Bumthang Kuje Lhakhang  BHUTAN(ブータン)
ブムタン地方 クジェ ラカン
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ジェ・ラカ  

  Kuje Lhakhang

クジェラカンはジャカルのチャムカル川上流にあるお寺。タムシンラカンと川を挟んで立地している(黄色い屋根がタムシンラカン)。規模は圧倒的にクジェラカンの方が大きい。

ジェ・ラカンの3つのお堂

クジェラカンは王室が帰依している寺院。
右のお堂は、1652年に建立された最古の寺院。3階に岩に刻まれたバドマサンババの姿がある石窟があり、ご本尊になっている。寺院は石窟をそのまま覆うように作られている。
中央は、初代国王が康応になる前の1900年に建てたお堂。最大級のパドマサンババが祀られている。
左は、三代国王妃が建立した寺院で、お堂いっぱいいっぱいの大きな歓喜仏が祀られている。

ジェ・ラカの案内板

クジェラカンはグルリンポチェ(パドマサンババ)の聖地なので、ちゃんとした恰好でお参りしてください、というようなことが書いてある、と思う。

英語が不自由なのもですみません。

ジェ・ラカンの前庭
 

とても広い前庭。ここでも盛大にツェチュが行われることだろう。
白い仏塔は3代国王の追悼仏塔。

人があんなに小さい。
 

ジェ・ラカンの塀

寺を囲む塀は仏塔がデザイン化されている。
インドでは菩提樹の葉っぱの形が使われる事が多い。

正門前のダルシン

経文が書かれたダルシンが風にたなびく。ブータンは風の国。経文が風にたなびくと、仏法が広まっていく。

ツァツァ

門前にあった。
ツァツァは小仏塔のこと。墓を持たないブータンでは人が亡くなると、火葬をして遺灰を土に混ぜて小さな仏塔を作り、仏塔の下や、岩陰などに納めていく。このツァツァは自然に風化して大地に返っていく。

南無阿弥陀仏

ジャカルの中心部から行くと、クジェラカンの少し手前の道沿い、左側にある。ブータンの言葉で「南無阿弥陀仏」と書いてある。

門前の露天商

ブータンではあまり見かけない露天商。
チベットの法具が多い。新しいものとアンティーク物が混じっている。よほどの目利きでないと価値がわからないが、アンティークはそれなりに高いのでわかるといえばわかる。しかし、悲しいかな本当の値打ちがどのくらいかわからない。勉強不足だった。

ジェ・ラカン遠望

タムシンラカン前の宿泊ホテルの食堂から撮ったロングショット。3つのお堂が悠々と並んでいる姿は立派だ。写真だと大きさがわからないが、手前の建物が2階建て。
堂内には、最上階の高さが顔の高さくらいのとても大きいご本尊が安置されている。

 


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