伏見山正法寺 本堂新築工事 写真帳

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2011年10月からの本堂新築工事のご報告


2013/3月 竣工写真撮影

新本堂竣工(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲春陽に輝く本堂正面です。

新本堂竣工(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階の本堂部分です。

新本堂竣工(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲薄暮の本堂です。本堂の明かりが漏れています。

新本堂竣工(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂内陣です。写真だと広く見えますが内陣は3間四面です。

新本堂竣工(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階の本堂へはエレベーターもあります。

新本堂竣工(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲法要時は椅子席になります。

新本堂竣工(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂一階エントランスです。大きな自動ドアです。

新本堂竣工(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲書院一階の廊下です。正面の外には松の木があります。一幅の絵を見るようなことになっています。

新本堂竣工(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲旧書院の洋間も内装を新しくしました。

新本堂竣工(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲書院の和室です。畳の座敷ですが、椅子式の机も使います。

新本堂竣工(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲参道を来るとこのような風景が見えます。参道入って左側が本堂です。正面の大玄関は昔のままです。

新本堂竣工(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂一階の門信徒ホールです。書面にはお内仏があります。


2012/12/20 新本堂入仏法要

この日をもって正法寺新本堂が完成し、本堂機能が新本堂に移りました。

新本堂入仏(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲入仏法要前夜。輪灯を懸ける前の写真です。

新本堂入仏(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲先ずは1階の仏壇の入仏法要です。三百代の阿弥陀如来御絵像をお迎えしました。

新本堂入仏(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲書院床の間の仮本堂、御遷座のお勤めを致します。御仏具は先に移動しています。少し寂しいお荘厳です。

新本堂入仏(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲御入仏になる新本堂内陣です。

新本堂入仏(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ご本尊を下ろし、真綿が敷き詰められた専用の箱に入れて御遷座です。

新本堂入仏(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲住職が先導して、門徒総代様方がご本尊を担います。

新本堂入仏(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲若林仏具さんによりご安置される。

新本堂入仏(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ご本尊がご安置されました。上卓はこれからです。

新本堂入仏(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲お荘厳が整い入仏法要をお勤めいたしました。住職一人しか写っていませんが反対側に衆徒の倉上さんがいます。外陣には総代さん方が参拝しています。

新本堂入仏(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲法要後内陣見学です。

新本堂入仏(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲新本堂入仏の記念写真です。経本をじかに置いている総代がいます、すみません。

新本堂入仏(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲法要後総代の方々とお祝いの宴席にまいりました。


2012/12/7 門柱据え直し

門柱(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲工事中工事車両の通行の関係で一時撤去されていた左側門柱を据え直します。

門柱(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲下から積み上げていきます。

門柱(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一番上に犬のような(何だか詳細は不明です)石像が載り完成です。

門柱(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲全体像です。


2012/12/5から 金紙貼り

金紙(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲内陣の金紙貼り。施工は京表具の「橋本光巌堂」さんです。金紙貼りは下地の上に2枚和紙を貼って、その上に金紙を貼ります。

金紙(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲右側の白い部分は二枚目の和紙が貼られたところです。

金紙(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲来迎壁も金紙が貼られます。和紙を貼るには刷毛が使われています。

金紙(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲きれいに金紙が貼られました。金紙の重ね幅は4分です。

金紙(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲金紙を貼り終えると、四分一(しぶいち)という黒い桟木を四方につけます。黒で縁取りされるとしまります。

金紙(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲四分一を近くで見るとこうなっています。

金紙(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲来迎柱上部に巻下げ(彩色模様)をつけます。巻下げは和紙に彩色模様を描いたものを貼ります。型を取ります。

金紙(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲彩色模様が付いたところです。これは後門側から撮った、後ろ側です。


2012/11/24頃 来迎柱金箔押し作業

金箔(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲漆のうえに金箔を押していきます。施工は「林漆工研究社」さんです。

金箔(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲右側の来迎柱は作業終わりました。

金箔(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲来迎柱の箔押しが終わり養生されてしまいました。金柱は見えません。

金箔(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲脇壇の漆も仕上がりました。黒く艶があるので回りが写り込んでいます。脇壇の上面は拭き漆仕上げになります。


2012/10/24頃 内陣うるし作業

うるし塗り(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲漆を塗る前に節などを取り、埋木をします。

うるし塗り(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲漆道具です。

うるし塗り(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂来迎柱二本は金箔彩色をするので漆を塗ります。後門側から撮った写真です。

うるし塗り(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲脇壇と余間も漆仕上げです。黒いところ以外は白木のままです。


2012/10/14頃  二階

2階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂外陣にはカーペットが敷かれ、建具が入りました。

2階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂後門の戸です。後門に戸がないイメージでしたが設計図をよく見ると最初から戸がある設計でした。ここに戸が有る無しは両方あるようです。図面はよく見ましょう

2階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲後堂の水場です。旧本堂はこれがなかったので坊守のたっての望みでした。華瓶が入るようにシンクを深くしました。

2階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲内陣の襖は建築仕事で発注しましたが、引き手だけは仏具を使いました。

2階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲後堂の漆喰壁の下塗りまでできました。ここは天井高が低いのに現場で気が付いて高く変更しました。

2階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲後堂にある照明、換気扇のスイッチです。覚えられるでしょうか。

2階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲外陣には旧本堂で使われていた昭和初期の器具を掃除し使っています。電球は蛍光灯に変更です。

2階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲これも旧本堂余間にあった照明です。そのまま余間に使いました。こちらも電球を蛍光灯に変更です。


2012/10/14頃  一階

一階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階台所。家庭用ガスレンジと業務用の混合レイアウト。ガスレンジの魚焼器無しがないので、付いてきた。

一階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階ホールの間仕切り壁。防音式ではない。クロスがまだ張られてないとき。

一階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階ホールの仏壇スペース。内側には金紙が張られている。

一階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲建具が入ってきました。ガラスどのように見えますが、アクリル板ワーロンです。

一階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階ホールは天井裏スペース少ないので、天井にエアコンが入りません。壁面をへこまして中に入れてます。横にドレーン排水のポンプアップ器が着きます。

一階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲検査の日程が発表されました。


2012/10/4頃  二階火灯窓とベランダ欄楯

火灯窓と欄楯(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階ベランダの欄楯の親柱に乗る怪物。デザインは京都西本願寺伝道院にいる怪物を参考にしました。

火灯窓と欄楯(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲地上から見上げるとこんな感じです。左右にあります。

火灯窓と欄楯(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲正面から入り口あたりから見上げると緑に映えてきれいです。

火灯窓と欄楯(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ベランダに面した火灯窓です。大きな木枠が付いています。

火灯窓と欄楯(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲木枠はいくつかのパーツに分かれていて組み立てられています。

火灯窓と欄楯(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲木枠が黒く塗られ完成です。窓ガラスサッシは鉄製のオーダーです。窓は四角い部分が観音開きします。


2012/9/20から  内陣床張り

内陣床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲内陣の床張り。

内陣床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲後門付近の床張りです。


2012/9/20頃から  一階玄関回り石工事

一階玄関石工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階玄関内バーナー仕上げの白御影石G603の石敷きです。土足です。

一階玄関石工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階ホール入り口両側の壁は磨きだし砂岩を張り合わせ、幾何学模様を作りました。9/22に張りました。

一階玄関石工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階正面入り口ドアを囲む額縁的な彫刻を施した石です。築地本願寺事務所入り口の装飾を参考にしました。

一階玄関石工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲額縁の角はこうなっています。石は錆石です。

一階玄関石工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲正面ドアの内側です。彫刻はありません。

一階玄関石工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲水平部分の石は金属棒で躯体に吊ってあります。


2012/9/12頃から  二階天井

二階天井(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階階段ホール天井です。躯体の外屋が傾斜しているので天井板に曲線をつけます。

二階天井(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂後堂の天井です。天井高を高くとっています。

二階天井(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂外陣の天井を作るのに足場を作りました。

二階天井(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲完成した外陣の格天井です。採光用の天窓があります。

二階天井(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂内陣と余間の間には旧本堂の欄間を使いました。

二階天井(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲余間の格天井です。

二階天井(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲天井裏に旧本堂の相輪をそのまま入れ、永久保存です。今度これを発見するのは誰になるでしょうか。

二階天井(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲内陣の織り上げ格天井です。黒く見える穴は換気ダクトです。


2012/9/4  置き床

置き床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階本堂の後堂床下、床が張られる前の状態。ガス管、配水管が走っています。

置き床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲AWAJIプレフロアNシリーズ乾式遮音二重床システムと箱に書いてあります。

置き床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲置き床材は少し隙間を作りながら置かれていきます。

置き床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲置き床材です


2012/9/1  一階トイレ

一階トイレ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲トイレの床は置き床です。壁は石膏ボード。いろいろなものを取り付けるための木材の下地が張られています。石膏ボードにはビスが効かないため。

一階トイレ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ここは多目的トイレブース。手すりなど取り付け用の下地が入っています。

一階トイレ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲タイルが貼られました。ピンク基調は女子トイレです。

一階トイレ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲トイレブースが取り付られた男子トイレ。タイルの基調はブルーです。手前のドアは掃除用具入れです。


2012/8/21  法輪の取り付け

法輪取り付け(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲旧本堂の正面にあった白い法輪を修復し新本堂に取り付けました。これは旧本堂の写真。懐かしいです。

法輪取り付け(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲法輪は鉄筋入りのコンクリート製でした。割れているところがあったので田中技塗さんに補修していただきました。これは接着剤を塗っているところです。

法輪取り付け(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲1階玄関先の軒先天井にとりつけます。コンクリートなので重そうです。

法輪取り付け(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲取り付けは軒先から出したボルトにナット止めです。ボンドだけでは心配ですから。


2012/8/14〜  工事いろいろ

鉄扉塗装(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲7/23。鉄扉の色が決定し塗装されました。何回も色を作り直してようやくこの色が出ました。いい色です。

石膏ボード(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲8/8。一階では壁になる石膏ボードが取り付けられています。防水型と普通の2種類があります。

雨樋(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲8/10。銅製の雨樋がつきました。今は美しいですがすぐに黒くなります。

和室天井(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲6/23撮影。一階和室の天井。この上は二階トイレです。配管が複雑になっています。トイレの排水音がもれるか?


2012/8/14〜  階段

階段(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階本堂に上がる階段。手すりはインド・サンチーの欄楯を思わせる装飾です。かまぼこ状の所には金属製飾りが入ります。

階段(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲階段の親柱。欄楯を受ける切り込みが見えます。

階段(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲沢山の材料で組み立てられて行きます。

階段(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲階段踏板の裏側。このように組まれています。踏板は集成材です。

階段(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲欄楯が二階に上がったところに隙間が出来ました。象が顔を出したように彫刻を作ってもらいました。

階段(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲この彫刻のデザインは先代の住職が作った白象の貯金箱に由来します。先代の面影を残しました。


2012/8/14〜  内陣木工事

内陣(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲折上げ格天井の材料が来ました。格調高いです

内陣(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲火灯窓内側の材料です。曲線に合わせてきれいに仕上げられています。

内陣(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲外陣回りの長押です。これも長いのでまん中で吊っています。

内陣(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲余間壇です。聖徳太子さんをご安置するところです。地袋の奥行きがたっぷりあります。

内陣(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲後堂。後ろ姿は佐々木棟梁。脚立いらづの身長です。

内陣(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲木鼻が付きました。

内陣(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲後門付近。仮床が張られました。

内陣(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲後門の土台から上です。下から土台、大引き、根太、仮床の順です。


2012/7/24〜  内陣木工事

内陣欄楯(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲7/24撮影。来迎柱に取り付けられる木鼻。

内陣欄楯(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲7/27撮影。内陣正面丸柱が組み上がりました。欄間が付く中央部は天井躯体からターンバックルを介して吊られています。

内陣欄楯(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ターンバックルで吊られています。

内陣欄楯(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲丸柱と土台です。

内陣欄楯(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲吉野桧の丸柱。基部に割れがでました。無垢材を楽しみましょう。

内陣欄楯(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲丸柱塔頂部です。ここにも割れが出ました。後で埋木をして仕上げます。


2012/8/8  ベランダ欄楯

内陣(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ベランダ欄楯も田中技塗さんのプレキャストコンクリートです。

欄楯(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲パーツが沢山あるので組み立てが大変です。

欄楯(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ベランダ正面の飾り物です。まん中は蓮弁(ロータス)です。

欄楯(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲欄楯に囲まれたベランダ。左右にあります。

欄楯(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲右側の渦巻き模様を追加しました。住職のデザインです。

欄楯(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲正面の飾り物の裏が寂しかったので、円模様を追加しました。これも住職のデザインです。


2012/7/29 玄関石柱組み物取り付け

玄関石柱(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲正面玄関石柱上部組み物んp取り付け。せっかく作った彫り物に穴を空けてナットで止めます。

玄関石柱(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲石柱の心は鉄パイプです。これ石で囲み石柱になります。

玄関石柱(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲中にはいる鉄パイプ。

玄関石柱(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲梁の関係で取られた彫刻。残念。


2012/7/24  風鐸(ふうたく)修復

風鐸(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲旧本堂の軒先にあった風鐸を修復し取り付けました。

風鐸(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲錆を取り再塗装するとき、昭和33年5月の刻字がありました。これは旧本堂の落成慶讃法要の日です。

風鐸(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲風鐸を寄進してくださった方々の名前が刻字されていました。榊原ハル子さんです。

風鐸(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲こちらは喜多村辰雄さん。

風鐸(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲こちらは荒井照太郎さん。

風鐸(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲こちらは石井信二さん。

風鐸(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲こちらは白川秀さん(先々代の坊守)。

 


2012/8/10  外壁洗い出し仕上げ

洗い出し(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階外壁は洗い出し仕上げになります。下地を先ず塗ります

洗い出し(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲種石とモルタル、石灰を混ぜたものを塗り、おさえてから水でモルタルを流し、種石が表面に出てきます。

洗い出し(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲目地はこれから仕上げます。

洗い出し(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲モルタルに小さな穴が出来てます。修復可能なのでしょうか。


2012/7/18  2階本堂丸柱工事

本堂丸柱(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲7/17、本堂内陣に使う桧丸柱が到着しました。

本堂丸柱(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲クレーンで二階から搬入します。

本堂丸柱(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲複雑に加工された丸柱頭部です。

本堂丸柱(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲電動ウインチで引き上げながら組み立てていきます。

本堂丸柱(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲土台が回りその上に柱です。

本堂丸柱(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲まん中の二本が来迎柱といって、この柱の前に須弥壇、宮殿を置いてご本尊をご安置します。

本堂丸柱(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲コンクリートの上に土台です。

本堂丸柱(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲土台とコンクリートの間は高さ調整で、木片が挟まっています。この木片が全荷重を支えています。面で支えた方が良さそうなんですがこれで良いんだそうです。


2012/7/18  一階木工事

一階木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階仏壇上部、八角柱、回り縁、天井材の取りあい。

一階木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲トイレ以外の各部屋の床は置き床になります。置き床の部屋外周部分の集成材。

一階木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階は下足部分が多いので、戸の敷居は御影石です。

一階木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲回り縁に使った洋桜材の断面。

一階木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲作りつけの下駄箱です。

一階木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲地袋の中です。ここに放送機材が入ります。スピーカーコードなどが集中してここに出てきます。

一階木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階和室です。ここは畳になります。

一階木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階寺務所です。もう置き床が完成しました。


2012/7/12  本堂ライトアップ

ライトアップ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲6/25にライトアップのテストを行いました。ひかりの角度をご近所の迷惑にならないよう調節しました。

ライトアップ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲足場が取れライトアップが始まりました。井の頭線からよく見えます。

ライトアップ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲井の頭線側、本堂の裏はライトアップするとこのように見えます。

ライトアップ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ライトアップに使う機具はオーデリック社製エクステリアテクニカルライトOG044108型です。1灯80W×2です。


2012/7/14  2階外壁吹きつけ

二階吹きつけ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階の外壁は吹きつけ仕上げです。まず、下塗りをします。

二階吹きつけ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲組み物のところも下塗りをします。

二階吹きつけ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲吹きつけが終わるとこのようになります。わかりにくいですが、細工があるところは平らなところより吹きつけ材の目が細かいです。

二階吹きつけ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲細工物が吹きつけでつぶれないように細かい材を使います。

二階吹きつけ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲擬宝珠も吹き付けられました。屋根には養生シートが掛けられています。

二階吹きつけ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲吹きつけを近くで見ると、このような配色になっています。


2012/7/14  屋根工事

屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲屋根工事は6月中旬から始まりました。これはドームに使う銅板です。施工は小野工業さんです。

屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ドームに銅板は張られていきます。曲線部なのでカラーステンレス(0.4mm厚使用です)は硬くて作業性が悪いため銅板になりました。

屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ドームの銅板葺きが完成しました。光り輝いていますがすぐに退色して光らなくなります。尖塔も付きました。

屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本屋根はカラーステンレス葺きです。

屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲外屋のカラーステンレスの接続部です。複雑に曲げてあります

屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲何か穴が開いているようですが、中に入った水が抜けるためにもこの方が良いのだそうです。

屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲天窓はこのように付いています。屋根よりかなり突出させて取り付けられています。

屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲尖塔の取り付けです。基壇部に蓮弁をあしらったので径が大きくなりました。取り付け部分のコンクリートを少し盛りました。


2012/7/10  1階木工事

1階木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲6/25、青森から材木が届きました。ある程度加工されてきます。

1階木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲回り縁の取り付けは足場を組んで作業します。一本が長いので作業が大変です。

1階木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲内部造作の木部の鉄骨との接続は木片を介してビスで固定されます。

1階木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲回り縁です。三つの部材で構成され、曲線部もあるのでかなり重厚な造りです。銀色のレールは間仕切り壁が吊されるものです。

1階木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲正面入るとこの額縁のあるドアが迎えます。ここも重厚です。

1階木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階の仏壇です。

1階木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階仏壇の八角柱の基部です。

1階木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階間仕切り、壁下地は軽量鉄骨で構成されています。天井にはエアコンなどの配管、配線が走ります。


2012/6/23  二階窓枠取り付け

二階窓枠(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂二階はがらんどうです。天窓にはブルーシートが掛けられているので青いひかりが入ってきてます。

二階窓枠(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲金属製特注窓枠です。この火灯窓の枠やさんの曲線はかなり計算されたものです。下の四角い部分は観音開きにしました。

二階窓枠(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ベランダに出るドアの枠です。

二階窓枠(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲スラブ床から出ている鉄筋に溶接固定されています。


2012/6/21  ペディメント到着・取り付け

ペディメント取り付け(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲正法寺本堂正面のペディメントの蓮弁まわりにつける細工ものが到着しました。初期設計のなかったものです。蓮弁の回りがさみしいので追加です。

ペディメント取り付け(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲取りつけるとこんな感じです。みごとです。

ペディメント取り付け(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲アーチの両側基部の飾り物です。複雑な曲線の連続です。

ペディメント取り付け(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲柱頭の組み物も付きました。


2012/6/20  北上工務店材木検査

北上工務店(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲正法寺本堂木工事担当の北上工務店さんへ材木検査に行きました。場所は青森県三戸郡五戸町です。新幹線では八戸駅下車です。広々とした作業場です。

北上工務店(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲正法寺本堂の材木になってくださる原木の加工前の姿です。年輪が見えます。ありがたいことです。

北上工務店(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲図面を見ながら加工のチェックです。

北上工務店(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲洋桜(アフリカ産の赤系材木のようです)の材です。ちなみに桜ではありません

北上工務店(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲桧の腰板です。

北上工務店(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲吉野桧の長押です。

北上工務店(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂の丸柱です。芯持ちの吉野桧です。加工前なのでまだ角があります。

北上工務店(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂丸柱になる桧です。桧の良い香りがしています。


2012/6/9  株式会社田中技塗見学

田中技塗(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲正法寺本堂外装の要、プレキャストコンクリートのペデュメントや柱の組み物の製作担当の田中技塗さんを見学視察しました。まさに制作中でした。

田中技塗(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲形の違うこてが沢山あります。自作したこてや、油絵用のペインティングナイフも使っていました。

田中技塗(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲完成した組み物です。

田中技塗(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲こちらも組み物です。

田中技塗(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲正面ペデュメントの意匠の接写です。微妙な凹凸にこだわっています。

田中技塗(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲組み物の接写です。

田中技塗(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲伊豆の入江長八もビックリの職人技です。

田中技塗(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲築地本願寺の写真を参考にしながらの仕事です。

田中技塗(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ほぼ完成の正面ペデュメント。まん中の蓮弁は先に寺にいってます。

田中技塗(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲見学視察団で記念撮影。前列右側が田中技塗さんの職人頭川崎さん。


2012/6/1  本堂内部工事

本堂一階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂一階のまじきり工事が始まりました。ガス管、水道管の工事も始まりました。

本堂一階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲なんとエレベーターがもう付きました。三菱日立ホームエレベーター 社製です。三菱と日立のホームエレベーター部門が統合した会社です。

本堂一階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲天井裏の排気ダクトです。

本堂一階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂外陣のエアコンが付きました。天井カセット式エアコンです。


2012/5/27  本堂上棟式

上棟式(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂上棟式のお荘厳です。本堂一階部分で執り行いました。

上棟式(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲読経の後参列者全員にお焼香をしていただきました。鉄筋コンクリートの上棟式なので、引き綱も槌打ちもありません。言うならば上棟奉告法要です。

上棟式(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲建築委員会(総代世話人会)で記念撮影です。

上棟式(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲こちらは建築業者関係の記念撮影です。

上棟式(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲上棟式の祝宴です。まず住職の挨拶です。住職の右は松井建設会長、左は構造設計の阿部透先生。

上棟式(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲乾杯の発声は筆頭門徒総代、鹿野さんです。青い作業服は現場所長の通称ホーリーの堀内さんです。


2012/5/27  屋根工事

屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲外屋の屋根ができました。

屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂外陣屋根には天窓が付きます

屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲銅の雨樋です。今は光ってますがすぐに黒くなります。

屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲カラーステンレス0.4o厚です。厚いステンレスです。かこうがしにくいそうです。

屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ドームの防水シートです。

屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ドームの下部には銅が使われています。屋根が葺き始まりました。


2012/5/25  ドーム木工事

ドーム木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ペディメント背部にドームを作ります。曲線の木材を使います。

ドーム木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲骨組みの上に細く切った材木をしならせながら打ち付けていきます。この段階だとまるで鳩小屋のようです。

ドーム木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ドームの中です。

ドーム木工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲東側ドームです。都心方向が望めます。


2012/5/23  伊東忠太の建築作品見学会

伊東忠太(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲正法寺新本堂のデザインの基本になっている伊東忠太デザインを確認すべく、伊東作品の見学会を建築関係者でしました。これは一橋大学兼松講堂。インド仏教建築のモチーフがふんだんに取り入れられている。

伊東忠太(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲これはホテルオークラの大倉集古館。インド建築ではない。

伊東忠太(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ここは両国の東京都慰霊堂(旧名震災記念堂)。内部に興味深い怪物の像がある。

伊東忠太(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲兼松講堂の装飾。東インドオリッサ州の仏教遺跡に類型がある。

伊東忠太(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲兼松講堂にエントランス。アーチに細密な装飾が彫られている。

伊東忠太(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲兼松講堂ではないが一。橋大学図書館の軒にある怪物

伊東忠太(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲東京都慰霊堂の軒先にある鳥。何の鳥か不明。

伊東忠太(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲東京都慰霊堂にある復興記念館、軒先の怪物。石造の怪物は一部欠けている。


2012/5/22  プレキャストコンクリート取り付け

PC取り付け(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ペディメントにプレキャストコンクリートの装飾が付きました。見事な出来です。築地本願寺を実測したかいがあります。

PC取り付け(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ペディメントの頂き付近。彫りの深さが素晴らしい陰影を産んでいます。

PC取り付け(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ペディメントのアーチ部下部の曲線のおさまり。

PC取り付け(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂屋上の高欄・擬宝珠

PC取り付け(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲擬宝珠の頭は別物です

PC取り付け(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲擬宝珠の頭が付くところ


2012/5/22  本堂棟札

本堂棟札(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲5/27の上棟式に使う棟札を書きました。書院の棟札には前坊守の名前がありましたが、これにはありません。

本堂棟札(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲棟札の裏には建築委員会の正法寺総代世話人の名前と設計事務所、建設会社、仏具納入会社、協力会社の名前を書かせていただきました。少し墨が薄かったようです。


2012/5/22  ペディメント材到着

ペディメント到着(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲屋根の上の蓮の花のペディメントが着ました。PC(プレキャストコンクリート)製です。全部手作業で作られたものです。製作は築地本願寺も手がけている田中技塗さんです。

ペディメント到着(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲蓮弁は大物です。これは分割され、中は発泡スチロールで軽量化されています。

ペディメント到着(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲擬宝珠のあたまです。

補修仕上げ工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲軒先が仕上がってきました。この先に風鐸が付きます。

補修仕上げ工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲PC製の蓮弁や蓮の花はここに付きます。

補修仕上げ工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲全体写真です。


2012/5/21  ウレタン断熱吹きつけ

サッシ取り付け(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲躯体にサッシ枠が付き木枠も付きました

サッシ取り付け(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲和室のサッシはもう障子の溝が切ってあります。

ウレタン断熱(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲外部に接しているコンクリート壁に断熱ウレタンが吹き付けられました。

ウレタン断熱(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲所々に木が付いていますが、これは内装材が付くところだそうです。この木はボンドでコンクリート壁に付けてあります。


2012/5/16  下屋根工事

2階ALCボード(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲2階にALCボードの壁があります。軽量化でしょうか。

後日、構造設計担当の阿部先生からこれは軽量化のためではない旨のご説明がありました。「壁で強度が確保される場合でも、平面上、つりあいよく配置されていないとなりません。良くない位置に壁が配置されていると水平力作用時に水平力の中心(重心)と壁やフレームによる抵抗力の中心がずれてしまい、建物が地震時に平面的に少し回転するという弊害を生みます。このようなことから、書院の側の壁は構造計画上では欲しくない壁でした。ALC壁はフレームに止められていますが、ある程度変形するように作られていて、水平力を全く負担しないよう考えられています。このような理由でALC壁となりました。」ということです。難しいですね

下屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲大工さんが来て屋根工事が始まりました。まずは下屋根を作ります。

下屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲この方が今回の大工の棟梁です。青森県の北上工務店さんの佐々木さんです。

下屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲電話でどこかと連絡を取っています。屋根まで上がってしまうと携帯電話が便利です。

下屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ペディメントの裏側の部材です。クレーンで屋根材と一緒に屋根まで上げましたがまだ使いません。

下屋根工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲防水シートが張られました。ここから先は屋根やさんの仕事です。

 


2012/4/26  2階型枠はずし

型枠取り二階屋根(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階本堂の屋根の型枠を支えていたサポートは明かり取りの天窓から屋上に出され、クレーンでつり出されます。屋上までは人力です。

型枠取り二階屋根(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ペディメント(妻飾り)の型枠が外されました。きれいな曲線が現れました。

型枠取り二階屋根(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲内陣から外陣方向を見た2階の本堂部分です。型枠やサポートがはずされました。火灯窓の曲線が美しいです。

型枠取り二階屋根(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲大雨が降りました。コンクリート屋根の継ぎ目から雨漏りがしました。黒いところです。後から補修をします。


2012/4/8〜 型枠はずし ペディメント型枠

二階屋根(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲コンクリートも強度が出てきたので、パイプサポートが外されました。これは一階ホールになるところです。階段室も見えます。

二階屋根(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階の本堂の火灯窓の造形が出てきました。素晴らしい出来です。

二階屋根(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂屋根まわりの型枠が外されました。

二階屋根(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲天空にそびえる、ペディメントの足場です。かなり高い位置になります。

二階屋根(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂の軒下の造形です。コンクリートでここまで作り上げてきます。

二階屋根(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂屋根のペディメントの型枠がつきました。大きさがわかってきました。

 


2012/4/1〜 2階中央部 屋根型枠配筋 コンクリート打設

二階屋根配筋(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階の本堂屋根の配筋です。傾斜がついています。

二階屋根配筋(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲同じく二階の本堂屋根の配筋です。配筋ピッチは10センチで、二重になっています。天窓の切り欠きがわかります。

二階屋根配筋(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲コンクリートが打たれました。傾斜のついた屋根が見えてきました。この上に木で屋根を組み、カラーステンレスで葺きます。

二階屋根配筋(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階屋根の内側です。傾斜のついた型枠でパイプサポートで強度が出るまで支持されています。


2012/3/11〜 2階天井型枠

二階型枠(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階の天井部分の型枠です。どんどん出来上がってきます。

二階型枠(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲曲線の型枠でだいたいの形が出来上がってきます。

二階型枠(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲曲線部分の型枠です。

二階型枠(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階天井から二階の床を見おろしたところです。ここは本堂になります。


2012/2/17〜 2階床球体スラブ

球体スラブ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階の床は球体スラブといって、発泡の球体を敷き詰めその間にコンクリートを打っていきます。

球体スラブ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲床一面に球体を敷き詰めます。軽量化と強度アップに貢献するそうです。

球体スラブ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲だいぶ敷き詰められました。

球体スラブ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲きれいに敷き詰められた球体。

球体スラブ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲コンクリートを打ちます。

球体スラブ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲球体の上にコンクリートが敷き詰められました。もう球体は見えません。この上に二階の壁、柱、天井の型枠が組まれます。


2012/1/17〜 1階型枠建て込み

型枠建て込み(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲型枠の材料がトラックに乗って来ました。

型枠建て込み(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階の壁配筋と型枠の立込です。1/24日です雪が積もっています。

型枠建て込み(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲内側から見た一階正面の入り口部分です。

型枠建て込み(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階奥の厨房部分です。勝手口が見えます。

型枠建て込み(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲足場に上がって見おろすとこのように見えます。

型枠建て込み(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階の床の型枠を支える柱が沢山は入りました。

型枠建て込み(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階の床の型枠を建て込みます。型枠を支える金属の単管が並べられます。

型枠建て込み(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲単管の上に型枠が敷かれました。ここにコンクリートが打たれることになるのでしょう。


2012/1/17 墨出し・柱配筋

墨出し(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲スラブ床が固まったら墨出しです。後ろに型枠が来ています。

柱配筋(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲柱配筋です。縦の鉄筋に横方向の鉄筋を巻いていきます。横方向の鉄筋はつながっていて、螺旋状になっています。

柱配筋(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲縦方向の鉄筋は溶接され、二階まで伸びていきます。施工は佐藤ガス圧接工業さん。

柱配筋(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲縦鉄筋に横方向の鉄筋が巻かれていったところです。


2012/1/14 スラブ床生コン打設

スラブ床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ミキサー車が来る度に生コンの検査です。

スラブ床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲検査結果です。生コンの温度は12度です。

スラブ床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲生コン打設開始です。ポンプ車で圧送してならしていきます。

スラブ床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲打設中です。

スラブ床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲生コンが入ったあとは仕上げていきます。手前の機械でならしたあと、手作業でならしていきます。この日は夜遅くまで照明をつけての作業でした。

スラブ床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲仕上がったスラブ床です。


2012/1/12 基礎配筋

基礎配筋(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲2012年1月10日〜11日ご本山の親鸞聖人750回大遠忌御正当にお参りして帰りましたら、基礎配筋が出来上がっていました。2重になっています。

基礎配筋(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲柱のまわりの配筋です。


2012/1/7 湿気止めシート

湿気止め(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲2012年のお正月はこんな感じで過ごしました。埋め戻した土の上に砂利を敷き、転圧しました。転圧機が見えます。

湿気止め(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲構造床のスラブ筋を作る前に湿気止めビニールシートを張りました。今年の仕事始めです。

湿気止め(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲北風が吹き寒い日の作業になりました。シートが飛ばないように鉄筋で重しがしてあります。

湿気止め(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲1月10日からスラブ筋工事が始まり、床面一面に鉄筋が編み目のように入ります。


2011/12/28 基礎埋め戻し・完成

基礎完成(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲基礎の型枠がはずされたところに埋め土をします。

基礎完成(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲大量の土が搬入されます。

基礎完成(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲シャベルカーで各マスごとに土を入れていきます。

基礎完成(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲入れた土をならします

基礎完成(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲地中に空洞が出来ないように水を含ませ流し込み、締めていきます。寒い時期なので作業は大変です。

基礎完成(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲最後に砂利をまいて、てん圧して出来上がりです。今年は12月28日で作業終了です。


2011/12/20 型枠解体

型枠解体(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲基礎の型枠がはずされます

型枠解体(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲型枠がすっかりはずされました。下側を支えている枠ははずさず、このまま埋めます。

型枠解体(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲フーチンです。とても大きなコンクリートの塊になりました。

型枠解体(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲新書院に面した所です。このあたりにエレベーターが付きます。


2011/12/17 基礎コンクリート打設

基礎コンクリート(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲生コンの圧送車が来ました

基礎コンクリート(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲型枠が完成しています。生コンを入れる前に水で洗います

基礎コンクリート(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲鋼管杭2本のフーチンの鉄筋です。

基礎コンクリート(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲先ずはフーチンから生コンが入りました

基礎コンクリート(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲フーチンの上の基礎に生コンが入りました。

基礎コンクリート(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲12月17日は夜9時ころまで作業が行われ一日で基礎コンクリートの打設が終わりました。これは12/20の写真


2011/12月中旬 基礎配筋

基礎配筋j(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲地中の鉄筋が乗る台です。

基礎配筋j(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲足場が組まれました

基礎配筋j(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲鋼管杭3本のフーチン(基礎)です。

基礎配筋j(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ここは杭2本のフーチンです。

基礎配筋j(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲基礎配筋がだいぶできました

基礎配筋j(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲フーチンの配筋です。


2011/11/26 杭頭補強

柱頭補強(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲支持地盤まで入って止まった杭の頭を切ります。バーナーで切っていきます。

柱頭補強(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲杭の切断位置をマークしていきます。ゲージは段ボール製の簡単(?)な物のようです。

柱頭補強(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲杭頭補強のゲージです。柱によって掛かる荷重が違うので、A補強とB補強の2種類の補強があります。
Aは19o径の鉄筋13本です。Bは16oが12本です。

柱頭補強(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲この10番杭にはD19と書いてあります。A補強です。

柱頭補強(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲鉄筋を1本1本溶接していきます。杭は27本あるので、全部で330本くらい溶接します。根気のいる作業です。

柱頭補強(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲仕上がった溶接面です。建物の荷重がかかる大切なところです。


2011/11/25 墨出し

墨出し(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲すてコンの上に黄色でフーチンの位置を、赤で柱の位置を書いていきます。

墨出し(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一段上には横鉄筋の位置が青で書かれていきました。フーチンとは英語で ”footing” と書きます。基礎と言う意味です。


2011/11/24 すてコン打設

すてコン(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲すてコンが打たれた翌日25日の写真です。たっぷりとコンクリートが打たれたようです。5センチはあるでしょうか。

すてコン(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ここは3本杭のところです。

すてコン(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ここは1本杭のところです。

すてコン(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲打設の翌朝の写真です。朝なので色温度が低く写真が青くなってしまいました。


2011/11/19 根切り

根切り(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲11月19日の根切りです。雨が降っていたのでほこりが立たずに助かりました。

根切り(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲書院雨水の浸透管が出てきました。作ったばかりですがやり直しです。

根切り(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲鋼管杭の上が本堂躯体の柱になります。1本の柱に対して鋼管杭が3本のところと、2本のところと、1本のところがあります。白く見えるのは砂利です。

根切り(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲根切りが終わりました。結構な深さまで掘りました。現場所長曰く、「建物のコンクリートより基礎のコンクリートの方が多いです」。11月24日にステコン打設です。


2011/11/15  杭打ち始まる

杭打ち(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲杭打ちが始まりました。全部で27本打ちます。工法は旭化成建材のEAZET(イーゼット)鋼管杭工法です。

杭打ち(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲鋼管杭(炭素鋼管です)が届きました。

杭打ち(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲鋼管杭は一ヶ所に2本つなげて入れます。
規格STK400の外径267.4o×厚さ8o管を下杭、STK490の外径267.4o×厚さ12.7o管を上杭に使います。

杭打ち(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲杭の先端には螺旋状の羽根がついている。杭を回しながら押していくと螺旋の効果で杭がしずしずと(音はします)潜っていく。

杭打ち(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲杭打ち車で杭が持ち上げられていきます。

杭打ち(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲杭の位置決めです。簡単な(?)ゲージで測ります。

杭打ち(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲杭が潜っていく瞬間です。

杭打ち(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲杭は2本つなげて貫入します。これは2本目です。2本で20m以上だと思います。

杭打ち(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲1本目と2本目接続です。溶接してつなげる工法もあるようですが、正法寺の場合はボルトナットで締め付けます

杭打ち(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲書院の鉄骨組みに使ったハイテンションSSボルトのようです。一次締め時に白ペンでマークして、二次締めをします。締め付けが規程トルクになるとテールチップが取れます。

杭打ち(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲2本目の杭がどんどん入っていきます。

杭打ち(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲杭打ち終了です。完全貫入されたところです。


2011/10月28日 起工式

本堂起工式(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲10月28日本堂の起工式です。書院の起工式と同じ次第で執り行いました。

本堂起工式(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲起工式出席者で記念撮影です。今回は松井建設会長、松井角平さんが出席です(前列左はし)。

本堂起工式のスライドショーです


2011/10月下旬 墨出し

本堂墨だし(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂の解体が終わり本堂跡地が更地になりました。新書院の2階から撮っています。

本堂墨だし(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂の墨出し工事です。本堂を建築する正確な場所を測量していきます。業者は(有)竹田建測さんです。

本堂墨だし(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂を解体したら基礎下から大きな石が出てきました。自然石です。自然石は重機でも硬くて砕けないので、そのまままた基礎下に埋めることになりました。

本堂墨だし(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲起工式の準備のため砂が敷かれました。さんかくの盛り砂は鍬入れをする砂山です。ここにテントを張って起工式をします。


2011/10月下旬  本堂解体終盤

本堂解体(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂の相輪と法輪がとり外されました。相輪は使えないかもしれませんが、法輪は新しい本堂のどこかに付けようと思います

本堂解体(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂が重機によって噛みくだかれていきます。

本堂解体(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲重機によるかみかみが進み、本堂一番後ろの壁に差しかかってきました。

本堂解体(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲鉄骨はバーナーで焼き切っていきます。

本堂解体(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲コンクリートの中から出てきた鉄筋。表面にギザギザの筋がない鉄筋です。

本堂解体(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲10/20、コンクリートガラになった本堂。跡形もありません。これをトラックで運び出し、更地にします。


2011/10/4  本堂解体が始まる−先ずは木部の手壊し−

本堂解体(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲10月3日、本堂に仮囲いがつき、4日より手作業による解体が始まりました。この日から本堂内は土足になりました。

本堂解体(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲解体はみるみる進み、正法寺のシンボル的建造物の渡り廊下も解体されていきました。

本堂解体(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂内です。すでに内陣の木部は取り外され、天井の解体にかかっています。硝子戸や後堂の扉ももうありません。

本堂解体(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂の床下です。昭和33年の築なのでいたって簡単な土台です。今の建築基準ではとうてい合格しません。

本堂解体(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲外から見た解体中の本堂です。廃材がトラックで搬出されていきます。それにしても良い天気。

本堂解体(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲天井がすべて取り外された本堂内部です。コンクリートの屋根裏が見えます。電気配線用に材木がついていました。名実ともにがらんどう。


2011/9/15  お仏具の搬出

仏具搬出(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲お遷仏のあとはお仏具の搬出です。京都で金箔の押し直しなどお化粧直しを致します。

仏具搬出(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲たくさんの仏具が下ろされてきました。

仏具搬出(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲阿弥陀如来をご安置していたお厨子も京都でお化粧直しです。

仏具搬出(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲お厨子の下の須弥壇(しゅみだん)も分解されました。

仏具搬出(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲日通のコンテナで京都まで行きます。まずはトラックで東京貨物ターミナル、東京(タ)まで行きます。2台です。

仏具搬出(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲コンテナの中はこんな感じです。お仏具の入った段ボール箱のむこうにお厨子の屋根が見えます。

仏具搬出(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲コンテナの荷票。品川の東京貨物ターミナル、東京(タ)発で京都市梅小路の「京都貨物駅」までJR貨物で行きます。

仏具搬出(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲すべてのお仏具がなくなった本堂内部。お厨子や掛け軸の跡が歴史を感じます。はだか電球の明かりがうら寂しい。

仏具搬出(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲本堂閉門のご挨拶です。

 

 


 本堂着工遷座法要(2011年9月15日)

本堂着工式(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

2011年9月15日着工式の荘厳です。この日をもって昭和33年落成からの53年間の歴史を閉じます。これが最後のお荘厳です

本堂着工式(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲寺族、総代、建築関係者の皆さんと一緒に現本堂最後のお勤めをさせていただきました。

本堂着工式(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲着工式に参列した皆さんで記念撮影です。住職と坊守、総代、望月設計事務所、松井建設、若林仏具の皆さんです。

本堂着工式(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲お勤めが終わると早速御遷座です。ご本尊の奉持は若林仏具店の方です。

本堂着工式(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲遷座されたご本尊、阿弥陀如来。新本堂が出来る来年の暮れ頃まで、書院の床の間を仮本堂として使います。

本堂着工式(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲お荘厳が整い、お勤めをさせていただきました。このあと瓔珞などのお飾りもくわえられ仮本堂ではありますが良いお仏壇になりました。


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