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安全な外国旅行をするために(16〜20)


(16)観光客への商談は詐欺?!!

 絨毯や織物を販売しているお店に多い例です。「私は日本が大好き」から始まり、信用させてから商談に入ります。日本へ輸出すると一般貨物税率が適用されるため割高になるから代わりに買って日本へ土産品として持っていってほしいと言われます。しかも話がうまく、書類に書いてある会社へ電話してその会社へ持っていけば3倍の値段で買い取ってくれると言うのです。商談に乗ってしまった日本人は日本の空港で特恵税率で定められた関税を払い(一般貨物税率より安い)、無事通関出来ますが、書類に書いてある会社へ電話すると、そんな会社が存在しない事が判明します。結局詐欺なのです。しかも外国で日本人が日本人観光客を騙すこともあります。おいしい話に乗らない様ご注意ください。

(17)食事はゆっくりと楽しむもの

 日本人は急いで食べる習性があります。日本国内旅行で旅館で出される料理は大抵フルセットで一括してテーブルに出される事が多いです。国内パッケージツアーではバスに乗ってドライブインに到着するとすでにテーブルに食事全部が用意してあることが殆どです。この様な配膳の仕方はあくまでも日本の習慣です。日本以外では事情が異なり、到着してもすぐに食事をすることが出来ず(飲み物以外)、一品ずつテーブルに出されて食事のペースにより配膳されることが多いです。高級レストランほどペースがゆっくりで、時間をかけて会話を楽しんで食事をするものです(8時間かけて食べる人もいる)。ヨーロッパでは夕食に速くても2時間かけることもあります。日本人にはそれが分かっておらず、なかなか料理を持ってきてくれないと「おーい、料理はまだか!」とウェイターに怒鳴る人がいます。それどころか手を叩いてウェイターを呼んだり(最近は少なくなってきた)、レストランへ到着すると脱いだコートを無言でウェイターに渡すのも「世界の非常識」です。ウェイター・ウェイトレスに用がある時は、手を挙げると来てくれます。フォーク・ナイフを落としてしまったら手を挙げてウェイターに交換してもらいましょう。レストラン側としてはさっさと料理を運ぶのは、客をさっさと追い出すかのようで失礼という考え方で、高級なレストランほど落ち着いた雰囲気です。食事も文化鑑賞であるわけです(「味」の研修)。高級な所ほど予約とドレスアップを忘れずに!
 日本語には「いただきます」「ごちそうさま」と言う英語には直訳できない言葉があります。その言葉自体は日本の良い所だと思います。日本人なら日本の良い所を積極的に世界で話題にしたいものです。しかし日本の悪い所ばかり目立ってしまっては台無しです(特に教育・しつけ問題)。皆で解決しましょう。 

(18)落し物を拾ってはいけない場合がある?!!

 財布を落した人がいれば、「落しましたよ」と落し主に持っていけば親切。しかし日本以外では因縁づけの手口で利用されます。前を歩いている人が故意に財布を落とし、日本人の近くにいる人が日本人に声をかけて落とした財布の事を色々言ってきます。その人は故意に落とした人の仲間です。そこで日本人が拾ってあげて落とし主に届けると、落し主が財布の中身を見て「現金が減っているではないか、お前が抜き取ったんだな」と因縁づけて、拾った人の現金を強奪します。この様な事から落し物には冷淡な様ですが無視してください。
 中には年寄りが故意に転んで、買い物カゴに入っている果物をばら撒く人が居ます。親切心で数多くの果物を拾ってあげると、自分の荷物に神経が向いていません。その間に泥棒仲間が拾っている人の荷物を盗むことがあります。この場合は果物を拾うことを知らん顔出来ない状況ですが、自分の荷物にも気を配る必要があります。そういった環境にも左右されやすいのが人間です。

(19)スーツケースは中身の荷物を守る為の物

 飛行機に乗っている間、預けた荷物は実際に乱暴な扱いをされていることがあります。飛行機の貨物室から荷物を下ろすときに2m程の高さからドーンと突き落としてから運ばれることがあります。安物のスーツケースでは破損する危険性が高いです。受け取ったスーツケースには多少の傷がついているものです。日本人は少しばかりの傷を見て航空会社に文句を言う人がいますが、スーツケースはあくまでも中身を守る為の物です。少しの傷で文句を言うべきではありません(日本人は車に少しばかりの傷をつけられただけで大騒ぎする人種である為)。
 スーツケースにワックスを塗る人がいますがこれは避けて下さい。ベルトコンベアでターンテーブルへ運ばれて来る途中に坂を滑ってしまう為、荷物運搬に支障を来たし、旅客全員に迷惑です。日本人はスーツケースにベルトをつけたり、結構目立つ目印を付けますが、この様な事をすると一発で日本人の荷物と分かってしまう為スーツケースを盗まれる事もあります。それどころかニューヨークのジョン・F・ケネディー空港やロンドンのヒースロー空港では世界で一位二位を争う程盗難が多い空港です。ターンテーブルに荷物が運ばれる前に裏で悪質な運搬係が番号式のスーツケースをマスターキーで開けて荷物の一部を盗んでからターンテーブルへ流す事件もあります。マスターキーがなくても番号式(大抵4桁)なら15分以内で開けてしまうホテル従業員もいます。これらの事情からスーツケースを買うには、丈夫で土産品が多く入る大きいもの(一説には3週間旅行用のサイズ)で番号式ではなくカード式キーが安全です(定価で5万円前後:2000年3月現在)。自分の荷物には必ず英語で住所と名前を書いたネームタグ(name tag)を付けましょう。ネームタグを付けるとホテルで違う客室へ荷物を運ばれるトラブルをある程度防止出来て、到着空港で荷物が見当たらない時に一番の手がかりとなります。

(20)紛失手荷物"lost baggage(luggage)"

 到着したのにターンテーブルに自分の荷物が無い場合です。原因は航空会社側のミスばかりではありません。旅客に原因がある場合も多いです。預けた荷物(航空会社では『受託手荷物(checked baggage)』と呼んでいる。旅客から見れば『委託手荷物』)に付けられたタグと引換証は自分の目的地であることの確認を怠るとこの様な事になります。日本人に多い例ですが、前回の便のタグが荷物に付いたまま預けると前回の便の目的地へ荷物が戻ってしまう事もあります。乗り継ぎ便に多いトラブルで、国内線でも言えるのですが、例えば「東京/羽田---沖縄/那覇---石垣」の経路では、最終目的地の石垣へ自動チェックイン機でスルーチェックインが出来て、その後手荷物カウンターで荷物を預ける時に搭乗券を提示します。この時最終目的地までの搭乗券を必ず提示して下さい。もし第一区間の沖縄/那覇行の搭乗券しか提示しないとそこまでのタグが取り付けられ、旅客は乗り継ぎで石垣へ到着したのに、荷物が沖縄/那覇で持ち主を延々と待っているというトラブルになります。
 荷物を預けるときは現金・パスポート・その他貴重品・カメラ・壊れやすい物等を必ず抜いてください。特にパスポートを入れたままにすると出国出来ません。出国審査の無い国では出国が出来ても、到着空港で入国審査より手荷物受け取りが後のため入国審査が出来ません。
 到着空港で受け取った荷物は必ずその場で中身を確認してください。破損・紛失があれば即刻航空会社へ連絡してください。但し弁償してくれる金額に制限があり(国際航空運送約款では1kgにつき約20米国ドルまで)実際の品物の金額を上回ることはありません(詳細は省略します)。最悪荷物が届かなかった場合は届くまでの日数により、服・身の回りの物など現地調達が必要な物は常識の範囲内で支払われます。但し常識と言っても考え方に個人差が大きいため現地で航空会社とモメる事もあります。
 外国旅行をすると言う事は相手の国にお邪魔させていただくという事です。日本の習慣を押しつけずに「郷に入ったら郷に従え」と言うように相手の国の習慣を尊重しましょう。
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