アマラヴァティー(Amaravati)[フォトギャラリーインド仏跡・メニュー]

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仏教は紀元前3世紀に南インド、アーンドラ地方に伝わっていた。アマラバティーは、紀元前3世紀末〜紀元3世紀頃、南インドを制したアーンドラ王国のサータヴァーハナ王朝期、2世紀ごろの首府。南インドの仏教センターとして栄え、北の「ナーランダ」、南の「アマラヴァティー」と言われた。
アマラバティーの北側を東流するクリシュナ川をさかのぼると、アーンドラ王国のイクシュヴァーグ王朝期、3世紀ごろ一大仏教センターとなった、ナーガルジュナコンダ(ヴィジャヤプリー)がある。

 

現在のアマラバティー、大ストゥーパ 

 
直径49.3メートル。アーンドラプラディッシュ州最大のストゥーパ。ガイドには「マハー・チャイティア」とある。アーンドラ地方の僧院はヴィハーラ棟とストゥーパが隣接し、ストゥーパが礼拝所(チャイティア)になっていたため、「マハー・チャイティア」と言っているのだと思う。紀元前3−2世紀ごろの建立。

現在創建当時の姿に復元工事が進行中である。基壇の次、ドームの基壇部分にまで復元がすすんでいる。2年かけて復元するのだそうだ。チェンナイの博物館にある本物を使って復元するのだそうだ。もう17個ここに運ばれているそうである。2年後が楽しみだ。(2006)

 

アマラバティー、大ストゥーパの基壇
 (工事着工前の写真)

 
これはガイドブックに載っていた以前の大ストゥーパの写真。基壇とその回りにある欄楯の柱の基部だけが残っている。ここから発掘されたものは、こことチェンナイの博物館とイギリスの大英博物館にある。

 

アマラバティー、大ストゥーパ

 
大ストゥーパ付近。大きな彫刻が無造作におかれている。日本の博物館に来れば「お手を触れないで下さい」級のものばかりである。

 

amaravati site plan 72.JPGアマラバティー遺跡の地図

 
アマラバティーのサイトプラン。大ストゥーパ、博物館など遺跡周辺の地図です。アマラバティー博物館で買ったガイドブックにあったものです。無許可ですが皆様のお役に立てばと思い転載させていただきました。
画像をクリックすると大きい地図になります。
(2006)

 

アマラバティー博物館

 
奥に見えるの林の向こうに大ストゥーパ跡があります。博物館内は大ストゥーパの装飾に使われたレリーフが中心です。撮影禁止でした。

 

博物館の中庭

 
物館の中庭にある、大ストゥーパの縮小模型。中は撮影禁止でしたが外は?黙って撮ってしまいました。これがオリジナルの位置に出来たらさぞ素晴らしいことでしょう。(2006)

 

ダライラマのカラチャクラ記念碑

 
ライラマ、カラチャクラ記念碑。今年のカラチャクラは2006年1月5日〜16日まで、何とここアマラバティーで行われた。随所にタルチョがかけられたままになっている。(2006.2月)

 

大ストゥーパ入り口の門扉

 
大変良くできている。良いデザインだ!

 

大ストゥーパのタルチョ

ラチャクラのなごりと思う。沢山のタルチョかけられたままになっている。 

 


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