おいらんち
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オペラグラスを独占するオイラなかなか貸してもらえないオット
オイラの見たミュージカル・演劇の観劇記録、感想です。他人の劇評や世間の評判にはとらわれず、自分の感じたままを観劇直後にだらだらと綴ります。専門的なことはわかりません。また観劇前後にストーリーや出演者について詳しく調べたりすることはなくパンフレットもめったに買わないので、まれにおそろしく勘違いしていることもあります。何故だか大多数の意見とけっこう違う場合が多いけど、こんな人もいるのだな、こんな見方、とらえ方もあるのだなと思っていただければ幸いです。最初の頃は初心者ゆえに判定は甘口傾向だったが最近は少し辛口風。
オイラ的判定基準
ブラボー! 良かったなぁ まあ、普通 ちと難しい たらり(冷汗)
2005〜6年の観劇感想
判定
公演名
簡単あらすじ・感想
ファミリーミュージカル
「シンデレラ姫」
2006.9.10
於:市川市文化会館
出:ピッカリ座
魔女とかカボチャの馬車とか、かなり割愛された短縮版のシンデレラのお話。まだムスメには早いかな〜と思いつつも、だめもとで初観劇。途中少々グズッたものの最後まで見ることができた。大人の視点からみると突っ込みどころ満載な舞台なんだけれども、まぁ子供向けってところで許されているのかな。

「スウィート・チャリティ」
2006.9.7
於:ルテアトル銀座
出:玉置成美、岡田浩暉、
   樹里咲穂、初風緑、
  石井一孝、赤坂泰彦

お人よしで前向きだけど、恋愛運が悪いチャリティ。そんな彼女が運命の人、気弱だけどまじめそうなオスカーと出会う。さてこの恋の行方は?得チケで入手したものだったので、たいして期待せずに行ったものの、けっこう楽しめた。主役の玉置さんが出ずっぱりで他はみなチョイ役って感じだったけれどね。彼女は歌もダンスも上手で役柄的にもとても好感が持てた。岡田さんはマリウスとは違って、とことん情けない役を思い切り演じていて楽しかった。石井さんも楽しい役なんだけど、もっともっとハジケテいいかも!あとはダンスの振り付けが面白くて釘付けになる。有名な振付家なのかな。

「ダンス・オブ・ヴァンパイア」
2006.8.8
2006.8.20
於:帝国劇場
出:山口祐一郎、市村正親
   大塚ちひろ、
   浦井健治(8/8)
   泉見洋平(8/20)
   吉野圭吾、駒田一 

アブロンシウス教授と助手アルフレートはヴァンパイアの研究のために雪深い僻村にやってきたが、遭難寸前に村人に救われ、宿屋の主人のもてなしを受ける。やがてクロロック伯爵が舞踏会への招待のために宿屋の娘サラを迎えにやってくる。ブログとかで盛り上がっていたようだけれど、私的には別にという感じ。ストーリーはなんだか、あってないような感じでちょっと不満。でもダンスや歌、演技と個人を見れば、すごく素晴らしいし、面白かった。特に浦井アルフレートのヘナチョコぶりが新鮮で、市村さん演じる教授とのやりとりも、吉野さん演じるヘルベルトとのやりとりも大笑いできた。また、お笑い担当(?)の吉野さん、駒田さんはサービス精神旺盛で楽しかった。っていうかこの二人のおかげで盛り上がった舞台だったのではないかしら。

「ミー&マイガール」
2006.6.20
於:帝国劇場
出:井上芳雄、笹本玲奈、
   純名りさ、涼風真世、
   村井国夫、本間憲一 

下町育ちのごく普通の青年ビルが、一夜明けたら名門貴族の御曹司に!伯爵家の跡継ぎ教育をされたり、恋人サリーとの仲を裂かれそうになったり・・・。ミュージカルはこうでなくっちゃというぐらいのハッピーラブコメだった。心身ともに育児疲れがたまっていた私はパワー充電!笹本さんが歌う「大変な時はグッとあごを引いてスマイル」みたいな歌が涙を誘って私も頑張ろう!と思えて良かった。前方席での観劇だったのでマエストロ塩田さんの愉快なおしゃべりも聞けたし、満足、満足。井上さん初めキャスト全員が心から楽しんではじけていることを感じた。そうそう涼風真世さんがとても綺麗!マリー・アントワネットが楽しみだわん♪

「レ・ミゼラブル」
2006.4.4
於:日生劇場
出:今井清隆、岡幸二郎、
  新妻聖子、岡田浩暉、
  駒田一、シルビア・グラブ
  田中利花、東山義久

何故だか今まで今井バルジャンを敬遠していたのだが、すごくいいじゃないの!バルジャンそのものって感じだった。岡ジャベールも何かが乗りうつったかのような鬼気迫る表情での「自殺」の場面は鳥肌もの。シルビアさんは歌も上手だし「母」の表情がとてもよくて、母になりたての私としては以前よりも共感して涙が出た。今回、アンジョルラスと仲間達があまり印象に残らなかったのは、今井バルジャンと岡ジャベールに衝撃を受けていたからかも。レミゼでこんなに感動したのは今回が初めて。

「ベガーズ・オペラ」
2006.1.25
於:日生劇場
出:内野聖陽、高嶋政宏、
   村井国夫、橋本さとし、
   島田歌穂、笹本玲奈、
   森公美子、金田龍之介

若い詩人のベガーが書いた「オペラ」。その主人公は素敵で勇敢な男。ただし、その男の仕事は追いはぎ。そして女の魅力とギャンブルの面白さには絶対勝てないという。劇中劇という設定もあってステージ上にも客席が設けられ、ことあるごとに観客も参加させられてしまうという今までにない演出。過去にかかれた作品であるにもかかわらず現代日本にもあてはまる状況について鋭く批判しメッセージを訴えてくる作品でただ楽しいだけの観劇ではなかったかな。それでも内野ファンとしてはセクシーなテラテラのタイツに腰巻がヒラヒラしてドキドキしたりもした。DVDはもちろん予約。

「ジキル&ハイド」
2005.12.14
於:日生劇場
出:鹿賀丈史、マルシア
   鈴木蘭々、石川禅

精神のコントロールを失った父を救うために「人間の善と悪を分離する薬」の研究を続けていたが、人体実験の許可をえられなかった医師ジキルは自ら薬を服用してしまう。鹿賀さんのハマリ役だとは思うのだけど、「やはりもう年なんだよね〜」って感じてしまったのが悲しい。マルシアのダンスと歌は最高だったけど、頬がこけるほどすごく痩せていたのが気になる。禅さんは歌の出番が少なくてなかなか見せ場がないのが残念だけど、そんな中でも所々でクスッと笑わせてくれたりして楽しませてくれた。

「エリザベート」
2005.9.27
於:帝国劇場
出:内野聖陽、一路真輝、
   石川禅、井上芳雄、
   嶋政宏、 寿ひずる  
死を司る闇の帝王トートに魅入られたエリザベートの数奇な運命。念願の井上ルドルフを拝見!やはり良かった!残念ながら初演は知らないのだけど、すごく声も出ていて、繊細そうでいて、そそのかされやすく、かつノリやすいルドルフの演技もばっちりで、「闇が広がる」はもう最高!エリザの再演は今後あっても井上ルドルフはこれが最初で最後かもしれないとの思いから、ず〜っとオペラグラスで魅(見)入っちゃった。内野さんも妖艶さをさらに増しているようで手が特にセクスィ。そういえば今日の高嶋兄さんはなんだか変だった。マイクトラブルだったり、荷台を運ばずシシィを抱き上げなかったり、キッチュでは客席に降りてこなかったり…、もしや足腰に何かトラブルでも?それを心配してか高嶋母さんがまたしても客席にいらしていたわ。
「エリザベート」
2005.9.6
於:帝国劇場
出:山口祐一郎、一路真輝、
   鈴木綜馬、浦井健治、
   嶋政宏、 寿ひずる  
死を司る闇の帝王トートに魅入られたエリザベートの数奇な運命。昨年博多遠征をやむなく断念したこの作品に こんなに早く会えるとは!大きな演出の変更はなかったように思うが、不評だった電飾はなかった。そしてまず!まず祐一郎サマ、白い胸がなんともセクシー、そしてなんだかいつになく丁寧に歌われていた気がする。一路さんも高音がきれいに出ていた。浦井君はなんだか歌が上達した?!見せ場のトート閣下とのデュエット「闇が広がる」ではこの日一番の拍手があった。もちろん私もめいっぱい拍手(笑)!綜馬さん、高嶋兄さんは安定していた、というか高嶋兄さんってもっと評価されてもいいように思うんだけど・・・すごく上手だし芸達者なのは認めるんだけど祐一郎サマばかりを注目してしまう。新キャストの寿さん、晩年のヨボヨボ具合がナイス!

「モーツァルト!」
2005.7.12
於:帝国劇場
出:井上芳雄、西田ひかる
  山口祐一郎、市村正親
  高橋由美子、久世星佳
  吉野圭吾

5歳にして神童と呼ばれ、天才の名声のもとで、真の自由な人間を求めて苦悩するモーツァルトの生き様。なにしろ出産後初の4ヶ月ぶりの観劇復帰のうえに、3年前の今作品からミュージカルにはまり、井上芳雄さんのファンになったわけなので、かなりの意気込みで劇場へ。井上ヴォルフは初演時よりも声も容姿もぐっとたくましくなった感じ。良い意味で色々な場面で余裕も感じられ安心して見ていられた。山口コロレド様のお腹ピンチの場面は髪を振り乱しての熱演で爆笑!吉野シカネーダーの動きってこんなに面白かったっけ?初見の西田コンスタンツェは、松コンスよりもアバズレ度は低かったが、それがかえって可愛くて私は好きかも。余計なお世話だが、後半の木村佳乃コンスはこんなに歌えるのかなと心配だったりして。市村レオポルトは苦悩する父親に徹して欲しかったなぁ、アドリブで笑いをとるのはちょっと…。とにかく久々に、これぞ!ミュージカルの華やかな世界を堪能できて、満足、満足。
「レ・ミゼラブル」
2005.3.19
於:帝国劇場
出:山口祐一郎、鈴木綜馬
  新妻聖子、井料瑠美、
  藤岡正明、徳井優、
  森公美子、小鈴まさ記

祐一郎サマの歌声は、相変わらず素晴らしく、まるでCDを聞いているかのようにとても安定していた。綜馬ジャベールは、どんなかな〜と興味津々で拝見。優しいお顔の彼が、ピクリとも笑わず超堅物人間のジャベールになりきっていた。冷酷無比なジャベールなら岡サマが一番だけど、自殺の時の苦悩の表情なんかは綜馬さんの得意分野(?)かも。初見の人達、新妻エポは噂通り上手、もっと見せ場があればいいのに。藤岡マリウスは演技はこれからって感じだけど、歌はなかなか…だけどサ行が気になる発音だったりして。小鈴アンジョは、赤いベストを着るまで印象が薄い。徳井テナは、まだまだ余裕がなく一生懸命に忠実に演じているという感じ。文句が多いけど、やっぱり素晴らしい舞台だった。カーテンコールでお花も頂けたし、妊娠中の観劇納めとしては上々!

「そして誰もいなくなった」
2005.2.14
於:ルテアトル銀座
出:山口祐一郎、匠ひびき
孤島にある一軒の屋敷に招かれた面識のない8人の男女と屋敷の使用人夫婦の計10人が、童謡の歌詞のとおりに殺されていくという連続殺人事件。さて誰が犯人なのか。なんだか祐一郎さん、2年前の初演時よりもアドリブ全開で、とっても楽しんでいる感じ。童謡「10人の兵隊さん」は不気味なんだけど、つい口ずさんでしまうのは相変わらず。そしてレクイエムにも相変わらず聴き惚れるが、やはり私はミュージカルの方が好きだな〜と実感する。ピアノはやはり自動演奏だよね?
「デモクラシー」
2005.2.12
於:シアター1010
出:市村正親、鹿賀丈史、
  石川禅、近藤芳正
東西ドイツ統一に尽力、ノーベル平和賞を受賞した西ドイツ首相ブラント。彼の秘書ギョームが実は東側のスパイだったという衝撃的な史実をもとにしたストリートプレイ。雑用係から秘書へ出世する庶民的な秘書役の市村さん、セコセコした演技が上手い!個人的な問題がある首相役の鹿賀さん、彼が演じるとカリスマ性が際立つ!総勢10人の男優さんによる舞台はとても硬派だった。が、政治の話は苦手なアリガチな女の私。早口だし、独人名は覚えられないし、セリフを一生懸命聞き取るだけで疲労困憊。後ろではイビキかいてるし…。

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