ジャカルからウラへ行く道を右に送り、尾根を一つ越えるシンカールの谷に入る。なだらかな傾斜の谷。この先にお寺がある。

 どこの民家もそうだが、木材を豊富に備えている。燃料にするのか、家の材にするのかはわからないが、これは薪にするには大きすぎると思う。これから薪の大きさに切るのかも知れない。

この中に、水力で回るマニ車が仕掛けてある。最初は珍しかったが、このタイプのマニ車は、たくさん見かける。

中央が二階建てのシンカールラカン。左側は寺の庫裏だが無住である。ブータンの寺院はほとんど撮影禁止で、これと言った案内書も印刷物もないので、どなたがが祀られていたか不明。

珍しく、二階には外階段で上がる造りになっている。

寺の前には石畳が敷かれている。ツェチュの時に使う石畳であろう。

一階の入り口に壁画が描かれている。外の壁画は撮影ＯＫである。

入り口ドアの左にある壁画。須弥山の絵だろうか？

二階にあった壁画。何の絵だかわからない。

 ツェチュの時に使う面や装束がしまわれていた。

のどかな風景の仲にある。正面の石畳の様子がよくわかる。

キラ、女性のスカートのようになるブータンの民族衣装。シンカール・ラカンで休んでいると、近所の女性が売りに来たしろもの。目利きの方が、これはシルクのアンティークだと言って購入。とてもご満悦でした。

お寺の屋根の遠望。屋根は石を置く古いタイプの造り。手前の家の屋根に四角いアンテナのようなものがある「？」である。