おいらんち
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トップページに戻ります ミュージカル・演劇の感想 ここだよ! 本の感想 旅の感想 ぜひぜひ書き込んで〜! オイラとオットについて オイラの徘徊先
劇場で見た旬の映画の感想です。他人の劇評や世間の評判にはとらわれず、自分の感じたままを綴ります。何故だか大多数の意見とけっこう違う場合が多いけど、こんな人もいるのだな、こんな見方、とらえ方もあるのだなと思っていただければ幸いです。判定は基本的に辛口。それゆえに数少ない高評価のものはイチオシ。
オイラ的判定基準
最高! 面白い! こんなもんさ わからん 失敗した
2005年劇場映画感想
判定
映 画 名
あ ら す じ 感 想 等

「ゲド戦記」
2006.9.23

竜が人間の住む世界に現れて共食いを始めるなどの異変の原因を探るべく旅に出た大賢者ゲドは、父王を刺して国を飛び出してきた王子・アレンと出会いともに旅を続けるが…。スタジオジブリの宮崎駿の長男、宮崎吾朗監督作品の第一作目ということで大々的に宣伝していたけど、どうなんでしょう?説明不足が多くて原作を知らない私には、疑問点が一杯で不満だった。でも嫌いな種類の話ではないので、原作を読んでもいいかも。
「日本沈没」
2006.8.26
出:草g剛
   柴咲コウ
   大地真央
   豊川悦司
日本各地で大規模な地震が頻発する中、潜水艇のパイロットの小野寺は、深海調査に参加。その結果、大地震と噴火活動によって日本が1年以内に沈没するという驚愕の事実を知る。とても面白い話だった。ただ、恋愛話がなくてもよかったのではと思うが、そこはやはり映画にするには必要な要素なのか。草g君て決して見栄えの良い顔ではないけど、引き込まれるものがあるのは演技力なのかね。
「パイレーツ・オブ・カリビアン
/デッドマンズ・チェスト」
2006.7.15
出:ジョニー・デップ
  オーランド・ブルーム
  キーラ・ナイトレイ
前作で、不死の海賊バルボッサからブラックパール号を奪い返した孤高の海賊ジャック・スパロウ。自由な大海原に船出したはずの彼の前に、逃れられない宿命が立ちはだかる。前作に続きジョニー・デップが怪演?!というか前作よりも怪しさが増していたかも。カリビアンシリーズってまだまだ続くのかしら?次回作あたりで飽きがきそうな予感あり。
「インサイド・マン」
2006.7.3
出: デンゼル・ワシントン
   クライブ・オーウェン
   ジョディ・フォスター
白昼の銀行で強盗事件が発生。頭脳明晰な犯人グループのリーダーと警察の応酬を鮮やかに描くクライム・サスペンス。人質全員に犯人グループと同じ服を着せるという陽道作戦は、なるほど〜と面白かったが、肝心の強盗をする動機がイマイチ納得できないところがあった。
「M:i:III」
2006.6.24
出:トム・クルーズ
  フィリップ・シーモア・ホフマン
  ヴィング・レイムス
  ビリー・クラダップ
  ミシェル・モナハン
スパイを引退したイーサンは教官となり、婚約者ジュリアと幸せな日々を過ごしていた。しかし教え子の危機を知らされた彼は、現場に復帰。事件の裏に闇商人オーウェンがいることを知り、彼を秘密裏に確保すべく動き出す。お約束のトム・クルーズのアクション満載、かつ今まで描かれなかったイーサンの人間的な部分が前面に出ていた。かなりピンチな場面が多いけれど、イーサンが死ぬはずはないと思って見ているせいか、あんまりハラハラドキドキしなかったりする。

「嫌われ松子の一生」
2006.6.15
出:中谷美紀
  瑛太
  伊勢谷友介
  香川照之
  市川実日子

お姫様のような人生を夢見る松子の前にはさまざまな男が現れるが、彼女の選択はことごとく不幸へと繋がってしまうのだった。53歳、河川敷で死体となって発見された彼女の生涯を探る甥が見たものは?邦画にしてはよくできているという新聞の劇評につられ見に行ったものの、イマイチ。音楽や歌にのってポンポンと話が進むところは、たしかに今までの邦画にはなかったかなとは思う。見終わった後、松子のテーマ曲を自然に歌ってしまったりして、「曲〜げて〜、のばして〜♪」ってどんな歌詞?!
「ダ・ヴィンチ・コード」
2006.5.27
出: トム・ハンクス
  オドレイ・トトゥ
  イアン・マッケラン
  ジャン・レノ
ラングドン教授は、美術館長のソニエール殺人事件の捜査協力要請を受けるが、実は彼も容疑者にされていた。ソニエールの孫娘ソフィーは、現場の写真から祖父が自分だけに分かる暗号を残したことに気付く。キリスト教関係者にとっては、バカバカしくて失笑物だときいていたのだが、部外者の私には失笑せずに最後まで面白く見ることができた。ただ、以前に見た「ナショナル・トレジャー」とそっくりだった・・・もちろん製作費なんかは全然違うだろうけど、いいのかな〜こんなに同じでと思うほど。
「プロデューサーズ」
2006.4.22
出:ネイサン・レイン
   マシュー・ブロデリック
   ゲイリー・ビーチ
   ウィル・フェレル
   ユマ・サーマン
落ちぶれた大物プロデューサーと会計士は、ショウがこけたほうがお金が儲かるという摩訶不思議な事実に気づいたことで、大金をせしめようと、史上最低のミュージカルのプロデュースを始める。面白かった!特に舞台でも活躍したというオリジナルキャストの4人がやはり突出して上手で目立っていた。その中でもゲイの演出家(ゲイリーさん)が本当にウマイ!全体的に歌も演技も文句なし。ただよく聞く話だけど、なぜショウがこけたほうが儲かるのかという大前提がどうもわかりません。
「THE 有頂天ホテル」
2006.1.23
出:役所広司、戸田恵子、
   香取信吾、佐藤浩市、
   松たか子、篠原涼子、
   西田敏行、伊東四朗
物語の舞台は大晦日の大ホテル。そこに集ったそれぞれの人々に起こるそれぞれのハプニング。彼らに、幸せな新年は訪れるのだろうか?ドタバタ劇のようなんだけど、すべてがうまい具合に繋がっていて、さすが三谷監督は上手いな〜と感じさせた。そして三谷ファミリー勢ぞろいの贅沢なキャスティングはどれもハマリ役で、皆がイイ味を出していた。客層はやはり三谷ファンが多いのかまるで舞台を見ているかのように、というよりもお茶の間でテレビを見ているかのように、皆が大げさすぎるぐらいに大声で笑っている人々が多かった。特に西田敏行演じる大物歌手が自殺しようとするところなんか前の席のオバチャン達に大ウケでしたよ。
「Mr.&MRS.スミス」
2005.12.9
出:ブラッド・ピット
   アンジェリーナ・ジョリー
情熱的な恋に落ちたジョンとジェーンが結婚してから5〜6年後、夫婦に倦怠感が生まれていたある日、ふたりはお互いの「裏の顔」を知ってしまう。どこかできいたことのあるようなストーリー、韓国映画でもこんな話あったよね?主役二人の見せ場がいっぱいのアイドル映画のようだった。
「ハリーポッターと炎のゴブレット」
2005.11.30
出: ダニエル・ラドクリフ
   ルパート・グリント
   エマ・ワトソン
ホグワーツで、100年ぶりに「三大魔法学校対抗試合」が開催されることになる。応募資格は17歳以上と決められていたが、なぜか、4人目の代表選手に14歳のハリーが選ばれてしまう。ハリーは他の選手と共に、3つの課題へと取り組むが…。 シリーズが長すぎて話がわからなくなってしまうのだが、あえて前作までを見直すほどでもないし、とりあえず見ておくかって感じ。関係ないけど、ロン役のルパート君が筋肉隆々の身体に成長していたのに密かに驚いた。ひとの子供の成長は早いわ(笑)。
「シンデレラマン」
2005.9.23
出:ラッセル・クロウ
   レネー・ゼルウィガー
   ポール・ジアマッティ
大恐慌時代のアメリカ。どん底の生活から一夜にして栄光をつかんだ実在の伝説のボクサー、彼が守りたかったのは愛する家族だけだった。ヒューマンドラマときいたので、タオルを準備しつつ見た。が、それほどのものでもなかった。思いのほかボクシング・シーンが多くてボカスカのド迫力で手に汗握ったりして、アレ?って感じ。オットは逆にそれが思いのほか面白かったらしいけど。ところで、レネー・ゼルウィガーって昔はレニーっていう読みじゃなかったかしら?どうでもいいけどちょっと気になるわ。
「チャーリーとチョコレート工場」
2005.9.19
出:ジョニー・デップ
  フレディ・ハイモア
  クリストファー・リー
貧しいけれど健気に暮らすチャーリー少年。誕生日だけに買ってもらえるウォンカのチョコレートが大好き。ある日、人の出入りのない不思議なチョコレート工場に5人の子供を招待する!とウォンカ氏が発表。チャーリーはその幸運な5人の中に入れるのでしょうか……。デップ好きのオットのセレクト。このお話、実は小さい頃に本で読んだハズなのですが、結末を全然覚えていない。たぶんに実家にまだあるはずだから、ほじくりだして読んでみようかな。それにしてもジョニー・デップは作品ごとに全然違う顔を見せる人だ、そして本人もそれを楽しんでいるようね。
「亡国のイージス」
2005.8.16
出:真田広之、寺尾聡、
  佐藤浩市、中井貴一、
  勝地涼
海上自衛隊のイージス艦「いそかぜ」の副長が某国工作員と共謀の上、艦長を殺害し、「いそかぜ」を乗っ取った。彼らの目的とは…。テンポよく話が進みハラハラドキドキ、正直邦画でこのようなものは久し振りかも。原作は読んでいないので定かではないが、やや詰め込みすぎ、かつカット場面が多かったのかなと思う場面が少なからずあった。あの女の子の存在の意味が全くわからないので原作を読んでみよう。真田広之は「たそがれ清兵衛」の時も思ったけれど、昔はただのカッコツケだったのに成長したな〜なんて偉そう。佐藤浩市のなんたって唇が素敵。そして勝地涼の目!
「スターウォーズ エピソード3
/シスの復讐」
2005.7.28
出:ユアン・マクレガー
  ナタリー・ポートマン
  ヘイデン・クリステンセン
アナキンがシスの暗黒卿ダース・シディアスの策略によりダークサイドへ落ちていく過程を軸に、ジェダイの騎士と分離主義勢力との壮絶な戦い、アナキンとパドメの運命、そして、アナキンとオビ=ワンとの確執を描く。アナキン・スカイウォーカーがなぜ暗黒面に墜ちダーズ・ベイダーとなったのかがようやく判明し、晴れやかな気持ちになるも、やはり懸念していた通り前作までのあらすじを忘れかけていたため、疑問点がいくつも出てくる。近いうちにDVDをレンタルしておさらいしなければ!
「宇宙戦争」
2005.7.18
出:トム・クルーズ
  ダコタ・ファニング
侵略者が操る”トライポッド”が地底よりその巨大な姿を現し、地球侵略を開始した。レイは息子と娘レイチェルを連れ、安全と思われる土地へと逃げる準備をする。スピルバーグとトム・クルーズという2人の名前だけでなにか目新しいものがあるはずと思いきや、どれもこれもありきたり。エイリアンにいたっては、またこれですか?!という容姿に笑ってしまうほど。

「キングダム・オブ・ヘブン」
2005.6.25
出:オーランド・ブルーム
  エヴァ・グリーン
  リーアム・ニーソン
  ジェレミー・アイアンズ

鍛冶屋のバリアンのもとに十字軍の騎士・ゴッドフリーが訪れて、自分が父親だと告げる。バリアンは父に従い、聖地エルサレムへ。そこでバリアンは父のような指導者に成長し、あらゆる苦難に立ち向かい自らの勇気と知恵によってエルサレムを救う。いつもの剣と盾、弓矢、投石器、お城が出てくる中世の時代劇だ。なんでただの鍛冶屋があんなに強いんだって話はおいといて、主役のオーランド・ブルームはエルフのように線の細い人なのかと思いきや、なかなか男らしい感じだった。
「フライト・オブ・フェニックス」
2005.4.10
出:デニス・クエイド
  ミランダ・オットー
  ジョバンニ・リビシ
  ヒュー・ローリー
飛行中に砂嵐に遭遇した一行は、砂漠の真ん中に不時着。わずかな水と食料で救助を待つが、何も出来ない焦りと不安ばかりが膨らんでいく。そんな時、最後の望みをかけて、機体の残骸から新しい飛行機「フェニックス号」を作ることに…。極限状態の描写でありがちな仲間たちの間で崩れていく権力のバランス、緊張感や対立関係、そして苦難の末に結束し、ギリギリのところで目標達成という展開は、予想通りである。
「アビエイター」
2005.4.4
出:レオナルド・ディカプリオ
  ケイト・ブランシェット
  ケイト・ベッキンセール
  ジュード・ロウ
あくなき野望と追求心で世界的映画監督と航空家という夢を実現させた実在の男、ハワード・ヒューズの波乱に満ちた人生を描く。飛行機とか速度とか、男が好みそうな事にお金に糸目をつけず挑戦していくハワードは、「男性にとって憧れなのかもしれないねぇ、男性が好きそうな映画だ」と思っていたら、案の定、典型的男脳のオットはこの映画が面白かった様子。「こんなもんさ」の評価にしようかと思ったけど、ちょっとオマケ。

「ナショナル・トレジャー」
2005.3.29
出:ニコラス・ケイジ
  ハーヴェイ・カイテル
  ジョン・ボイト
  ダイアン・クルーガー

フリーメイソンの秘宝の行方を三代に渡って追い続けてきたゲイツ家の末裔ベン・ゲイツは、その封印を解く鍵がアメリカ独立宣言書にあることを突き止める。それを知る野心家イアンの手に渡る前に宣言書を盗み出す計画を立てる。いわゆるエンタメ映画で、臨月の妊婦にも安心して楽しめる。謎掛けや仕掛けをいとも簡単に数秒で解明してしまうところが、少々疑問だが童心に帰っていれば気にならないこともない。もっと気になるところといえば、ニコラスの頭髪が薄くなったこと。

「アレキサンダー」
2005.2.20
出:コリン・ファレル
  アンジェリーナ・ジョリー
  ヴァル・キルマー
  アンソニー・ホプキンス

20歳の若さで一国の頂点に立ち、世界征服を果たしたマケドニアの若き大王アレキサンダーのお話。臣下や友人、そして母オリンピアスとの関係を交え、史実だけでなくアレキサンダーの内面も描いている。「NHKスペシャル」か、はたまた「世界ふしぎ発見!」のアレキサンダー特集を見ているようで分かりやすかったが、3時間は長い。史実以外の話で気になる点といえば、コリン・ファレルとアンジェリーナ・ジョリーが親子を演じるには少々無理があるのでは?アレキサンダーが同性、異性どちらでもOKな人物だったとは!ワイドショー的なネタばかりが気になった(笑)。

「オペラ座の怪人」
2005.2.2
出:ジェラルド・バトラー
  エミー・ロッサム
  パトリック・ウィルソン

19世紀のパリ・オペラ座。クリスティーヌは、オペラ座の地下に潜む怪人ファントムを「音楽の天使」と思いこみレッスンを受け、やがてオペラ座のプリマへと成長。幼なじみラウルは彼女に惹かれ愛を告白するが、ファントムは彼女を地下洞窟へ連れ去る。可憐で純真なクリスティーヌ、甘いマスクと歌声のラウル、そしてセクシーな演技と歌声のファントム、どのキャスティングも私の理想(想像)に叶ったものだった。やっぱりファントムは格好良くないとね!素顔は全然違うと思うのだけど、ジェラルドさんの黒いマスクの姿が、「マスク・オブ・ゾロ」のアントニオ・バンデラスに激似!
「ネバーランド」
2005.1.23
出:ジョニー・デップ
  ケイト・ウィンスレット
  ダスティン・ホフマン
劇作家バリが、4人の子供とその母親に出会い、彼らとの交流で『ピーターパン』の着想を得、舞台化する。実話にインスパイアされた映画だそうだ。これも最近流行りの「泣ける」映画ときいていたのだが、いわゆる盛り上げてここで泣かすぞ!という設定ではなく、じわじわ〜っと感じる繊細で、優しい映画だ。ジョニー・デップの素顔はこんなだったのか〜と思ったり、ピーター役の子は、小さいのにお爺さんみたいな顔だな〜と思ったり、ゆったりとした物語だったので雑念が湧いてしまう。

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