~酒をこよなく愛する高瀬 斉が綴る~
呑斉の酒々日記












12月12日 「今日はバッテリーの日、漢字の日だって」
 
午前中は風があり洗濯物が揺れていたりしていいお天気とはいえ寒さを感じる一日。
 1ヶ月ほど前冷蔵が効かなくなったものの二日ほど電源を切って置いておいたら又復活した台所の勝手口に置いてある冷蔵ショウケース、2、3日前から異音がするということで買い換えなければと悩んでいたのだが
ふとメーカーに電話してみたところ間合い良く30分で業者が来てくれるという。みてもらった結果排水ホースが詰まりショウケースのモーター室に水が溜まったのが異常音の原因ということですぐ直してくれた。やれやれである。この1年家電などの買い換えばかりだったからね。
 お昼は残っていたビーフシチューにスパゲッティーをかき混ぜて食す。夕方5時新宿へ、今日は中学時代の仲間と一杯ということで南口近くにある「紀州屋」へ。8人が集まり先ずは生ビールで乾杯。その後はお酒組と焼酎組に、小生は当然ながら日本酒組ということで三重「作・恵乃智・純吟」を、焼酎組は「佐藤」を飲んでいた。名物のコロッケ、豚鍋の他鰤のお刺身を。氷見の鰤だったが美味かったなー。「作」好評でした。8時過ぎ荻窪に戻ったので「いちべえ」に寄ってみる。蒸し牡蠣、鰤大根肴に福島「写楽」、同じ山田錦の産地(吉川町と東条)違い、「会津娘」山田錦の親である「山田穂」「短稈渡船」の違いを味わいその他に福岡「綾歌・ひやおろし」を。鰤大根美味し。




12月10日 「久し振りに明るい内から呑みました」
 
日本海側とは違い東京は穏やかなお天気、居間のテーブルの奥まで陽射しが入ってくる。
 お昼は大阪551の肉饅と餡饅を、久し振りに食べたが美味しいね。午後2時過ぎ家を出てテクテクと阿佐ヶ谷へ。
 今日はI氏からのお誘いで3時から阿佐ヶ谷の飲み屋さんで一杯ということに。北口から中杉通りを北に10分足らずの所にある「阿佐ヶ谷じゃんぐる」というお店でI氏の冷蔵庫に秘蔵されていた普段口に出来ないお酒5本を楽しもうという次第。カウンターだけのお店に8人が並ぶ。
 乾杯酒は秋田「雪の茅舎・純米大吟醸・ナンバリング」、2年ほど寝ていたものだが美味いなー。「純米酒大賞」に出品して頂ければ間違いなくトップを争うお酒だね。
 続いて「雪の茅舎・純米大吟醸」の5、6年寝た生酒、蓋が飛んだほどに元気がよく薄濁りの中のガス感がたまらない。山口「臥龍錦松・真精純米大吟醸」、すっきりさの中に微妙な苦味があるが品温が上がると甘味が増すことでバランスが取れてくる。広島「桜吹雪・大吟醸」、現在は「賀茂金秀」で知られる蔵だが出品酒仕込みということでこれまた頬がゆるむ。福井「梵・超吟」、720㎖10000円だがネットでは2~3倍くらいで売られているお酒、ほんと普段飲めないお酒ばかりだ。
 3時から6時までの至福の3時間でした。そのまままっすぐ家に帰り餃子と鶏鍋でビールとお酒を少し。先日開けてみた「美郷錦」のお酒、その時感じた硫黄様の匂いが消えていた。




12月8日 「今年初めての幻の会参加だった」
 
寒い曇り空で予報通り夕刻パラパラ来たが大した降りにはならなかったが寒い一日。午前中歯科医院で月一の歯の掃除。
 お昼は目玉焼き、野菜炒め、サラダなどでトーストを。夕方新宿伊勢丹へ。昨日新しいコンタクトレンズを頼んでおいたのでそれを受け取り、その足でお茶の水の東京医科歯科大地下の「グリル峰」へ。
 今日はしばらくご無沙汰していた「幻の日本酒を飲む会」に参加、今回は第550回記念ということで80名ほどの参加者で賑わった。記念会ということでバンド演奏などもあり、篠田次郎先生も昔組んでいたバンド衣装でトロンボーンを吹いていた。
 楽しんだお酒は新潟「越乃寒梅」で非売品の「大吟醸」で乾杯の音頭を取らせて頂いた。乾杯の後は「吟醸酒」と「灑」の2種を味わう。近年トレンドとなっている芳香、濃醇な無濾過酒とは対極にあるお酒だが久し振りの“寒梅”を満喫した。
 会の後残り組の方々と同じ会場での二次会まで楽しませて頂いた。篠田先生は小生の一回り上のお年、まだまだお元気だ。



12月6日 「今年も残りはあと3週間ちょっとか」
 
布団干し日和ということで朝は布団干しから。日中は仕事部屋に陽光がしっかりと射し込み、暑いくらいで着ていたベストを脱いだ。
 午前中は頼まれた色紙を描き、何枚かのお歳暮の礼状と共に郵便局から送っておく。お昼は野菜サラダと茹で玉子などでトーストを。
 喪中葉書も30枚以上頂いたが「えっあの人が」という葉書も何枚か入っていて寂しさを感じながら今年の名簿から名前を消していく。
 夜は椎茸とピーマンの肉詰めでビール、酢牡蠣、湯葉刺し、里芋と油揚げ、ジャコ天、菜花の炊き合わせなどでお酒を。お酒は先日お土産に頂いた鳥取「千代むすび・純吟・蟹に合う酒」を。蟹はなかったけど美味しく頂きました。




12月4日 「そういえば奥の山崎社長昨年亡くなったんだよなー」
 朝の太陽が午前中には雲に隠れ夕方にパラパラと雨も降るといった寒い一日。仕事部屋の出窓に置いてあるブーゲンベリアの鉢に二輪ほど紅い花を咲かせ始めた。
 お昼は温かい蕎麦を。夜は荻窪「いちべえ」での利き酒会、今回は愛知「奥」を楽しむ会で11種のお酒を楽しむ。ほとんどが原酒ということでしっかりとした味わいを楽しんだ。
純米大吟の「夢山水二割二分」で乾杯、「山崎醸・夢吟香DREAM・純大原酒」のきれいな飲み口に顔が緩む。薄濁りのスパークリングも楽しい。この蔵を訪れたのはもう7、8年くらい前だったか。
 二次会はいつもの「駒忠」でビールを。



12月3日 「加藤社長は相変わらずエネルギッシュですね」
 
今日も割と暖かな一日。庭のモミジも散り始めてきたがまだ残っている紅葉が青空とすてきな色の対比を見せてくれている。
 お昼は野菜サラダとオムレツでトーストを。「甲州屋物語」が出来上がり送って頂いた。A5版60数頁のものなのでボリュームはないが昭和の時代、池袋で「甲州屋」という酒屋を経営し地酒発展に命をかけ30年前に亡くなった兒玉光久の闘い(敢えてこう書く)が少しだが分かってもらえるだろう。
 夜は吉祥寺REIホテルでの「日本銘酒の会」の忘年会、午後6時から始まった会は福井「梵」加藤団秀社長も参加してくれ恒例のビンゴ大会などもあり70名を超える参加者で賑わう。
 楽しんだお酒は「世界に羽ばたく酒」というテーマで「梵・日本の翼・純大」「獺祭・二割三分」「出羽桜・一路・純大」「水芭蕉・翠・純大」「鍋島・純大」「南部美人・愛山・純吟」の6種。
 きれいなものあり、ガス感のあるものありとそれぞれ個性があり楽しめたがみんなここ10年で大きく羽ばたきましたね。
 しかしビンゴは中々当たらないものだね。二次会は「けむり屋」という居酒屋で蒸し牡蠣など肴に「梵・ときしらず。純吟」を冷やとお燗で。


12月2日「原子炉の日か」
 
師走か、今年もあと1ヶ月足らずですね。風もほとんど無く居間の陽射しの中にいると暑いくらいだ。
 大相撲協会も横審も貴乃花批判する前にもっと白鵬に対して毅然とした態度を取るべきじゃないのかね。
 昼はマルちゃん正麺醤油味を。午後は「誤断」(堂場舜一・中央文庫)を読み終える。この作者の本は久し振りなのだが昔読んだものの方が面白いな。
 夜は味付けカルビを焼きビールを。ビールは先日秋田で買ってきたものと娘が買ってきた軽井沢ビールを飲む。前者は「ペルジャンホワイト」でオレンジピールを使った「発泡酒」で香りを楽しむとあるが小生にとってはその香りが邪魔かな、後者もあまり好きな味ではなかったので我が家定番の「サッポロの黒」を。お酒の友はふるさと納税で送ってもらった「香箱カニ」、身欠き鰊、南瓜、椎茸などの炊き合わせ、柿とアボガドの白和えなど。お酒は「東一・特純」の残りをメインに。
 カルビは美味いけどちょっと脂がきついかな。今日の〆はアボガドなどのサラダサンド。



11月28日 「居間の戸を開けていても寒くない」
 
小春日和の暖かさ、東京も20℃近くまで気温が上がったようだ。
 我が家に限っていえば今年の紅葉はいつもよりきれいに感じる。
 後二日で師走か、そろそろ年賀状の準備もしなくてはね。年々少しずつは減らしてはいるのだけど今年も500枚は超えるなー。
 昔は1枚ずつ手描きということもあったけどある時期から一時流行った簡易印刷機で印刷し始め、その後はパソコンで絵も住所も印刷するようになってから久しいね。
 お昼はざる蕎麦を。横綱日馬富士の引退ニュースが巷を賑わしているがモンゴル互助会の内輪もめって感じで相撲にもあまり関心が無くなってきているので大した感慨も湧かないね。
 夜はウインナーと大根サラダでビール、鰈煮付け、鮪納豆、塩鱈子、ジャコ天、先日の残りの茄子と芝エビの煮物などでお酒を。
 お酒は「天寿・鳥海」の残りと「金婚正宗・山廃純米」をお燗で。後者は開けてから時間をおいた分少し酸が丸くなったかな。




11月27日 「ひょんなところから夢が叶うもんだね」
 
午前中荻窪南口の喫茶店で原稿渡しをしたのだが、ここに来るのも久し振りだなー。20年前に出した漫画「甲州屋光久物語」を文章化したものを数年前にCDに入れて出したことがあったが今回はA5版サイズの単行本として出してくれるということで少し手直ししたものだが来月3日の「日本銘酒の会・忘年会」でお目見えします。
 「新潟酒物語・幻の酒造りに燃えた男」「甲州屋光久物語」の2冊の漫画をいつか文章化して単行本として出したいと思っていて前者は10年ほど前「小説・幻の酒」として出版して頂き、そして今回の「甲州屋物語」ということで漸く叶いました。
 地下食品市場で買い物をして帰宅。お昼はマルちゃん正麺醤油味を。
 夜は焼き餃子と芝エビのニンニク炒めでビール、お酒の友は牡蠣鍋、芝エビと茄子の煮物、鱸刺しなど。お酒は秋田「天寿・鳥海」(大吟)の残りを。
 「天寿」さんは窯場など蔵の設備を新しいものに替える工事をしていたようで今年の造りはより張り切っているのかな。




11月26日 「120名を超える参加者で賑わった」
 
起きて外を見ると風が強く寒いのかと思ったものの外に出ると南風で意外と暖かな朝だ。
 一つの庭の中に4本のモミジの木があるがそれぞれ紅葉の速度が違うんだね、木の大きさによるのかなー。
 お昼は昨日の残り物でご飯を。夕方四谷に出てホテルニューオオタニで5時から開かれた「東京千代むすびの会」に参加。
 挨拶などの後の乾杯酒は新商品のawa酒「CHIYOMUSUBI SORAH」、美味しくいただいたが乾杯の挨拶が長く折角注いでもらったスパークリング酒の泡が消えてしまったのは残念。
 その後出される料理に合わせて「千代むすび」のラインナップが供され、楽しませてもらう。にごり酒のお燗も美味しい。
 料理も色々並んだけれど後半食べきれなかったなー、まっ今に始まったわけではないけどね。
 フルネット中野社長とWさんとでの二次会は荻窪「駒忠」でビールとお酒を。



11月24日 「今日も一人でゆっくり家飲みだ」
 
起きた時はまだ雲が少し青空を隠していたが徐々に晴れてきたので朝は布団干しから。
 庭の山茶花、咲くのが遅いと思っていたのだが、居間から見える反対側にいくつか花を咲かせているのを発見。そちら側の方が陽当たり悪いと思うのだが・・・。
 お昼は残っていたナメコと豆腐の汁に饂飩を入れ、玉子を落として。午後は昨日買った本「自覚」を読んだのだが、又やってしまった。久し振りに今野 敏を読もうと新しそうな文庫本を買ったのはいいが読み始めて以前も読んでいることに気付く。読んでいる内に思い出すが忘れている部分もあるので短編集だからまっいいかと読み始める。
 夜は今日も一人の食卓、昨日の残りの牡蠣フライとウインナーを入れて白菜と椎茸などとクリーム煮にしてビールの友とし、酒の肴は珍しかったので昨日買ったメヒカリの開き、目刺しを焼きあとは昨日の残りの鱈子煮、オキュウト、大根と鰯つみれ煮、玉子焼きなど。
 お酒は佐賀「東一・特純」を。先日の「純米酒大賞」審査で小生の採点ではあまり芳しくなかった「特別純米酒」部門の中で山形「白露垂珠」と並んでこの部門では最高の“4”をつけたこの部門の最高金賞になったお酒。お米の旨味がいい形で表現されており仄かな甘味との調和がいい。メヒカリの開き脂が乗っていてグーッ。




11月23日 「元気だと思っていても年を感じることが出てくるね」
 
昨夜からの雨も昼前くらいから上がり午後には陽射しも戻ってきた。晴れるのを待ち荻窪まで今日は故有って歩きで買い物に出る。
途中、紅葉した木々の写真を撮りながら大田黒公園に寄ってみる。中に入るのはもう20年以上も前以来かもしれない。
戦前から音楽評論家として名を成した太田黒元雄の2700坪という自宅跡が公園となっている。丁度紅葉が見頃ということもあり、雨上がりの庭を、写真を撮りながら散策してみた。
 荻窪で本を買い、地下食品市場では牡蠣、鱈子、縞鰺刺、鰯、鯖寿司等を買う。お昼はラーメン(醤油味)を作る。
 夜は牡蠣と玉葱をフライにしビールの友とする。お酒の肴として鰯のつみれを作り大根と煮てみた。他には縞鰺刺、鱈子煮、オキュウト、玉子焼き(昨日作ったオムレツの具で)など。お酒は最初に某純米大吟(昨年の春の瓶詰め)を開けてみたのだが一般的な生老ね臭とは異なる微妙な糊臭さが鼻についたので(お燗で少し弱まったが)秋田「天寿・鳥海」(大吟醸)に代えて呑む。数年冷蔵庫に寝かせていたものだがきれいなままだ。鱈子、もう少し味濃く煮た方が良かったかな。 大根とつみれはちゃんと鰹の出汁を取って煮てみたがグーッでした。今夜は一人の食卓、〆は鯖寿司で。




11月21日 「庭のモミジも色付きが進んできた」
 
いいお天気だが北風が強く空気が冷たい。カミサンが風邪で寝込んでしまった。明後日から旅行に行く予定なのだが・・・。
 TVは大相撲の横綱暴力問題ばかりだね。ビール瓶では殴ってないといっている端から他の酒類の瓶で殴っていたなんて話が出てくる。骨折したのかしていないのか・・・。
 お昼は久し振りに炒飯を。夜は鶏唐揚げ、焼売などでビール、お酒の友は酢牡蠣、自家製烏賊塩辛、鰤大根、南瓜煮、鰰の干物焼きなど。お酒は山口「原田」、50%精米の純吟を。日本酒度-2、酸度1・5とあるがやや甘目なれど米の旨味とのバランスも良く美味しく頂いた。先日審査が行われた今年の「純米酒大賞」で純吟の部の「金賞」を受賞したのも頷ける。

 
瓶の蓋が一升瓶型でグラスに注いだ後瓶の上に置いておいたら何かカタカタと音がする、お酒が元気で中のガスが蓋を押し上げていたんだね。



11月20日 「震災を乗り越えて頑張っているね」
 
最低気温が3℃台と11月の気温としては数十年振りの寒さらしい。全国的に冷え込んだようでTVでは北国の雪降り風景を映しだしている。
 お昼はカレーを。夕方、一昨日頼んでおいたガスファンヒーターが届く。夜は荻窪「いちべえ」での利酒会、今日は宮城県「日高見」を楽しむ会だ。
 鑑評会金賞酒で乾杯の後全部で10種を楽しませてもらったが純米大吟、純米の「ひやおろし」が良かった。「山田錦」の親である「短稈渡船」と「山田穂」の純米飲み比べも楽しかった。
 平井孝浩社長とはまだ「新関」という銘柄時代からの付き合いで、調べてみたら昭和62年くらいからだからもう30年以上になるか。
 震災の後の改造で蔵は新しく3季醸造蔵になっているそうだ。二次会はいつもの地下の「駒忠」でビールを。


11月18日 「ワインは日本酒以上に肴を選ぶね」
 
曇り空だが時々雨のぱらつくといった寒い一日。午前10時地下鉄東西線で落合へ。知人の葬儀ということで落合斎場へ。
昨夜が通夜だったのだが仕事で行けず本日の葬儀、告別式に出ることに。小生より8才上の80才での逝去だが20年前に脳溢血で倒れリハビリに頑張りながらその後もある時期まで一緒に飲んだりしていたのだが、ご冥福をお祈り致します。
 夜は久し振りに3人での食事。ウインナーと鶏唐揚げなどでビール、ちょっと変わったビールを飲んだが果実系の油分がちょっと浮いた感じで量が飲めないかな。
ビールの後はワインが飲みたいというのでワインを開けてみた。2年ものだが酸が堅いというかまだ若かったかな。日本酒を飲むつもりでつまみとして鰯の塩煮、湯葉、油揚げ、茄子、烏賊ゲソ炊き合わせ、烏賊納豆、烏賊ゲソの叩きオクラ和えなど用意したのだが、ワインに和物を合わすのはちょっと大変、ということでチーズとかチーズパン、クラッカーなども加える。




11月17日 「今年のグランプリは?」
 
お天気の心配はないものの何となく寒いかな。北朝鮮の兵士らは何を食っているんだろう。脱走兵士の体内から回虫やらがうじゃうじゃだって、昔の日本みたいに肥桶担いで畑に撒いているのだろうか。
 お昼は目玉焼き、鯵開き、昨日の残り物などでご飯を。午後1時、四谷の東京グリーンパレスホテルへ。今日は第9回「純米酒大賞」の審査日ということで5人の審査委員が純米酒部門44銘柄、特純部門37銘柄、純吟部門60銘柄、純大部門63銘柄、計204銘柄の利酒審査をした。純吟と純大部門の出展が例年より多いのは巷の人気を反映してのことだろう。
 2時過ぎから3時間ほどの審査だったが純大以外は2銘柄の同点決勝となりそれぞれ3対2の僅差で最高金賞が決まった。その中から選ばれるグランプリは○○で今日の審査で小生が最高の4・5を点けた銘柄だった。
 発表は来週ということでお楽しみに。審査後は審査委員とスタッフとで同じホテル内の部屋で出品酒を頂きながらの二次会でした。
  

11月15日 「ネットで買うか」
 
今日は朝から晴れ上がり洗濯物の乾きがいい。山茶花、一輪だけ咲いたがその後が続かないね、まだ堅い蕾のままだ。
 お昼はベーコンエッグとサラダでトーストを。午後2時過ぎ新宿に出る。昨冬まで使っていた居間のガスファンヒーターが壊れたのでヨドバシカメラに見に行ったのだがガス製品の展示は少ないんだね。ちょっと眺めただけで今日のもう一つの目的であるI先輩が毎年この時期に初台近くのお寺で開催している酒器もの「三人展」へ。
 展示会はおまけみたいなもので行くとお酒とちょっとしたつまみを出してくれる期間限定ちょい呑み居酒屋的なものだ。
 時間も時間なので缶ビールを頂いて荻窪で買い物をしながら帰宅。
 夜は残っていた鶏肉を照り焼き風に炒め小松菜、椎茸の炒め物と一皿にしてビールの友とする。久し振りに食べたくなって買った背黒鰯の目刺し、賞味期限の切れた蒲鉾の醤油炒め、鮪切り落とし刺しなど肴に昨日も呑んだ「飛良泉・純米大吟醸」を今夜はお燗で。40℃くらいに暖めちょっと置いて30度前後くらいを呑むと酸が優しくなり旨味が丸くなる。さすらいの乞食俳人、井月の言ではないが「千両、千両」だ。今日の〆は太巻きで。




11月14日 「鍋の季節だね」
 
太陽の顔も見えず、時折雨が降ると行った寒い一日で午後は暖房を入れた。小池都知事、希望の党代表辞任、やはり逃げましたか、胡散臭さ丸出しのまんま。希望の党も分裂かね。都政からも逃げ出しちゃうんでないの。
 お昼は玉子焼き、お浸し、鮭の骨缶などでご飯を少し。ここ数日寝る前に「警視庁53教場」(吉川英梨・角川文庫)を読んでみたが何故か何カ所かで既視感がある。もしかしたらTV化されていたのかなーなどと思ったけれどこの10月に出た書き下ろしだからそのはずもないし、なんか不思議に思いながら読み終えた。
 夜は鶏水炊き鍋、金目の兜煮、鱈白子酢、鮒寿司などでビールとお酒を。お酒は秋田「飛良泉・純米大吟」を。「はま矢酵母」仕込みで高めの酸と、ほどよい香りと旨味の三者がいい具合にまとまって楽しめる。鮒寿司の渋味に丁度いい。〆に鮒寿司茶漬けを試してみたが鮒寿司が少々老ねていたためにつまみとしては良かったが茶漬けとしては渋すぎた




11月13日 「少しずつ冬に近づいているのかな」
 
夜に雨がぱらつくという予報通り少しだけ夜間に雨が降った何となく寒い一日。一階の居間からは死角になって見えなかった山茶花、二階のベランダから一輪だけ赤い花を咲かせているのが見えた。
 お昼はサラダ、野菜炒め、ベーコンエッグなどでトーストを。
 葛飾の区議選、都民ファースト5人の内4人落選とある、小池都知事から民心の離れることの早いこと。夜は串カツ、南瓜煮、酢牡蠣、文化鯖焼きなどで今夜はビールのみ。



11月12日 「いろんな意味で昔を思い出した」
 
いいお天気だが昔の11月半ばといえばもう少し寒かったような気がする。早稲田祭の頃は結構寒く灯油ストーブ点けていたからなー。
 お昼は昨日に続いてカレーを。午後は頼まれた故郷の記事を少し書いてみる。夜は焼き餃子、ポテトサラダ、豚味噌漬け焼きなどでビール、大根などの煮物、烏賊塩辛、エシャレット、銀杏、鰻丼などでお酒を。
 今日のお酒は宮城「松島の吟風」を冷やとお燗で。松島の酒屋「むとう屋」さんのPBで20年ほど前に「阿部勘酒造店」にお願いして造った”白身魚に合う”をコンセプトにした純米大吟醸生酒だ。ラベルの文字とネーミングは小生が担当させていただいた。
 今日飲んだものはずっと冷蔵庫に寝かせていたもので、製造年月日の文字はもう薄くなって読めなくなっていたが生老ねもなく元のきれいさがそのまま伝わってくる味わいだ。「むとう屋」の佐々木社長お元気かな。



11月11日 「朝が一番温度が高かったのかな」
 
1並びの今日はいろんな日なんだね。「立ち呑みの日」「もやしの日」「下駄の日」「鮭の日」「ちんあなごの日」「箸の日」「きりたんぽの日」などなど。
 朝は南風が吹きモヤッとした空気が暖かさを感じさせていたが途中から北風に変わり温度も下がってきたようだ。お昼はカレーを。
 午後2時過ぎ西荻窪へ、「鮨・浜新」での日本酒教室、今日のテーマは「吟醸酒と鑑評会の歴史」でゲストとして山梨「笹一・旦」の宿谷営業担当に来て頂いた。
 講義の後の懇親会では「旦」を6種楽しませてもらう。乾杯酒の「純米大吟・無濾過生原・備前雄町」、しっかりとした旨味が飲む者の顔を綻ばせる。「旦」は基本9号系と7号酵母を使用と言うことで香りは穏やかだ。「山廃純吟・無濾過生原・備前雄町」「山廃純米・無濾過生原」「純米無濾過生原」「山廃純米・火入れ」「純米・火入れ」それぞれのお燗も楽しい。軽い生老ね感があるものもあったが気にならない程度。
 近年人気が出てきた「旦」、「パーカーポイント」で「純吟無濾過生原酒」が上位に位置付けられたりと酒販店からの引きも増えているようだ。
 二次会はいつもの「阿波屋」で焼き鳥肴に生ビールを。



11月8日 「普段飲めないお酒を飲むのもいいね」
 
午前中は時折雨がぱらついたりして洗濯物を入れたり出したり、午後には何となく雨も上がったものの洗濯物は半乾といった肌寒い一日。
 お昼は残りの掻き揚げやフライなどで丼物を。夕方両国へ、今夜は「スキーマ両国」でのお酒の会、能登杜氏・武田博文のお酒を楽しむ会ということで和歌山「南方」、京都「英薫」を楽しむ。
 神戸夙川「吟座糀家」玉谷昴氏の提供酒だがマイナス冷蔵庫で管理されたお酒が9種、冷酒とお燗と美味しくいただく。供された肴は7種、季節野菜の炊合せ酒肴に始まりさんまきずし藁燻し、金猪豚ロースト天然零余子マッシュ添え、海老小豆パンなどなどお酒が知らぬうちに進んでいく。「南方」は久し振りに飲んだがそれぞれが楽しめた。「英薫」は2年ほど前お邪魔させて頂いたがこの蔵もいいお酒を醸しているね。
 荻窪に戻ったのは丁度12時を回ったところで、一方通行の方向が変わるので違う道を通らなくてはいけないのだが乗ったタクシーの運ちゃん道間違えて1610円になったが800円に負けてくれた。




11月6日 「先週の寒さはどこへやら」
 
朝からいいお天気で暖かな一日。仕事部屋の窓から見える公園の木々の葉も茶系に変わってきている。
 秋田での山々の紅葉は盛りを過ぎた感があったが東京はこれからだね。そういえば最近雀の姿が見えないなー。

  
 赤と黄と 西日が山を 燃えさせり    呑斉

 
お昼は目玉焼きなどでトーストを。夜は牡蠣と鯵、人参、ピーマンをフライに揚げビールの友とし、お酒の肴は芝エビ、玉葱、ピーマン、人参の掻き揚げ、里芋と油揚げ、ゴボウの煮物、先日作った烏賊の塩辛など。
 お酒は秋田で頂いてきた「福小町・特純・雄町」を。旨味の中に優しく広がる甘さが飲む楽しさをより大きなものにしてくれる。3合半ほど残っていたがみんな飲んじゃった。〆は太巻きを。



11月5日 「こまちが熊とぶつかった」
 朝そのまま帰る予定だったが昨日の2次会席上で米山社長の車で酒蔵見学をさせていただくことになり今朝は急遽一緒に行くことになったT嬢と米山社長の車で朝9時にホテルを出発湯沢に向かう。
 途中車窓から見える紅葉が少しピークを過ぎたとは言えきれいだ。「福小町」は3月にも来ているが、今日は漸く造りが始まったばかりの蔵内を杜氏さんに案内していただく。
 利酒では同じ酵母でも米が違えばこんなに香りの高さや味が変わるものかという面白い発見に喜ぶ。
 蔵を支えている柱の鉄骨での補強や設備への投資が垣間見られる。お昼は稲庭うどんを。食後同じく湯沢市内にある「両関」さんへ。いくつかの建物は壊したとはいえさすが「両関」、昔のままの大きな造り蔵には目を見張る。
 伊藤社長に案内していただいたが現在の悩みを抱えながらも5年10年先を考えている姿は頼もしい。酒販店、料飲店向けの新しい銘柄が評判を取り始めているがこの先が楽しみだ。
 米山社長に大曲まで送って頂き乗車まで1時間ちょっとあったので駅前の居酒屋で生ビールを少し。新幹線の中では「福小町」で頂いた「特純・雄町」「純米・原酒」を、品温が上がった分ほっこりとした美味しさが倍加、道の駅で買った総菜をつまみながらのほろ酔いでしたが田沢湖の手前辺りで電車がストップ、何事かと思えば熊と衝突したという車内案内、幸い30分ほどの遅れで東京駅着だったが何とも、新幹線に熊とは、秋田ならではの経験でした。


11月4日 「久し振りにきりたんぽ鍋を」
 
少しだけ寒さを感じながら東京駅へ、今日は秋田県能代市の天洋酒店主催「能代市販酒品評会」ということで東京駅11時20分発の「こまち」号で秋田へ。
 新幹線のホームで元国税庁鑑定官のU先生とバッタリ、先生はお孫さんが生まれたとかでホームの反対側の北陸新幹線でお出かけだとか。
 秋田で羽越本線に乗り換え東能代には16:28着、天洋酒店浅野さんのお嬢さんが迎えに来てくれた。宿泊ホテルにチェックインした後今日の利酒会場である天洋酒店へ。
 昨年新たに開店したお店の二階ホールではすでにお客さんが利酒を始めている中、小生も36種のお酒を利酒しそれぞれに3点法で採点していく。今回で30回目というこの会、小生は2回目からの参加だが当時を振り返ればみんないいお酒になったね。ただ質は上がったが同じような味わいのものが増えたのがこれからの業界のことを考えるとこれでいいのかなーとは思う。因みに皆さんの採点では「新政・陽乃鳥」「新政・ヴィリジアンタイプ」「秋田晴A]「大吟醸能代」「白瀑・白神のめぐみ」「夏田冬蔵・亀の尾」「福小町・純大五百万石」が上位に来た。小生の点数でも「秋田晴A」「角右衛門・純吟・五百万石」「福小町・純大五百万石」「夏田冬蔵・亀の尾」「白瀑・白神のめぐみ」などと似たようなものだった。きき酒の後の懇親会は「酒どこ・べらぼう」で。終わってホテルに戻り小生の部屋での2次会、先日発表された県品評会で首席となったY正宗をT、S嬢のお二人から差し入れて頂いたので「福小町」米山社長、「出羽鶴」伊藤社長、「由利正宗」佐藤常務らもお呼びしての小宴でした。 


11月1日 「モミジの葉の色が微妙に変わってきたかな」
 
いいお天気なので朝は布団干しから。1並びの今日はいろんな記念日になっているが「本格焼酎の日」「泡盛の日」なんてのも今日なんだ、知らなかったなー。
 近年は焼酎を飲む機会がとんと無くなったが先日久し振りに山形で高木酒造の焼酎「鬼兜」、それもソーダ割りで飲んだね。
 お昼はちょっと寒かったけど残っていた冷やしラーメンを。夜は牛肉の味噌漬けでビール、揚げ湯葉、茄子、椎茸の煮物、ソフト身欠き鰊焼き、烏賊げそとキュウリの酢の物、鮪納豆、酢牡蠣、先日作っておいた烏賊塩辛などでお酒を。お手製の塩辛だと思うと美味しさも倍加する。
 お酒は栃木「天鷹・絆・大吟原酒」を。やや辛口の飲み口が原酒の“気”の強さと相まってしっかり感が伝わってくる。久し振りに作ってみた揚げ湯葉などの煮物がお酒を楽しくさせてくれる。