伏見山正法寺 書院新築工事 写真帳

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2010年からの書院新築工事のご報告


2011/9月  書院完成

書院完成(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲仮本堂にするまえに一度、床の間をしつらえてみました。

書院完成(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲書院一階の廊下です。サッシの向こうに松の木と柿の木が見えます。

書院完成(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲1階和室には和室用高座椅子を用意しました。正法寺の看板犬が左隅に写り混んでいます。

書院完成(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階廊下です。旧書院の方を見たところです。上の写真とは反対向きです。

書院完成(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲外観です。東側墓地側から見たところです。

書院完成(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲北側外観です。一階の大きな開口部が特徴的です。


2011/8  仕上げ

仕上げ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲8月に入ると内装の仕上げ工事です。すっかり出来上がりました。電気や空調のテストが始まります。

仕上げ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲内階段もクロス張りが終わり仕上がりました。壁面の飾り棚は追加工事で1つ7千円でした。

仕上げ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲1階和室の障子には、旧書院で使われていたガラスを使いました。このガラスは表面が波打っている古いものです。

仕上げ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲襖の敷居には、1ミリ厚の竹の皮が張られ、滑りが良くしてあります。

仕上げ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階玄関のタイルも仕上がりました。

仕上げ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲アンテナは外観上、既存建物に付けました。もうVHFアンテナは要りません。UHFアンテナ2本付けです。1本は東京タワー、もう一本は横浜のランドマークに向いています。お陰でTVK(テレビ神奈川)がよく見えます。


2011/8  床の間

床の間(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲内装の木工事はみるみる進み。天井板も長押も入りました。

床の間(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲床の間、床脇の工事も進んでいます。床脇の木材は栂の一枚板。仕上げは拭き漆仕上げ。良い木目が出ました。

床の間(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲和室を椅子席で使うことも考えて地袋の高さは畳面より少し上がっています。

床の間(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲床脇の違い棚です。取り付ける前にそりの調整をしましたが、やはり無垢材は動きます。落ち着いてから調整します。

床の間(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲見事に納まった床脇。出書院の障子、欄間、地袋の板戸は昭和4年築の旧書院のものをそのまま使いました。

床の間(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲床の間は幅4mくらいあります。床の間の畳は1枚では無理なので3分割です。軸も大きなものが懸けられます。

 


 2階テラス

テラス(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階の南側のテラスです。基本設計では金属のグレーチングでしたがウッドデッキに変更しました。

テラス(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲外に張り出した躯体の鉄骨にウッドデッキが張られ、手すりは鉄骨にボルトナットで固定されていますが、ゆれたのです。

テラス(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲手すりが揺れるので裏側を見ました。原因は張り出したH型鋼の先に横方向に付いているC型鋼が手すりに寄りかかった力で、ねじれてゆれていました。

テラス(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲張り出しはH鋼です。H型鋼の下に補強財を入れることになりました。

テラス(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲なぜかテラスにあるガス湯沸かしの上に室外灯が。これは場所変更になりました。

テラス(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲テラスから見た南側。南側は墓地なので大きな建物が建つことはありません。素晴らしい開放感です。


2011年7月 置き床設置

置き床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階の床はコンクリートスラブの上に淡路技建製の置き床が設置されえます。

置き床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲わずかな床下にはガスや水道の配管が通ります。アジャスターで高さの調節をします。

置き床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲置き床は根太、置き床、フローリング材の順番です。壁際にはアジャスターがありません。

置き床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲壁際の根太に使われる積層材です。

置き床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲壁際はアジャスターが無く積層材で作られた根太で支持しています。積層材は中国の福慶木業有限公司製です。

置き床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲置き床の上にはフローリング材が敷かれます。

置き床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲置き床に使うボンドです。

置き床(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲置き床の職人さんは2人で、ご夫婦でした。1日の仕事が終わるときれいに現場が整理されていました。ヘルメットも仲良く並んでいます。


2011年7月の外観と二階

外観(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲6月の末に仮囲いのシートと足場が撤去され外観がお目見えしました。

(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲排気ダクトです。シルファー社製、防風薄型フード・排気用

▲給気ダクトです。排気用より編み目が細かい。
シルファー社製、
防風薄型フード・給気用

1階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲ダクトの内側です。奥に見えるバタフライ式の羽根は防火ダンパーです。熱を感じて自動的に閉まります。

(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲階段がだいぶ出来ました。裏側です。階段踏み板の支持は構造用集成材です

(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲階段には巾木がつきます。大変手間がかかっています。

(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲階段踏み板と支持材の関係です。

(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階玄関のたたきの下地です。タイルの接着剤が着きやすいようにコンクリートに凹みを付けました。

(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階テラスの支持鉄骨です。中で躯体の鉄骨につながっています。テラスの先に支柱のない片持ちカンチ式です。

(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階は押入の中まで巾木が付きます。


2011年7月の1階工事

1階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲鉄骨と柱の接続部分です。挟んで固定してあります。

1階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲こちらも柱と鉄骨の接続部分。鉄骨にねじを打っていることはありません。

1階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲既存建物との間に防火シャッターがつきます。これが閉まるときは火事の時だそうです。常時開です。

1階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階広間2間の間に出来る飾り棚。まん中に鉄骨が通っています。

▲廊下がフローリング材で仕上がっていきます。

1階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲サッシは耐火仕様のシーリング材で仕上げられました。


2011年6月の1階工事

1階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲一階の部屋、床の間まわりの柱です。良い香りがします。

1階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲床の間まわりの造作です。書院が完成するとここが仮本堂になります。

1階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲床の間横を通る2階の排水と1階の空調設備の管。

1階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲二階の配水管設備が1階から作業します。

1階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲階段です。段板は集合材です。指持材は段板の左右と中央に入ります。28ミリの構造用合板です。

1階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲トイレ前のもの入れです。良くできてます。

1階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲1階厨房をチェックする坊守。食器棚をどうするか採寸、考え中です。左の開口部は既存建物へ行く扉です。

1階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

▲厨房下、床下の配管です。暗くてよくわかりませんが100ミリ径のパイプが使われています。


2011年6月の二階工事

二階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

二階の玄関まわりです。土間の部分ですが排水口がありません。既存建物の玄関は排水口があるので玄関は水で流すのが当たり前でしたが、ここはだめです。

二階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

天井板がつきました。この部屋だけが桧の一枚板です。

二階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

部屋から廊下方向を見たところです。廊下まわりの下地は石膏ボードです。廊下天井の断熱材が見えます。

二階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

天吊り式のエアコンが付きました。

二階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

設備関係の配管です。赤がお湯、水色が水、グレーがガス、薄茶は給湯器の電気配線だったか?

二階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

廊下天井に屋根裏点検口が付きました。


2011年6月 瓦工事

鬼瓦(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

屋根の上に付く鬼瓦です。鬼瓦と言っても鬼面ではありません。浄土真宗では魔よけ、災難除けを祈念することはないので。まん中の紋章は白川家の家紋「備前蝶」です。

鬼瓦(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

裏書きをしました。6月14日はこの瓦が屋根に載った日です。

瓦工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

今回は屋根の頂上につける、のし瓦だけの工事です。

瓦工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

まず、鬼瓦からついていきました。

瓦工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

もちろん手作業での工事です。

瓦工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

きれいに出来ました。裏書きが表にちょっと見えてしまいました。

瓦工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

屋根の中央付近です。きれいです。

瓦工事(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

懸魚が付きました。正法寺は京都伏見の出で、山号が「伏見山」なので、京都の桂離宮と同じ切懸魚にしました。桂離宮の六葉は金箔が押されているようですが、拙寺はまだ白木。そのうち金にしようと思います。


2011年6月 本堂階段柱頭につかう動物たち

柱頭の象(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

象です。

柱頭の牛(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

これは牛。角がかけています。梱包の甘さから運搬中に割れたものと思います。さすが中国。

柱頭の共命鳥(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

これは共命鳥。お経に出てくる双頭の鳥です。中国の石窟寺院の時代には人面鳥になっていますが、インドやボロブドゥールあたりでは鳥です。

 

牛と象の彫刻は築地本願寺の本堂入り口から階下に行く階段の柱頭をモデルにしました。共命鳥は住職がインドから将来したものをモデルに作ってもらいました。

本堂の工事はまだ先ですが、中国に発注したところ早々に出来上がってきました。これらは格安で出来ました。


2011年6月 外壁タイル材の張り付け

外壁タイル(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

タイル材が搬入されました。

全国安全週間(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

ALCボードに下地モルタルが塗られ、白から灰色になりました。
6月から安全週間だそうです。

下地モルタル(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

これも下地です。

マリストワン(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺) 

タイル材を接着する強力接着剤です。コニシ製です。

タイル張り付け(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

タイルが貼られていきます。

タイル張り付け(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

外階段とALC板の隙間はシーリング材で埋められています。

吹きつけ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

二階外壁は吹きつけ塗装になります。吹きつけが終わったところです。

雨樋(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

雨樋は必要なところだけにしました。雨樋がない方が軒先のラインがきれいに見えるのだそうです

ポリサルファイド(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

タイルの目地材です。ALCボードの継ぎ目はこれを使います。ALCボードが動いたとき追従する材料だそうです。

目地(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

他の目地材と色が違うのでALCボードの継ぎ目がよくわかります。


2011年5月 2階の間仕切り造作

二階の間仕切り(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

間仕切りが出来てきました。

二階の天井裏(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

屋根裏です。躯体の鉄骨があります。電気工事も始まっています。

ユニットバス(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

風呂場がまっ先に付きました。

サッシです(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺) 

サッシが付きました。鉄骨に溶接されて固定されています。

 


2011年5月 1階床

一階の根太(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

上棟式の時は仮床を敷いていました。正式に床を張っていきます

断熱材(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

フローリングや廊下には断熱材が入ります。畳の部屋には入りません。

書院の一階(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

床の張ってあるところは厨房、トイレなどが出来ます。手前は畳敷きの座敷です。

断熱材(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺) 

断熱材です。

 


2011年5月 カラーステンレス葺き

カラーステンレス葺き(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

カラーステンレス葺きが完成間近です。

カラーステンレス、外屋(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

一階外屋の屋根も葺き終わりましたが、二階の足場が載っかっています。へこまないんでしょうか。

から−ステンレス葺き(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

きれいな曲線が出来上がっています。小野工業所さんさすが!

組みあわせ(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺) 

ステンレス板はこのように組み合わされています。0.04mm厚のステンレス材なので硬くて加工が大変そうでした。


2011年5月14日書院上棟式

書院の棟札(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

書院天井裏に掲げる棟札書きです。これも住職の仕事。原寸の下書きを作ったのですが、予定通り字が納まりませんでした。

書院上棟式挨拶(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

建築現場の書院一階に仏壇をしつらえて勤行のあと、挨拶をさせていただきました。

書院上棟式記念撮影(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

出席者一同の記念写真です。
設計監理の望月敬生建築設計室、施工の松井建設の方々、協力会社の大工の北上工務店、鉄骨の湊工業所、屋根の
小野工業所、電気の中尾電設、設備の白石工業方々です。

書院上棟式「宴」(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺) 

式典の後の宴です。この時外は明るいですが宴は暗くなるまで続きました。

 


2011年5月連休明け

土台、大引き(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

一階床下です。土台、大引きの工事です。

二階はフリーフロアー(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

二階の床はコンクリート土台の上に置き床(フリーフロアー)式です。

軒先(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

カラーステンレス材の屋根葺きがはじまりました。
先ずは軒先からです

アスファルトルーフィングサ材(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺) 

野地板の上にアスファルトルーフィング材が敷かれその上に屋根葺きです

 


2011年4月27日の二階本屋根工事です

シートで覆われました(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

本屋根の妻と破風のところです。

シートで覆われました(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

棟から軒先です。野地板は15o厚の杉材です。

シートで覆われました(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

木工事と鉄骨のかねあいの所です。白いのはALCの」外壁材です。

シートで覆われました(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺) 

下から見た小屋組です。落下物のためにネットが張ってあります。


2011年4月20日、木工事がはじまりました。先ずは下屋です

シートで覆われました(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

建築現場がシートで覆われました。社名の入ったシートは必須です。この風景が井の頭線から見えます。

継ぎ手(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

木工事が始まりました。外屋の継ぎ手です。

北上工務店(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

木工事は青森の北上工務店さんのチームです。写真には写っていませんが5人チームです。

継ぎ手(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺) 

継ぎ手です。上の写真の材木とつながります。

外屋(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

下屋の骨組みが出来上がりました。

外屋の軒先(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

下屋の軒先がゆるいカーブになっています。


2011年4月16日

4/16の定例打合会

外壁タイル色決め(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

定例打ち合わせは技術的専門的打ち合わせが設計側と施工側で行われます。外壁タイルの色決めでようやく施主の出番です。右に決まりました。

屋根カラーステンレス色決め(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

屋根のカラーステンレスの色決めもありました。緑青色になりました。

定例打ち合わせ軽食(世田谷区 浄土真宗本願寺派正法寺)

打ち合わせが終わると軽食(?)を戴くのが定例です。

 


2011年4月中旬

2階床面コンクリート・ALC外壁材取り付け

二階床面工事(世田谷区正法寺)

二階の床面です。この金属板を一面に敷き、生コンを入れます。

二階床面工事(世田谷区正法寺)

二階の床面を一階から見た図。一面に金属板が貼られました。

二階床面配筋工事(世田谷区正法寺)

生コンを入れる前に鉄筋をはります。携帯をおいてみました。配筋ピッチは基礎ほど小さくありません。

二階床面コンクリート打設終了(世田谷区正法寺)

生コンが入りました。一面コンクリート床になりました。とても堅牢です。

住友金属鉱山シボレックス三重工場製ALC外壁材

外壁材、ALCボード(軽量気泡コンクリート)。厚さ125ミリです。
シボレックスミエの文字がみえます。住友金属鉱山シボレックス三重工場製であることがうかがえます。

住友金属鉱山シボレックス三重ALC取り付け

ALCボードはみるみる組み上がっていきます。開口部は窓やサッシがつくところです。

住友金属鉱山シボレックス三重ALC取り付け

ALCボード基部の取り付け部分。

住友金属鉱山シボレックス三重ALC取り付け

ALCボードが着いた外観。建物らしくなってきました。


2011年4月7日

ベースパッククラウド(無収縮モルタル)充填 

ベースパッククラウド

鉄骨建て方が終わっても鉄骨基部は前に作ったベースパッククラウドのお饅頭の上に乗っているだけです。基礎と鉄骨基部の間にクラウドを充填していきます。

ベースパッククラウド

型枠を作ってクラウドを基部の下全体に充填します。クラウドは座金の丸い穴から充填します。座金の裏側にザグリがありそこを通り、ボルト径と鉄柱の穴径の遊びの隙間から下に流れ込むのだそうです。

ベースパッククラウド

クラウド充填量の確認は、全量入ると他の穴から吹き出てくるのでこれが目安だそうです。ナットもダブルで本締めされています。

ベースパッククラウド

これはクラウドの強度テストをするテストピースです。会社に持って帰ってテストするそうです。

ベースパッククラウド

4/8、型枠をはずしたところ。うまく入っています。こちらは太い柱。

ベースパッククラウド

4/8、型枠をはずしました。こちらは細い柱。
4月8日はお釈迦さまのお誕生日「花まつり」です


2011年3月30日から

鉄骨建て方です
 

MR-130R

クレーン車が登場です。加藤製作所製MR-130R型13トンラフタークレーンです。四輪駆動、四輪ステアなので狭い所に入っていけます。

tadano 16トンクレーン

もう一台のクレーン車。これはタダノ社製16トンクレーン。

鉄骨建て方(正法寺)

2台のクレーンで鉄骨を搬入、組み付けていきます。

鉄骨建て方(正法寺)

記念すべき1本目の鉄骨の取り付け。

鉄骨建て方(正法寺)

みるみる鉄骨が建っていきます。

鉄骨建て方(正法寺)

梁も出来上がってきました。

鉄骨建て方(正法寺)

二階の床です。この上に生コンを入れて床面になります。

鉄骨建て方 住友製SSハイテンションボルト(正法寺)

鉄骨の接続はボルトナットで締め付けていきます。これはまだ本締め前です。白ペンでマークしてあります。

鉄骨建て方 この工法はインパクトレンチを使わないので静かで速い(正法寺)

本締め後のボルトナット。ナットが白ペンマークの位置から回っています。規程トルクで締め付けられると専用レンチのインナーソケットが反転してボルトのテールチップを切ります。

鉄骨建て方終了

鉄骨建て方がほぼ完成しました。この後2011/4/7検査があって合格しました。


2011年3月26日

鉄骨製品検査に行きました
 

千葉県白井市 湊工業所 (正法寺)

千葉県白井市の湊工業所さんに行きました。電車は東武線高柳駅で降ります。

湊工業所にて

鉄骨の長さやをチェックします。青いヘルメットが湊工業所の湊さん。白が構造設計の阿部さん。

湊工業所にて 鉄骨1Ca2です 正法寺

鉄骨の基部ですベースパックにねじ止めされます。

正法寺 湊工業所にて記念撮影

記念撮影です。左から設計の平さん、構造の阿部さん、
住職、設計の望月さん、松井建設の堀内所長

正法寺 超音波探傷器で検査です

第三者検査をお願いした「SEC」の堤さん。超音波探傷検査をします。溶接の健全性を超音波で調べます。

正法寺 KrautkramerUSM35X

これが超音波探傷器、KrautkramerUSM35X。

正法寺 階段の溶接 湊工業所にて

外階段はまだ制作中でした。ハンマーでたたきながら位置決めをしていました。

正法寺 溶接 湊工業所にて

溶接の瞬間です。まともに見てはいけません。


2011年3月15日

ベースパックの位置決め用ターンバックルを取ります
 

正法寺 ターンバックルを取ります 日立工機  H41SA型

ターンバックルが基礎コンクリートに潜っていいるので、電動ハンマー(日立工機製 H41SA型か?)ではつって取っています。

正法寺 ターンバックルが取りはずされました

ターンバックルが取り外されました。基礎コンクリートをはつったところがくぼみました。

ターンバックルが取りはずされました 正法寺

ベースパックの上部鉄板が取り外されました。コードリールは電動ハンマーの電源。

正法寺 ターンバックルが取り外されました

きれいに掃除されました。

ベースパッククラウド 正法寺

ベースパッククラウドという無収縮のモルタルを盛ります。この上に鉄骨がのります。ターンバックルを取るときに開いた穴も埋められました。

足場です 正法寺

鉄骨組み立ての時溶接があります。
火花がお隣に行かないように養生シートを張りました。


2011年3月

新書院の屋根と既存書院の屋根が干渉するので少し切りました


正法寺 軒先を切ります

足場が組まれました。出っ張った軒の部分を切ります。

正法寺 瓦2列

瓦2列を取りました

カッターで切ります

軒先をカッターで切ります。

作業終了

作業終了。雨が入らないように丁寧に養生してくれました。

柿の新芽

新書院の建築で伐採を免れた柿の木ですが根をだいぶ切りました。新芽が出るか心配していましたがこのように新芽が
ふくらんできました。

たくましい新芽

門柱あたりもだいぶ掘り返しましたが、たくましいことに新芽が出てきました。


2011年2月下旬〜3月

基礎立ち上がり型枠からコンクリートの打設

立ち上がり基礎の配筋を囲むように型枠が造られ、コンクリートが流し込まれます


ベースパックまわりの立ち上がり型枠

ベースパックまわりの型枠です。オレンジのスペーサーが見えます

立ち上がり基礎の型枠

鉄筋と型枠が美しく出来ました

単管による型枠の補強

型枠を鉄パイプ単管でコンクリート圧に備えます

単管を斜めに入れて補強

斜めにも単管を入れて補強します。

生コンの検査

3/1、コンクリートの打設です。いつもの通り生コンの検査です

バイブレーターで振動を与えながら生コンを型枠に入れていきます。

流し込み開始です。生コン打設の日はいつも冷たい雨が降ります

正法寺の書院建設現場

表面をこてでならします。基礎の中に雨水が溜まっています。

ポンプで雨水の排水

コンクリートの乾燥待ち。雨水をポンプで排水します。

型枠の取り外し

型枠の取り外しです。

基礎がきれいに出来ました

基礎が出来上がりました

ベースパックまわりの仕上がり

 ベースパックまわりの仕上がりです

基礎まわりの埋め戻し

雨の中、基礎の外側の埋め戻しです。泥がぐちゃぐちゃです。


2011年2月

配筋から耐圧コンンクリート打設

すてコンが入ったあとは鉄筋を入れます。鉄骨造の柱のベースから取り付けて、
縦横に鉄筋を敷き詰め、耐圧コンクリートを入れます


ベースパック

鉄骨造の柱のベースパックがボルト止めされました

鉄筋が張り巡らされていきます

水平面は二重に鉄筋が張られました。下段の配筋は75o間隔です

柱のベースと鉄筋はターンバックルを溶接して固定されています

2/21、耐圧コンクリートの打設です。先ず生コンの検査です

流し込み開始です。生コンホースを持つ人、厚さを測る人、
高周波バイブレーターで生コンをならす人、こてでならす人

最後の所です

もうすぐ終了です。水平面の鉄筋はコンクリートの中になりました。


2011年2月2日

すてコン打設

いよいよ基礎工事がはじまりました。まずはすてコンを入れます。


生コンをミキサー車から圧送します

ホースから生コンが出てきます

きれいに平にならしていきます

ほぼならし終わりました


2011年1月下旬ころ

植栽の整理、コンクリート打設前

起工式のあと、基礎の打設に向け樹木の整理をしました。だいたいの樹木は伐採でした。救われたのは、赤松二本、柿(甘柿です)、キンモクセイ、サワラなどです。苦労したのは池の解体です。コンクリートで造った池なので池底の厚みもあり、石も4トン級の巨石がありました。とても搬出することは出来ず、また庭石として境内で使うことになり、一時邪魔にならないところに移動しました。これですら大変な作業でした。敷地は大きく掘られてん圧して平らになりました。


重機で池を壊しています

正面の赤松2本とその間の柿は救われました

基礎を掘りながらならしていきます
 

結構な深さで掘りました。向こう側は臨寺の勝林寺さんです
 

本堂側です。ここ一面にコンクリートが入ります

向こう側、出っ張った所は外階段の基礎です


2011年1月10日

 起工式

2011年1月10日、更地になった書院の建築現場で起工式をとり行わせていただきました。テントを張ってお仏壇を設えて仏式の起工式です。正法寺総代世話人の皆様、望月設計室の皆様、松井建設の皆様の御出席をいただきました。



お仏壇 

起工式の開式を待ちます

勤行は住職、衆徒の倉上、長女の智慧

総代さん方と一緒に鍬入れです

門徒総代世話人さん方と記念撮影
仏式の起工式の様子は坊守のブログにも掲載していますので是非ご覧下さい。 

望月設計室、松井建設さん方と記念撮影


2010年11月26日ころから12月中旬まで

 書院の解体

書院の解体が始まりました。さっきまで座敷だったところが、この日を境に土足の工事現場になりました。



生かし取りです。使える建具は取っておきます。



畳をあげ、土足になりました。どんどん壊していきます。

瓦を手作業で下ろします。

壁が壊され向こう側が見えるようになりました。



ほとんど屋根がなくなりました。



松の木が切り倒されました。この幹は保存してます。



もうすぐ解体終了です。それにしても良い天気です。



12月15日、解体が終わり更地になりました


2010年11月24日

 敷石の撤去

着工のお勤めが終わりましたらすぐに工事が始まりました。先ずは敷石の撤去です。工事車両が出入りするので、荷重に耐えられるように敷石を撤去しアスファルト舗装にします。門柱も大型車が出入り出来るように片方を撤去します。



敷石の撤去



取り外された敷石と門柱の石。これらの石は石材店に保管されます

左側の門柱が取り外されます

最後はアスファルト包装です。工事用のゲートもつれられました。


2010/11/24  

着工のお勤め 

いよいよ着工です。着工と言っても先ずは解体です。解体前の書院床の間にご本尊を安置して今まで使わせていただいた感謝のお勤めをさせていただきました。この書院は昭和4年、築地から引っ越してきた当時のオリジナルの建物です。長きに亘ってありがとうございました。


床の間にご本尊をおかけしてお勤めです

出席者は坊守、前坊守、総代さん松井建設さん、
そしてヨークシャーの松と梅



松井建設さんのお焼香です



記念撮影


2010/10/10  

工事契約

 先の建築委員会での決定を受け、松井建設と工事契約をいたしました。契約の後、立て替える書院で一献かたむけました。


住職が契約書にサインをしているところです

解体される書院で懇親を深めました。


2010/9/26 

建築委員会(施工業者の決定)

 8月26日に3社より提出された見積書を望月設計室で精査していただきました。9月23日の責任役員会において精査の結果報告を受け、決定業者の内定をし、9月26日の建築委員会にはかり、全会一致で業者を決定いたしました。施工業者は松井建設に決まりました。



2010/9/1

鯉の引っ越し

いよいよ新築工事の準備に入ります。先ずは、書院建築によって撤去される池の鯉の引っ越しです。小西養鯉所に伺い移動用のビニール袋を用意しましたが、袋に元気な鯉を入れるのは大変な作業で、それをやめ、プラスチックのコンテナを水槽にしてそれに入れて移動しました。行き先は近所の築地本願寺和田堀廟所の池です。一回に3匹くらいしか水槽に入らないので何往復かして、15−6匹を引っ越しをしました。鯉たちは新しい池で元気に暮らしています。


鯉を捕まえたあとの排水中。疲労が隠せません。

排水後の池


2010/8/9

現地説明会

書院・本堂の建築業者を決めるのに、3社を指名して現地説明会をしました。合同ではなく時間をずらして、おのおの説明をして、図面を渡しました。この図面から見積をしていただきます。どの会社がどの位の金額でだしてくるか、まだわかりません。
見積書提出日は8月26日です。


設計図面を前に総代さん望月設計室のスタッフが集まりました

会社毎に設計図面の説明をしました。

 


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