Diary 2003/01-3
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01/21 こんなん書いてる場合なのか

西部警察が復活するらしいよ(私信)
HPを見ている人は他にもたくさんいるのに西部警察好きの友人2名への私信を導入に持ってきてしまうMU-6です。
まあ個人サイトだし自分の備忘録や伝言板代わりに使ってもいいですよね。
いつも書いてる日記だってそういった物とあまり大差ありませんし(爆)

そろそろソフトバンクの「それ散る」目覚ましが届いてる方が出始めているようですが、我が家にはいつ雪村さん家の小町ちゃんがやってくるんでしょう?
まだ発送確認メールも来ないのですが。
というかそれ以前に今あまり持ち合わせがないので、届いたところで代金を払えるかどうかがかなり微妙なんですが。
このままでは佐川の兄ちゃんに雪村をお持ち帰りされてしまいます(微妙に間違った表現)

それは嫌なんで届くなら届くで25日以降にして欲しいと思う今日この頃です。
仮に25日以降だとしても卒論に使う資料を買うお金を「学費」として親が出してくれなかった場合、お持ち帰りルート確定風味ですが。
あのボリュームの本が2冊で1万円以上は高すぎるんだよもん…(´Д`;

で、それはそうとその「それ散る」のBasiLですが解散の噂が出ていたり。
確かな情報ソースはないので何とも言えませんけど真偽のほどが気になりますね。
別にお気に入りのメーカーというわけじゃないけど、なぜか処女作から全部発売日に買っている人間としては(^^;
仮に事実なら「それ散る」がそれなりに好評なので、次回作でそれを踏まえたステップアップができるかどうかに注目していたのでちょっと残念かも。
ま、とりあえず続報待ちってことでしばらくアンテナ張っておきます。
誰か2月頭に開催される西又葵版画展に行って、西又女史に直接質問をぶつけるような勇者は現れませんかね(マテ

え? 「お前が行って質問してこいよ」って? お説ごもっとも(^^;
私もイベントにはもちろん行くつもりですし、サイン会に参加できるようなであればこういう不躾な質問をぶつけることもやぶさかではないのですが(やぶさかになれよ)、こういうのって大抵私の予想を超えて人が集まるのが常なんで参加できるかがわからんという。
だって以前山本和枝展だって楽勝という予想に反してトークショーのチケットは入手できませんでしたからね〜。
描き分けのできなさが同じくらいだから人気も似たようなもんじゃないかと(暴言)


あ〜でも、やっぱりその辺はエロゲ業界の神田川俊郎こと和枝師匠の貫録勝ちだったりするんでしょうか。よくわかりません。
……なんだか当日が楽しみになってまいりましたよ、ふふり(邪悪な笑み)

「プラチナウィンド」が終わったので今度は「あしたの雪之丞」を遊び始めました。
なに、卒論?

…………明日からやるから大丈夫だよ(ふいっと目を逸らしつつ)

この人、そんなことばかり言ってたら一生終わらへんで。
って他人事みたいに言ってる場合じゃないですよ、ホントに。
「今日やるべきことで明日以降に回せることは何があろうと絶対に明日に回す」という自分のダメまったポリシーは今すぐに捨てるべきじゃないかと思います。
もう21年もこのポリシーに従って生きてるので今さら捨てたくても捨てられませんが。
二十一子の魂、百まで。

とゆーわけでやらなきゃいけないことを明日に回したおかげでゲームの方はとても順調に進んでいます。
とりあえずメインヒロイン・せりな関連のEDは全て回収したし対になるであろうヒロイン・晶子もとりあえず1回はハッピーエンド見ましたし。
本当にゲームだったら順調に進むんだけどなぁ……(´Д`;

で、欝になってても仕方ないので感想。と言っても1年以上前の作品なんで今さらかもしれませんが。
非常にソツなくできているけどもう一味欲しいってな感じでしょうか。
ついこの間までやっていた「プラチナ〜」が典型的な60点のソフトだとするなら、こっちは典型的な70点のソフトというか。

悪いところなんてほとんどありません。
強いて挙げるならばセーブ数はせめてEDの数よりは多くして欲しいとか、ウィンドウが非アクティブの時にスキップとかが止まるのは不便とかそれくらいで。
個人的にはちょっと立ち絵の色使いがしつこい気がしますけど、それはまあ個人の好みの問題ですしね。
で、反面いいところはというとまあ心理描写もそれなりにしっかりしてるし、メインヒロイン・せりなを始めキャラクターは行き過ぎない範囲できちんと個性付けられているしお話そのものもテンポ良く進んでいくので読んでいて退屈しない――となかなかいい感じ。

これを見ればわかるように本当にソツがない作品だと思います。
なんですけどやっていてどうしても一味足りなく感じてしまうのです。
シナリオ方面の細かい不満がチラホラあるというのがその一因なのですが、それ以上に大きいのはこの作品ならではの売りに欠けるということでしょうか。
「ソツがない」「無難」はつまり言い換えれば「特徴が無い」とも言えるわけで。
いやまあ江戸っ子ヒロイン・せりなはかなり個性的ですけど(^^;

まあ全体的には先述したようによくまとまっていると思います。
妙ちくりんな奇跡も使わずきっちり作っているのは素直に感心。
で、「全体的には」と書いたので細かく見るとどうなのかっつーことでちょろっと気になったところをば。

*その1
私は既に情報を得た上でプレイしたので特に問題はありませんでしたが、主人公くんの抱えたトラウマは物語中盤まで明かされないので、何の情報も無しに始めるとやけに暗い過去を匂わせ周囲と距離を置こうとする主人公に感情移入しにくいかもしれません。
作中のセリフを借りれば「そういう看板背負って自分だけ不幸面してるヤツは大嫌いなんだよ」という方も多いでしょうし(かく言う私も嫌いです)

*その2
どのシナリオでも頻繁に顔を出すせりなや過去に因縁がある晶子はともかく、他に関してはちょっとくっつくまでが弱いかな、と。
描写自体は丁寧なので納得がいかないことはないのですが、もう少しインパクトのあるイベントがないと他人と距離を置くことを考えていた雪之丞が心を委ねる説得力にはちょっと欠ける気がします。
ヒロインが惚れる分にはまあわからんでもないのですが。
なにしろ雪之丞は超美形らしいので。
ニヒルなハンサムなんて同じ男として許せません(マテ
世の中結局最後は顔なのか、顔なのか。ちくしょう、ちくしょうッ……!

*その3
後半晶子が出てきた辺りからがやや急転直下だった気がします。
トラウマを思い出して悩むのは結構ですが、あまりにもアッサリとヒロインとの仲が微妙になりすぎなんじゃないかと。
後半のストーリーは学園物の王道って感じで好きは好きなんですが、もう少し期間を長く取っても良かったのではないでしょうか。
ヒロインにせよ、晶子にせよ、雪之丞にせよ、そちらの方がより深い想いを描写できて盛り上がったんじゃないかな〜と思ったり思わなかったり。
「君望」みたいに期間を長く取りすぎると単なる欝ゲーになってしまいますが(^^;


どれにしても目くじら立てるほどの難点とは思わないんですが、こういうのが重なった結果(特に後半の盛り上げ不足がネックかと思われますが)、先の「一味足りない」印象に結びついてしまっているのではないかと。
キャラも割と魅力的だし、話もまあなかなかだし、笑いのセンスも結構いいんだけどそれ単体でこれらの難点の印象を全部吹き飛ばすほどの物ではないので…(^^;
逆にこういう部分が解消されていれば「バランスが取れた良作」と評していたでしょう。
うぐぐ、惜しいです。


真面目に書くだけじゃアレなんでちょっと自分らしい意見も。
あのですね、晶子のEDはもうちょっとどうにかならんかったのでしょうか。
心を閉ざしていた(ように見えた)幼なじみとようやく昔の関係に戻れたんですよ?
どうしていい関係に戻った後をもうちょっと見せてくれないのか(ぉ

心を閉ざしてたヒロインがしがらみから解き放たれた後、そのかわいさが炸裂っていうのは基本じゃないんですか? そこで萌えさせなくてどうするんですか? いやマジで。
つか、そんなことすらどうでもいいわけですよ。
わかりやすく言うとですね。


もっと晶子に「ゆっくん」と言わせろと。
そしてデートやら何やら萌えイベントの10や20は用意しろと。



せっかくの倉田雅代の萌えボイスなのに1番萌えるイベントが回想シーンというのは悲しすぎます……吊ろうかと思ったよ。
重度の幼なじみ属性の自分としてはかなり不満です。プンスカ。
でもまあ「いい関係に戻った後を見せろ」は本音。おまけシナリオとか無いの?

01/22 ちょっと予告

今日の今日までトップページが「最終更新2002年○月○日」になっていることに気が付きませんでした(挨拶)
一応毎日トップページは目にしているはずなのに……。
というわけで2003年も20日以上過ぎたところでようやく修正しておきました。

いや〜、脳内だとちゃんと2003年になってたのでちっとも気付きませんでしたよ(^^;

「単位が云々」と書いたら知り合いの方から2通ほど「勉強頑張ってください」というメールをいただきました。心配していただいてありがとうございますm(_ _)m
一応問題発表はされているので教科書読んで自分の解答を考えていけば多分単位は来ると思います。
大丈夫、MU-6さんはやる時はやる子ですよ! そう言われ続けて21年ですよ?
……21年言われ続けってことは今まで1回もやってないということですが(爆)

試験云々といえば我が家の妹はどうなのか気になっているのですが聞けません。
多分アレのことだからセンターはギャグにしか見えない点数を取って帰ってきたと思うのですが、迂闊に聞くと自分の身が危ないからなぁ……(^^;
飢えた虎がいる虎穴(しかも虎児はいないVer.)に入るほど命知らずではないので、何もわからんとですよ。
まあ今年は勉強の成果があったかどうかを確認するために受験するだけで本人的には半ば以上専門学校に行く方向で固まってるみたいなので、さほど殺伐とはしていないのかもしれませんけど。
兄的にはむしろ試験が終わった後にこっちに遊びに来るのかどうかの方が気になります。遊びに来るとして、そのタイミング如何では何か面白いことやりたいですね。
例えばオフ会とか(ぉぃ

で、まあそ〜れは置いといて♪
今日は卒業論文の資料を買いに東京は霞ヶ関にある政府刊行物センターに行ってきました。
霞ヶ関もちょっと前にバイトで総務省に行って以来ですか。
相変わらずいかついビルばかりで何の面白みもない街ですな。
こんなところで働いてるから官僚の頭は固くなるに違いないんだよもん。

んでもって2冊ばかり本をお買い物。
書こうと思っている内容に関してかなり色々なデータが掲載されているとはいえ2冊で1万2千円は高いです。
かといって地元の図書館にはないし、大学の図書館に1冊あるにはあるけど院生用図書扱いになってるからいちいち中央図書館で紹介状発行してもらわないといけなくて面倒だし。
本を読み進めて使えそうな部分を洗い出すまで何日も通うのはゴメンなので思い切って買っちゃうことにしました。
まあこれくらいの出費は痛くない痛くない……おかげで「NANA CLIPS 1」を買う余力はなくなったがな!!(血涙)

MU-6ちん、しょんぼり。
卒論作業の合間のBGVとして使おうと思ってたのに。
このデフレ全盛の時代にもかかわらず専門書の値段が全く下がらないのはどういうわけなのか。
単なる需給バランスの問題? ええまあ確かにその通りなんですがね。
デフレ下で安くならんのなんてアニメDVDだけで十分だ。
もっと安くしる!(MU-6さんはPV集が買えなかったのがよほど不満なご様子です)

でも実際、今でも「大蔵省印刷局」という文字やら3桁の郵便番号が書かれている紙袋を使うとかコスト意識がちょっとはあるんだからもっと安くしてくれてもいいんじゃないかと。
それとも限界まで安くしてあの値段なんでしょーか。う〜むよくわからん。
まあ同じ本棚に入ってた同系の調査レポートで3万円するヤツとか1件30万円が相場の調査会社のレポートよりは遥かに安いんで贅沢言っちゃいけないんでしょうけど〜。


つうわけで買ってきたうちの1冊、CESAゲーム白書を読んでいるわけですが、この本なかなか面白いですね。
資料としてというよりゲーオタとして結構興味を引かれることが色々書いてあります。
例えばアメリカで2001年最も出荷されたタイトルは「Grand Theft Auto 3」(PS2)で約200万本というデータとか。
よりにもよって「GTA」が1位かよ……。あの国とは心から打ち解けることはできないだろうと思いました、まる
確かにひたすらバイオレンスバイオレンスバイオレンスで遊べば面白いとは思うんだけどそれが1位っつーのは何だか。

で、霞ヶ関で本を買った後ついでに秋葉原にも寄ってきました。
お目当ては10メートルのLANケーブルと佐藤裕美さんの2ndアルバム「Sugar kiss」
10メートルのケーブル導入によってもう布団の中からでもネットできるドリームライフが実現。
家の中に引きこもる生活から布団の中に引きこもる生活にレベルアップする日もそう遠くないことかと思われます(ダメ人間)

一方の裕美姐さんのニューアルバム、妙に萌えなジャケット写真に一瞬「裕美姐さんしばらく見ない間に美人になった?」などと思いましたがブックレットの中身はいつも通りで一安心(ぉぃ
文章をよく読むと酷い発言のような気がしますが、その辺はあまり深く気にしないで下さい。他意はありません。

内容の方もいつも通りっつーかファンの人が収録して欲しいと思っているであろう曲は概ね入っているのではないかと。
少なくとも私は「ふにふに」みたいなネタ曲から「初恋」みたいな真面目な曲まで含めて全部満足しましたですよ。
やっぱり何だかんだ言って安定して聞けますな〜。
自分的なお気に入りは「CODA」「初恋」「わたしのそらのいろ」辺り。
「CODA」はいつぞやのイベントでも聞きましたがやっぱりいい曲です。
ゲームの方はかなりアレだったようですが……(^^;

最後、ちょっと業務連絡。
今後しばらくの間、日記が恐ろしく短くなるか2,3日に1回の更新になる可能性があります。
色々にケリがついたら普通に戻る予定ですし、もしかすると何事もなかったかのように毎日書き続けるかもしれませんが、一応そういった可能性があることだけはご了承ください。
「MU-6さんの日記が読めないなんて辛くて耐えられない!」という全国300万乙女の皆さんには誠に申し訳ない。男性陣は別にどうでもいいや(マテ

…まあ事情が事情なんで。本当すまんです。

01/23 本を読んでみる

NOVAうさぎの正体がこんなだったとはッ!(挨拶)
この動画、メチャクチャ笑っちゃいましたよ。
途中までは別に何てことないんですが、最後のオチの捻り方がなかなかいいなぁと。
ちゃんと元のCMに忠実なのがいい感じ。作った人、よく頑張った! 感動した!(古っ)

センチ(千と千尋の神隠しの意)の赤さってのはこの色のことなのか。
というわけでこんばんは、MU-6です。
今日は「あしたの雪之丞」をちょっと進めたり本を読んでいただけなので昨日の今日で早速ですが、あまり書くことがありません。
つうわけで読んだ本の話でも。

まず当然ながら買ってきた資料であるところの「ゲーム白書」を今日も黙々と。
単純にデータが載ってるだけの本なんで、もう大体読み終わってしまったしまったんですがやっぱりなかなかに面白いですね。
標本全体に対して行った「一番嫌いなゲームジャンル」アンケートだとワースト5に入る「育成・恋愛シミュレーション」が19〜29歳の女性に対象を絞ると「一番好きなゲームジャンル」の上位に食い込むところとか。
この調査結果もさもありなんと言ったところでしょうか。
しっかし「育成・恋愛シミュレーションが好き」「好みのキャラクターが重要な購入指針」という前フリがあると「女性向けのゲーム専門のフリーペーパー」というのが「“女性向けの”ゲーム専門ペーパー」ではなく「“女性向けゲーム(いわゆるボーイズラブゲーム)”専門のペーパー」に見えてしまうのがアレですね(ぉぃ


閑話休題。
(MU-6さんはこの言葉を挟めば話題がどんなに急変しても構わないと思っているご様子)


皆さんはライトノベルは読みますか?
MU-6は中学生の頃から今に至るまでコンスタントに読んでいます。
いわば中学の頃から読書内容が進歩していないわけでお恥ずかしい限りですがクソ真面目な本を読むような性分でもなし、ラブコメからSF、ホラーにファンタジーと何でもありで、かつどこかゲーム感覚のライトノベルは非常に性に合っているんですよ。
ハズレ率の高さといい絵だけで買うとかなりの確率で痛い目に合うところといい、エロゲ業界にそっくり(笑)
自分は根っからダメまった物に惹かれる傾向があるのかもしれません。

で、そんなライトノベル群の中に富士見ファンタジア文庫があります。
「スレイヤーズ」「魔術師オーフェン」「フルメタル・パニック」といった作品はアニメにもなっているので原作を読んだことはなくても知っている人は多いかもしれません。
そこがやっているファンタジア大賞というヤツで久々に大賞が出たんですよ。
かれこれ件の文庫を10年読んでいるMU-6も「賞金ケチるためにワザと大賞出してないんじゃないのか?」と思うくらい長いこと出てなかった賞です。
実に8年ぶりの大賞。

大賞を獲るような作家の本でも平気でつまらないことがあるのがこの世界の怖いところですが、ちょっと惹かれる理由があったのでその作品「12月のベロニカ」を思い切って買ってみました。
つか、表紙に書かれたあらすじを見た瞬間レジに行ってました。
そのあらすじ。

幼なじみの少女と交わした小さな約束。
それを果たすために私は生きてきた。(以下略)



「幼なじみの少女」の文字だけで即決しましたが何か?(マテ

我ながら本当に重症だな。
いくら600円程度の本とはいえ幼なじみっつーだけで即買いかよ(´Д`;
んで、まあその衝動買いした小説を休憩代わりに読んでみたのですが……。
これは本気で面白い。

まあ日ごろから真っ当な小説をガンガン読んでいる人が改めて読むほどのことはないかもしれませんが、ライトノベリストな同志には是非読んでいただきたい1冊。
正直「幼なじみが云々」などといった萌え方面は皆無なんですが、話の筋そのものと構成上の仕掛けがお見事。
マルチサイトはミステリやゲームではしばしば見ますけど、実に巧みに使われていてとりあえず私はものの見事に騙されてしまいました。
まあちょっと舞台のお膳立てが整いすぎというのと、どうせなら舞台裏のネタばらしはもうちょっと引っ張ってもいいんじゃっつー気はしますけど(^^;
でもま良作の範疇に入ることは間違いありません。

話の筋はあえて語りませんが、こういうどこか優しくてどこか悲しい話は個人的にはモロ好み。ラノベでこんな満足感を覚えたのは実に久しぶり。
ついでに泣いたのも10月に出た電撃文庫の「ウィザーズ・ブレイン」3巻以来。
とりあえずここ数ヶ月で読んだラノベの中では抜群に良かったです。
このジャンルに嫌悪感を覚えない人・「Ever17」じゃないけど騙されることに快感を覚えられる人にはマジでオススメ。
上記に該当する方でもしちょっとでも興味を引かれたらゲームなんかと比べたら安い代物ですし、騙されて元々で買ってみてください。
最低でも不満を覚えるようなことはない……と思います、ハイ。

デビュー作出たばっかりですけど次回作が楽しみ楽しみ。
8年前の大賞「風の白猿神」みたいに大賞を獲った後2度と本が出ないという展開は勘弁願います(^^;
あ、でも富士見のアホ編集部がトチ狂ってシリーズ化するってのも勘弁な。

珍しく褒めまくりの「12月のベロニカ」を買ったついでに気になってた小説をもう1冊買ってきました。

「美少女学園 妹と少女たち」(マドンナメイト文庫)
です。
……せっかく褒めてたのに台無しだよ。同じ日にエロ小説買ってくるなよ、オレ(´Д`;
キャラクターのモデルが明らかにシスプリだと一部で評判のこのエロ小説、まだ読んではいませんがこちらも楽しみです(ぉぃ
気が向いたらこいつも適当に感想書くかも。
まあ最悪ネタにはならなくても脳内音源でキャラを喋らせれば実用には足るだろ(マテ

01/24 ファイナルベント

リーフのHPでついに「Routes」のデモムービーが公開されましたね。
そのムービーの中でスタッフの名前も出ていたんですがやはり気になるのはシナリオスタッフ。
ムービーによれば永田和久さんとまるいたけしさんという方が書いているのだそうで。
永田さんはこの方のようですが、そうなるとやっぱり“まるい”さんの方が超先生なんでしょうか?(笑)

……まあさすがに2度も偽名を使うとも思えないし今回は超先生は関わってないんですかね。無論買うことが確定している私としては超先生が絡まないにこしたことはないので、むしろ大歓迎なんですが(^^;
別に変なネタはいらん。ただごく当たり前に面白い作品が欲しい。そう思います。

とりあえず発売日まではリサ様のYシャツ姿にハァハァして待つ所存。
金髪にYシャツオンリーは反則だろ、反則。

ドクター中松はやっぱり天才だと思った(挨拶)
だって第4世代携帯ですよ、第4世代携帯。ドコモのFOMAなんてもう時代遅れ。
常に流行の最先端を追わなきゃ気がすまないナウなヤングは今すぐにチェキ!
これを身につけさえすれば、簡単にライバルとの差をつけられるゾ!
主にマイナス方向にな。

さて改めましてこんばんは。
今日は今年度最後のゼミでした。今年度最後ということは予定通り行けばこれが最後のゼミ。ついでにちゃんと卒業できたと仮定すれば私が出席する最後の授業です。
なんだか色んなイベントが起こりそうな予感が満載。
ほら、例えば長いこと書いてきたK嬢との関係についに終止符が! とか(ありえない)

まあ、そんなわけでゼミに行ってきたわけですよ。
しかしまあ最後のゼミとはいえ思いっきり試験直前なのでみんなあまりやる気はなく、1年間を振り返って来年への反省点を洗い出そうとかそんな話をまったりとしていただけでした。
大体の場合、議論にすらならないからやるだけ無駄なんだけどな〜(^^;

そんな風に思ったので私は久々に会ったゼミ生男子とお喋り。
冬休みから1ヶ月くらいインドに旅行に行ってたらしいので、その土産話を聞くことに。
……しかし聞けば聞くほどこれが凄い。

*聖なる河ガンジスで沐浴すると肛門や性器といった粘膜組織から色々な病原菌・寄生虫が入り込む恐れがあるから現地の人以外誰もやらない、日本人以外は。

とか

*スペシャルクッキー(大麻入りのクッキー)やらバングラッシー(やっぱり大麻入りのラッシー)が普通に売っている

とかそういう話がポンポン出てくるんですよ。
わずか5ルピー(15円)で春を売ってしまう人がごまんといる娼館とか(友人はさすがに色々怖いし行く気にはなれなかったそうですが)。
「狭い道路に牛が寝そべっていてどこを通っていいやら」とか「マクドナルドは高級レストラン」っていうのくらいはイメージとしてはわかるので驚きはなかったですけど、聞く話聞く話、家と秋葉原の往復しかしない自分にはビックリの一言。

インドといえばJOJO第3部で出てくる物乞いだらけの街とダルシムとシエル先輩(カレー)くらいしかないと思ってたのに凄いなぁ、あの国は。
しかし何より驚いたのは彼が体験したハプニング。
曰く
「いや〜、参ったよ。バラナシのホテルに泊まってる時にさ、従業員にハメられてL○D盛られちゃって

( ̄□ ̄;)

「メシの中に密かに混ぜられたみたいなんだけど量が多すぎてオーバードーズ(過剰摂取)しちゃったらしくて呼吸できないは意識遠のくはで大変だったよ(笑)


(笑)じゃないだろ、オイ!

彼が死ななくて済んだのはほとんどキャッシュを持っていなかったからだとか。
近くのATMまで連れて行ってお金を下ろさせなくてはいけない関係上、犯人は彼の胃洗浄を行ってくれたと。
結局彼は2,3日の間、後遺症やフラッシュバックに悩まされたらしいですが駆け込んだ大使館からの要請を受けた現地警察が速やかに動いたおかげで犯人も無事捕まり、盗まれたお金も返ってきたそうです。良かったですね。
犯人逮捕までの数日間は報復行動から彼を守るために普段はお寺に、事情聴取のために警察に行く時はマシンガンで武装した警官6人に常に護衛されていたとか何とか。
なんか最後には現地の新聞にまで掲載されたそうですよ。
…………ハプニングにもほどがあるだろ(´Д`; やっぱ異国は怖いよ。

「いや〜、もしキャッシュ持ってたら今頃ガンジスの藻屑かもしれなかったよ(笑)
「…今だから笑い話だけど凄い経験だね」
「本当、信用できるのは結局自分だけとか人間案外死ぬ時はあっさり死ぬんだからその分一生懸命やらなきゃとか色んなことがわかった気がするよ」
「……無事だったからいいけど随分高い授業料のような気がするよ(^^;」
「でもまあハプニング満載で面白かったよ。MU-6もインド行ってみれば?」
「それは嫌」

授業(もとい話し合い)には参加せずにずっとこんな話ばっかしてました。
旅は見識を深めるしいい人生勉強にはなると思いますが、とりあえず無事に教室から出られる保証の無い授業はゴメンです。
これって別に私がチキンってことじゃない……ですよね?(^^;
ゼミ最後の授業は他人様の凄まじい経験譚を聞く、そんな授業でしたとさ(違

あ、そうそうゼミといえばK嬢ともちゃんと喋りましたよ。
今日の(つか一応正規ゼミ授業としては最後の)会話。

K嬢「今日たしか『千と千尋の神隠し』やるよね?」
漏れ「ああ、そういえばそうだっけ。今日はセンチの日だったか。日テレは40%狙ってるらしいけどどうなるんだろうね」
K嬢「あれってさ……なんか赤くない?」
漏れ「(爆笑)やっぱりKちゃんから見ても赤いか!」
K嬢「やっぱりってMU-6もそう思うんだ」
漏れ「オレもっていうかDVDが出た時から有名な話だよ。赤いっていうのは」
K嬢「なんで赤いの?」
漏れ「さあ調べてないからよくわかんないけど……。大方、映画の時に使ったマスターとDVDやTVで使うヤツとで色再現度が違うとかそんなとこでしょ」
K嬢「ふ〜ん、そうなんだ」


以上(ぇ?
最後の会話が「千と千尋」でつか(´Д`;


ありえない…、ありえないよ……。
いつものことですけどもう少し色気のある会話はできないものかと思うMU-6なのであった、ぐんにょり。
ちなみにゼミ終了後はK嬢が神速で帰ったので会話どころじゃありませんでした(笑)
ま、「最後の」と書きつつまだ色々顔を合わせる機会があるので何気に看板偽りありだったりしますがその辺は気にしない方向で。

01/25 娘萌えゲーなのか、これは

書こうとは思いつつもサボっていた「美少女楽園」の感想、書こうと思っていた内容を全て既にかーずさんが網羅していてアイタタ(挨拶)
まあ自分も明日あたりには書ければいいなと思いますので、暇だったらどぞ。
とりあえず感想を二言に要約すると「なんで鈴凛が主役?」と「可憐のフォースの暗黒面への堕ちっぷりが最高!」っつーことで。
個人的な嗜好だけで言えば結構普通に気に入ってたりします、これ。
ま、その辺詳しくは明日……になるか確約はできませんがまあ明日。

さて昨日発売の新作「木漏れ日の並木道」を買ってきました。
何を買うか正直迷ったのですが「ONEフルボイス版」は評判がかなりアレだし(PS版の方が声合ってると聞くとさすがに…)、「バルド」はやれば絶対に面白いのはわかってるんだけど友人がEXEじゃない方を持ってるので単に遊びたいだけならいつでもできるし……そんな理由で結局「もれびの」をチョイスすることに。
とりあえず萌えることはできるだろ、F&Cだし(投げやり)
友人にこれを買うことを宣言したら「何本買えば学習するの?」と本気で呆れた声で言われましたが気にしません。
だってエロゲオタだから! (地雷を踏んだことによる)涙の数だけ強くなれるから!

というわけで早速初回・メインヒロインと思しき雪桜姫乃をクリアしたんですが……まあ結局のところいつものF&Cだよなぁと(ぉぃ
普段より話自体は幾分よくできているとは思うのですが、その分萌え方面で弱いんで結局総合的な印象としては普段とあまり変わらないという。
萌えが弱いF&Cなんて戦力半減もいいところだもんな〜(^^;

真面目な話、1番魅力的に描かれているキャラが娘のさくらという時点で恋愛ゲームとしてどうなのかという気がしてしまったり。
どのキャラも一応の個性は与えられているんですが、どうも魅力が。
学園恋愛物に求められる魅力と人生の新しいパートナーを探すって感じのこの作品のキャラに求められる魅力っていうのは違うのかもしれませんが……う〜ん人生経験の浅い私にはその辺よくわかりませんな(´Д`;

で、そういう萌え云々を抜きにしても気になる要素が。
キャラクターの過去の描写がどうにも浅いな、と。

主人公は死別した妻のことを今でも想っています。
その妻のことをいかに想っていたか、また想っているかを知っていて、かつその奥さんがどれほど人間的に素晴らしい人物だったかを知っているヒロインは心のどこかで「あの人には勝てない」的なことを考えています。
ですがプレイヤーにとっては結局それは「設定」でしかありえません。

似たような経験――別に死別までいかないにせよ、深く愛した人と別れてしまって今でも癒えない傷があるとか――をしたことがある人ならば、その設定だけで深く共感できるのかもしれません。
しかしそういった経験のない人にとってはそれは「設定」でしかないし、「ああ、そんなに好きだったらそういうこともあるのかもしれないねえ」程度のことしか思えません。
ついでに言えばそういった経験をしている人というのは恐らく少数です。

私はいつも思うんですが主人公に何らかの過去が、それも比較的少数の人しか経験していないであろう過去があるならば、その過去をしっかりプレイヤーに見せるべきなんじゃないかと。
極端な話、妻・未来がどれほど完璧超人だったか、主人公とその人がどれほど深く愛し合っていたか……そういうのが描かれてないと主人公の苦悩やら何やらに共感しにくいと思うのですよ。
全く描かれていないとは言いませんし、クリア後に追加されるおまけシナリオでその辺に触れられているのかもしれません(本当は本編で描かないとあまり意味はないんですが)けれど、いずれにせよもうちょい過去に力を割いても良かったかと。
姫乃なんかはずっと昔からの知り合いって設定の割にこれまた「昔からの」の部分はあまり触れられていないんで、勿体無いなぁと。
主人公とプレイヤーの間に乖離を生まないって大事なことだと思われ。


まあ色々書いてますが「だってF&Cのゲームだし」の一言で全部処理できるのが何とも切ない限りですが(´Д`;
大人しく娘のさくらちゃんに萌えておけってことですか?(ぉぃ

文句が多かったのでちょっとだけ褒めるところも。
まず最初に娘のさくらちゃんは非常に可愛いです。
「幼女ハァハァ」とかそういう意味合い抜きにして純粋に娘さんとして。
素直でちょっとおませさんで、「パパのことがせかいでいちばんだ〜いすき」とか言っちゃったりなんかしちゃって……結構理想的な娘さんかもしれません。
主人公が親バカになるのも頷けます。オレもあんな娘は嫁にやりたくありません(ぉ

ついでに1日におはよう・いってらっしゃい・おやすみなさいで最低3回は“チュ〜”をしたり、お風呂は無論一緒に入るし、一人ではパジャマが着られなかったりといったロリ萌えな方々を喜ばせそうな描写も満載。
彼女をメインヒロインに据えた方が売れるんじゃないかと思うくらいです(マテ

さすがに私は3歳児に萌える趣味はないのでそっち方面の喜びは見出せませんが、もしこれが10年後だったらヤバかったかもしれません。

相変わらずパパのことは大好きだけど最近なんだか昔の「好き」とは違うような気がしてきちゃったり。
これって恋なのかなぁとかとりとめもなく考える日々。
学校の男子に告白されたりもするけどやっぱりパパと比べると見劣りしちゃって。
で、断ると幼稚園の頃からのお友達雅ちゃんに「もったいないなぁ。本当にさくらちゃんはパパ一筋なんだから」とかからかわれて「……べ、別にそんなんじゃないよ」と俯いてみたり。
お風呂は……去年までは一緒に入ってたけど今年に入って何だか急に恥ずかしくなってパパと入るのをやめちゃった。最近、胸もなんだか膨らんできたしこういうのがオトナになるってことなのかな……。
湯船の中に半分顔を沈めてブクブクしながらそんなことを考えたみたり。




さくらたんキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

今すぐっ、今すぐにF&Cは「木漏れ日の並木道2」を製作すれ!(落ち着け)
舞台は「木漏れ日1」のバッドエンドから10年後で。メインヒロインはさくらちゃんで!
ソフ倫? そんなもんは知らん!(マテ

――すみません、10年後を妄想したらスイッチが入ってしまいました。
とまあ軽いブリティッシュジョークはこれくらいにして。
……冗談だよ? 本当の本当に単なる冗談だよ?
でも実際、娘は非常に良かったと思います。テーマや主人公の抱えている過去の関係上、ともすれば暗くなりがちなストーリーの中で一服の清涼剤になってくれてます。


ついでにもう1つ良かったところはヒロインを抱くシーンでしょうか。
ヒロインを抱く時に主人公がちゃんと「単に彼女の優しさに逃避しているだけじゃないだろうか」と自覚しているのが良かったなと。
これで抱く瞬間だけ「好き」とか言ってたら張り倒すところですが、自覚しながらそれでも逃避するのは人間らしかったです。
過去をしっかり描いていればそのシーンの説得力がなお増したと思うんですがね。
ってそれはもうさんざん書いたしいっか。
ま、褒めどころとしてはこの辺。

ラスト。姫乃シナリオで印象に残った1シーンを紹介。
姫乃の「初めて」を奪うシーンなんですが、まずは読んでください。

(前略)
「わかった…なるべく痛くないようにするからね?」
「はい…」
姫ちゃんに負担をかけないよう出来る限りゆっくりと押し進めていく…
それでも、抵抗は激しく、まるでミシミシと音が聞こえてきそうなほどで…姫ちゃんの目に涙が溜まっていくのがわかる…
これ以上苦痛を与えないよう、僕は思いきって一気にそれを突き破った。
「あああぁぁぁ…!!」


よっしゃ、ついにここからHシーン本番だ!
F&Cだし濃いのは望むべくもないけどどうなるか楽しみだぜ、ふふり。

(画面切り替わり)
「さすがに早朝だけあって誰もいないね」




あああぁぁぁ……ッ!?(モニターに向かって)

おい待て、コラ。なんで翌朝になってますのん!? そこからが大事なんちゃうんか。
「それを突き破った」の後が大事なんじゃないの?
「あああぁぁぁ…!!」→翌朝って何だよそれ。
もしかしてドリキャス版を買っちゃいましたか?(違

他のHシーンはこんなことなかったですけど、これを見たときはさすがに「もし全部のシーンがこんなだったらどうしよう」とちょっと不安になりました(^^;
と適当にオチもついた風味なので今日はこれで。

01/26 ある意味尊敬に値します

メイリッシュ、ついに2号店解禁(挨拶)
どんなお店になるのか、ついでにどんな店員さんがいるのか気になりますね(棒読み)
というか個人的に1番気になるのは1号店からのウェイトレスさんの移籍はあるのか、また移籍があった場合AKITAKAさんはどっちのお店に通うのかということだったりするのですが(マテ

「女性向のコスプレ・スタジオを設置し、コスプレ衣装の貸し出しやプリクラによる写真撮影サービスを行う予定」という辺り、多少は吉祥寺という立地や女性客を意識しているのかという気もしますが、果たしてどこまで効果があるのやら。
誰にでも変身願望はあると思いますけどアニメやゲームのコスプレをしたい娘さんって比較的少数だと思うのですよね。
まあ、その辺も含めて2号店がオープンしたら見に行ってみますかね。
2号店だとやっぱり基本の制服はメイドタイプ・アイドルタイプ・スクールタイプのいずれかなのかな〜とかも気になりますし(笑)
とにかくバレンタインデーはメイリ2号店でボクと握手っ!
(開店日は混雑しそうだし当日に行くかはわかりませんけど)

つかノウハウも何も無い状態で2号店作って大丈夫なのかというのは禁句デスカ?
あの店が成功した最大要因は「店が秋葉原にある」という点に尽きると思うのですが(^^;


予告していた通り「美少女楽園」のことでも適当に。
この作品、シスプリをモデルにしてるってのでちょっと話題になってるわけですが、作者の星野ぴあす氏は過去にも「私立H学園中等部」(読んだことはないけどラルフさんに曰くウテナが元ネタらしい)なんて作品を出している辺り根っからそういうのが好きな模様。
そっちの方が売れるからそうしてるのか、純粋に同人誌感覚で書いてるのか気になるところです(ぉぃ

とまあ前置きはこれくらいにして作品紹介。
まずは登場人物の紹介から。

・田崎綾人…主人公。20歳の大学2年生。父親の再婚に伴い、妹と自分でも正確な数が把握できないほどの従妹ができる。ちょっとS入っててHシーンになると急にエロ親父ライクに(リーフの主人公的豹変と言い換えても可)なるのが玉に瑕。ついでに彼女ができても長続きしないが目下最大の悩み。

・凛子…13歳、中学1年生。綾人の義母の連れ子。要するに義妹。一応メインヒロイン? 性格などはキャラコレ鈴凛編でも読んでください(マテ 綾人のことは「アニキ」と呼ぶ。

・堀部沙耶香…15歳、中学3年生。堀江由衣+咲耶だからこの名前。従妹の中で1番年上。性格などはキャラコレ咲耶編参照のこと。綾人のことは当然「お兄様」。

・川上千夏…14歳、中学2年生。川澄綾子+千影だからこの名前。一応本来は「チナツ」と読むようだが百人中百人が「チカ」と読むこと請け合い。性格などはキャラコ(以下略)。綾人のことは「綾くん」と呼ぶ。やはり「兄くん」には無理がありますか?

・大林麻緒…13歳、中学1年生。小林+衛だというのはさすがに誰の目にも明らか。性格などはキャ(以下略)。綾人のことは「アヤにぃ」と呼ぶ。一定のリアリティと「あにぃ」の響きを両立したナイスネーミング。

・桑田可苗…13歳、中学1年生。桑谷可憐が本来の名前(ぉぃ 性格はキャラコレをベースに無数の狂気をブレンドした感じ。ある意味イメージに最も忠実(マテ
綾人のことは「お兄ちゃん」と呼ぶ。まあ普通ですな。

・三上奈美…20歳、大学2年生。綾人の恋人。氷上+眞深なんですかね? 何者かによる脅迫に怯え綾人と別れる。「何者か」の正体がバレバレなのは気にしちゃいけません。

なんだかこのキャラ紹介だけで既にお腹いっぱいな感がなきにしもあらず。
どうしてオレはこんなアホなことに情熱を燃やしているのか。
そんな疑問が頭から離れませんが順を追って本編紹介に行きます。
ああ、ちなみにいちいち沙耶香とか打ち込むのが面倒なんでここから先の文章は基本的に本家の名前で行きます。本家の名前だと辞書登録してあるんで入力楽なんですよ(^^;

(以下、一部性描写を含みますので18歳未満の方、女性の方、そういった描写に嫌悪感を覚える方は見ない方が無難です。ウチをそんな層が見ているかは疑問ですが)

*プロローグ

(あらすじ)
何者かに脅迫されていた恋人・奈美(主人公は脅迫の事実に気付いてませんでしたが)に別れを切り出されて大しょんぼりの綾人くん。
そこに登場する咲耶&千影。落ち込む綾人を見て「励ましてあげる」と言い出します。
ここで胸の谷間を強調したり、「どこを見てるの、お兄様」という視線で見たりと咲耶がお兄様を別の意味で元気にさせる振る舞いをするのはお約束。

千影にミステリースポットツアーに連れて行かれるのでは?と心配する綾人を引っ張りまわす2人の従妹。
引きずり回した最後に到着したのはカラオケボックス。
そこで彼らは信じられないものを目にします。
――見知らぬ中年男に言い寄られている鈴凛の姿を。

(感想)
短い章なので特に感想らしい感想はなし。

*第1章

(テキトーなあらすじ)
中年男から鈴凛を救い出した後、早速彼女を問い詰める綾人。
聞けばパーツ代欲しさに出会い系サイトで相手を探していたとのこと。
話を聞くうち反省の無さに腹を立てた綾人くんは大憤慨。お尻を叩いてしまいます。
「何もされなかった」と鈴凛は言うものの、大スパンキング祭りに興奮してしまった綾人くんは「本当かどうか、俺が、確かめてやる」と襲っちゃうのでした。

急にウルフになってしまった綾人くんに驚きつつも「いいわよ、アニキなら……」とか「アニキが私のこと、大切に思っててそれで本気で叱ってくれたってわかってるから」とか言ってそれを受け入れてしまう鈴凛さん。
かくして2人は結ばれるのでした。めでたしめでたし。

(投げやりな感想)
まずこれだけは先に言っておきたい。
どうして鈴凛がメインヒロインなんだ(-_-#)
シスプリでエロやるなら咲耶か可憐が基本だろ? もしくは次点で四葉・衛あたり。
鈴凛なんてシスプリ妹陣の中でも1番不人気じゃないですか!
(G'sマガジン調べ「2002年美少女キャラクター人気ランキング」より)
なぜそいつを主役に持ってくるのか星野氏にお尋ねしたいッ!(落ち着け)

さてそんな戯言はさておきこの章で印象に残るのは主人公の暴走ぶり。
「そんなに金が欲しいんなら、俺が買ってやる!」とサイフの中身を鈴凛に叩きつけるシーンには感動すら覚えました(ぉぃ

その後も「あんなオヤジとするぐらいなら、俺にカラダを売るんだ!」「いくら使ったんだ。それだけあれば足りるだろう」などとステキゼリフを連発。
きっと鈴凛さんの脳内ではこの時「男は狼なのよ〜。気をつけなさい」とピンクレディーが歌っていたことでしょう(いつの時代のネタですか)

つかアニキは絶対に「本気で叱った」わけではなく単に暴走してしまっただけだと思われ。現実を受け入れろ、鈴凛よ。

*第2章

(テキトーなあらすじ)
「初めて」から一夜明けて翌日。興奮冷めやらぬ2人は朝から大盛り上がり。
さながら「食欲の後はやっぱり性欲よね?」(MU-6のトラウマソフトの1つ「せんぱい」より抜粋)といったところでしょうか。
で、一戦交えたところへ元々遊びに来る予定だった可憐と衛が襲来。
昨日から発情期が収まらない鈴凛に誘われるままに綾人はその晩再び抱いてしまうのでした。
可憐と衛が寝ている、そのすぐ横で。
――まさかそれが狸寝入りだとはその時のオレには知る由もなかったわけで…(「HOTEL」風)

(投げやりな感想)
ん〜、この章で印象に残ったのは2つ。
まず1つ目は鈴凛との朝H。
胸を舐めながら「おっ、レーズンパンだな」と言うアニキのオッサンくさいセンスにまずは脱帽(^^;

それに対して鈴凛も負けてはいません。
綾人の出したモノ(いわゆる白濁液)をプチトマトにまぶして曰く
「ふふふっ、アニキ味のドレッシング」


( ̄□ ̄;)基本的に食べるものじゃないよ、それは!
エロ小説だから仕方ないとはいえ、あまりにも急ピッチで進む開発具合にお兄さんビックリです。
初めての翌日にはメイドプレイをした萌先輩@D.C.を思い出しました(ぉぃ
とりあえず鈴凛はもっと亜鉛取れ。味覚障害の可能性があるから。

で、2つ目は可憐覚醒。
この小説ではとにかく可憐が異常に生き生きとマッドに描かれているのですが、そのマッドさが初めて表に現れるのがこの章のラスト。
はいテキストの73ページを開いてください。
綾人と鈴凛がHして綾人くんが女性陣の寝る部屋から退出した後のお話です。

>振り向いた凛子が勝ち誇った顔で見せたVサインを、麻緒は真っ赤な涙目で、可苗は激しい嫉妬に燃えた瞳で見つめていた。


>激しい嫉妬に燃えた瞳で見つめていた。
これですよ、これ。こういう狂気を感じさせてこそ可憐(マテ
狂気の含まれていない可憐を可憐と呼べるだろうか? いや呼べない(反語)
はっきり言って個人的にはこの一文だけで買った甲斐がありました(ぉ
久しぶりに可憐宣言とか思い出しちゃったよ。

*第3章

(テキトーなあらすじ)
昨日から泊まりに来ている2人を交えてお勉強会を開催。
その途中、衛が「部活の先輩に迫られてキスされちゃった」とか何とか言い出したことから場は一気にエロモードに。
まさに一寸先は闇、いつどこからエロに雪崩れ込むかわかりません。
で、結局綾人くんは鈴凛に続いて衛と可憐の初めてのブチ破ってしまうのでした。
エロ小説ってあらすじだけ書くと凄く短いね、あはは。

(投げやりな感想)
可憐様の魅力炸裂。その一言で全てが片付きます。
衛のえちシーンもちゃんとそれっぽくはなっていたのですが、やはり可憐が強烈。

「お兄ちゃん、妹の凛子ちゃんとはできて、可苗とはできないの?」
「美少女然とした姿からは想像もできない形相で」詰め寄るところがステキ過ぎ。
多分ここで「お前は抱けない」と言ったら刺殺されます。

さらには綾人と一緒になって衛を攻めながら「お兄ちゃんに舐められて、すっごく気持ちよさそうね」と言うシーンに至ってはあなた。
「普段と変わらない可苗のおっとりとした口調の下に、嫉妬と欲情とが隠し切れずに顔を出している」んですよ? そりゃ綾人も「今まで気付かなかった可苗のそんな一面に微かな恐怖を感じ」るっちゅーねん。

兄に恐怖されるほどの愛……さすがです。
オレの脳内音源が勝手に起動して桑谷ボイスが聞こえてしまったほどの再現ぶり。
お見事でござる。あ、Hシーンそのものはどうでもいいや。

*第4章

(いい加減書くのに飽きてきたあらすじ)
今日は人気のテーマパーク<プログレスアイランド>に行くことに。
昨日までに食っちまった3人に加えて咲耶と千影も一向に加わってもうこれが普通に済むはずはございません。
とはいえテーマパークでは何も思いつかなかったのか特に何をするわけでもなくすんなりと帰路へ。
で、その帰りの電車の中で痴漢プレイに興じるご一行。
そういうことしても捕まらないのはその電車が最終痴漢電車の場合だけだから!
あとは帰宅後、綾人に従妹たちが互いに密に連絡を取っていて誰も抜け駆けをしないという協定も結ばれていたことが明かされたり、咲耶と千影に舐めさせて奉仕させたりとまあそんな感じ。

(テキトーすぎる感想)
この章はあまりネタとしては面白くなかったような気が。
強いて言うなら千影が遊びに行く時に霊と喋ってる場面くらいか。
単純にハァハァするだけなら個人的には咲耶が舐めてる時点でオールOKなんですが(マテ
まあ全部が全部ネタに凝り固まってても仕方ないしこれはこれでアリかと。
つか、基本的にネタとして面白いのは可憐の描写くらいだしな(問題発言)

*第5章

(もうゴールしてもいいよね?なあらすじ)
まだ綾人に食われていない咲耶と千影の2人もいよいよ初めてをあげることに。
もうすっかり開き直った綾人くんもやる気まんまんです。そのやる気は捨てろ。
で、初めてを捧げて咲耶さんが歓喜に咽び泣いたところでちょっと待ったコールが。
なんと咲耶さんは協定を破って密かに綾人に会っていたことが発覚してしまいます。
咲耶ちん、ぴんちっ。
これを聞いて皆さん憤慨。特に可憐さんはマジギレ。(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
というわけで全身に洗濯バサミをつける刑執行。
咲耶さんは踏んだり蹴ったりな初体験となるのでした。

ちなみに千影は「前世が〜」とか言い出すかと思いきや普通に普通のHだったり。
なんでやねん。

(ゴールが見えてきて嬉しい感想)
アンチェイン可憐・再逢 そんな章でございました。

千影の方は本当に普通のHなんで何も書くことないのですが、咲耶のHシーンが――より厳密には咲耶のHシーンにおける可憐が――凄すぎ。
ちょっと魂輝きすぎですよ、可憐さん。

鈴凛によって抜け駆けが明かされた咲耶。従妹たちに一斉に糾弾されます。
こうなると可憐の動向が気になるわけですが、彼女はやってくれました。
咲耶の乳首を捻りあげて一言。

「今日もずっと、お兄ちゃんにこのおっきなおっぱいこすりつけて。今までも、そうやってお兄ちゃんを誘惑してたのね。可苗、そういうの、許せない」


こ、怖いよ…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

この章はこれだけでは終わりません。
その後、全身に洗濯バサミを付けられ痛みに耐えかねてついに自分の非を認める咲耶。
それを見た可憐の反応は――

「白状したわね、沙耶香ちゃん」
恐ろしいほどの笑みを、可苗は浮かべていた。



( ̄□ ̄;)可憐さん、本性丸出しにしすぎです!!

しかもそれでいながら、その直後に「こんなになっても、やっぱりすっごく綺麗」とキスするのがたまりません。
やっぱり急に優しくなったり残酷になったりするのはキ○ガイヒロインの絶対条件ですよね!
「殺したいほど愛してる」みたいな。
夕奈ねーちんとかマナマナが大好きな漏れにはたまりません(ぉぃ

*第6章

(ようやくゴールだ! なあらすじ)
ハーレムエンド、以上

…オマケのようにどうして主人公が今まで彼女と長続きしなかったかについても触れられてますが、まあそれはあくまでもオマケってことで。

(長くなりすぎて誰も読んでない気がする感想)
単純にただのハーレムエンドなんで特に触れることもなし。
主人公が女性と長続きしなかったのは鈴凛が情報を集め、千影が呪いをかけていたせいという衝撃の事実が明かされますが、いつも黒いことばっかり考えている自分としては予想の範疇だし。
でも千影から呪いが云々という話を聞かされても「それならそれでかまわない」と言い切れる綾人は大物だと思いました、まる

*エピローグ

ようやく長かった物語もついにフィナーレ。
最後の最後で春菜・詩穂という新たな従妹の存在も明示され2巻の存在を予感させつつ終了。
それぞれ春歌と花穂がモデルなのは明らかですが、“かかず”や“望月”をどういう苗字にするのかが気になりますね(ぉぃ
私にはなかなかいいのがパッと思いつかないのですが…。

ほい、というわけでクソ長かったですけどこんな小説でした。
手前味噌ですがこれさえ読めば本編読まなくても大体のことはわかるかと思います(^^;
で、結局のところ私の感想はどうだったのか?という問いにはこう答えます。

「いや普通にアリだと思いますよ?」

まあ「シスプリのエロは認めない」とか「シスプリでエロが許されるとしたら純愛だけだ」という方には受け入れがたいと思いますが……。
つかですね、Hシーンとか読んでもらえればわかると思うんですがこの小説ってまんまシスプリのエロ同人なんですよ。
それこそとらのあなでシスプリのえちぃ同人誌を10冊くらい買ってミックスダウンすればこの小説ができるんじゃないかってくらい(やや誇張表現)

というわけでこの小説は以下の方にオススメします。

*シスプリのエロ(非純愛)が許容できる方
*エロ同人に550円支払える方
*ダークサイド可憐が好きな方
*シスプリキャラをネタに呼吸するかのように妄想できる方
18禁版シスプリを妄想するスレで普通にハァハァできる楽しめる方

これらの方であれば全く問題なく楽しめるかと思います。
全てに当てはまる私は結構お世話になりました(下品)
真面目な話をするとですね、可憐ばっかり取り上げましたけど実際キャラクターの特徴はよく捉えているんですよ。
Hシーンとかも含めて「こいつがこんなこと言うわけないだろ」的な場面は少なかったように思います。ちゃんと脳内音源も機能させられましたし(爆)
少なくとも元ネタをある程度きちんと生かしているという点において「美少女発情 秘密の快感実習」(かつてちゆニュースにも取り上げられた「あずまんが」ネタのエロ小説)を超えているのは間違いありません。

なんか適当にWeb上を見ていると「爆笑」とかいう感想が多いみたいですが……個人的にはそっちは微妙かと思ったり。
もちろん「うわ、変なところで元ネタに忠実だよ、あははは」という笑いならわかるんですが、う〜む。
ま、興味がある方はどぞ。とりあえず元ネタを知ってればシスプリAVよりは面白さも実用性も高いと思われますから(笑)

01/27〜01/28 すんませんでした

どうしてもここから先に進めないんですよ!(挨拶)
↑の名言で知られる名作エロゲ「加奈」がX-Boxに移植されるらしいですね。
先日発売されたエロバレーといい、このままあのハードはエロゲマシンと化していくのでしょうか。さながらDCの正統後継ですか(笑)

しかし個人的にはこの移植はどうなのかなと思ったり。
エロシーンの重要性が皆無なF&Cや鍵のゲームならわからんでもないのですが、「加奈」に関して言えば性的な意味合いも含めて妹に惹かれてしまうからこそ主人公の苦悩に意味があると思うんですけど。
つか、途中で夕美を抱くシーンとかどうなるんだか想像もつきません。
キング・クリムゾン発動だけは勘弁して欲しいなぁ。
同じ山田一シナリオで移植するなら「星空ぷらねっと」や「家族計画」の方がいいかと。
個人的に「星ぷら」の音声付はとても聞きたいのでむしろこっちを移植すれ。

あ、ちなみに移植はパンサーソフトウェアだそうですが、これはまあ順当ですね。
パンサーソフトはD.O.やらトラブやらその辺諸々を含む雄図グループのうちの一社ですから。
まあ移植の件の真偽も含めて今後のニュースに注目ってことで。

昨日は1日サイトの更新をお休みさせていただきました。申し訳ありませんm(_ _)m
さすがにそろそろちょっと本腰を入れてレポート作成しないといけないかな〜と思いまして、ほら一文字も書いてないよりはある程度書いたけど間に合わなかったっていう方が格好がつくじゃないですか(マテ
……締め切りまでに間に合わせる気ゼロかよ、自分(´Д`;

とまあ学部事務所に提出する形態じゃなくて本当に良かったなぁ(先生相手なら頼み込めばどうにかなるので)と思いながら適当にレポート作成に取り組んでいる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?
そういや例のエロ小説の感想ですが、結構多くの人に見られている模様。
無理強いはしませんが、興味を持った人は是非買ってやってください。
いっぱい売れたら第2巻が出てくれるかもしれないんで(ぉ
もし第2巻が出るならもっと咲耶が活躍してくれることに期待。もしくはえろ〜すな春歌でも可。アンチェイン可憐は……まあ読者が退かない程度にお願いします(^^;

で、レポートを書く一方で「木漏れ日の並木道」終了しました。
ぶっちゃけレポートが進まなかった理由の半分くらいはこのソフトを1本コンプリートしてしまったからじゃないかと思います(自業自得ですが)。
なんで特別面白いわけでもないソフトをこんなに一生懸命プレイしたんだろう…。
なんつーかあれですか。テストの前になると急に部屋を片付けたくなるようなもんですか。

まあ何はともあれ終わったわけですが感想としては以前と変わりません。
姫乃と並んで重要度が高いと思われるヒロイン・紫苑のシナリオにおいても未来との絡みや紫苑自身が主人公にいつの間にか惹かれている部分など過去の描き方がアッサリし過ぎている感が否めません。
ついでに初期から主人公に好意を抱いている姫乃・紫苑に対して物語が始まった段階では主人公に対して特に強い好意は抱いていない伊吹に関しては今度は単純に惹かれる過程の描写が弱いという難点が。
この描写の弱さが結局いつもと同じなんですよね…(^^;

何がいけないかって結局どっちつかずなんですよ。
主人公が過去に負った痛みを乗り越えるある種の成長物語を描きたいのか、それともヒロイン達との恋愛劇を描きたいのかが見えてきません(^^;
前者をより重点的に描きたいならば未来を軸にもっと過去をしっかり描かなくては説得力に欠けますし、後者をより重点的に描きたいならばヒロイン達との“今”をもっときっちりと描くべきです。
春夏秋冬の4章によって話を構成するのは別に悪くないんですが、季節が移り変わる間に――特に夏と秋の間で顕著ですが――プレイヤーの見えないところで関係が深まっているのはいかがなものか。
「そんな中、彼女と話していると心が癒されるような感覚を覚えるようになっていった」じゃないっての>主人公
さっきは描写が弱いと書きましたけど、結局過去の件にせよ今の話にせよ描くべき内容を端折りすぎていて主人公とプレイヤーの間に大きな情報格差ができてしまっているというのが問題なんじゃないかと。

先述した問題点のうち後者を直すのはゲーム全体の規模見直しまでしなくちゃいけないから無理があるとしても、せめて過去に関してもうちょいしっかり描いてもバチは当たらなかったんじゃないですかね。
前章という形で追加するなり回想シーンを増やすなり何なりして。
F&Cの売りであるはずの萌えを切り捨ててまで現実的にありえるストーリーやキャラを配したんだから、せめてドラマをよりドラマティックにするための努力は惜しむべきではなかったと思います。
萌えのないF&Cなんてただでさえ片手落ちもいいところなんだから(暴言)

まあ主人公の気持ちとかを精一杯想像して補完してやればそれなりにちゃんと読める話ではあるんですけどね…。
絵の良さとかも込みにして評価するとしたら55点か60点ってところでしょうか。
購入前の予想を良くも悪くも裏切らない出来のソフトだったので思うところはなし。

さて、んで最後は恒例の印象に残ったシーンについて。
特に印象に残ったシーンがなかったキャラに関してはサクッと無視してるけど気にするな!(ぉ

<真崎楓さんの場合>
主人公と学校で激突したのが縁で知り合った楓さん(ナースの卵)。
ハッピーエンドルートだと晴れ着でHするは、それ以外のルートでもナース服でHするはで何気にコスプレ要員です。
ナースの卵にナース服を着せてできるかと思うだけで、ボクぁ、ボクぁ……っ!!(落ち着け)

まあそんなことを主人公が思ったかどうかはさておいて、そんな楓さん(ナースの卵)と順調に関係を深めた主人公くん、色々あって告白されいよいよHシーンに。

(前略)
「っく…あっ…ああぁぁ……!!」


ついに、ついに漏れが楓(ナースの卵)の初めての相手に!
ゴチになりやすっ!(謎)

(画面切り替え)
「すっかり暗くなってしまいましたね…」




( ̄□ ̄;)またキング・クリムゾンかッ!

この街には、この街にはボスがいるよ。トリッシュのお父さんがいるよ…(´Д`;
主人公がドッピオなのか、あるいは楓や姫乃がドッピオなのか、はたまた娘のさくらが実はボスなのか……誰がそうなのかはわかりませんがこの街には間違いなくキング・クリムゾンがいます。
時間を吹っ飛ばすのは勘弁してくれ。

それとも何でしょうか。
することをし終わったら急に冷たくなって寝ちゃったりする男がいるとよく聞きますが、この主人公もそういうタイプなんでしょうか。
ほとんどのHシーンが(さすがに入れた瞬間に終わりはしませんが)達した次の瞬間に別のシーンに切り替わりますし。
後戯も大事って「ふたりエッチ」には書いてあったのに!(ダメ発言)

……いや、「ふたりエッチ」に書いてあることが正しいのかは知らないけどさ。
終わって急に寝ちゃったりする男は女の子に嫌われちゃうゾ☆

<中里さくらさんの場合>
さくら関係で印象に残ったのは彼女の保育園の運動会を描いたシーン。
その運動会で彼女のお遊戯を見るという場面なんですが……とりあえず見てください。

やがて僕達の目の前にさくらがやってきて、満面の笑顔とウインクで応えてくれる。
幼い顔立ちにも関わらずドキリとしてしまう色気に僕の頭は真っ白になっていく。



3歳の娘に色気を感じないでください、パパさん(´Д`;

危ないよ、このお父さん危ないよ! さくらちゃん、さくらちゃん逃げてーーーーっ!
少なくとも思春期になったらパパの動向に気をつけて、寝るときには必ず部屋のドアに鍵をかけて寝てください。
じゃないと絶対何か大変なことが起こっちゃうから。

……しかし主人公め、真人間のフリをしておきながら3歳児に色気を感じる筋金入りのロリィな人だったとは(違
この文章を見た瞬間、かの名言「ヒロインの年齢層はもう少し若くても良かったかと思います」を思い出してしまいました(笑)
親バカのお父さんとはいえ、3歳の娘に対してこれは行き過ぎだろ。

未来さん、やっぱりあなたは頑張って生きるべきでした。
そうすれば夫が道を踏み誤って娘にフラフラと走ったりしなかったでしょうに……。
天国からきっちり夫を監視しておいてくださいね(ぉ

臨時更新+01/29〜01/30


レポート終わったぁぁぁぁぁぁっっ!!


というわけで大学に行ってきます。
帰ってきて余力があったら、あるいは一眠りしたら一応日記だけちょこっと書くかもしれません。
といってもほとんどレポート書くか寝るかしかしてないので短いし、多分死ぬほどつまらん日記になるので読む意味はないかもしれませんけど(´Д`;

まあこれで明日からはまた平常モードに戻るので今回だけは大目に見てやってください。
自分勝手な管理人ですみませんね、ホントm(_ _)m

まあそんなわけで卒業課題レポートも何とか終わりました。
ふい〜〜っ、疲れた〜〜〜〜っ。
最後の1日でおよそ17,000字を書き上げた時はマジで追い詰められた人間の強さを自分の中に見ました。
何か文字書きの仕事でもしてる人ですか、自分は。
内容はグデングデンっぽいですけど書き上げることに意義があるので、質とかはどーでもいいです(マテ
量と締め切り厳守! それだけが大事なのですよ!(問題発言)
とゆーわけでそんなレポートをチマチマと書いていた期間の日記。

1月29日

おはござ! せ〜んぱい、雪村小町お迎えにあがりました〜。
時間ですよ〜、起きてください。早起きは七兆文の得ですからね。
さあ元気よく布団をはねのけ、あのまばゆい曙に向かって駆け出しましょう!
愛も希望も情熱もまどろみの中にはありません。惰眠は寿命そのものを縮める愚行ですよっ!
人は誰もとこしえに夢を見てはいられないですからね〜っ。

うわあ、枕元でこれだけ騒いでるのにまだ熟睡してる〜。かっこいいー。
ああ、せんぱいせんぱい、それではこの不肖雪村が目の覚めるような抱腹絶倒の珍言を披露いたします。
オホン! ……わあ、隣の家に塀ができてるー、かっこいー。
ってうわあ! もうこんな時間じゃないですか!
せんぱい! バカなこと言ってる場合じゃないべさ!
目が覚めた時、誰が八つ当たりされると思ってるんです〜!?

……というわけで雪村は避難させていただきます。法律用語でいうところのバックレという行為ですね、てへり。


(カチリ)

あ、起きた。……せんぱい、朝から騒がしくして申し訳ありませんでした。


音質が悪いんじゃあ、このボケがッ!!(ぉぃ

というわけでレポートもほとんど進めずに惰眠を貪っていたMU-6さんの元にSBPからようやく雪村目覚ましが届きました。
上にも書いたように音質のあまりの悪さが非常に気になりますが、音声収録時間が長いから仕方ないと思うしかないんですかね?
SBPは次にこういった物を作る時はもう少し音質も重視して作ってくれると嬉しいと思いました。
まあ昔メッセの「とらハ3」の特典についてきた時計と比べたらそれでも全然マシですけどね(苦笑)

ただ百歩譲って音質云々は置いておくとしても文字盤がない目覚ましというのはいかがなものかと。
え? こんなグッズ実際に使うヤツはほとんどいないからこれでいいんだって?
少なくともオレが使うんですよ。
夕奈ねーちん@銀色時計が腐海のどこかに消えた今、雪村だけが我が家で稼動する唯一の目覚ましなのです。
その唯一の目覚ましが時間もアバウトにしか設定できない代物とは……。
夕奈時計の不満点が全然解消されてないよ(´Д`;

もしかして何もかもデジタルに処理される現代において、細かい時間に囚われないアナログな感覚こそが今求められているのだとかそういうことを指し示しているのか?
……アナログな時計でも普通は文字盤くらいはついているもんだけどな。
せめて「12,3,6,9」のうち1個でいいんで用意してくださいm(_ _)m
まあ文字盤が用意されていようと用意されていなかろうと、目覚ましな時点で自分にかかればあっという間に無力化されるんだから関係ないっちゃあないんですが。

(よいこのまめちしき)
MU-6さんはどんな目覚ましでも2回か3回使われると意識が覚醒しないまま止めることができるようになるんだよ。
すごいや、MU-6さん(CV:國府田マリ子)! 名雪もびっくりだね! 萌え!
國府田マリ子の声がえらい白○っぽいけど萌え!


そんなわけでまだ眠かったせいもあって届いた雪村時計を早速使ってみました。
早速、敵勢力の完全な無力化に成功しました(早っ!)
起きたらもう部屋の外は真っ暗でした。
悲しくなったのでレポート作業はお休みすることにしてテレビをボーっと見てました。
ああ、「最後の弁護人」は依頼人が実は本当に罪を犯してましたオチをこんなに早い時期に使ってしまっていいのだろうか。
そのネタは「逆転裁判」のシナリオさんも「ある意味究極のネタだから使っていいか迷った」って言ってたくらいなのに。


1月30日
さすがにこの日になると俄かに危機感を覚えてきました。
別に締切日に間に合わないのは先生に謝ればいいだけなのでいいんですが、ゼミの中に1人いる無駄にやる気のある人に嫌味を言われそうなのが不愉快です。
なんであんなやる気のある人間がウチにいるんだ。
嫌味を言われるのはごめんなので急に真面目に取り組むことに。
……1,000字書いたところで飽きました(早っ!)

で、この日は卒論云々が大変なことになる前から決まっていたアルバイトの打ち合わせのためにいつものコンサルティング会社へ。
そこに行ったらバイト仲間の一橋大の人が「ちょうど今日卒論を出してきた」とかそんな話の真っ最中。
「1日に1万字書いた時はちょっと自分で自分を褒めたいと思った」とか何とか。
「明日提出なんですけど多分まだ1万2千は書かないと終わらないと思うんですけど、どうにかなりますかね?」と聞いたら「絶対無理」と即答される。
この発言でやる気が俄然増大。
「デアボリカ」の時、アリスソフトのとりさんは日産20,000字ペースで文章を書いたといういらん知識を根拠に何としても31日に間に合わせることを誓う。
とりさんにできて同じ人間である自分にできないことがあろうか、いやない(反語)

バイトで外に出たついでにプリンターのインクやら追加資料やらを回収かけて家に帰った後、大睡眠。
母親にヤフオクで売られる夢を見る。
数ヶ月ぶりに見た「覚醒後も記憶に残る夢」がこんな夢で欝に。
価格は自分が51万円、妹が100万円。
自分が妹以下の値段であることが悲しくなったのでもう1度寝ることに。
憂鬱になる夢を見た時はいい夢を見るまで寝続けるに限るのです。
これを専門用語でかゆらゆか萌先輩@D.C.(睡眠導入剤依存症)理論」と言います。
かゆらゆかと言えば名古屋でサイン会やるらしいですね。
……需要があるのか、あんな原画経験よりレイヤー経験の方が豊富な原画家のサインなんて(暴言)

その後、ちょっと真面目にレポートを書いたところで気晴らしに友人宅へ電話。
「SNOWのスタッフロールに超先生が!」とか「マブラヴはソフ倫通さないらしいよ」というニュースやら暴言やら妄想やらを2時間ほど話して気分スッキリ〜。
ちなみにこの2時間は1文字もレポートは進んでおりません(マテ
まあアレです。やっぱり人と話す時はその相手に集中しないと失礼ですし。

あ、「マブラヴ」の件は通さなくても売れるっつーのとどうせホビボックスが扱ってるからソフ倫通さなくても取り扱い流通会社が減ることはないというのに対して、ソフ倫の言うままに修正したら会社がポシャるからじゃないかと思ってみたり。
延期したら3月発売で会社に入金があるのは4月以降になるでしょうから、そうなると02年度決算に間に合わないわけで。
もう代表のヨシダ氏の実家まで抵当に入ってる(CPGインタビューより)からここに来ての延期はシャレにならんというそれだけなんじゃないかなとか何とか。
なんか普通に次回作ではまたソフ倫通してそうな気がしますですよ(^^;

――さすがにこの2時間トークの後は真面目にひたすらレポートを書いてただけの1日でした。
思ったよりも長くなったけど、反面つまらなさは超ド級だな。
引きこもって勉強してた日なんてこんなもんなのかもしれませんけど…。
ま、いいや。とりあえずこれで試験を1科目残すだけになったので一安心。
明日からはまた適当にゲームやったり毒吐いたりする予定なんで、適当に見てやってくださいな。んじゃ今日は疲れたんで寝ます。
1,2,3,ぐう……(のび太風に)

01/31 終わりを迎える日

もーあんまりいじめないで。(挨拶)
のっけから電波を受信したような挨拶でこんにちは、MU-6です。
この挨拶の意味は日記読めばわかると思うんでまあ今は読み流しちゃってください。

で、それはそうとこの美少女ランキングは何なのかと。
ムースカ(「シェンムー第1章〜横須賀〜」の略)の原崎を萌えキャラだと認知している人が一体日本に何人いると言うんでしょうか。
少なくとも私の周りには朋友NRGくんしかそんな異常な方はいらっしゃいません(^^;
もしかして投票したのは全部あいつか、あいつなのか!?
……まあそれは冗談としても原崎のあのダメ過ぎる演技は多少見た目がかわいかろうと何だろうと萎えると思われ。
凄いなぁ、G-paraって。

前日までの反動か眠って眠って眠りまくってます。
おかげで情報のアンテナも低いし、「SNOW」や「モエかん」も全く遊んでません。
月曜日に最後の試験があるのでそれが終わった後、ようやく本格プレイってところでしょうか。
まあどっちの評判もなかなかよろしいようなので、春休みが来るのを楽しみにすることにしますですよ。

で、この日は朝から――というか前日から寝ないで――ひたすらレポートを書いてました。
「こみパ」だったら多分後ろに手塚先生が降りてくるくらいの勢いで。
わかりにくい例えで申し訳ないですけど、それくらい頑張ってたということです。
この頑張りをあと1日早く見せていればあっさり仕上がっていたような気がしないでもないですが、体力ゲージが赤くならないと超必殺技は出せないというのが世の中というものなのです。困ったものですね。

んでもって11時過ぎに友人・中路〜くんと一緒に秋葉原へ。
彼は光学マウスを、私は「SNOW」と「モエかん」を買うのが目的です。
ちなみにこの時点ではまだレポートは完成していません(マテ
レポートよりもエロゲを優先。オレの生き様見とけ!といったところでしょうか。
お買い物をした後、また家に飛んで帰ってレポート作成に励まなくてはならないのが何ともアレでナニな感じです。
「大学行く前に秋葉原寄ればいいじゃん」と思う方もいらっしゃるでしょうけど、下手に大学行く直前に秋葉原に寄っちゃうとゼミ室にメッセサンオーの大きな袋を提げていくハメになるので2本以上買う場合はできる限り1度帰宅した方がいいんですよ(^^;

まあその後家に帰って何とかレポートが仕上がったのはご存知の通り。
それを抱えて急いで大学へ向かいます。
先生に無事提出して任務完了。あとはこれが突き返されないことを祈るのみです。
まあもし先生がレポートを突き返したりしたら、オレも先生を突き返しますがね! ナイフで(ぉぃ

結局何人か締め切りに間に合わなかった人もいたものの、みんな自分同様どうせやっつけ仕事でしょうが一仕事終えて満足な様子。
このまま先生も交えて飲みに行こうという話に。
私は前日からあまり寝ていなくて早く帰って寝たかったので(意訳:早く帰って一眠りした後、「SNOW」をプレイしたいので)辞退しようとも思ったのですが、自分以外は全員出るというので急遽参加することに。
ま、今日を逃したら追い出しコンパまでみんなと会う機会もないし、これくらいの予定変更はいいでしょ。ちょうど眠気のピークを過ぎてやたら身体も元気でしたし(^^;

飲み会は……凄かったです。みんなテンション高い高い。
特に私がいた卓は全員男子だったので(というか女子は全員最初は先生の傍にいたのですが)大変なことに。みんなエロ話しかしやしません。
MU-6さんはゼミ内部ではエッチなことにはあまり興味がないポジションにあるので、参加しにくくて困ります。
いや、別に自らエロに興味が薄いことを装ってるわけじゃないんですが例えば「どのAV女優のビデオが好き?」とか聞かれても困るわけですよ。
実写エロなんてほとんど見ないからな!(マテ

レンタルはしたことないし、購入はバカコスプレAV専門だし、ネットで落ちてるような動画だって誰が好きとか語るほど見てないしなぁ……。
それで正直に「あんまり見ないからわかんないよ」と言うと周囲から浮くと。
「メイドとウェイトレスとだったらどっちがいい?」くらいの質問ならいくらでも語れるのですが(^^;

そんな私の卓では「女の子とHする時につい口をついて出てしまう言葉ってある?」という話で大盛り上がり。
テーマを出した人が次々に周りに話を振っていき、振られた側も酒の勢いもあって答えていきます。
……どうしましょう。口癖も何もそもそも女の子とHしたことがありませんよ?
ここはウソでもいいから「で、出るよっ!」とでも言っておいた方がいいのでしょうか。
それとも「――自分、まだしたことないねん(なぜ関西弁?)」と言ってオチをつけるべきなんでしょうか。ああ、でも下手にこの発言するとかえって場が白けるし…。

で、話はどんどん回っていき席順から行けば私の順番に。
進行役が私の方を向いて一言。


「で、MU-6は…………あ、メガネ曲がってるよ



オレだけH談義はスルーですか(´Д`;


いや、ある意味助かったんですけど助かったんですけど!
でもなんでオレは何も聞かずにスルーしますか。その「言わなくてもわかってるよ」な応対は何ですか。そんなにボクからはチェリー臭がしますか。
確かに彼女は21年間1秒たりとも存在しておりませんが、もしかしたらプロ相手に結構経験積んでる可能性もあるんじゃないカナ? あるんじゃないカナ?(2回言うな)
なんか自分で言ってて悲しくなりました。死のう。

その後も飲んだり食べたり話したり。
そのうちに1年生の時から知り合いのTくんといつものK嬢とゼミ4年のHさんと固まってまったりするように。
そしたらどういう流れでかは忘れましたけどTくんの恋愛話になったんですよ。
それが聞けば聞くほど萌える話でですね。ちょっと聞いてくださいよ。

「私たちってどんな関係ですかね?」
「どんなって……凄くいい友達だと思うよ」
「“いい友達”ですか。…………(気持ち落ち込んだように)」
「どうしたの?」
「いや、だったら私が一人で勘違いしてただけなのかなって思って」
(Tくんの証言を元にほとんど脚色なしでお送りしております)

とかちょっと前に言われちゃったんですって。3つ年下の1年生に!
1年生ですよ、1年生。まだ10代じゃないですか。条例に引っかかりますよ?(引っかかりません)
もうね、それを聞いた時MU-6さんは震えました。
Tくんの話を聞いた時、あまりの萌えっぷりに一瞬居酒屋であることも忘れて「キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!」と叫ぶところでしたよ。
「私たちってどんな関係ですかね?」とかちょっと落ち込んだ後に「私が勘違いしてただけなのかな」ってモロにラブコメ時空じゃないですか!
「ラブコメみたいな恋愛がしたい」と言い続けて早8年のオレが見る夢を叶えた男がこんなに近くに。

腹が立つなぁ、まったく。
いや妬んでいるとかではなくて1年の頃から付き合いがある自分にそんなステキ経験を黙ってることに怒っているんですけどね? けどね?(MU-6さんの半分は妬みでできています)
しかも信じられないことにはこの野郎、「自分は年上が好きだからあんまりその娘に興味ない」と言いやがってるんですよ。
この萌えブルジョワジーがッ……!!(歯軋りしつつ)

こんなお約束のセリフを吐いてくれる後輩キャラが今時どこにいると言うんですか。
どれほど強く望んでも富(萌えの意)を得られない我々プロレタリアートの身にもなってみれ。
っていうかね、「年上が好きだから」とかそんな経営方針はさっさと捨ててください。
年上キャラなんてアレですよ、大体においてメガネか女教師なわけで。いわば萌えの墓場ですよ(年上派を敵に回す発言)
まあそれは言いすぎにしてもやっぱり自分を慕ってくれる娘さんってのは貴重な存在だろと思ったり。
それを蔑ろにするなんて、くきーーーーーーーーっ!(ハンカチを引き裂かんばかりに噛み締めながら)


――ちょっと話が逸れたので軌道修正。
で、「興味ない」とか言ってる割には何か密にコミュニケーションを取っていやがるらしくて(注:MU-6さんの半分は妬みでできています)一晩に何通も何通も、それこそ5分に1回くらいメールのやり取りしてるらしいんですわ。
これで付き合ってないとか興味ないだなんてありえない。
……って軌道直ってませんね。まあいいや。
とにかく彼の携帯電話をひったくってそのメールを見たんですよ。

で、MU-6が見た文章っていうのが「もーあんまりいじわるしないで。富山弁のことは忘れて(はぁと)←実際は絵文字」というもの。
何でもその娘さんが富山の人で、Tくんが彼女に何度も富山弁を教えてくれって頼んだら返ってきたのがこのメールなんだとか。つまりこういうことですか。


「富山弁教えてよ」
「えっ、…ごめんなさい、それはちょっと」
「どうして? 何かまずいことでもあるの?」
「まずいってわけじゃないんですけど、やっぱり方言とか訛ってるのって何かちょっと恥ずかしいじゃないですか」
「え〜、そうかなあ。方言って凄く温かみがあって可愛いと思うけど」
「…………。
 ……もーあんまりいじわるしないで。富山弁のことは忘れて(はぁと)」



キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

もうね、魂が震えたね。
地方出身の娘さんが方言を恥ずかしがるとか「あんまりいじめないで」とか何ですか、この萌えの超越種は?
この女、計算してやがるのか? なんでこんなにラブでコメなんですか。
っていうかどのギャルゲーに出てくるヒロインですか?(ぉぃ
タイトル教えてください。明日買いに行くので。

「もーあんまりいじわるしないで。富山弁のことは忘れて(はぁと)」
文章にすれば絵文字と読点を含めてもわずか26文字に過ぎません。
ですがその26文字の前後の流れと立ち絵(ゲームと現実を混同しすぎ)を想像力で補完してやった際の萌えっぷりときたらもう……。

思わず居酒屋で音読してしまいましたよ。3度も(落ち着け)
声に出して読みたいメールってこういうの言うんだなぁ。
そんなことを思いました、まる

あ、オチとかはありませんよ念のため。
単に自分の妬みを読者の皆さんにもおすそ分けしたかっただけです(ぉ
しかしこんなメールを1日に何度も貰っててグラッと来ない上に「あんまり興味ない」と言ったりする辺り、ブルジョワ階級の考えることはよくわからないと思うのでした。
Tくんに告ぐ。興味ないならMU-6さんに譲ってあげるといいと思います。
いつでも歓迎です。カマン!
マジでオチも何もなく終わり。