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イギリス・パリ Part 1
1996年11月6日〜13日(8日間)
--------------- Part 1 <===> Part 2 <===> Part 3 Part 2へ
Part 1 ロンドン、ウィンザー城、ピカデリー・サーカス、バッキンガム宮殿、タワーブリッジ、ロンドン塔、大火記念塔、トラファルガー広場、国会議事堂、ビッグ・ベン、大英博物館、ハイドパーク
Part 2 ユーロスター、パリ、モンマルトルの丘、コンコルド広場、ルーブル美術館、シャンゼリゼ大通り、凱旋門、エッフェル塔 、シャン・ド・マルス公園、ノートル・ダム大聖堂
Part 3 バース・スパ、ロイヤル・クレッセント、エディンバラ、エディンバラ城、ニュータウン、オールドタウン


11月6日 (1日目)


ロンドン・パリ

ロンドン到着
 VS901便(ヴァージンアトランティック航空901便)に搭乗して東京・成田空港を12:00に出発。シベリアのタイガ(針葉樹林帯)と川を見下ろしながら北極圏を通り、ロンドン・ヒースロー空港に到着したのは16:00頃でした。この時はフリープランのパッケージ旅行だった為、空港からホテルまで専用のバスで移動しました。ロンドン市内のラッセル・スクエア(Russell Square)にあるホテルで宿泊しました。チェックインをして荷物を部屋においてから、Safewayと言う大手スーパーで夕食の買い物をしました。日本と違って1個あたりの売り物の容量が大きく、観光地のお店と違って品物が安かったです。後で地下鉄に乗り、ラッセル・スクエア駅の次のキングスクロス・セントパンクラス(King's Cross St. Pancras)駅で下車しました。それからイギリス鉄道のロンドン・キングスクロス駅の切符売り場へ行き、ブリットレイルパス(Britrail Pass。外国人専用のイギリス鉄道のパス)を提示して列車の指定席を予約しました。イギリス鉄道の場合、列車番号が無い為、出発駅・発車時刻・到着駅で読み取ります。駅構内には怪しい男が数人私に近づいてきたため、私は走らないようにして避けながら歩きました。この時は何故この人たちは近づいてくるのだろうと疑問に思っていましたが、翌日ガイドさんに聞くと彼らは麻薬の密売人であることを知り驚きました。その時近くに居たものの、密売人の近くで話をしたら警察に怪しまれるところでした。またこの付近は、家出娘の売春行為があるとも聞きました


チューブロンドンの地下鉄(チューブ)
ロンドンの地下鉄は『チューブ(tube)』と言う愛称がありますが、乗車すると理由が良く分かります。車両は狭く、天井が丸く、ドアよりに立っていると胸の辺りから天井へ向けて丸くなっている為、車両の側面に立つことが出来ません(全線ではないが)。駅構内も丸型が多く隣の車両へ移動する通路は非常用で、通常は通行を許されません。違反すると罰金です。地下鉄の時間は正確で、15分以上遅れた場合は運賃が全額払い戻しとなります。火災対策の為禁煙ですが、設備には不燃性の素材が使われているわけではなく、一部の駅でエスカレーターに木材が使われているという点が信じられません。路線により図のような狭い車両ではないこともあります。列車によりドアは自分でボタンを押して開けることもあります。約130年の歴史を持つロンドンの地下鉄はリフレッシュ工事を部分的に行っています。私が旅行したときは一部運休させて集中工事を行っている区間がありました。


11月7日 (2日目)


ウィンザー城ゲート
ウィンザー城ゲート

ウィンザー城へ

ウインザー城と街並
ウィンザーの街並
(クリックで拡大)
 2日目に、ホテルからオプショナルツアーを利用してウィンザー城(Windsor Castle)へ観光バスを利用して行きました。ホテルを出発すると、ロンドン市内で最大の公園である『リージェンツ・パーク(Regents Park)』のすぐ側を通りました。この公園は5月になると美しいバラを見ることが出来ます。バスはロンドン・パディントン(Paddington)駅の側を通ると高速道路を走り始めました。イギリスの高速道路は無料と言うのが素晴らしい。日本では高い道路代金を払うわけですから。


ウィンザー城到着
 確か1時間30分ほどかかったと思いますが、バスはウィンザー城に到着しました。テムズ河の近くにあります。列車で行くことも出来、駅の近くにウィンザー城があります。到着した町はロイヤル・タウン(Loyal Town)とも呼ばれています。ウィンザーと言う地名はテムズ河の曲がりくねった岸(winding shore)に造られたことから由来しているのです。約900年の歴史を持つウィンザー城は、ノルマンディー公ウィリアムが建立し、1170年代にヘンリー2世により石造の城壁や塔に造りかえられました。ゴシック様式の聖ジョージ礼拝堂はヘンリー8世によって築かれたもので、王室の墓所となっています。通路の床に墓があるため、ガイドさんが説明すると皆は墓を避けて端側を歩き始めました。まさか床が墓とは誰も気づきませんでした。
ラウンド・タワー
ラウンド・タワー(Round Tower)


ここでガイドさんが詳しく説明するとウィンザー城で働いている人は「そんなに説明する必要があるのか」と怒鳴って来るそうです。其の為ガイドさんは到着前にウィンザー城のことを説明して、ウィンザー城内部では静かに簡単に説明していました。特に礼拝堂では静かにしなくてはなりません。その礼拝堂を通過中に私が身につけているバンダナをはずすように言われました。帽子を脱ぐと言うことは知っていても、バンダナは対象外だと思い込んでいました。城内でちょうど衛兵を見ることが出来てよかったです。頭につけている熊の毛皮は動物保護の観点から問題となっていて代用品を考えていると聞きました。
衛兵1 衛兵2


バラの束

ロンドンへ戻って
 ウィンザー城を後にして、バスでロンドン市内へ向かいました。レストランで団体一行が食事をしたのですが、イギリスの料理は噂通りあまり良くないです。シンプルで栄養のバランスが偏ります。イギリスの歴史は戦争ばかりだった為、イギリス国民が料理まで気が向かなく、残念ながら伝統料理が確立されませんでした。最近は日本料理に注目してテレビでも日本料理をイギリスの地で放送されているものの、スタジオで聞いている本人がよく分かっていないようです。その上誤解もあり、間違ったことまで放送することもあります。

 食事が終わってからホテル向かい、解散となりました。少し休んでから一人で地下鉄に乗って市内を回りました。"One-day Travel Card"と言うロンドンの地下鉄の一日乗車券を購入して、オックスフォード・ストリートへ行って高級ブランド品を売っているお店を見てブラブラと歩きました。暗くなった道を歩くと、日本と違って街灯はオレンジ色が多く、車は黄色のライトが殆どでした。他の人種と比べて目が青又は緑の白人は光に弱い為、日本のように白いライトでは眩しく感じ、夏の強い日差しにも弱く、サングラスが必要なのです。その後ロンドン名物のダブルデッカーバス(2階建てバス)に乗って、リージェント・ストリート(Regent Street)を経由してピカデリー・サーカスまで乗車してお店を見ながら歩きました。


ロンドン地図


大英博物館 大火記念塔 ロンドン塔 タワーブリッジ 国会議事堂とビッグ・ベン ウォータールー・インターナショナル駅 バッキンガム宮殿 トラファルガー広場 ピカデリー・サーカス ハイドパーク

雨の日が多いロンドン
 ロンドンは天気が変わりやすくて雨の日が多く、外出のときは傘が手放せません。どしゃぶりではなく、サーッとシャワーのような雨です。1日のうちに四季があると言われていますが、これは大袈裟です。暖流の影響で冬でも雪が殆ど積もりません。夏は日照時間が非常に長く、夜9時でも明るいのです。これに反して冬には午後3時で日没となります。北半球で緯度が高いと日照時間が極端です。


ピカデリー・サーカス
 ピカデリー・サーカス(Piccadilly Circus)はサーカスが見られる場所ではありません。サーカスの意味は「幾つかの道路が集まっている円形広場」です。ピカデリーと言う名の通りにこの様な広場があるからです。ここには『エロスの像』があり、待ち合わせ場所にはいい目印です。この像は1892年に政治家シャフツベリー(Shaftesbury)伯爵を記念して建てられました。この辺りからシャフツベリー・アベニューでは劇場が並んでいます。ロンドンでは夜に2回ラッシュアワーがあります。1回目は17時に仕事が終わって帰宅するか、劇場へ向かう人の波で地下鉄が混み合います。2回目は劇場で公演が終了してから帰宅する人の波で混雑します。

エロスの像
ピカデリーサーカスにあるエロスの像


"Subway"と"Underground"
 ロンドンではsubwayとundergroundの意味が逆なのです。地下鉄と言えばunderground、地下道と言えばsubwayとなります。ピカデリー・サーカス駅では地下道と兼用となっています。通過するときにスリ行為が多発したばかりで、駅員が見張っていました。


star誰かがつけ狙って来た
 ここからピカデリーという道を歩きました。その時、後ろから私をつけ狙っていた人が居たのです。走らないようにして何回か後ろを見て、反対側の歩道を歩こうとしたのですが信号が赤の為行かれませんでした。その上、毛のコートを着ている金持ちに見える女性が居るにも関わらず、私ばかりつけてくるのです。日本人は現金をたくさん持ち歩いていると思い込んでいるようでした。そして私が立ち止まるとその男も立ち止まったのです。完全に私が狙われていたのです。地下鉄の駅では監視カメラがあるためそこへ行くことにしたのですが、なかなかたどり着きませんでした。車が多いところでもこの様なことがあるのかと思いながら、立ち止まってくるりと男のほうを向くと、その人は戸惑った顔をして横断歩道を渡って去りました。本当に危なかったです。帰国後この話をある女性に話すと、「それはGAYじゃないの」と言いました。まさか私がGAYの男からレイプされるところだったのでしょうか?!!


11月8日 (3日目)


ロンドン市内観光(午前)
バッキンガム宮殿

 この日の朝もオプショナルツアーを利用した為、観光バスは私が滞在しているホテルから出発しました。まずバスは『バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)』へ進みました。バッキンガム宮殿は1703年に完成し、1762年ジョージ3世が購入しました。ジョージ4世が後を継いで、名建築家を利用して全面的に改装させました。但し完成する前に彼は亡くなり、ヴィクトリア女王が住むことになりました。それ以来歴代の王がここに住んでいます。

バッキンガム宮殿
バッキンガム宮殿と
ヴィクトリア女王記念碑
(クリックで拡大)


bus怪しいカメラマンに注意!
 宮殿の前にある『ヴィクトリア女王記念碑』を見ました。ここではボッタクリカメラマンが居ました。この写真を撮影してあげるという言葉は何処の世界でも色々な手段で詐欺行為があります。ここで発生し続けているカメラマンの詐欺行為は、この男がカメラを持っていて日本人にしきりに話し掛けてきます。そして記念撮影をするから20ポンド払えば日本へ出来た写真を送ってあげると言うのです。実際はカメラの中にフィルムは入っておらず、写真を送るわけがありません。これに日本人はよく騙されてしまうのです。私がこの場へ来たときもこの男に話し掛けられて、「何処からきたの」「これから何処へ旅行するの」「貴方の英語は上手いね。記念撮影をするからお金を払ってくれれば日本へ送るよ」と。私は真っ先に逃げました。その様子をガイドさんに話したら驚いていました。もちろんガイドさんはこの事実を知っていたのですが、私が上手く逃げたことで感心していました。


タワーブリッジ
 その後『タワーブリッジ(Tower Bridge)』を通りました。テムズ河にかかっているタワーブリッジは1894年に完成しました。橋が跳ね上がるときだけ橋の信号が赤になります。この近くに『ロンドン塔』があります。

タワーブリッジ(昼) タワーブリッジ(夜)


ロンドン塔
 ロンドン塔(Tower of London)では見学せず、車窓から見ました。ここの庭に羽を短く切られたカラスがいます。日本と違い、イギリスではカラスが縁起良く、カラスが去ってしまったら滅亡すると信じられているのです。其の為ここのカラスは羽を短く切られ、庭から逃げられないようにしているのです。1078年にウィリアム王が砦として築きました。実際は砦として利用されず、王室の住居となったこともありましたが、殆どは投獄・処刑に使われた場所でした。特にヘンリー8世が色々と事件をやらかしたのです。

ロンドン塔


大火記念塔
大火記念塔

大火記念塔
 1666年9月2日にロンドン市で発生した大規模な火災があり、13000軒の家屋が焼け、市の3分の2が焼けてしまいました。この塔『大火記念塔(The Monument)』の階段は311段!


イギリスの12月25日
 キリスト教思想の強いイギリスでは日曜日は安息日の為仕事は基本的に休みです。土産屋へ行っても閉店していますが、中には「そんなの関係ない」と言わんばかりに開店している所もあります。クリスマスが近づくとデパートでは賑わいを見せますが、12月25日になると何処のお店も閉店していて、鉄道も運休し、国際線であるユーロスターも運休し、ガランとしています。イギリスのクリスマスを見たいと思って入国する人にはがっかりすることでしょう。12月26日はボクシングデーで、この日にボクシングを見に行く人が大勢居ます。ロンドンの地下鉄はこの日に限り無料です。


トラファルガー広場 (Trafalgar Square)
 トラファルガーの海戦で、ネルソン提督がナポレオンの支配するフランスとスペインの連合艦隊を1805年10月に撃ち破りました。其の為、ナポレオンはイギリス侵略が不可能となったのです。ここでは高さ約50mの円柱上に位置するネルソン提督の像があります。

ネルソン提督の像
トラファルガー広場


ビッグ・ベン
ビッグ・ベン
国会議事堂とビッグ・ベン
 テムズ河の側にある『国会議事堂(House of Parliament)』とビッグ・ベン(Big Ben)。この時計台『ビッグ・ベン』は高さ95mです。戦争中でもこの時計は15分間隔で鳴り続けていたようです。テムズ河は産業革命時代に河川が非常に汚れて臭いがひどく、国会議事堂でも窓を締め切った時代があったのです。
国会議事堂とビッグ・ベン
テムズ河と国会議事堂


ティータイム
 魔法使い市内観光の途中でアフターヌーンティーを楽しみました。イギリスの人はいつも紅茶を飲むのかと思ったらそうでもなく、コーヒーを飲む事のほうが多いのです。ツアーで一緒の人と話をしている時、翌日から何処へ行きたいかということを話題にしました。行き先は、シェイクスピアの故郷『ストラットフォード・アポン・エイヴォン(Stratford upon-Avon)』、大学の町『オックスフォード(Oxford)』・ピーターラビットで知られる『湖水地方(Lake district)』などでした。


professor大英博物館
 この後大英博物館(British Museum)へ行きました。ガイドブックによって「入場無料」と書いてある場合がありますが、実際は金額に制限の無い寄付金制です。館内ではフラッシュを使っての撮影は禁止されています。これは絵画などがフラッシュの影響で色褪せてしまうからです。石像に大勢の人が触ってしまうと磨り減ってしまうことがあるため、触ることも好ましくありません。館内は広くて作品が多い為、美術に興味がある人には見るのに何日もかかりそうです。

博物館のミイラとロゼッタ・ストーン
ここで人気なのは他の美術館ではなかなか見られないミイラ(mummy)です。中には保存状態に問題があって、白骨化したミイラがありました。その他小指の無いミイラもありました。一時ミイラの肉を薬として服用すると難病が治ると言うデマが広がり、誰かがこっそりミイラの小指を切り取ってしまったのです。大英博物館で特に有名なのはロゼッタ・ストーン(Rosetta stone)です。この石碑はナポレオン軍が遠征したときに1799年にナイル川河口のロゼッタ付近で発見されました。古代エジプト文字でかかれていますが、本文は、「いまどきの若い者はなんてだらしないのだろう。うちの子は朝寝坊をするし…」と現代でも言われている様な事が書かれています。「いまどきの若い者は…」と言うのはいつの時代にもあるのですね。大英博物館で見学した後ホテルへ戻り、その後一人で地下鉄を乗り継いで観光しました。


ハイドパーク
 ハイドパーク(Hyde Park)はかつてウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)が所有する森でしたが、ヘンリー8世が土地を買いました。17世紀には一般に開放されて現在では多くの人が訪れる公園となりました。ロンドン周辺の公園は女王の所有であり、23時まで利用できます。


写真:鳥の声が聞こえるハイドパーク

ハイド・パイク


「安全」と「危険」
 再び地下鉄に乗り、ヴィクトリア(Victoria)駅へ向かい、バッキンガム宮殿周辺を通ったり、ザ・モール(The Mall)を通ったり、ヴィクトリアをまた通って散策しました。この付近には世界一安全な銀行があります。何故安全かというと警察署と建物が一体だからです。それとは逆にギャングが多い通りもありました。そこは日本と違い、ギャング同士しか狙うことが無く、ギャング以外には被害が無いそうです。そして国会議事堂周辺を通りました。ウェストミンスター・ブリッジを渡った後の夕日を見ると国会議事堂がシルエットになり綺麗でした。ここでカップルから国会議事堂を背景に写真をとって欲しいと頼まれて、カメラを借りて撮影してあげました。いい写真になったかな。ウォータールー(Waterloo)駅のお店で済ませて、ホテルへ戻りました。客室に戻ると何とアシナガバチが居たのです。窓を開けても出て行ってくれませんでした。仕方なく恐る恐る蜂と一夜を過ごしました。


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