ケサリヤ Kesariya Stupa [フォトギャラリーインド仏跡・メニュー]

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ケサリヤ(ケッサリヤ)のストゥーパ(北西側)

釈尊は「最後の旅」でバイシャリを訪れた。バイシャリを発つとき、別れを惜しんだバイシャリの人々がしばらく随行した。その随行と最後の別れをした場所に建つストゥーパと言われている。9層(下層部はまだ土の中)、高さ45メートル、全周に「龕(がん)」があり等身大の釈尊像がある。ただいま発掘調査保存中。

 

 

 

ケサリヤのストゥーパ(北側)

ストゥーパの発掘は北側から始められている。「龕(がん)」の中に釋尊像があるのかわかる。最上層付近のオリジナル部分は煉瓦でカバーする作業が行われている。訪れた日は休日で、考古学局の方が親切に説明してくださった。

 

 

   

 

ケサリヤのストゥーパ(東側)

発掘は北側から進められ、南側は手つかずのまま。大きさの目安としては、写真左隅の三角屋根の建物が平屋のヒンズーの祠。

 

  

 

 

 

ケサリヤストゥーパの「龕(がん)」

「龕(がん)」の中。等身大の釈尊像がある。これは成道像だが、ほかには瞑想像、初転法輪像を確認した。残念ながら頭部、もしくは上半身が他の仏跡と同じように、異教徒によってか破壊されている。これはまだ良い方。下の写真は大きさの基準のために筆者登場。左の写真とは違う場所です。

  

ケサリヤストゥーパの上から(北西側)

上から北西側を見下ろす。僧院跡のような遺構が見られる。地平線近く中央左の森はこの辺りの宮殿跡と言っていた。

 

 

 

 

 

ストゥーパ中層部(西側)

上の写真でもわかるように、ストゥーパ下層部は円形だが、中層部は蓮の花のようにギザギザになっている。これは発掘したままのオリジナル部分。煉瓦の大きさも現行とは違い、正方形に近い。

 

 

 

 

宮殿跡

ケサリヤストゥーパから見える森。このあたりを治めていたのか、宮殿跡とガイド氏は言う。

 

 

 

 

 

仏舎利がでたマウンド

ケサリヤストゥーパから見える、宮殿跡の西側に、仏舎利がでたというマウンドがあった。仏舎利は触ったら粉になったという。

 

 

 

 

 

ケサリヤ遠望

周囲は草地で一部沼になっているところもあった。すべての龕(がん)に釋尊像が入っていたとと思うと、当時はさぞかし壮観であったろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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