Diary 2004/07 |
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07/02 頭も心もめいっぱいだよ〜 |
ここ1週間ほどちょっと仕事が忙しくて疲れ気味のMU-6です。 どれくらい忙しいかって1週間で超過勤務時間が40時間近くに達するくらい。 ……世の中には当然「それくらいいつものことですが何か?」みたいな人もいるとは思いますが、そういう会社を訴えたら賠償金がもらえそうな人は置いておくとして、普段はごく普通ないしは常人より少な目の仕事しかしないMU-6さん的には今の状況は結構辛いです。 ここまでテンパるとは思ってなかったので、6月中に頂いたメールの返信くらいは6月中にやってしまおうと考えていたのですが、その計画も大幅に狂うことに。 来週中には何とか返信したいです。できるといいな…>メールくださった方 で、夜中に会社で1人延々と書類作成とかしていると、いい感じにキマった脳が勝手にアホなことを考え始めます。 面白くも何とも無い戯言を考えては1人で大笑いするまさに1人大喜利。 なんだかかわいそうな人風味です(´Д`; ちなみに個人的に物凄いスマッシュヒットだったのは「女の子をナンパする時のセリフ(ただしエロゲを絡めること」というお題でやっていた時に、ポンと浮かんだこのセリフ。 「このオーガスト、オレがキミに最高のPrincess Holiday提供するよ(爽やかに)」 1人で深夜3時くらいに大笑いしてました。プリホリでナンパって!とか何とか。 病院行こう、な?>その時のオレ 自分のごときヘタレでは3日間ほとんど寝ないで働くのは無理だと痛感。 SEになろうとか考えなくて良かったですよ、いや本当に。 そんな具合にお仕事をしつつ、とりあえず確保した休日にWebを巡回していると「メッセンジャー虎の巻 社会人恋愛編」とか出てくるわけですよ。 MU-6さんがカタカタ書類を作ってる横で「 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() こいつらクビにしろよ! 私用メールより下手したらタチ悪いと思う。 ――とまあ、それはさておき本題。 皆さんには思い出に残っている先生というのはいらっしゃいますでしょうか? 私には何人かいます。 中高時代の誤った方向にキャラが確立されていた先生達も印象に残っていますが、大きな影響を受けたのはやはり小学生の頃の担任たち。 2年生の時のS木先生。今では教師をやめてお母さんになっているそうですが、この先生が国語の時間に「みんなで自分だけのお話を作ってみましょう」と物語を作らせていなかったら、きっと私は文を書く楽しさなど知らなかったでしょう。 4年生の時のM方先生。石丸電気秋葉原店店長(当時)の娘を妻に持つ(本人談)この先生がいなければ、私はアキハバラという単語を知らずに生きれたかもしれません(それはない) そしてもう1人忘れることができないのが、6年生の頃出会ったK野先生。 「オトナでも先生でもどうしようない人間はいる」と私に教えてくれた最高の教師でした(マテ いや、ぶっちゃけた話、MU-6さんて小6の頃いじめられてたんですよ。 クラスの生徒ではなく担任に(´Д`; ……まあ本人的には愛のムチのつもりだったのかもしれませんが。 このK野先生という方、「勉強など人生において何の価値も持たない」という教師にしては比較的珍しい教育理念を持った先生でした。 別にそれ自体は人それぞれだと思うのですが、問題は何かあるとクラス全員の前で説教をする癖があることでして。 当時既に運動センスと芸術センスの無さをいかんなく発揮していた(でも受験するくらいなので主要教科のテストはよくできた)MU-6さんはことあるごとに説教をされたものです。 「いいか、お前らよく聞け。MU-6みたいにテストでいい点数を取れても、そんな人間には何の価値もない。体育や図画工作ができるヤツの方がうんと人間として優れてるんだ。MU-6みたいなヤツは将来ロクな大人になれないんだからな」 とかもう色々と。 テスト返却後に隣の子に質問をされたから解き方を教えてあげただけで、家庭訪問の際に親に向かって「おたくのお子さんは出来ない子に知識をひけらかして悦に入っている」と言いやがった時もありましたっけ。 本当にどーしよーもないDQN教師さんでした。 まあ「ロクな大人になれない」という予想だけはビンゴでしたけど(マテ もしかすると凄く人間を見る目だけはあったのか?(笑) で、その先生には1つ大好きなドラマがありました。 理想の教師像を描いたそのドラマのタイトルは「3年B組金八先生」。 金八を目指して実際がアレではとんだフェイカーですな(^^; 前置きが長くなりすぎましたが、ゲーム屋の店頭でタイトルを見た瞬間、あの頃のことを思い出して変なスイッチが入ったので買ってきてしまいましたよ。 「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!」を。 というわけで今回はこいつのお話。 まず、まだ私はこのゲームを第3話までしかやっていません。シナリオは全10話らしいので全容を知ったわけではない。そのことを最初に注意しておきます。 でも、それでもあえて言いますが。 金八を買ってないヤツは負け組。 そう言い切るくらいに気に入ってます。正直一緒に買ってきた「何処へ行くの、あの日」の方に全然手をつけてませんもん(忙しいことも原因ですが)。 「どこあの」も大いに期待していた作品だったのに、です。 何がいいって、とりあえず萌えですよ(ぇ? 金八≠萌え……これはもう古い世代の感覚。これからは金八も萌えの時代です。 「何をこいつは言ってるんだ?」とお思いの方はちょっとこれから私が語る言葉に耳を傾けて、そして想像してみてください。 あなたは新任の教師です。 赴任してしばらくした休日、赴任直後から懐いてきた教え子(女子、割とかわいい)が突然あなたのアパートに押しかけてきました。 それもなぜかお泊りセットまで持参して。 「えへへ、来ちゃった…」なんてはにかみながら言う彼女を前にあなたはどうしますか? こんなシチュエーションが普通に出てくるんですよ? エルフのゲームだったら「Hしちゃう」って選択肢が3つ並ぶようなシチュが(マテ これで萌えないなんていうヤツがいたら、そいつはアレだね。 精神的インポテンツだね。ペレ状態だね(EDとインポテンツを勘違いしている模様) あいにくと「金八先生」は極めて健全なゲームですし、主人公さんも真面目な先生なので「何をバカなこと言ってるんだ」とばかりに相手にしないのですが。 普通に勉強を教わりにきたと吐かせて、その上でファミレスで補習してあげるだけなのですが。 教え子と遊園地のメリーゴーランド前でHしちゃう「CANVAS2」の主人公をちょっとは見習え、このバカチンが! あいつはあいつでアバンギャルド過ぎますけど(^^; いやでも実際、多少ヒネた子も含めてみんな根は素直でいい子だし、先生であるこちらを立ててくれるしで実に健全な可愛らしさを感じます。 キャラデザで変な個性を出さなくても、妙な属性なんぞ刺激しなくても「普通萌え」というアプローチもありなんだな、と思ったり。 世のギャルゲ・エロゲももう少し普通の良さを認識すれ。 あと何がいいって委員長ですかね。 特に取り立てて特徴があるわけでもない、単にメガネの委員長なんですが……なんか妙に萌えるんですよ。 このオレがメガネ委員長に萌えるという異常事態。 わかる方にはこの一文だけで、MU-6さんがいかに金八に萌えているかがわかるのではないかと。 物凄い勢いで委員長(CV:沢城みゆき)に「もう先生…、先生なんですからもっとしっかりしてください」とか言われてえっ!!(落ち着け) ……「あと何がいいって」と書きつつ結局萌えの話にループしてる罠(´Д`; とりあえず中学生が好きなら金八は押さえておけということで。 ――とアホなことばっかり書いているとアレなので、一応フォローすると私みたいな歪んだ観点を抜きにしてもよくできていると思います。 ストーリー的に完全に1本道なのは少し寂しいですし、メッセージテキストなどは一切出ないためボイスを全て聞かなくてはならないことにストレスを感じないと言えばウソになるでしょう。 ただ、ドラマを意識してか1話1時間程度にまとめられたシナリオはなかなかに秀逸。 引きこもりの生徒を学校に復帰させたり、修学旅行で発生したトラブルに対してクラスのみんなで一致団結して立ち向かったり。 正直ストーリー的にはお約束だし、多分に説教臭いんですけど演出や話の運びが上手くてそれをつまらないと感じさせません。 「お約束だし、説教臭い」なんて偉そうなこと書いてますが、元々生粋のジャンプっ子で友情ネタには弱い私は既に3話までで2回も泣きそうになってたり(^^; こんな具合にダメな視点でも真っ当な視点でもやる価値十分のアドベンチャーに仕上がってると思います。 多分売れてないと思うので、どっちの視点でも構いません。これを読んでちょっとでも興味が湧いた人は買ってみてくださいな。 きっと金額分の対価は得られると思いますので。 |
07/10 ストーリーなど飾りですよ!(マテ |
ようやく修羅場が終わりました。あの辛かった日々ともお別れです。 さて、修羅場が終わった後のお楽しみと言えばもちろん打ち上げ。 修羅場を乗り越えた金曜日、MU-6の横で仕事をしていた主任さんが言いました。 主任「MU-6くん、ようやくこれで一安心だね」 MU-6「ですねえ」 主任「じゃあ、修羅場も終わったことだし……行こうか?」 「行こうか?」……たった4文字の言葉ですが、共に2度にわたる徹夜と何日にもわたる深夜残業を乗り越えたオレと主任の関係はもはや上司と部下というより戦友。 アイコンタクトですら通じ合おうかという2人の間にそれ以上の言葉はいりません。 MU-6はニヤリと笑ってこう答えます。 MU-6「ええ、そう来ると思ってましたよ。主任が言わなかったら僕が言ってるところでした」 主任「さすがわかってるね(ニヤリと)」 MU-6「ええ、もう主任のことなら何でもバッチリですよ(ニヤリと)」 視線は仕事上のメールが表示されたPCから動かず会話しているものの、勢い的にはサムズアップしながら会話する勢いの2人。 心は既にアフター5です。 そして定時をちょっと過ぎた頃、主任が「行ける?」と聞くと同時にMU-6さんの答えも待たずPCのシャットダウンを始めます。 当然の如くいつでも行ける準備ができていた私もそれに続いてPCを落として。 2人で連れ立って打ち上げの場へ急ぎます。 で、当然のごとく秋葉原駅で降りているオレらがいるわけだが(マテ っていうかおかしいよ! 普通打ち上げって言ったら飲食店とか、あるいは男性のみだったりすると……えっと、その、いわゆる風俗店に行っちゃったりとかそーゆーもんじゃないの? 違うの? とか何とか心の中の良識が叫んでいたような気もしますが、そこはあえてスルー。 いいんですよ、これが自分流なんだから(^^; しばらくの間、パーツやらゲームやらを見て回る2人。 ソフマップの予約ランキングを眺めながら7月・8月のソフトについて意見を交わしたり、なかなかに濃厚な時間を過ごしました。 というか仮にも上司と一緒にメッセ同人ソフト館に入った挙句、エロゲ買うのはどうなのか>オレ なんつーか我ながら同種とわかった人に対してオープン過ぎる……(´Д`; でもってお互いに買うもの買って上司と別れた後で、自分1人だけ「Dear My Friend」発売記念イベントに行ってきました。 特にポストカードが欲しかったわけではないのですが、珍しくこの手のイベントに間に合う時間に買うことができたのと、ぬいぐるまぁずのボーカルでおなじみゆっきたんに会いたくて(ぉ というのも先日のPV撮影の時にlightの代表が「『Dear My Friend』発売記念イベントの時に今日の参加証明を持ってきた人にはゆっきがサインします」と言ってたのです。 せっかく間に合うならPV撮影にも参加したキ○ガイとしては、サインくらい回収しておこうかな〜ということで会場へ。 会場に辿りつくと私の前に何人かが並んでいましたが、不思議なことに1分近く待っても列が動く気配がありません。 クジが残っているなら引けばいいだけだし、無いなら無いで入場者全員に配るポストカードだけ渡して帰ってもらうだけのこと。列が動かない理由はないはずなのですが……? 少し訝しく思いながら待っているとスタッフがこう切り出しました。 「え〜と少々お待ちください。実はですね、今ここに4人いらっしゃるんですがクジが残り4枚しかないんですよ」 ……別に何も問題ないように思いますが。ここにいる全員が引いてクジがなくなるっていうだけのことですよね。 「で、ご覧になっていただければわかるようにまだ賞品も十分あるんですが……」 ますます問題ないじゃないですか。 残りクジの枚数より賞品が多いようにしか見えないのが不思議ですが、何かあった時用の予備やら見本として置いてある分もあるんでしょうし。 残り4枚のクジは全部当たりってことなんでしょうから、こちらとしては早く引かせて欲しいんですが。 「……実はこれ全て外れクジになってるんです」 ( ̄□ ̄;)なんか凄く正直な告白しちゃってるよ!? ダメじゃん! 賞品よりも当たりクジの枚数が少ないなんて! クジ一つまともにできないのか、お前のところは。 修正パッチ当てろよ!(マテ というか別にそんなところで変に正直にならなくてもいいのにと思わず唖然。 当たりクジと賞品風に用意している物の数が合わないなんてよくある話でしょうに。 少なくともオレが昔バイトしてたスーパーの歳末くじもそんな感じでしたよ(ぉ 結局最後には4枚のクジを賞品の数量分だけ千切ってクジを増やして、外れクジ無しの抽選を行うという形を取ったのですが……、ユーザーフレンドリーではあるんだけど根本的に詰めが甘いところが凄くlightらしいなと思ったり。 これが団長なら絶対展示用として今回のサイン色紙は残しておいて、コミケ会場で「幻の品!」という煽りと共にジャンケン大会に投入したりするのは間違いないぜ?(マテ やっぱりイベントってメーカーやユーザー層による個性が出るよな〜ということを再認識した、そんなイベントなのでした。 ここまでが金曜日のお話。 んでもって今日はとうとう見に行ってきました。 「魔法少女ハーマイオニー3 〜恋の魔法はスキトキメキトキス〜」を! (原題:Harry Potter and The Prisoner of Azkaban) 今週で既に公開から3週目を迎えるし、今日からは全米で大ヒット中の「スパイダーマン2」が始まることもあり、結構空いているんじゃないかな〜なんてことを想像していたのですが、甘々でした。 上映開始30分前には劇場に着いていたにもかかわらず、空いているのはかなりスクリーン傍ないしは端っこばかり。 お前ら……、そんなにハーたんが見たいのか! 見るのはいいが、絶対に渡さんからな!(観客の多くが子供や女性だった事実は頭から消えている模様) んで、一通り見てきたわけですが、まあ感想としてはいつものハリーだなと(ぉ 私は原作は全く読んでいない人なので、もしかすると原作の方は色々深いストーリーがあるのかもしれませんが、基本的にハリーの話って 1.何やら魔法界にきな臭い事件が発生! ↓ 2.理由も何も告げずハリーに「気をつけろ」とだけ言う先生方 ↓ 3.案の定ハリーを狙う敵が登場、「ハーリー・ポッター」と囁いたりする ↓ 4.ハリーが凄まった才能をもってあっさり敵を撃滅 ↓ 5.やっぱりハリーは天才だよ、すげえや!(終わり) という流れじゃないですか。 「努力・友情・勝利」のうち努力が致命的に欠けてる天才によるご都合主義ストーリーじゃないですか(暴言) 今回も概ねそんな感じなのは相変わらずでした(^^; 逆行時計(タイムターナー)なんて便利アイテムが唐突に出てくるのもいつものことだしな。 とはいうものの、サブタイトルにもなっている「アズカバンの囚人」――シリウス・ブラックの意外な実態やネズミ男(仮名)の正体は全然見当もつかず意表をつかれました。 この辺は素直に面白かったです。 原作だと彼らがまた4作目や5作目で絡んでくるんですかね〜。 まあ、そんな感じでいつも通り超王道の安心ストーリーなので、老若男女問わずにそこそこ楽しめる映画になっていると思います。 ロングランは間違いないので、今までのシリーズを気に入っている人は安心してどぞ。 ……で、ここからが本題のハーたんについてなのですが。 すっっっっっっごくかわいかったぞっっっっっっっっっ!! 前々作→前作と着実にかわいくなってきたハーたんことエマたんですが、今回はさらにかわいくなっておられます。 正直なところ、今回と比べると「秘密の部屋」の時でさえ明らかに見劣りしますからね。 授業中に髪を結い上げたハーたんの可愛さはもはや暴力だぜ?(黙れ) いやマジでマジで。正直あれはヤバいです。 画面の右側でハリーが先生と大事な話してるのに、オレはずっと画面の左側(ハーたんが映ってる)見てましたからね。 正直なところ、大人1800円だとしてあの髪型で映っている2シーンだけで半分以上は元取れますですよ!(落ち着け) 男子はとりあえず見に行っておけ。見て萌えれ。萌えられないヤツは精神的インポテンツ予備軍なので猛省すれ。 とゆーわけで「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」としてはこれまで通りの出来でしたが、「魔法少女ハーマイオニー」としては過去最高傑作でした。 今回は今までよりも格段に出演シーンも多いしね。DVDも買おう。そうしよう。 素朴な疑問。 原作も含めてハリーの世界観に詳しい方に質問なのですが、ホグワーツの体操服はブルマですか? それともスパッツですか? というかそもそも体育の授業はありますか? 映画にはその手のシーンが全然出てこないんでわからないのですよ……(´Д`; クソ暑かった日のこと。 J.K.ローリングの担当編集が「ネギま!」の編集に変わってくれればいいのにと思った、そんな夏の日のこと。 |
07/18 溜めすぎは身体に毒なので |
金曜日のこと。 少し早めに仕事を終わらせてMU-6が家へ向かっていると主任から電話がありました。 電車の中なので、その場では取れませんでしたが帰途の私にわざわざ電話をかけてくるというのは何かあったということに他なりません。 お客さんから急ぎでのお願いなり質問なりが来たか、あるいは来週まで放っておけないような深刻なトラブルでも発生したか……最悪会社にもう一度戻ることも考えつつ、近くの駅で降りてすぐに主任にかけ直しました。 MU-6「MU-6です。電話ありましたけど何かトラブルとか急ぎの件ですか?」 主任「え? ああ、いや、そういうことじゃないけど」 MU-6「そうですか。それは良かったです。で、先ほどの電話は何だったんでしょう?」 主任「ん? 今週のサンデーがどこにも売ってないけど、どうしてかと思って」 サンデーが売ってないというだけの理由で部下のケータイを鳴らさないで下さい(´Д`; しかも金曜日にもなって。 とまあこんな感じの小ネタって結構転がっているわけですが、それだけで一度分の更新とするには小規模すぎて逆になかなか披露できなかったりします。 そこで今回はそんな小ネタを2,3ばかり書こうかと思います。 溜まった小ネタも吐き出せて、更新回数も1回分稼げるまさに一石二鳥のアイデアですね!(ぉ つーわけで早速。 MU-6さんが最近好んで飲んでいるとある飲み物があります。 明治乳業の「コクがあってまろやか調整豆乳」です。 たまたま客先の自動販売機で売っていたのを飲んでみたら、これが実に飲みやすくて美味しい。 日ごろの不摂生がこんなことで取り戻せるとも思わないのですが、気持ちヘルシー志向という感じで行く度に飲んでいるのです。 こんないい物が自販機と配達でしか扱われてないのは絶対間違ってるんだよもん。 そんなある日のこと。 いつものように豆乳を飲んでいると突然私は気付いてしまったのです。 この豆乳の中に隠されたメッセージについて。 まるでMMRのキバヤシのごとく(ダメじゃん) 天啓か、あるいは夏の暑さが脳を壊したか(多分後者)メッセージを読み解くきっかけとなるキーワードに気付いてからメッセージを全て読み解くまで脳内の思考時間は恐らく数秒とかからなかったことでしょう。 その1秒か2秒かの間にMU-6さんの灰色の脳細胞が紡ぎ上げた思考、それはこんな感じでした。 そういえば、これの名前って「コクがまろやかな調整豆乳」っていうんだよな ↓ いわば「こくまろ豆乳」か……。 ↓ 豆乳……乳……ミルク……? ↓ こくまろみるく……?(この辺で既に危険信号) ↓ 「んほおおおおっ、しゅきぃっ! こくまろみるくしゅきぃぃっ!! おまめっ、おまめみるくらいしゅきっ! ぴゅぴゅってえ! ストローからぴゅぴゅって! こくまろおまめみるくストローのさきからドピュドピュ出されて、おなかパンパンになっひゃううう!!! ら、らめになっひゃうううっっ!!!」 (各自脳内でみさくら絵を表示の上、そいつに絶叫させてください) 豆乳超吹いた。 つーか今思い返しても思考の流れが自分自身で理解できません。 なんで豆乳からみさくらなんこつまで一足飛びに瞬時で連想できますかオレは。 オレのシナプスはどういう結びつき方をしているのですか。 どうやら「らめになっひゃ」ったのはオレブレインのようです(´Д`; ……太陽が眩しかったから、そういうことにしておいてください。暑いと壊れた人が増えるんだよ。 もう一本。 (※以下はぶっちゃけた話、100%下ネタなのでそーゆーのが嫌いな方、特に女性は読まないことをオススメします) Edgeworth Boxでは極力書かないようにしているのですが、男性のご多分に漏れず私も下ネタは大好きです。 で、下ネタ的な意味合い半分・真面目なお話半分で書くのですが……最近オレの息子(以下「ジャック」)に元気がありません(´Д`; はい、そこのドン引きの人、これ本当に半分くらいは真面目な話なんだから。 まあ男性の方は誰でもジャックなり太郎なり健一なり息子さん(トラビュランス風に言うと「ご子息様」)がいらっしゃると思うのですが、パパを差し置いて夏負けでもしたのかジャックがバテている感じなのです。 なんというかこの状況をわかりやすく数式にすると (ペレ - サッカー + 脂肪)*オタ要素 = 今のオレ くらいの状態なのです。 ヤバいです。 別に目下のところ相手もいないのですけど、男的にアイデンティティーの危機です。 MU-6ちん、ぴんちっ。ジャックはもっとぴんちっ。 いやでも実際の話、これはどうなのかと。 最近あまりにも暑くて自分自身疲れ気味ですし、私ももう23歳。 「悪夢」の「20代は一日5回が目安です」を実践できるような時期は過ぎました(マテ (MU-6さんは中3で「悪夢」に出会って以来、かなり後々になるまでこの戯言を信じきっていて目標値にしていたとかいないとか。死んだ方がいいね) とはいえ、とはいえですよ? 一方でまだ23歳なわけですよ。世間一般では全然若いわけですよ。 そんなオレのジャックが! 昔みたいに硬度10ダイヤモンドパワーが使えないなんてことがあっちゃいけないのですよ!(;´д⊂) 今のジャックじゃせいぜい肉のカーテン(硬度4.5)がいいところ……。 これじゃ硬度8サファイヤパワーの悪魔将軍にも勝てません。 困ったMU-6さん、二条河原落書にも「エロティカルなサプリメントといえばこれ」と書かれていたとかいないとか言われるエビオス錠を大購入。 …………なんか凄い勢いで追いつめられてませんか、それは? とか思いつつもなりふり構ってられません。 で、お家に帰ってえちぃムービーなんぞを見てみると……車椅子からジャックが立っているではありませんか! まさに感動の一幕。エビオス錠の効果の早さに全米が感涙です。 とゆーか、その瞬間にまさに結論が出たわけですが、つまりジャックに元気がなかったというのは、だ。 「最終痴漢電車2」のHシーンばっかりハードローテーションさせ過ぎて飽きたからだということが判明(爆死) そりゃ12月に買ってから約7ヶ月もこればっかりじゃ飽きるよなぁ……。中学生じゃあるまいし。 結局一応ジャックの元気が無い理由もわかって一安心、一刻も早い「瀬里奈」の発売をジャックともども首を長くして待つ今日この頃なのです。 ……何気にジャックさんが未だ全快とは言っていないところが気にはなりますが、これはもう夏バテか年だということなのでしょうか?(;´д⊂) 年は取りたくないなぁとつくづく思うのでありました。終われ。 ――客がドン引きしそうな文章は自分で書いてて恥ずかしくなるので、今後は控えようっと。 |
07/23 求む、幸福量保存の法則 |
今日は早く帰れたし、まともに更新しようと思っていたのですが、ちょっとショックなことがあったのでまともな更新は明日にでも回します(挨拶) で、その「ショックなこと」というのが何かというとですね。 サイフ落としました(;´д⊂) 秋葉原でゲーム買ってお家へ帰る途中のどこかに。 幸いにして一番悪用されそうなクレジットカードはサイフの中に入っていなかったので、最悪の事態は免れましたが……モノがモノだけに親切な人が届けてくれて、というのはなかなか厳しいところでしょう。 いずれにしても明日郵便局の通帳で当面必要なお金をおろした後で銀行のキャッシュカードも全て止めなくてはなりません。 後々に控えたカードの再発行といい、面倒くさがりの自分には難事だらけ。 ま、自業自得ですからブツクサ言いながらもやるしかないのですが。 そんなに「瀬里奈」買った後で興奮してましたか?>自分(ぉ 興奮するなら家に帰ってからにすれ。 ちなみに紛失時にサイフの中に入っていた物はこんな感じ。 (ポイントカードなどは蓄積ポイントを金銭価値に換算) 現金 ………… 8000円くらい 未清算のタクシーレシート ………… 35000円分くらい ソフマップカード ………… 約6000円分 ヤマギワポイントカード ………… 約6000円分 ヨドバシポイントカード ………… 2000円分 アニメイトポイントカード ………… 2000円分 ビックポイントカード ………… 1000円分 エロゲ特典テレカ(約10枚) ………… Priceless ――というようなわけで未清算のタクシーレシートが消えたのも、これで会社からお金が戻ってくることは永遠にないわけで痛いことは痛いのですが、個人的にはもはや手に入らない物も含まれるエロゲ特典テレカが無くなってしまったのが激痛。 あ、そもそもなんでテレカが10枚もサイフに入ってるのかは聞かないで下さいね。 駅員さんにも不思議そうに聞かれたので(ぉぃ 入ってる物は入ってるでいいじゃないですか。理由なんてありません。 ゲーム買う→テレカもらう→サイフに入れる→ゲーム買う…のサイクルを2ヶ月も続ければすぐに10枚やそこらは溜まりますって。ね?(明らかに普通じゃありません) こんな出来事が起こったので家にも帰らず終電間際まで落としていそうな場所をもう一度探したりしてました(´Д`; さすがに真っ当な更新をする意欲なぞ、微塵もなくなってしまったので今日はとりあえずこの欝な気持ちを書き散らして終わりとさせていただきます。 あ〜、自業自得とはいえ今回はお金に直結することだしヘコむわ……。 落ち込んでいるMU-6さんへのはげましの信(てがみ。中国ではこう書く(笑))は超大歓迎なので、今の日本人が忘れがちな優しさを持った貴方は是非メールしてあげてください。 まあ、どうせこんなこと書いてもメールなんか来ないんだけどね〜と思いっきりネガティブ思考な発言で煽りつつ今日はこの辺で。 明日は多分普通に更新しますですよ。 |
07/24 は〜い注目! |
毎日毎日暑い日々が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 暑さを理由に夏コミを回避するか真剣に悩むMU-6です。 だって痩せてた頃から汗かきの私ですよ? 立派なチャーシューとなった今はもっと汗かきなわけで、この猛暑にあのサウナ地獄に行くのは結構勇気がいるわけです。 汗をかいてもかいても一向に体温が下がった感じがしなくなったり、体内のイオンバランスでも狂ったのか目じりの辺りの筋肉が顔面神経痛みたいにヒクヒクする、あのイヤ〜な感覚を味わうのは勘弁だよもん(過去に経験あり) しかしそんなオレ(及び汗だるまのオタ諸兄)に超朗報が! その名も空調服! ファンを使って空気を送り込むことで汗を高速気化させ、それをもって涼を得るというステキスーツ。 汗をかけばかくほど涼しくなるという汗の効能をフルに生かした服なんだとか。 もうITmediaの記事を見た瞬間から気になって気になって仕方ないですよ。 これさえあれば(自主規制)や(自主規制)の一向に学習しねえクソ遅い列処理のせいで熱射病になりかけることもないかもしれないわけで。 …………よし決めた、カードの封鎖が解けたら試しに1着注文してみよう、そうしよう。 気になる皆さんも1着購入されてみては?(意訳:もしハズレ商品だったら嫌なので、オレの前に誰か人柱になってください) とまあそれはさておき、最近私が何をやっていたかというと少し前に雑記で取り上げた「金八先生」をプレイしていました。3周ほど。 一時期本職がサクラ中学の教師なのかサラリーマンなのかよくわかんなくなってた時期があるくらい一生懸命プレイしただけあって、内容的にもほぼコンプ。 チュンソフト伝統の「金のしおり」まであと1歩のところまでこぎつけました。 何とか今プレイ中の4周目で条件を満たして金のしおりを出したいところです。 というわけで今日はMU-6もとい坂本虫八(むしぱち)先生がこのゲームについて再度紹介をしたいと思います。 どうでもいいですけど「むしぱち」って響きが首領パッチみたいで嫌ですね。 <はじめに> 多分誤解している人が多いと思いますが、このゲームは別に「プレイヤーが金八先生になる」ゲームでもなければ「ドラマを知らないと意味がわからない」ゲームでもないということを最初に言っておきます。 主人公はあくまでもただの教師。一応設定としてかつての金八の教え子だという設定こそあるものの、それはあまり重要な意味を持ちません。 作中における金八の役割はあくまでも頼れるアドバイザーという位置づけです。 (の割に結構美味しいところは彼が持っていきますが(^^;) また「ドラマを知らないと楽しめないのでは?」という疑問については、ドラマを一切見たことがない私がこれほどハマりこんでいる時点で回答不要かと。 このゲームはあくまでも「自分が青春ドラマの主役になる」シミュレーターであって、その典型例としての金八とコラボレートしてるという理解をしていただければ幸い。 <システム> このゲームでは主人公のセリフは決めゼリフ以外は一切表示されません。 選択肢らしい選択肢も表示されません。 でも主人公が歩き回って生徒の問題を解決してやらないとといけないわけで、どうするかと言いますと「カード」を使います。 このカードというのは言うなれば「話題の種」で人と会話したりイベントを通じて入手することができます。 そのカードを適切なタイミングで適切なキャラクターにぶつけていくことで話が進んだり、さらなるカードを入手したりできるようになるわけです。 プレイしたことがある人は「逆転裁判」シリーズをイメージするとわかりやすいかも。 生徒に対して「くらえ!」とやることで新しい裁判記録が出てくる感じです。 このゲームでももう1個やり込み要素として才能開花モード(読んで字の如く、生徒の秘められた才能を引き出してあげるモード)というのがあるのですが、こちらも基本的な流れは同様。 色んな生徒に才能カードをぶつけて才能を開いてやって、その過程で新カードが手に入って……という仕組みになっています。 こっちはこっちでカードが増えて加速度的に生徒が才能に目覚めていくのを見るのは結構快感なのですが、その辺はやらないとわからんので割愛(ぉぃ <で、感想は?> よくなかったら3周もやったりしねえよ! 前回取り上げた時も書きましたが出来はかなりいいです。 当初こそ「ちうがくせい萌え〜」という歪みきった心でプレイを始めたMU-6さんでしたが、話を進めるにつれ徐々に変わっていきました。 萌えとか抜きにしてもこれは一流だと。 このゲームのシナリオは2周目以降にならないとプレイできない物も含めて全部で15話用意されているのですが、これがいずれもなかなか良質。 どの話も1時間程度で収まるように調整された短編シナリオなのですが、わずか1時間で生徒の抱えた問題のみならず、彼らの個性まできっちり描いてその上でお話もいい具合に収束させるというのがいかに難しいか。 ムダにクソ長いシナリオが増えてるエロゲ業界にも見習って欲しいものです(暴言) でも本当にシナリオのレベルはかなり高いです。 根本は青春ドラマなので、そういう青臭い感じが嫌いな人には全くオススメできませんが友情だとか家族の絆だとか性善説的なネタが好きな人なら超オススメ。 今年やった中で「CLANNAD」の次に泣けました。 私のイチオシは第5話の「星に願いを」。 夏休みを利用して理科教師と生徒3人がロケットを――ペットボトルとかではなく本物の周回軌道まで届くようなロケットを――打ち上げるというプロットだけ見るとかなりアレな具合の話なんですが、これがもうメッチャいい話でして。 詳しく書くとプレイする人に申し訳ないので控えますが、スペースシャトルにロケットからのメッセージが届くシーンは涙なしには見られないと思いますですよ。 また自分が上手いな〜と思ったのは主人公とプレイヤーとの一体感の演出でしょうか。 正直なところプレイし始めた時は「メッセージテキストが表示されないのは不親切だな」とか「なんでセリフを全部聞かなきゃいけないんだ」なんて思ったものですが……生徒の声をきちんと聞いて(聞かされて)、その細かいニュアンスから何か悩みを感じ取ったり、あるいは何でもないセリフにそいつらしい個性が滲んでいたりするわけで。 作中で金八先生も言ってますが生徒と向かい合うのは教師の基本。 それを強制的にやらされる途中で、徐々に徐々にプレイヤーも気付かないうちに主人公と同様生徒の声に真剣に耳を傾けて、彼らのことを理解しようとし始める――という仕掛け。 作り手側がそこまで考えていたか否かは知りませんが、テキストも表示されない・スキップもできないなんて不親切仕様がプラスに働くこともあるなんて想像もしませんでした。 まあ、それもこれも良質なお話と個性が立ったキャラがあってこそですが(^^; ちなみに私が主人公との一体感を1番強く感じたのは、最後無事卒業式まで辿りついた時のことでした。 最初「ちうがくせい萌え!」とか脳の膿んだセリフを吐いていた自分が、卒業式の時素直に「こいつら問題もいっぱい起こしたけど可愛いヤツらだったなぁ」と下心一切抜きに男子も含めて可愛いと思っていたのです。 セリフは出てこないけどきっと主人公も同じことを思っていたでしょう。 これって結構凄いことだと思いませんか? 果たして自分の言いたいことがどれほど伝わっているかは甚だ疑問ですが、もしこれを読んで少しでも興味を持った方がいたら是非買ってみてください。 この文章で興味を持てる人ならば決して損することはないはず。 シナリオ重視を気取るなら1度は手に取って欲しい良作です。さあ買え! ちなみにもっとちゃんとした紹介がGameWatchに載っているので、何ならそっちも参考にしてくだされ。 (余談) この前、実際に中学校で教師をやっている知人と話したのですが、その時に2人して 「生徒ってしょっちゅう問題起こして困らせてくれるけど、それでもやっぱりかわいいんですよね〜」 となぜか同じ話題で盛り上がれたことに軽く衝撃を受けました。 す、すげえよ金八! 侮れないよ! 最後に半私信。 昨日の日記に対して励ましのメールくださった方、どうもありがとうございますm(_ _)m 同じような経験をした方からもメールいただきまして、いつまでもクヨクヨしてちゃいけないなと気合いを入れなおした次第。 それにしても今回思ったのですが、銀行のカードがないとお金下ろせないシステムというのはどうにかならんのでしょうか。 郵便局の場合、通帳だけでもお金は出せるのに対して銀行はカードがないとATMじゃ引き出せないんですよね〜。 今回の件があるまですっかり忘れてましたよ(^^; 幸いにして多少郵便局にもお金を入れてあったので、カード再発行までの生活費くらいは捻出できそうですが、もしそこが空っぽだったらと思うと(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル リスクヘッジの観点からもお金はいくつかに分けて持っておこうと思うのでありました。 |
07/30 約束されなかった敗北の剣 |
当初の予定よりも更新が遅くなってしまって申し訳ありません。 KOTOKOライブに合わせて名古屋に移動したのですが、案の定というか何と言うか親や妹とだべっていたら更新する時間がなくなってしまいまして……(^^; まあ言い訳はうっとうしいだけなので、これくらいにしておきましょう。 あ、そうそう。雑記に先立って「Canvas2」の正規感想を追加しました。 結果としてものすごく酷評してますけど、あれ以外に特にフォローらしいフォローもありません(ぉぃ マジで凡庸もいいところなので買っちゃった方はご愁傷様です。 凡庸なゲームなんてもはや駄作と変わらないんだよ!>スタッフ あ〜それからそれから、話が二転三転してアレなんですが、最近1個だけいいことが。 サイフともども無くなってもう戻ってくることはないと思っていたソフマップカードのポイントが戻ってきたのです! はい、拍手〜♪ ダメ元でサポートに相談してみたらポイントを引き継ぐ形でカードを再発行してもらえました。 いやっほ〜〜〜う、ソフマップ最高〜〜〜〜!! もう諦めていたのでメチャクチャCS高いです。基本的にメッセ派の私ですが、今回の嬉しい対応でこれからはもうちょっとマップの利用頻度を高くしようかな、なんてことを思ってみたりする今日この頃。 先週の終わり、映画「キング・アーサー」を見に行ってきました。 見に行った理由は多くのオタの人がこの映画に興味を持つきっかけとなっているであろう「Fate」が好きだから――というのももちろんあるのですが、ファンタジー大好きっ子の端くれとしてアーサー王伝説の映画化は絶対チェックしておきたかったので。 私も物語をきっちり読んだわけではなく、色々なエピソードを知識として知っているだけですが、アーサー王伝説を映画化すれば面白いのは間違いありません。 岩に刺さった王を決める剣・無敵の聖剣エクスカリバー・不死をもたらす鞘・妖精郷アヴァロン・円卓の騎士・聖杯探索・トリスタンとイゾルデの恋・ランスロットと王妃グウィネヴィアの許されざる恋……どの要素を切り取ってもドラマ性抜群。 2時間〜3時間の枠内に収める関係で全てを映画内に描くことはできないでしょうが、一部だけ採用したとしても結構期待できるのではないでしょうか。 そんな風に高をくくって見に行ったのですが――映画を見終わった時に同行した友人と「これはひどい」と大冒険ばりのコメントをしてしまったほどに良い出来の映画でした。 まさか「キング・アーサー」というタイトルの映画なのに、アーサーがブリテンの王になるのが最後の3分だとは思わないよ……(´Д`; えーっと、この映画を見に行こうとする方の多くは私同様「アーサー王伝説」が映画になることを想定していると思うのですが、アーサーがラスト3分で王になるという記述からもわかるようにこの映画はアーサー王伝説とは全く関係のない物語です。 アーサーを筆頭にエクスカリバー、ランスロットなど固有名詞は我々がよく知る伝説と同じものが登場しますが、たまたま名前が同じだけの別物だと思ってください。 女を見れば口説こうとするランスロットなんかランスロットじゃないやい! なんでも冒頭のナレーションで語られるところによりますと、アーサー王伝説には色々元ネタが存在しており、今回の映画は3世紀ごろローマ帝国に仕えてブリテン島で防衛の任についていた英雄の物語なのだとか。 つまりアレですか。 いわゆるアーサー王伝説を普通の宝具だとすると、この映画は「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)」ということですか? 紛い物がオリジナルを超えられないなんて道理は一つも無いというのが真であることがよ〜〜くわかりますね☆ フェイクしかご存じない皆さんは当然オリジナルについてはよくご存じないでしょうから、ここで不肖MU-6がオリジナル宝具「キング・アーサー」について解説いたしましょう。 題して! 「ここが変だよ、キング・アーサー」! ・アーサーは王じゃない。あくまでもブリテン島にある砦の長なだけ。 ・物語が始まった時点で円卓の騎士はガラハッドまで登場。ただしガラハッドとランスロットとの間には何の関係もなし ・そもそも円卓の騎士が6人しかいない ・他? なんか死んだらしいよ ・妖精は出てこないので当然、不死になる鞘なんて出てこない ・王を選定する岩の剣? 剣抜いたくらいで王になったら誰も苦労しねえよ! ・というわけでそもそも岩の剣が出てこない ・お父さんの墓に突き刺さった父の愛剣を引き抜くシーンがあるのだけれど、どうもその剣の名前がたまたまエクスカリバーだったそうな ・グウィネヴィアとランスロットの不倫はバッサリとカット ・女好きのランスロットさんはもちろん速攻で目をつけるけど、手は出さずグウィネヴィアの着替えを覗くだけ ・円卓の騎士あらため円卓のピーピングトムですか ・そもそも手を出そうにもラストバトルで普通にランスロット戦死してるし 映画の内容を紹介しているはずなのに、鉄拳の「こんなアーサー王伝説やイヤだ!」みたいになっているのは何ででしょうか?(´Д`; とまあ、このようにオリジナルは我々のよく知るフェイクとは大きく異なるのがご理解いただけたでしょうか。 っていうかいくら何でも違いすぎるよ……。 アーサー王伝説の重要なファクターが全部スポイルされてるじゃねえかよ。 王に相応しい者だけが引き抜くことができるという伝説の剣を引き抜いたところから、彼の伝説の王としての物語が始まるのにそれすら削ってどうしようというのか。 駅張りの広告などには確かまだ幼い少年が剣を抜こうとする写真が使われていたかと思いますが、そのシーンが1秒たりとも本編に含まれていなかったのはビックリですよ。 JAROに訴えられるよ?>ブラッカイマー 少なくともオレは訴えたくなったよ? まあこんな具合の映画でした。 ブラッカイマーは「Fate」のセイバーシナリオだけでいいので20回ほどプレイしてくださいm(_ _)m 世間様や海外での評判はどうだか知りませんが、少なくとも私の目には脚本奈須きのこにでもした方がはるかに良かったような気が。 アーサー王が実は女の子だった! というのは話題性も満点だし十分映画化しても面白いと思うのですが(ぉ MU-6はハリウッドからTYPE-MOONへのオファーに期待しています(笑) 本当は珍しく1週間で消化が完了した「ホワイトブレス」に対するコメントも書きたかったのですが、そろそろKOTOKOたんライブに備えて準備を始めないといけないので、今日は短いですけどこの辺で。 明日はよほどのことがない限り、何を書くかは……おわかりですよね? 内容的に面白くなるかはわかりませんが、ご期待くだされ。 |
07/31 腕あがらねえってマジで |
やることやって帰ってきたら疲労困憊の極地に達していたため、レポ書く前に一晩グッスリ眠って体力回復してました。 気力体力大充実状態になったところで早速本題へ。 今日はいつものどうでもいい前置きは一切無しです。 そんなわけでKOTOKOライブ@名古屋に行ってきました! 感想は……一言で言うと100点満点で120点くらい(マテ もう凄い勢いで盛り上がりましたわ。 最近トレーニング(コールおよびジャンプのトレーニングの意)をこなしていなかったせいもあって、右肩が上がらなくなるくらいに(´Д`; 誰か右腕を振り上げる際に使う筋肉を鍛えるにはどういう運動をすればいいか教えてください。 てな具合にKOTOKOライブレポート始まり始まり〜。 午後2時半、大須。 ライブ開始に先駆けること4時間、私と星野さんは既に会場近辺に到着していました。 コミケじゃあるまいし4時間前現地入りはアホだと思います>オレら とはいうものの、さすがに私たちも何の理由も無く会場に4時間前に着くほどアホではありません。 3時から開場前の物販を行うということでそれに合わせて早めに到着していたわけです。 とかくこの手のイベントでは荷物が邪魔になりがちなもの。 今回はオールスタンディングのライブですし、先に買う物を買って適当なロッカーにでも預けて身軽な状態で行くのが戦略上重要なのですよ。 で、時折スコールのような強い雨が降る中、男子校のごとく男子比率99%の販売列に並んだのですが……。 ( ̄□ ̄;)列の処理遅っ!! 3時前の時点でそれなりの人数が並んでいたにもかかわらず、販売窓口が2個しかなかったために列の流れが遅い遅い。 狭いライブハウスのガレージ?を使っていたので仕方ないとは思いますが、歩道に列をなしてよそからクレームが来ることを考えると(普通に街中にあるライブハウスだったのです)販売窓口の数を増やした方が良かったような気が。 なぜかわかりませんが、注文を聞いて商品を袋詰めする人とお金を受け取る人が違うために会計ミスも結構あったようですし、他に方法はなかったんですかねぇ? ちなみにちょうど私が会計をしようとした時に販売スタッフの1人が責任者風の人に 「パンフレットの引換券を1人で2枚持ってる場合ってどう対処したらいいですか?」 という非常に興味深い質問をしているシーンが見られたのですが、あれは結局どうなったんでしょうか。気になるところです。売っちゃったのかな? (注:新曲CD付きパンフレットは引換券でチェックして1人1部までと決まっていたのです) さてグッズを買って大須で時間をつぶすことしばし。 かずぴーさんとも合流して3人パーティとなった我々は開場時間も近づいてきたところで再び会場前へ。 すると今度は先ほどとは打って変わって列が非常にスムースに流れていっているではありませんか! 整理番号式の今回のライブは絶対に入場に手間取ると思っていたので、この流れの速さには思わずビックリ。 列整理は不慣れなライブハウスのスタッフがやっていただけに予想外の展開に目を丸くしていると、ほどなくしてその理由は明らかになりました。 100番刻みの超アバウトな番号管理しかしてないからだ…(´Д`; 「200番台の人いますか〜」ってそんな適当な管理しかしないなら、ほとんど番号の意味ねえじゃねえかよ! もっと大人数が参加してた昨年末のゆかりんライブですら、20番刻みで管理していたというのに。もっとそういうところはしっかり管理して欲しいんだよもん。 んで、ようやく会場に入ったわけですが、これがもう狭い狭い。 6月の購入者招待イベントの時点でジュネオンは結構キツキツに詰めるというのはわかっていたのですが、案の定会場はかなりキツキツでした。 多分会場のキャパ限界近くまでチケットを出しているんじゃないでしょうか? ただ会場を選定した人には一つだけ言っておきたい。 観客の体脂肪率と荷物量を考えてくれ。 私をはじめ当日の観客の皆さんの体脂肪率は比較的高め。 少なくとも通常このライブハウスで行っているライブに参加するような面々よりは確実に高いでしょう。 そして少なからぬ人数がリュックなどのアイテムを所持しています。 そういったアイテムを持っていれば占有面積が増えることは自明なわけで。 2階へ向かう階段付近まで人で溢れているのを見ると、もうちょっと広い会場でも良かったんでないの?と個人的には思ったり。 ま、今回は初ライブツアーで客入りが読めなかったせいもあるのでしょうから、この辺は次回(あるよね?)に期待ということで。 あ、そうそう開演前の出来事でこれだけは書いておかないと。 今回のライブイベント6時半からの予定が押して7時近くになっても始まらず、会場内も少しダレたムードになっていたのですが……その時の一部ファンの暴走がいただけなかったなぁと。 まあぶっちゃけオレのすぐ後ろに立っていたバカなんですが、「KOTOKO早く出て来い!」と叫ぶのはどうなのかと。 他にも「早くしろ〜」だとか色々叫んでまして、聞いていてとても辛かったです。 気持ちはわからんでもないけど、向こうも待たせたくて待たせてるわけじゃないんだから自制しろ。 幸いにして周りが煽られることもなかったのでいいですが、「ファンを見ればアーティストの質はわかる」を標榜している私としては非常にやるせない気持ちになりました。 こいつもオレも同じファンなのか、と思って。 場の空気の読めないバカは家で一生CDだけ聞いてろ。てめえみたいなクズと同じ空間にいると思うだけで虫唾が走るわ。 とまあ正直始まるまでは色々不満もあったのですが、始まってみればそんなことは全部忘れて大盛り上がりでした。 正直なところ、MCとかはあまりなかったので歌や衣装についてコメントする語彙に乏しいMU-6さんとしては書くことは難しいのですが、以下記憶に残っていることを書き出してみます。 <普通の歌について> とりあえず発売済みの「羽 -hane-」に収録されている曲はアンコールも含めると全て歌われました。 アルバム同様、「Introduction」から繋げて「Asura」がかかると会場のボルテージは一気に高まってライブ開始。 その後もライブパンフ付属のCDに収録されている新曲2曲に、今度発売予定のマキシシングルから「覚えてていいよ」も披露されました。 「覚えてていいよ」はノリも良くて個人的にはかなりお気に入り。 KOTOKOたんはバラードやら「羽 -hane-」に入っているような曲調の物もいいけど、やっぱりとびっきり元気が出るような曲が1番しっくりくると思いますです。 マキシ死んでも買います、ハイ。 ライブで歌を聴くといい意味で、あるいは悪い意味でCDと全く別物というのはよくある話ですが、KOTOKOさんの場合はあまり大きな変化はなかったように思います。 そういう意味ではCDを聞いて気に入っている人ならば、ライブならではの盛り上がり+生KOTOKOが見られる分だけプラスになるのではないかと。 少なくとも「実際に聞いてみたらあんまり大したことなかったよ…」みたいなことには絶対ならないので、これから行く人は安心してOKですよ〜。 ただし1点だけ気になったのは一部楽曲でボーカルが聞きにくい物があったことでしょうか。 単純にセッティングの問題なのか、はたまたバックの演奏音量がその曲だけ大きめなのか、KOTOKOさんの声量が少し小さくなる音域なのかは私にはわかりませんが……。 原宿でのイベント時にはあまり気にならなかったので、1番最初のが正解なのかも。 でも曲の性質上、飛び上がったりっていうのはなかったですが手を振り上げたり手拍子したりで盛り上がり的には十分だったと思います。 初めてのライブツアーでこれなら今後が楽しみですねっ!(何様だよ、あんたは) <あなたはKOTOKOを何で知りましたか?> ライブも後半戦に突入し、MU-6さんの腕が既にボロボロになりつつあった頃。 KOTOKOさんが 「次の曲は…これで私を知ってくれたという人も多いと思います」 とコメントして会場のライトが歌に備えて暗くなりました。 一瞬素で「恋愛CHU!」かと思い、クラップハンズの準備までしたのですが(オレだけですか。そうですか)、どうも出だしがまるで違います。 この耳になじんだ折戸サウンドは……まさかっ……! 生「Shooting Star」キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!! 今でもカラオケに行けばかなりの頻度で歌うくらいこの歌が好きなMU-6さんとしては、飛ばないわけには参りません。 肩もズキズキしますが残量が乏しくなったスタミナをかき集めて弾けます。 いやっほ〜〜う、おねてぃ最高〜〜〜! アニメ見たことないけどな! まさか生きている間に「この夜空をおもい〜だすよ〜(チャッチャッチャ)」の部分で「フッフッフー!」と叫べる日が来るとは思いませんでした。 いや大げさですけどマジでそう思ったんだってば。 <ライブDVDを出すなら神月社製作でお願いします(マテ> 会場の恐らく誰もが知っている「Shooting Star」でさらにヒートアップした会場が、全ての曲目を終えたくらいで沈黙するわけがありません。 会場内を埋め尽くすアンコールに応えてバンドメンバーが再びステージに戻ります。 そしてKOTOKOさんが戻らないまま暗くなっていく照明。 それに代わってフェードインしてくる電子ピアノの音。 その合間に混じる電子合成された声のような音。 この曲は確かにどこかで聴いたことがあります。ええ、何度も何度も。 ですが一方で心のどこかで「いやでもまさかジュネオン主催のライブでこれは歌わないだろ」的な意識が働いているのも事実。 もう答えは出ているというのに、すげえ喜んでいる自分がいるのに、それを素直に認められないというか何と言うか。 しかし、それもドラムの音と脳裏に自動展開される菊池政治の絵と共に吹き飛びます。 生「Face of Fact」キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!! 戯画の中でも3番目に好きな(1番と2番はもちろんキュンキュンときゅるるん)この曲を聞いては黙ってはいられません。 素で「キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!」なんて叫んじゃいましたよ(^^; 脳裏で流れるシミュラクルの戦闘シーン、「そ〜れにゃう〜ん」の文字(それ別のゲームです)……神月社ムービーを脳内再生しつつ飛びまくり。 正直ラストスパートはとっくに使ってしまっていたのですが、プール調教で鍛えた2段式ラストスパートを発動させます。 (※この辺の文章の意味がわからない人は「風のシルフィード」を読んでね) 正直期待していたものの、エロゲ曲は歌ってくれないだろうと諦めていたのでこれ以上ないほど嬉しかったです。 ちょっと痛い人であることを自覚した上で書かせてもらうならば、感動すら覚えました。 まさか「同じ空の下で」とかならともかく、「Face of Fact」で泣きそうになるとは思わなかったよ(ぉぃ <顔射、そして本領発揮> アンコールが終わってもまだ興奮冷めやらぬ会場からは「もう1回」のコールが。 (既に他の会場に足を運んでいる人にとっては予定調和かもですが)そのコールに応えてKOTOKOたんが三度登場。 手には「SHORT CIRCUIT」のジャケット絵のモデルにもなった水鉄砲が! 会場に向けて水鉄砲を乱射するKOTOKOたん。 それを浴びる会場の観客たち。 浴びてる、今、漏れはKOTOKOたんの聖水を顔射されてる…っ!(黙れ) そして、水鉄砲が出てきたということはもう歌う曲はあれしかありません。 生「SHORT CIRCUIT」キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!! 個人的にはあのアルバムの中にもっと好きな曲があるのですが、これはこれで好きなので全く無問題。 プール特訓と闘志が結びついた結果の3段式ラストスパートを点火して、再度限界を超えたジャンプを行います。馬体も軋む危険なスパートとはまさにこの事。肩の筋肉が悲鳴を上げているのが聞こえるかのようです。 (※この辺の文章の意味がわからない人は「風のシルフィード」を読んでね) 会場内も最後の頑張りとばかりに盛り上がったのですが、個人的に残念だったのは誰もPPPHをやってなかったこと(´Д`; この曲途中で絶好のPPPHポイントがあるのに……あ〜もったいない。 早く誰かコール&ジャンプ表を作ってくださいお願いしますm(_ _)m 「SHORT CIRCUIT」の後、最後の締めとして「声が届くなら」を歌ってライブは完全に終了。 「羽 -hane-」の12曲に加えてパンフ付属CDの2曲、新譜から1曲、「Shooting Star」「Face of Fact」「SHORT CIRCUIT」と内容的にも盛りだくさんで大満足のライブでした。 最初のほうの手際の悪さを見てた時は不安で仕方なかったですが、杞憂に終わって良かったです。 不満点なんてキュンキュンやきゅるるんが歌われなかったことくらいですよ(ぉぃ でも、今回のライブで少なくとも ・戯画のエロゲ曲ならば歌える ・いわゆる電波ソングを歌うことも可能 というのはわかりました。 東京公演、期待しててもいいですよね? ね?>ライブスタッフ様 ゆかりんライブとどっちに行くか迷ってたけど、望みが繋がってしまったので東京公演にも行くことにします。 みんな、来週は新木場でボクと握手! |