Diary 2007/06 |
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06/11 とりあえず今週はやや穏やかな日々になる……とイイナ!(ぉ |
う〜ん、せめて1週間に1回は更新したいんですがなかなかうまくいきませんね。 とはいえ前回書いた6月1週は過ぎたのでピークは乗り越えた感じでしょうか。 少なくとも今週は土日できちんと更新したいです。いや、します! ……こういうこと書いておきながらしばしばできなくなるのがEdgeworth Boxクオリティなわけですが(^^; ちなみにこの前、また大阪に行ってきました。 私が大阪に行くとなると基本的にろくでもない用事ばっかりで、やれKOTOKOのライブに行くだの、『リトルバスターズ!』原画展に行くだの、そんなのばっかりなんですが今回は違いました。 小学校時代の友人が結婚するということでその式にお呼ばれしたのですよ。 かつて父親の仕事の都合で暮らしていたフィリピンの日本人学校で知り合ったお友達の式だったんですが、「一緒に日が暮れるまでツインシュートの練習をした彼が、所帯持ちになるとは……」という妙な感慨と共に一路大阪へ。 てっきり二次会からの参加だとばかり思っていたら式本番からの参加だったらしくて、大阪市内の某ホテルに併設されたチャペルに赴きます。 少なくともチャペルでの式は人生初めての経験。 独特の芝居がかった(芝居がかったとか言うな)雰囲気に少し戸惑いながらも満喫してきました。 「お〜、本当に“親友の誓い”と結婚の時の言葉って似てるんだ〜」 というような満喫の仕方だったのはここだけの秘密です(笑)。 いや、不勉強でお恥ずかしい限りなんですけど、結婚の時に出てくるフレーズって「誓いの言葉」しか知らなかったんですよ。 (「病める時も、健やかなる時も〜」っていうアレですね) いい経験になりました。 残念だったのはライスシャワーがなかったことでしょうか。 ほら、今でこそずいぶん情熱が冷めたとはいえ、熱烈なほっちゃんファンだった身としてはやっぱり結婚といえば『Happy happy * rice shower』じゃないですか。 これは是非経験しておきたかったのですが……。 片付けるのが大変だからなのかなんなのか、参加者がシャボン玉を吹くという演出になってました。 ここだけはちとしょんぼりさん。 あ、そうそう。これだけは書いておかないと。 新郎の従妹がかなりKOTOKOに似てました!(そんな重要事か?) いや本当に似てたんですって。当然何の関係もない人なんですけど。 えと、まあなんつーかこんなアホなことを書いた後に説得力ないですけど、Nくん夫妻どうぞお幸せに。 あと「MU-6の式にも呼んでな?」という依頼には応えられそうもないです、すいませんm(_ _)m どうも、ここ最近すっかりエロゲからはごぶさた気味の者です。 2007年に入ってからコンプしたのが『フォセット』と『いつか、届く、あの空に。』しかないことに先日気がついて愕然としてみたり。 買っている本数はこれまでとほとんど変わってないのに……、これは事件です。 中途半端に『ひぐらしのなく頃に』とか『遥かに仰ぎ、麗しの』とか手を出したのがいかんのか。 そういやクリアした2本についても何も書いてなかったですね。 ちょうどいいので今回の更新はそれをネタにすることにしますか。 ◆フォセット〜Cafe au Le Ciel Bleu〜 『フォセット』はまあ、ファンディスクなんでファンである自分は楽しめました。 感想としても突き詰めてしまえば *一部空気読めてないシナリオ書いた人は猛省せよ *丸戸のシナリオはほんまガチやでぇ という超ありきたりなものしかないです(ぉ 前者はあえて多くを語りませんが、『迷える羊と魑魅魍魎』をプレイしたときは本気で頭抱えましたからね。 おかげで割と評判良さそうなのに、ライターが同じ『つくとり』買えてないくらい。 まあオリジナル作品と二次創作ではだいぶ勝手が違うんでしょうが……。 逆に七烏未奏さん担当の『陽だまりのバージンロード』や、木緒なちさん担当の『わたしのかけら』はうるさ型の客を自認している自分も満足の仕上がりでした。 どうせ全ヒロインの後日談が用意されているわけじゃないんだし(さえちゃんの扱いの軽さは異常)、一定レベル以下の作品はばっさり切っちゃえば良かったのになぁ(´Д`; 後者は読んで字のごとく。 『ままらぶ』『パルフェ』あたりから顕著なんですが、いい加減エロゲ慣れして枯れてきた自分の嗜好と丸戸シナリオは「なじむ 実に! なじむぞ」という感じ。 なんつーか素直に上手いんですよね。 それ以外の感想がない。 名曲『さよならのかわりに』ができるまでのつぐみ寮最後の日々を描いた『この冬空に歌声を―』はずっと読みたかった話ですし、『カトレア記念日』や『里伽子抄』は言わずもがな。 あの由飛のスピーチや、みんなからのビデオレターはまさに丸戸史明の真骨頂だったかと(やった人にしかわからない感想でごめんなさい)。 こう、遠まわしに全然関係ない話に見せかけて、ずばっと切り込んでくるっつーんですかね。 魔球で例えるとエリプスハンターですか。 『ワイルドリーガー』が例えとしてマニアックすぎるなら、童夢スペシャル2号でもいいです。 これも十分わかりにくいですかそうですか。 何にしても『里伽子抄』における由飛のセリフ、「あなたの周りの世界は…あなたが思うより、ちょっとだけ、優しいよ?」に象徴される丸戸ワールドを心の底から堪能しました。 そんなこんなでまとめ。 ボリュームも十分に多かったですし、「もう少しシナリオの平均点が高ければなぁ」という一点を除けば文句なしのファンディスクでした。 よく考えるとクイズゲームは難易度の割にライフ回復などの救済策が少なくて微妙だったような気がしなくもないですが、その辺の細かいところは目をつむりましょう(^^; ◆いつか、届く、あの空に。 以前体験版をプレイしたときに「これは買わざるをえないな…」とまで書いたので、きちんと買ってきました。 で、実を言うと書く機会を逸していただけで2月にはコンプリートしてました。 (つまり2月以降コンプしたエロゲがないのです!) 結論から言うと 「面白そう」という期待は外れず、ただし懸念も外れず といったところでしょうか。 ポエム入りすぎてて表現が時折わかりにくくなるのは製品版でも変わらずなので、まずその時点で人を選ぶ作品だと思います。 どの程度ポエムなのか、実例を見ていただくのがわかりやすいので引用しましょう。 我が家からは、音が鳴る。 それは総稽古(リハーサル)。 奏者(パフォーマー)の性格を表すかのような規則的な音色は、やがて香りという名の調べへと変ずる。 その度に、一つ、また一つと、優れた作品が生み出されていく。 狭い音楽堂(コンサートホール)いっぱいに溢れた匂いの群れたちは、本番(パフォーマンス)の開始を告げる為に入場券(チケット)となって会場から飛び出していく。 すると――一人、また一人と、優れた芸術に拍手を送る為の聞き手が来場を始める。 聴衆(オーディエンス)は客席に座り、ただ静かに幕が開くのを待つ。 ちなみにこれ、「起きたら同居人が作ってる朝食のいい匂いがしたので、食堂に向かいました」というだけのシーンです(ぉ ここはさすがにわざと大げさな表現にしている場面ですが、日常でもふとした拍子にこんなリリックを刻んでしまうライターさんなので、テンションが上がってくる終盤ともなると一瞬「?」となってしまうような場面もあったりなかったり。 これ、退く人は退くんじゃないかなぁ? もうちょっとわかりやすいテキストで書いてもらえると嬉しかったのですが(^^; あと若干気になったのは後半部でしょうか。 この作品は前半の共通シナリオ(ここは体験版で遊べます)と個別シナリオからなっているのですが、その後半がやや弱かったように思われます。 「主人公がヘタレるのでは?」という心配は杞憂に終わったものの、後半がかなり急展開でして、特に初回プレイのふたみシナリオでは後半は説明に終始してしまった感が。 「こんなに設定考えたんですよ、凄いでしょ?」的な。 また、その弊害としてヒロインとの関係を深める萌えシーンがほとんどなくなってしまったのも、ちょっと残念だったかなと。 せっかく可愛いキャラなんで、くっついた後の甘々なシーンとかもう少し見たかったです。 で、ここまでが気になったところ。 逆に凄いなと思ったところもありまして、アホみたいに設定を織り込んでいるくせに破綻していないのは素直に凄いと思います。 体験版プレイ時にも「大風呂敷を畳めるのか不安」と書いていたくらいだったので、投げっぱなしになるんじゃないかとかなり懸念していたのですが、製品版をプレイして風呂敷を畳むどころかさらに広げてきたときは本気でビビりました(笑)。 何しろこのゲーム、紹介ページとかちょっとファンシーなくせにこんなCG出てきますからね。 ![]() これ見たときはマジで震撼した。 ネタバレしちゃいますけど体験版の最後で、舞台となる町が言霊によって生み出された結界内にある町で、一般社会とは断絶していることがわかるのですが、まさかそんな世界観の上位レイヤーに北欧神話が絡むなんて誰が思うよ。 普通に考えてせいぜいが和風伝奇ノベルまでだろ。 しかも何が恐ろしいって、各シナリオに1個ずつくらいよくわからない、明かされていない謎は残っているものの、それ以外は全部作中で起こった事象に作中で説明をつけているのが恐ろしいです。 これまたメインヒロインのふたみさんは割を食ってしまっていて、彼女のシナリオの終盤も終盤で初めて「この作品のベースは北欧神話のラグナロクです」というのが判明するので、彼女のシナリオだけはポカーンとしてしまいましたけど……(´Д`; (ちなみに先ほどのCGは太陽を丸呑みするスコルです) それでも世界観背景がわかった後は、自分自身もともと北欧神話好きということもあり、特に違和感なく楽しく読むことができました。 とっぴな設定に走るライターさんの場合、全力で電波になりがち。 ところがこのゲームは「戦闘シーンまで淡々と文章だけで描いていくので迫力に欠ける」とか、「傘シナリオでの彼女の行動原理が今ひとつ弱い」とか気になるところはもちろんあるんですけど、全体としては「よく考えられていて、なかなか面白かった」と言えるレベルにまとまってます。 設定厨もここまでやれば立派ですわ(暴言)。 ライターさんがやりすぎと言ってもいいくらい好き放題やってる内容なので、原画さんの絵柄とは裏腹に案外人を選ぶタイトルだとは思います。 が、何気に佳作レベルは十分超えているので未プレイの方で絵が好きなら是非に。 「ただの萌えゲーには興味はありません」という『SilveryWhite』とかにワクワクしちゃう畑の方なら絶対損しないですよ? ……あ、一応フォローしとくとあれよりはかなり一般向けです(^^; <余談> ちなみに「これ、どんなゲームなの?」と聞かれたときにMU-6さんはこう答えています。 北都南が和傘1本で戦車の主砲攻撃をいなすゲーム。 このフレーズを聞くとみんな、「そっか…」とトーンが下がるのが不思議です。 嘘じゃないのに……(だからこそトーンが下がるという説が)。 |
06/20 大体においてボーナスは使い切ります。アホなので |
ボーナス出たーーーーーーーーーーーーっ!! というわけで年に14日しかない「熱心に仕事に取り組む日」のうちの1日がやってきました。 ちなみに言うまでもないことですが14日の内訳は給料日+ボーナス日です。 こんなやる気のない社員ですが、おかげさまで何とか今年もボーナスをいただくことができました。 ありがたやありがたや……。 これでなんとか夏を越せます(どんだけ貧乏なんだよ)。 さて梅雨時とは思えないほど暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか? たびたび書いているような気がしますが、MU-6さんの家はハイパー熱がこもる仕様になっており、6月になる前からエアコンのお世話になっております。 そうしないととてもじゃないけど暮らしていけないから仕方ないんですが、冷房の使いすぎで最近少し風邪っぽかったり(^^; こちらを立てればあちらが立たず。世の中ままならねえです。 暑くてなかなか外に出たくならない最近ではありますが、仕事は一時期より余裕がある状態になったので日曜日に珍しくお芝居なぞ見に行ってきました。 というわけで今回はまずその感想を。 今回見に行ったのはSHAFTさんの『白南風の空 夢の伽詞』。 これまで まあ、あれですよね。 エロゲオタを気取る人間としては梶田夕貴、友永朱音あたりの名前を見たら行っておかないとイカンですよね!(ぉぃ (意味がよくわからない人は、いつまでもそのピュアさを大切にしていってください) ちなみに先に逃げの手を打っておきますが、自分舞台劇はここ5年でSHAFTさんのと、え〜と劇団名を忘れましたが鳥居花音フリークの友人に「花音様が出ている舞台があるから行こうぜ!」と誘われて見に行った芝居くらいしか見ておりません。 ですのでド素人の感想だと思って読んでくださいな。 ……ここで「じゃあ映画やエロゲは素人じゃないとでも?」と言われると、押し黙るわけですが(^^; え、映画はともかくエロゲは少なくとも素人……ではないと思うんだけど、どうなんだろ? んでもって感想。 梶田夕貴15歳ってのは無理あるだろ(ぉぃ 最初に名乗ったところでマジ吹いた。 いや作中でもネタ扱いされていたんで確信犯なんでしょうけど(^^; ただ風貌はさておき、喋り方なんかはキャラクター的に「だらしない父親をフォローするしっかりものの娘」というのもあって、全然違和感なかったのはさすがかなと。 ちょうどお芝居のことを書いたのでそのまま続けてしまうと、他の方々も皆さん上手で舞台に集中することができました。 特に初めてのメンバーっぽい小野役の木澤智之さんとママ役の華木ミヤさんは脇役として実にいい味出してて良かったなあ。 去年の舞台では、固有名詞は伏せますが明らかにひとり芝居が浮いている方がいて、そこが気になったのですよ(^^; お話的には、え〜とネタバレを極力避けると前世が絡んで2つの世界を行ったり来たりするお話。 ……うん、全然わかんないですね、これじゃ。 わかりやすい紹介は公式サイトのストーリー紹介を読んでいただくとして、自分なりにもう少し詳しく紹介。 貧しいながらもお互いに支え合い、日々を過ごしている直也・泉親子。 住居も兼ねている、大正以来止まった大時計が名物のミュージックパブ「ビッグベン」で忙しく働くいつもと同じはずのある日。 持田という女性がふらりと店にやってきたことから物語は動き始める。 泉を修学旅行に行かせるため、借金返済が遅れてしまい借金取りに殴られ意識を失ってしまう直也。 それとほぼ時を同じくして、鳴らないはずの時計が鳴っているといいながら持田もまた意識を失ってしまう。 夢とも現実ともつかない場所で直也は、「持田の身体を借りていると言う「露草」という名の女性と出会う。 彼女は直也こそが待ち望んでいた人間だといい、一つの依頼をするのだった。 「運命を変えて」 遡る時計の針、鳴り響く鐘の音。そして露草に導かれて辿り着いた場所は大正時代だった―― う〜ん、あんまりうまく書けなかったけど大体こんな具合の導入部です。 仮に露草が攻略対象ヒロインだったらそのままエロゲになっても違和感ないな(笑)。 はっ! だからオレはここのお芝居気に入ってるのか!( ̄□ ̄;) ちなみに見に行ったことのない方に解説しますと、少なくとも過去3作はいずれも「2つの世界が絡んでくる話」ということで共通カテゴリだったりします。 その手のネタは自分的に超好物でして、真面目な話、この辺がこの劇団の芝居を見に行き続けている理由なのかもしれません。 筋書き自体はかなりシリアスでともすれば重くなりがちな感じなんですが、軽いギャグが多用されていて楽しく見ることができたのは良かったです。 うんうん、やっぱりエンターテインメントに勝るものなしですよ。 ただそうは言うものの個人的にはネタに走りすぎた感もあって(笑うには笑ったんだけど)、終盤についてはもう少しシリアス度アップでも良かったかな〜とも思ったり。 MU-6の場合、最初に見た『夕焼けのカナタ*アカツキの手前』が凄く気に入っていて、その芝居が結構シリアス色強かったので、それを引きずりすぎているだけかもしれませんが……。 あれは普通に見ている最中に泣いちゃったもんなぁ。 とりとめなく書いていても仕方ないのでそろそろまとめに入りますか。 十分に楽しんだのは間違いない。けど……。 例によってワンフレーズにまとめるならそんな感じでしょうか。 「けど……」の後ろに入るのがどんな言葉なのかは自分でもよくわからんのですが、次はさらに面白い舞台を期待したいなと思うのでありました。 「十分に楽しんだ」と書いてるとおり毎回完成度の高いお芝居なのは確かなので、ここを読んでる人でもキャストほかに興味があれば是非一度行ってみることをオススメしておくですよ。 過去の公演スケジュールを見るに次回は来年の6月か7月っぽいですけど。 いつもながらオススメするのが遅くて申し訳ございませんm(_ _)m 今回は短めですが他の記事と併せて書くのも難しいのでこれくらいで。 今週中にもう1回、今度はゲームや映画の話あたりを更新する予定です。 それではまた〜。 |
06/25 充実の週末 |
どうも、こんばんは。 「今週中にもう1回更新します」とか書いたのに友達と頭の悪い電話をしていたら、すっかり時間が遅くなってしまい公約を守れなくなってしまった者です(挨拶長いよ)。 これを4文字で「自業自得」と言うのでよく覚えておいてください。 で、それはさておき。 今週は珍しく土曜、日曜と続けて外出してきました。しかもどちらもアキバではないという珍事。 なので今回は予定を変更してその時のことでも。 土曜日は専修大学に講義を受けに行ってきました。 自分の母校にすら卒業後は一歩も足を踏み入れてないのに(いや別に何かトラウマがあるわけではないんですが)、まして現役時代にすら受講していない講義に潜り込んだ事なんてないのに、まさか卒業して数年が経過した今ごろになって、他大学に潜り込むことになるとは思いませんでした(笑)。 おそらくは在学生なら誰でも知っているであろう教室の場所を「この建物でいいですか?」と聞く男を不審者と思ったか、思いっきりうさんくさそうな目で見てくる守衛さんの視線に軽く心が折れそうになりながらも無事教室に到着。 万が一眠ってしまった場合に備えてのICレコーダーを準備し、真新しいノートを広げ万全の受講体制を整えます。 ……なんつーか現役時代にこれくらい真剣な姿勢で授業を受けていたら、東大でもなんでも受かったんじゃないかというような気もしますね(^^; ああ、そういえば私としたことがどうして専大に行ったのか書いてなかったですね。 皇祖皇太神宮の管長がトークすると聞いたからです(マテ 実はサイトの読者様からそういう講義があるという案内をいただきまして。 皇祖皇太神宮といえば過去に現地に行ったこともありますが、日本が誇る そこの創始者であるところの――一応、神宮の公式情報によれば68代にわたる歴史があるらしいのですが――竹内巨麿の孫である、現管長・竹内康裕氏の話が聞けるとあっては行かないわけにはいきますまい! …とまあ、そんなわけで喜び勇んで水道橋まで足を運んできたわけですよ。 まあ何が驚いたって、この方を授業に呼んでしまう先生もそうですが、教室の席がかなり埋まっていたことですよ。 自分の母校だったら絶対教室ガラガラなのに…と思うと何やら複雑な気持ちになりました(´Д`; いや真面目ななのはいいことです。 というか、もしかすると逆に「この授業だからこそ」みんな出席するのかもしれないけど。 少なくとも自分ならそういう理由で出席しそうだし(笑)。 内容的には、多少なりともその手のことに興味がある自分としては聞いたネタも多かったのですが、のっけから古事記・日本書紀の全否定、宇宙創生論の全否定で開幕→継体天皇による皇位簒奪のコンボでかなり満足でした。 途中皇祖皇太神宮の紹介ビデオも見せてもらえたのですが、天浮舟(古代の天皇が持っていた船。まあ天皇保有のUFOだと思いねえ)のイメージなどナイス映像が多くて、これまた満足。 ちなみに時間の関係もあってビデオは10分程度しか見られなかったものの、まだまだ続きがあるようでした。どこかで見られるところがないかと思うんですけど、磯原の図書館とか行ったら見られたりしないですかね?(たぶん無理) あ、キリストの墓が青森県にあるとかモーセは500年以上生きた後、石川県の宝達山で死んだとかその辺は一般教養ということでいいですよね?(よくないよ) だって授業では割と一般教養扱いだったんだもんよ……。 で、一方、そうは言ってもそこまで詳しいわけではないので当然初めて聞くネタも色々ありまして。 ハングルの原型が阿比留文字という神代文字だとか(阿比留文字は知ってたけど、竹内文書もその説に乗っかってるとは思わなかった)、漢字の原型は遡ると象形文字であり象形文字は日本の神代文字がベースなので漢字はそもそも日本起源とか、なんつーかウリナラ起源説とあんまり変わらないような話があったりなかったり。 他で自分的にインパクトがあったのはイザナミの話でしょうか。 イザナミといえば日本を想像した女神であり、イザナギの妻。 後には黄泉の国を司る大神となり、地上の人間を1日に1000人殺すようになる存在です。 名前こそ出なかった気がしますが、『久遠の絆』にもラストで出てましたっけ。 ではここで質問ですが、『ダ・ヴィンチ・コード』じゃないですけど仮にこの女神とされる存在が実在の人物だった場合、はたしてこの人はどこの人なんでしょうか? さー、みんなでー、考えよー! (シンキングタイム) さて、皆さん答えは出ましたでしょうか? 恐らくですが、1番順当な答えとしては「日本の神様だし日本人じゃないの?」というところでしょう。 かくいう私もそういった答えを想像しておりました。 が、しかし! 現実はそうではないのです。しばしば現実は想像を凌駕するのです! 古事記にも日本書紀にも書かれていない意外なる真実。 皆さんご存知のイザナミ、彼女はなんと……アフガニスタン人だったんだよ!! ΩΩΩ<な、なんだってー!? とりあえず竹内文書によるとそういうことらしいです。 竹内文書ではイザナギも超古代の天皇なんですが、その彼が先述した天浮舟に乗って、世界を巡幸した際に現在のアフガニスタンで見初めた娘がイザナミなんだとか。 まあイザナミも別に庶民の娘というわけではなくて、遡るとさらに古代の天皇に行き着くらしいんですが、その辺はどうでもいいです。 そもそも文書に書いてあるのが事実ならば、今の人類はもともといた脆弱な人類に当時の天皇の遺伝子を組み込むことによって作り出された強化人間らしいので(^^; すげえな、天皇。 なんで中国とかじゃなくてアフガニスタンという微妙にマニアックなエリアなのか気になりますが、アフガンの復興支援に派遣された自衛隊員などが現地で温かく迎え入れられたのも、そのDNAの記憶があるから…というようなことを仰ってました。 残念ながら授業の時間が足りず、途中で打ち切るような形になってしまったのですが、その中で一部紹介しただけでもこんな具合。 いやー、わざわざ土曜日に引きこもらず外に出て良かったー! ただ、レジュメを見るに他にも「表十戒と裏十戒」など様々なネタが用意されていたようなので、それが聞けなかったのはちょっと残念でしたけど(ぉ と、どうしてもネタ扱いして紹介してきましたが、やはり気になるのは「本人たちはこれが真実だと思ってるのか?」ということ。 だってどう考えても科学的、考古学的には間違っていることばっかりなわけですから。 それについては最後にそもそも講義のコマを持っている先生が語っていた信仰の定義を聞いて、深く納得するのでした。 「信仰とは神から与えられたある『事実』を受け入れ、信じること。その真偽は本質ではない」 トンデモ批判の人しかり、自分しかりで真偽を重視して面白がっているようではまだまだのようです。 同じく週末の話ですが、上映中の『キサラギ』を見に行ってきました。 というのも気になる人が出演しているらしいと言うことを知ったからです。 ちなみにこの映画、小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅、香川照之とかなり豪華なメンバーが出演しているのですが、ほとんど全くテレビを見ない私ですのでそんな理由ではありません。 ずばり、ラムズ塾一号生筆頭こと酒井香奈子さんが出演しているからですよっ! 酒井香奈子さんといえば『らぶドル』が誇る迷曲『純情娘はラルラルン♪』などで抜群の歌唱力を披露し、いくつか主役をこなしても 個人的には彼女の一番のハマリ役は『アルトネリコ』のシュレリア様だと思います。 感情の込め方があまり上手くないのが逆に功を奏しているといいますか…。 話が逸れましたね。 とにかく『パルフェ』以降ラムズ声優陣の実写映像作品はなるべくウォッチするようにしているMU-6さん(最近ラムズ声優が嫌いなのか好きなのかよくわからなくなってきた)ですので、ぶっちゃけ相当に黒い意味の期待を抱いて映画館に足を運んだですよ。 一応事前に評判を見たら割と評判良さそうでしたけど、それは話半分に流してました(マテ で、そんな具合で見てきたのですが…… めちゃくちゃ面白かった!! いやもう余計な言葉は何も必要ありません。 「とにかく素晴らしいんで、何も聞かずに見に行ってくれ」 それだけですませてしまいたいくらい。 とはいえ、これではあんまりだと思いますのであらすじ紹介と少しだけ感想も書きますね(^^; あらすじは公式サイトで見ていただいた早いかもしれません(ぉぃ <あらすじ> 売れないD級グラビアアイドル・如月ミキが不可解な焼身自殺を遂げてから1年。 ファンサイト管理人・「家元」(小栗旬)の呼びかけで5人のサイト常連が、追悼会のために一堂に会していた。 ミキの思い出話に花を咲かせ、大いに盛り上がろうとする5人。 だが、参加者の1人・「オダ・ユージ」(ユースケ・サンタマリア)が呟いた一言が場の空気を変える。 「彼女は自殺をしたんじゃない。殺されたんだ」 もともと自殺をするようなキャラクターでないことは重々承知していた一同は、その言葉に動揺を禁じ得ない。 1年間にわたって独自に調査を重ねたというオダの推理を皮切りに始まる一同の議論。 そしてその中で浮かび上がってくる、様々な新事実。 はたして如月ミキの死の真相とは!? あらすじを文章にしてみるとサスペンスやミステリを想像されるかもしれませんが、基本は5人の軽妙なセリフの掛け合いを楽しむコメディですので、難しい話や人殺しが出てくるような話はちょっと……という方もご安心ください。 感想としてはもうとにかくシナリオの良さに尽きます。 クセのあるキャラクターを見事に演じきった役者の皆さんも素晴らしいんですが(いちご娘役の香川さんは彼以外ありえないかと)、この面白さはやっぱりシナリオに起因する部分が多いと思います。 時折はさまれるギャグも実に笑えましたし、何より話の運びが実に上手い。 5人それぞれが「実は……」と今まで伏せていた「事件当日の行動」や「如月ミキとのちょっとした関係」を明かしていくにつれ、少しずつ当日の事件全容がわかっていき、その過程で容疑者が二転三転していく様に引き込まれてしまいました。 もともと舞台向けに書かれていた脚本で、しかも脚本家が『十二人の怒れる男』や『12人の優しい日本人』を意識したということで、回想シーンを除いて舞台は常にオフ会会場の1室から動かず、カメラの場所も大きくは変わりません。 激しいアクションもVFXも当然ですがありません。 本当にセリフだけなんですが、それでも十分すぎるほど十分に楽しいんだから大したもんです。 実をいうと今回の更新では他の映画やゲームの感想を書くつもりだったんですが、いや〜、そんなのが全部吹っ飛んでしまうくらいハマってしまいました(^^; 強いて難を挙げるならばどうしても後半になればなるほど「実は……」という新事実が出た時点で、「あ、これはここに繋がるんだな」と伏線が読みやすくなってしまうというのはありますが、まああら探しの領域ですね。 とにかく知る人ぞ知るで終わらせたくない傑作ですので、もしちょっとでも興味を持っていただけたなら騙されたと思って見に行ってください。 「騙されたとは言わせない」、それほどの自信を持って推します。 MU-6的には今年ナンバーワンの映画です。 <余談> 一緒に見に行ったEFAさんも書いてますが、酒井香奈子さんはほとんど素なのにこれ以上なくしっかりD級アイドルしてるところが素晴らしかったです。 文章の冒頭で「シュレリア様が一番のハマリ役」と書きましたが、訂正いたします。 酒井香奈子の一番のハマリ役はD級アイドル・如月ミキ(暴言) |