ジャカル･ゾン 

 　Jakar Dzong

ジャカルゾンははブムタンの中心ジャカル町を見おろすように立地している。建設中に白い酉に導かれて、この地に築かれたという。名前のジャカルゾンは「白き鳥の城」と言う意味だそうだ。

ジャカル･ゾン

ジャカルゾンはこのような立地で建つ。下の町はジャカルの中心地。

ジャカル･ゾンの入り口

ここの前でバスを降りて、階段と坂道を上がっていく。門の両側にマニ車がある。

ジャカル･ゾンへの坂道
 

石畳になっていて、両側には白檀が並木のように茂っている。
見た目よりきつい坂です。
 

ジャカルの町を見おろす

ジャカルゾンは

ブータン各地にあるゾンは、全国を政治的、軍事的に統治するための城塞であると共に、ドゥク派の布教のために建てられた国分寺的はたらきもになった。
このゾンの中にある案内板も、右側が行政の事務所（裁判所？）、左がお寺の事務所と言う案内で、両方の事務所を兼ね備えている。

中庭

お寺の部分である。
この日は土曜だったので閑散としている。

勉強中の若い僧侶

土曜なので講義は終わっているようだが、経文を覚えきれていない学僧は居残りで勉強している。立っている僧侶は先生。

経文を暗唱する学僧

経文を覚えて、先生の前で称えて合格しないと、次のステップにいけない。横書きの短冊の紙に経文が書いてある。

経文を暗唱する学僧

気を散らしてしまいましたか？すみません。

教室の片隅に

教室の片隅に灯火がつけられている。

山上の門前

山上の門前には例の、煙を焚く壺がある。

日も傾き、静かである。