる国くらいしかいないだろうし、そんなことじゃ韓国サッカーの本当の育成にはならないと思うな。
 韓国代表チームの選手は、いいゲームをできる実力があったと信じていますが。今回のあれやこれやで"世界のサッカー"からは切り離されてしまい、結局自滅してしまうんではないかと心配してしまいます。

 あと心配と言ったら、日本ね。
 こんなに隣国に配慮した報道を続けていたら報道の意義そのものが失われてしまうし、その程度の"報道"しかできないマスコミは実力がない(外圧に屈している)と受け取られる(事実そう)だろうし。
 おっと、週刊新潮が7月4日号でなにやら告発記事っぽいことをやっているようです。
 週刊文春も同じく7月4日号でやっているね。
 多分買わないけど。最近そういう『裏楽しい』って意気込みが抜けてしまって。老化現象でしょうか。

*ワールドカップが政治と金儲けの道具にされてしまうのは、結局しょうがないのかもしれないけれど。
 でも、折角の4年に一度の大会なんだから、もっと純粋に『スポーツを楽しむ』ことができるような大会の方がよかったなあ。

*フーリガンは外国からやってくるのではなく、実は自分の国の中の『ごく一部の人』がフーリガンになるのだって言う事実を、ようやく認識しました。
 よくよく考えれば当然の結論なんだけれどなあ。

*ま、お祭りはおしまい。
 どんなに言っても後の祭り。
 おっと、まだまだ3位決定戦と決勝とが残っていましたな(笑)
 韓国代表『大極戦士』の"本当に素晴らしい"試合と、ドイツ対ブラジルの素晴らしい試合とを期待しています。
 いやホント。

2002/06/19

*結局お祭りは、これでおしまい。
 まあ、こんなもん、なのかな。
 弱いわけじゃないと思うのですが『何か』が足りなかったんだろうなあ。
 選手にも監督にも、サポーターにも。

 全体的は、日本代表チームのプレイは面白かったので、まあいいか。ミスが目立ったのは非常に残念だったけど。
 しかし、予選3試合のトルシエ采配は今までとはうって変わってファンタスティックだと思ったもんですが、トルコ戦のは、なんだか元の『選手起用のヘタクソなトルシエ』に戻ってしまったような気がします。
 SANTOSはもったいなかったよなあ。もっともっとプレイさせるべきだった。交代早すぎ。最後の交代枠を後半41分で森島で使ったのも疑問。
 やっぱし後半25分〜30分あたりで中山投入が一番冴えたやり方だったよなあ。あの場面。
 結局、安貞桓(AHN Jung Hwan)みたいに、おいしい場面でおいしい仕事ができる選手は、あの時ピッチ上にいなかったってことか。

*韓国は勝ちましたね。
 色々と、問題もありましょうが。
 それでも韓国代表は『勝ってもおかしくないチーム』だったと思う。
 最低限、審判のえこひいきだけで勝ったわけじゃない。

 主審モレノのジャッジがホーム寄りだったってのは、そうだったと思う。
 トッティにシミュレーションでイエローカードってな、あれはいくらなんでもやりすぎでしょう。特にアピールしてたわけでもないし。普通に流して問題ないプレイだったと思うのだが。

 でも、そういうジャッジの不公平もホーム贔屓もなにもかも含めてワールドカップ™だと、思うのですよ。
 そんな中で苦しみながら何回も出場して、1回でも優勝できたら素晴らしい。そういうもんだと。
 ま、次のスペイン戦では、もちょっとスッキリできる試合を期待しますがね。
 ホーム贔屓だけで優勝できるほど、ワールドカップ™てな甘くもなけりゃ軽くもないと思うし。多分。

 しかし、韓国国民の無邪気な『勝った勝った』のはしゃぎっぷりは、如何なもんかね。
 大体がして、昨今の韓国スポーツでの米国敵視は、冬季オリンピックでの疑惑の判定が元でしょうに。自国に有利な判定だったら無問題って態度は、いささかげんなりしてしまう。
 あと、韓国の国民感情を配慮してそんな話題を自粛している雰囲気の日本のマスメディアね。そういう対国家関係は『お隣さん』との『対等な関係』ではなく『属国意識』って言うのだと思うが。
 げんなりしちゃうよね。

 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)はワールドカップ™を録画編集して放映しているらしいのですが、日本、韓国、米国などの試合は報道していないそうです。
 そういうのも、げんなりしちゃうよなあ。
 世界には北朝鮮と『それ以外のどこか』しかないのですな。彼の地では。

*日本−トルコ戦での主審は、顔が怖いコッリーナさんでした。
 有名人だったのね。公式サイトがあるんですが(笑)

*韓国代表のチームカラーは赤なんで、応援するサポーターもみんな赤いユニフォーム着て応援しています。
 そりゃもう、コカコーラのコマーシャルかと思うくらいに。

*本当は日記を書きたいネタがいくつかあるんだけれど、自宅のコンピはまだまだ絶不調です。
 つうか、まったく動かなくなりましたが。
 CPUが異音を発するなんてこと、あるんでしょうかねえ。どうもフタ開けて色々調べた結果、CPUそのものが原因っぽいのですが。
 つうか、Gatewayサポートセンターからのメール内容があまりに酷いので、そのうち公開するつもり。
 コンピがなくても生活できるけど、ちょっと寂しいな。

2002/06/12

*自宅のこんぴうた(牛柄Gateway)は、今日も元気に動作不良です。

 ちゅうか、動かないのですがね。
 止まる。

 ので、もうちょっとお休みです。
 あうう。狂牛病休暇。
 サポートからの連絡待ちです。

 今日の日記は、会社からアップ。
 いや、今日は多分とっても遅くなりそうなんで(;´Д`)
 ちょいと息抜き。すぅはぁ。

2002/06/05

*日本vsベルギーは2対2でとりあえず勝ち点1をゲット。
 0対0で引き分けってより100倍くらいよかったですよ。内容として。
 いやまあ、仕事してたんで見てないのですが(;_;)

*ワールドカップですよ。
 チケット問題で大騒動ですね。
 気持ちはわからんでもないですが。
 しかし肉倉(ししくら)真澄ですか。
 彼は、きっと『日本国内で初めて公的に認定された日本人としてのフーリガン』の名を背負って生きていかねばならんのでしょうなあ。
 お祭りで腹が立ったからって、あれは遺憾よ。

*ま、実際のところFIFAがアジアを小馬鹿にしていて、バイロム社が無理して世界イベントに手を出したから、ってところでしょうか。
 一方的に責めを負うべきはFIFAであると確信しますが。
 全く。ブラッター会長は他人の食生活に口出しする前に自分の明日の食事を心配するべきではないか。

*とは言え、欧米人。
 うむ、『欧米人』と言うくくりかたも、なにやら微妙な差別的感触があるのですが、兎も角欧米人の全てが全て、犬肉を食べるって言う事に対して激しい嫌悪感を示している、ってワケではないのではないかなあ、などと、考えたり。
 結局、一部の先鋭化した人の中で、発言権の大きい人たちが取り上げられてしまったからこそ、みんながみんなそっちに傾いていると受け取られてしまっているだけで。
 ほとんどの人は『オレは食べないけれど、あんたが食べるのは勝手だ』程度にしか考えていないんじゃないかなあ。

 逆にいえば、動物保護に先鋭化した人々ってのはどこの国にもいるわけで、日本にだってHELP ANIMALSなんて『動物愛護団体』があったりするのです。
 愛護が悪いとは言わないけどね。
 残念ながら生物として産まれて来た以上他の生物を『殺す』のは業である、としか言いようが無いんじゃないかなあ。
 ここらへんも、恩恵は受けつつ自分の見たくないものは徹底して否定すると言う感覚なのでは無いかなと、考えますが。
 そういや誰かが『「**をなくせ、禁じろ。」と攻撃をしかけてくる人間は、絶対に**について何も知らない』の公式って言っていましたなあ。

*そもそも、犬肉反対とか言っている人に限って、自分は平気で牛や豚や鶏なんかは食べてたりするんだ。
 鯨肉の場合もそうだったけれどね。
 まあ、それでも先鋭的に突っ走っている人は一部の人間だけなんですが、問題はその一部に大きな発言力と権力とがあった場合。
 それこそが重大な問題なんだけれど。

*動物愛護派ベジタリアンは、植物を殺す事については何も感じないのかねえ。

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