Diary 2003/08
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08/01 猛省

7月は全然頑張れませんでした……(;´д⊂)
途中かなり忙しい週があったとはいえ、週に1回の更新ペースの言い訳にはなりません。
最近はめっきり「書きたいことがあって、書ける時は書く」というスタンスになってしまったものの気持ちの上ではなるべく更新したいというのがあるので、自分でも現状にはかなり不満だったり。
いっそゲームか会社をスパッと切れれば更新頻度上がるのかもですけど。
…………どうしよう(辞職届のフォーマットを考えつつ)

っていくらオレがバカとはいえ、さすがに職を捨ててまでサイト運営やエロゲに時間を割こうとは思わんのですが、8月はもうちょっと何とかするようにします。いや真面目に。

というわけで調子を戻すという意味も含めて、今日は適当に最近の自分的に注目度が高いニュースやらエロゲの感想でもダラダラと適当に。

まず「自分的に注目度が高いニュース」といえば何と言ってもこれ。



祝・「ワイルドアームズ」リメイク!


かの名作「ワイルドアームズ」がPS2に移植されるというニュース、これに尽きるでしょう。
このサイトを以前から見ている人なら知っているでしょうが、MU-6はこのシリーズが本当に好きで好きで……、ファンを自認する作品は数あれど「信者」を自認する作品は「ワイルドアームズ」シリーズ・「恋愛CHU!」「こみっくパーティー」の3本しかないというくらい好きなのですよ〜。

はいそこ、「ラインナップがすげえ微妙」とか言うな。殺すぞ?(本気の眼で)

とにかくそれくらい好きなシリーズの原点が、今のプラットホームで甦るわけでこれに期待するなという方が酷というもの。
発売日が決まったら、その週末は有休取って徹夜でプレイします(ぉぃ

WAシリーズが世間様でどの程度有名なのかは知らないのですけど、今やっても面白いと思うのでちょっとでも興味のある人は是非買ってやって下さい。
冬に出るPS2版でもいいですし、現在発売中のPSone Books版でもいいんで。


以下、WA1経験者にしか通じない内容で恐縮なんですけど追加要素はどうなるんでしょうね? 3人だったパーティが8人にってのはかなりの無茶だと思うんですが…。
残りの5人をMU-6なりに予想してみると

1.ジェーン
2.ゼット
3.エルミナ(ネタバレなので隠します)
あたりは確定だとして残り2人――要望がありそうなところだとブーメラン+ルシエドにPS2版の新キャラってところでしょうか?

個人的には何気に勇者の「トニーのお父さん」の参戦に期待したいですが(笑)
ラギュ・オ・ラギュラ倒してシェリフスターを手に入れた人だけが仲間にできるという。
――ってトニーのお父さん=いつかアンゴルモアと戦う勇者なんてネタ、何人がわかるんだか(^^;

で、WAの話はこれくらいにしてエロゲのお話。
ここ最近はずっと「お姉ちゃんの3乗」をプレイしてました。
一応現在、「年下お姉ちゃん」こと小鴨と「ツッコミお姉ちゃん」こと立夏はクリア済み。

ん〜、言いたいことというかダメなところを探せばそれこそ相変わらずいくらでも見つかるんですが、そういった小難しいことは後にして全体としての率直な感想。
面白いです。

前作の方が萌えるので、個人的なポイントは「秋桜」やや優勢なんですが、やっぱり何度読んでも竹井10日氏のテキストは笑えます。
「秋桜」の小説を見れば明らかなようにテキスト単体として見ると、相当ダメですがゲームという形態だと本領発揮。
相変わらずの主人公の無謀・無茶・無軌道ぶりがもう最高。
それこそ前作が好きな人なら迷わず買いです。
前作は未経験という人でも、荒唐無稽なドタバタコメディが好きな人なら、とりあえず満足できるんではないでしょうか。
選択肢が出る度に主人公の珍リアクション見たさにセーブ・ロードを繰り返してしまうことでしょう。

まあ下ネタがかなり多い(ヒロインが主人公に尿をかけて起こすのはいかがなものか)とか、主人公が甘やかされすぎてて最早ただのダメ人間とか、お姉ちゃんの甘やかしぶりがダダ甘を通り越して何か怖いとか人を選ぶ笑いなので一概にお笑いゲーが好きだからって薦められないっつー説もありますが(ぉぃ
それでもエロゲやってゲラゲラ笑いたいって層には迷わずオススメであります。
少なくとも同日に購入した「水夏お〜・157章」の2兆倍は面白いです(褒め言葉になってません)

あのゲームは日向裕羅に「腸管出血性大腸菌」って言葉を吐かせたいようなキ○ガイ以外は全く、少しも、壊滅的に面白さが見出せないからな…………予想通りなんだけどさ(´Д`;


――って話が逸れました。ベロ毒素とかそんな話は今はどうでもいいんです。
で、確かに全体通じて面白いし、特にギャグの冴えは例によって一級品なんですが、当然の如く難点ってのもあるわけで。
そっちも一応挙げておきますか。

1.相変わらずシステムがダメ風味

前作「秋桜の空に」はシステムのダメさでも一世を風靡したソフトでした。
修正パッチを当てた後、HDDが凄い勢いで唸った時の不安は今でも忘れられません(ぉ
「修正パッチのせいでオレのPCが大破した?」的な。
今回はその辺りの改善がなされているかも注目されていたわけですが――何か微妙。

いや、確かにメーカーの言うとおりの環境でやってれば特に不具合らしい不具合は出ないんですけどね。
でもね、ロードする度にデータ読み込みに5,6秒かかるのって十分ストレスになれる数字なんですよ(Pentium4-2.4GHz、メモリ512MB環境下での数字)。まして先述したように選択肢出る度にセーブ・ロード繰り返すようなゲームなら尚更。
あとね、光学式ドライブの中で1番若いドライブにCDを入れないと音が出ないは、死ぬほど動作が重くなるはってのはどうなのかな? とか。

別にこれが独自システムとかなら、半分諦めもつくんですよ。前作よりはマシだし。
でも見た感じ、明らかに汎用システムのNScripter使ってるんですよね(^^;
つまりこういうことですか?
Marronの手にかかれば汎用システムすらもヘボくなる、と?

…………誰でもいいので腕のいいスクリプタさん、力を貸してやってください。
単なるスクリプト書くのに、腕のいい悪いがどの程度関係するのか知りませんが。


2.相変わらずシリアスへの展開が下手風味(ネタバレ注意)

これは前作でも見られたことなので、もうライターさんの持病なんでしょうが。
ギャグの部分はいいんですが、シリアスな部分への繋ぎや伏線のバラし方がものすっっっっっっっっごく下手です(´Д`;

具体的にどれくらい下手かというと――そうですね。
今回だとシリアスな部分=3人のお姉ちゃんが主人公に対して抱いている秘めた想い、って具合になるのでしょうが、伏線は限りなくゼロに近いです。というかむしろゼロです。
その状況で語られる思い出ときたら




月にまで進出した超古代文明のコロニーでの思い出(´Д`;


かつて幸せになれなかった姉弟が別の時代で…っていうのは全然アリだと思うんですけど、もうちょっと何かこう。
元いた時代の設定なり伏線なり、ねえ?
突然「月面のコロニーが」とか言い出した時はお姉ちゃんか主人公かライターの気が触れたのかと思いましたデスヨ?(暴言)
まあ多分正解は3番なんですけど。


真面目な話、終盤まで続くドタバタノリが殺されてしまってるだけのような気が。
書けないなら書けないで無理に真面目な話書かんでいいよ。
まあ、さすがにここまで飛ばしてるのは1人だけで、もう1人クリアしたお姉ちゃんはもっと普通のネタ+多少は伏線も張られてましたけど……(^^;


3.狂ってるHシーン

これは個人的には全然気にならなかったのですが、人によってはダメかもなぁってことで。
「秋桜」の時も剃毛などかなりイカれたしたHシーンが話題になったものですが、今回はHシーンがさらにパワーアップ。主にエロ以外の方向で。

今のところクリアした2人のうち、片方はまだいいんですよ。
初めての相手に電極つけて感電させながらHするだけなんで。(だけ?)
もう1人の方――ぶっちゃけ先ほどのコロニーさん(ネタバレ防止のため仮名)――は本当に凄いです。
いくつものサイトが「狂ってる」「狂ってる」と連呼しているので、どれほどの物かと思っていたのですが…………なるほど、このHシーンを最も的確に、そして最も簡潔に表現している言葉です。

え〜っとですね、どう狂っているかというと。


生えます。

生えちゃいけないタイプのモノが。
少なくとも純愛ゲーでは生えちゃいけねえシロモノが。



主人公 に 触手 がニョキニョキと(´Д`;

死ぬほど笑いました。
もう何と言うか純愛ゲーで言い古された「Hシーンが唐突」とかそんな言葉が一瞬にして霞む1シーン。
人を選ぶのでダメな人は本気で怒り狂いそうなシーンですが、一見をオススメします。
……で、このHシーンはギャグなんですよね? ね?>竹井氏
もし本気で「これがオレなりのエロスです」と言うのであれば、尊敬に値します。プロのライターとしては終わってるかもですが。


ま、そんな感じで楽しんだりツッコミ入れたりしながら適当に進めてます。
シリアスな部分への繋ぎとか細かいことを云々しなければ、いいゲームかと。
とりあえず中途半端なのもアレなんで、頑張ってコンプしようとは思ってますです。
んじゃ今回はこんなところで。

08/08 えっちな小説でもご奉仕するにゃん!(ぉぃ

まずは告知から。
いよいよ長崎みなみおねいさんを筆頭としたイエローテイルの面々のライブが1週間後に迫ってまいりました。
不肖、わたくしMU-6も微力ながら盛り上げようと画策しております。
具体的にはコミケ初日に速攻でCD買って、コール案作り上げようとかそんなん。

コール作りのプロの方々には到底及ばないダメまった出来の物しか作れないかもですが、EFAさんあたりと協力して何とかライブには間に合わせる予定です。
で、そこで問題になるのが一体どれくらいの人に撒けばいいのか、ということ。
昨年9月のライブの時には70枚ほど製作して50枚強撒いたのですが、今回はどれくらい作って持っていけばいいのやら。
整理番号を参考にすれば100枚以上作るべきなんでしょうが……あんまり無駄に刷るのも嫌だしなぁ。う〜ん。

てなわけで参考までに無駄なやる気を持って参加する人がどれくらいいるのか反応を取りたいなと思います。
「オレ、ライブ参加しますですよ。すげえやる気ありますよ。やっちゅーロボとか飛びまくりですよ!」という熱い魂を持った方、一緒にバカになってくれる方、是非是非メールください。
とりあえずその人たちの分はコール表確実に刷って持っていくんで、一緒に群れて盛り上がりましょうや。

あ、いないとは思いますけど会場でMU-6に会ってみたいという奇特な方も、メールでもいただければ終了後にでもお会いできると思いますので、とりあえず一報くだされ。
多分終了後はハイになってるんで、退かせてしまう可能性大かもですが(^^;

で、話は大きく変わって。
ある日ラルフさんの日記を見ていたら、興味深い事が書かれていました。
なんと、あの星野ぴあす先生の新刊が発売されたというのです。
星野ぴあす先生といえば、シスプリを題材にした「美少女楽園 妹と少女たち」がネット上で大いに話題になった官能小説家。
そのニュースを見た瞬間、購入することを決意しました。
だってそうでしょう?

可憐に舐められるシーンで数え切れないくらいお世話になった身としては買わないわけにいきません(帰れ)


ただ購入するにあたって一つ私には障害がありました。
「シスプリ」「ウテナ」「プリティーサミー」など毎度元ネタがある、星野氏の作品ですが今回の元ネタは「東京ミュウミュウ」だというのです。
これには困りました。
「シスプリ」に関しては人並み程度の知識を持っていたから良かったですが、「ミュウミュウ」に関しては「石野神」という単語くらいしか知らないのです(マテ

ってさすがにそれはオーバーですが、実際アニメにしてもマンガにしても殆どまともに見たことがなかったのは事実。
果たしてそんな状態で二次創作(後に「二次創作」という先入観そのものが間違いだったとわかるのですが)を読んで楽しめるものでしょうか?
――――答えは断じて否。

そして、そうと決まればやるべきことは決まっています。

「東京ミュウミュウ」全巻買いましたともっ!(やけにいい笑顔で)
ビバ、大人買い。

かくして深夜まで読みふけっていっぱしの「ミュウミュウ」博士になったところで、ようやく本命であるところのエロ小説を読み始めることに。
……総額3500円相当のマドンナメイト文庫とか考えると、凄い高い買い物をしたような気が(´Д`;

てなわけで今回は「東京ミュウミュウ」と元ネタにした官能小説「私立T女学院 美少女調教クラブ」のお話です。
ただ、今回に関しては以前「美少女楽園」を取り上げた時のように、ストーリーに関する詳細を書くことはいたしません。
というのもお話の流れとしては副題の「美少女調教クラブ」という言葉のイメージ通りに、ミュウミュウな感じのお嬢さん方がある者は望んで、ある者はやむをえずクラブにやってきてエロロ〜ンなことをするっつーそれだけなんで。

やはり変身だのキメラアニマだのという展開はマドンナメイト文庫的にNGだったのでしょうか?(笑)

まあ、そんなわけなので今回はお話解説の方は無しで。

その代わりというわけでもないですが、「ミュウミュウ」と「T女学院」のキャラ比較でも載せておくことにいたしましょうか。


<間違いだらけの東京ミュウミュウ・T女学院早分かりキャラ紹介>

〜主要登場キャラ〜
・桃宮いちご(野々宮依紅子(いくこ)):石野神の作画がエロいと評判のメインヒロイン。事故でブチこまれたイリオモテヤマネコの遺伝子のせいで戦わされるは、ネコになるはでさんざんな目にあってる割にひねくれないのは立派。マンガの最後では光を発して、ラストバトルで傷ついた人やら物やらを全部修復しちゃう。「キン肉マン」が最後に使ったフェイスフラッシュと同じだね、というのは多分禁句。
「T女学院」では脇役の一人だが、なんかある意味すげえキャラに進化。
どう凄いキャラなのかは青山くんの項を参照。


・藍沢みんと(綾沢美帆):石野神の作画がエロ(略)高飛車お嬢様系ヒロイン。なんだか原作中ではあまり目立たないけど、ざくろに憧れてる描写があるので百合方面での活躍は期待できそう。攻めも受けも難なくこなすオールラウンドプレイヤーだ!(マテ
ちなみにエロ小説であるところの「T女学院」では見事主役の座をゲット。
やはりエロが天職だった模様。


メガネさん碧川れたす(南川礼菜):メガネさんなので素で名前を覚えていませんでした(ぉぃ
同じく原作作中ではほとんど目立たないけど(基本的にいちご以外は「その他大勢」なマンガなので)、目立たないのも納得なオドオドイジイジな娘さん。エロ同人だと絶対Mなタイプ。
ちなみに「T女学院」でもご多分に漏れずMな娘さんになっております。
公園で見知らぬ男性の相手をさせられていたところを、白金に拾われたのだとか。
原作でも一歩間違えたらそうなってそうなところが笑えません(´Д`;


・黄歩鈴(ユイリン):「インフェルノ」とかゴツい名前の割にゲル状物質で敵を捕縛する技しか使えない不思議さん。原作では例によってあまり目立たず。
「T女学院」では海外から密入国した挙句、親に売られ様々なテクニックを仕込まれた…という壮絶な生い立ちのキャラに。
――――海外キャラに不幸さをプラスしようとするとやはりそうなるのか(^^;


・藤原ざくろ(萩原沙紀):石野神(略)無口系ヒロイン。みんとに憧れられてたり、タレントだったりと色々ネタはある割に原作中ではあまり目立たなかった風味。
登場した直後はクールビューティなイメージだったり、武器が鞭だったりするのでエロ同人だとSなタイプなんじゃないかな〜とか思ったり。いや、しかしこういうのに限って案外(以下妄想が続くのでカット)
「T女学院」ではみんとさんの相手役としてSもMもこなす芸達者ぶりを発揮。
両方盛り込むとは星野ぴあす…………侮れぬわ!(黙れ)


・白金稜(白瀬翔):ミュウミュウの親玉。5人の女の子を問答無用で遺伝子改造しちゃったマッドさん。両親が死んじゃってたりして色々苦労はしてる模様。
正義の味方の親玉としての顔以外に「カフェミュウミュウ」という喫茶店のオーナーでもあったり。
というキャラだったのだが「T女学院」では割とどこにでもいる、いい人なんだか悪い人なんだか微妙な秘密クラブ「club MM」の経営者に。


・赤坂圭一郎(香坂景子):稜の秘書みたいなことをしている青年。「絶対稜と圭一郎は愛し合ってるのっ!」という腐女子のセリフが聞こえそうな、そんな雰囲気がプンプンと。
「T女学院」では景子という女教師になっていたので、「エロ小説でヤオらせるわけにもいかないもんなぁ」と思っていたのだが…………ラストのラストでとんでもない事実が発覚。
なんと景子は手術で胸を付けただけの男性だったのです!
(重度ネタバレ)


えええっっっ!( ̄□ ̄;)
と驚くこちらを尻目に翔と二人で始めちゃう景子さん。
ある意味作品に凄く忠実で、そこまで忠実であらんとする星野氏に正直感服しました。いや、本心から。


・青山雅也(若山くん):いちごの思い人。実はエイリアンの親玉で最後は世界を滅ぼそうとする困ったちゃん。だが、それより何より「いちごは僕の猫だから…」等の素敵セリフと共にすぐ首輪を付けようとする行為の方が危険。
おまわりさん、ここに、ここに変態がいますよっっっ!

「T女学院」でもいちごの彼として登場するが、いちご共々凄い存在に。
つーかぶっちゃけ青山くん、死んでます。
いちごさんを車から身を挺して庇った結果の事故で。
で、その死をいつまでも受け入れられず精神的にちょっと壊れてしまったいちごさんが、逃避行動として「青山くんの怪我の治療代を稼ぐために」とclub MMで働いているとゆー。
…………いちごさん、なんかすげえ痛いっス(´Д`;


まあこんな感じのキャラが、秘密クラブでメイド服やビザール製の服(多分ミュウミュウの戦闘服なんでしょうね^^;)に身を包んでHなことをしちゃう…というそんなお話ですと。
で、ここからは手短に感想だけ書きますが普通に出来はいいと思います。

個人的には「美少女楽園」の方がニヤリとできる部分が多かったので評価が高いのですが、「T女学院」も十分合格点だと思い間寸。
「ミュウミュウ」を知らなくても普通に官能小説として成立してるし(生々しい表現ですけど実用性も十分かと)、逆に知っていればちょっと別の角度の楽しみが生じるという。
買った時の私みたいに「東京ミュウミュウが元ネタの官能小説」と聞いて、二次創作的な物を期待すると肩透かしを食うかもしれませんが……。

てな感じで「ミュウミュウを元ネタにした」というよりは「ミュウミュウをモチーフにした」と言うのが正しい、そんな小説でございました。
キャラの描写・特徴なんかも基本的に原作通りという感じですし、下手な絵だけの同人誌を買うよりはいいんじゃないかと思ったり思わなかったり。


以上、実家で親と会話しつつ文章を打っている関係上まとまってませんが、今さらまとめる気力も湧かないのでこの辺。ほいでは〜。

08/15 いや、本当に大変だったんだってば(言い訳)

どうしてアメリカのゲーム機は全部デザインがゴツいですか?(挨拶)
やっぱりその辺が肉食人種の肉食人種たる由縁ですか。
本来的には子供のおもちゃなんだから(卒論書く時に調べた海外での売れ線タイトルを見てると、口が裂けてもそんなことは言えないのですが^^;)、もっと柔らかい雰囲気のデザインにしちゃえばいいのに。
あれじゃインテリアやAV機器の一種としても浮くだろ。


とそれはさておき、コミケに参加された皆様お疲れ様でございましたm(_ _)m
特に1日目の大雨の中、参加された方々は本当にお疲れっス。
MU-6さんも参加しましたが正直1日目のことは無かったことにしたいです(´Д`;
それくらい色々なことがあったよ……。

こういったイベント直後の恒例として、「どこそこのこれこれを買った」というのを書こうかとも思ったのですが、まとめてリンクを張るだけで数十分を要するのは目に見えているので、それは明日か明後日にでも一部感想なども交えつつ書こうと思います。
とりあえず買った物の種類と数だけ書き出すと

(個人ブース)
・同人誌……33冊
・音楽CD……19枚
・ゲーム(体験版含む)……8枚

(企業ブース)
CDを中心に7点ばかり

こんな感じで。
総額は企業でCDを複数枚買ってることもあり、正直考えたくありません(ぉぃ
いつもながらどうしてこんなに買ってしまったのか今頃になって首を捻ってみたり。
オレの知らないオレがいるよ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

前置きが長くなりましたが本題。
「なかったことにしたい」と書いたコミケ1日目のことを振り返ってみましょうか。

<8月15日・AM5:00>
正直なところ、私にとってこの日は決して「コミックマーケット64の初日」などではありませんでした。
8月15日、この日は私にとっては「おねいさんライブのある日」に過ぎません(ぉ
何しろこの日私が立てた購入計画はS・O・F・TブースのおねいさんCD一点のみ(ぉぃ
それ以外の買い物は全て友人に頼んで、自分は「やっちゅーロボ MEGAみなみん」を購入次第、EFAさんと合流→コール作成という流れを予定していました。
自分で言うのもアレですが、この人はちょっと頭がおかしいと思います。

さて、勝負の日の朝。
土砂降りの雨の中、電車に乗ってのんびりと一路有明に向かいます。
カバンの中には「いつでもどこでもコールを作れるように」と用意したポータブルCDプレイヤーとノートPC。万事抜かりありません。
新松戸駅ではこんな機会でもなければまず見られない20歳を超えて自分のことを「オレ」と呼ぶ痛い女子を生で見ることもできて、自分内部のテンションは上がるばかり。
そう、この時の私は今回のミッションの成功を誰よりも確信していました。
していましたとも。
この鬱陶しい雨ですら止むに違いないと半ば本気で思っていたほどです。

…………でも、もう少し思い出してみるべきでした。
そもそも今回の「おねいさん祭り」プロジェクトはつまづきばかりだったことを。
バカデカいフラワースタンドを贈る計画を立てたのに、ライブハウス側に「邪魔」の一言で片付けられたことを。
今にして思えば、その時から全ての歯車は狂っていたのかもしれません。


<AM10:00>
コミケ開始……はいいのですが、既に雨のせいで全身濡れ鼠なMU-6さん。
自然テンションは大盛り下がり。
だって靴はもう靴というよりむしろ水袋だし、なんか濡れて張り付いたシャツ経由でズボンを侵食した水がいつ下着を濡らし始めるか気が気じゃなく。
「おねいさんCD買って下着までグショグショに濡らす」って淫乱雌奴隷じゃあるまいし。
この頃になってようやく
「……自分はどうしておねいさんのCDのために、混雑必至のブースに並ぶんだろう?」
とか何とか人生の意味について考え始めました。
あと何日か早くその疑問を持て>オレ


<AM10:20>
「水入りペットボトル」などとゆー、この靴下を絞ればいくらでも給水可能な天気では全く魅力の無いオマケに惹かれて立ち寄ったTSUKASAでテレカだけ買った後、到着したS・O・F・Tブース。
信じられないくらい人が並んでおられます。
もうね、バカかと。アホかと。お前らそんなにステージイベントに参加したいのかと。
(\9000もするグッズを買うとステージイベントに参加できたのです)

このご時世に吉野家コピペを思い浮かべてしまうくらいビックリですよ。
……世の中、まだまだサーカスファンって多いんですね(^^;
ちなみに結局\9000のグッズは買わんでもイベントは見れたらしいんですけど、そのオチっていうのはどうなんですかね?
イベント目当てにグッズを買った人はただのミツグくんですか?(ぉぃ

まあ、そんなわけでグッズ大好きな曲芸儲の皆さんに巻き込まれて延々と並ぶことに。
団長、悪いことは言わない。購入物によって列をある程度分けるとか工夫してくれ。
SBPなんかはそうやって混雑を緩和してただろ?


<PM0:50>
2時間半に並ぶ死闘の末にCD購入。
何ヶ所も頼んだ友人の買い物はとっくに終わっていたので、彼ともどもEFAさんが待つ秋葉原へ移動。
さすがに雨の中、2時間半待たされると人間殺伐とするのか、途中ボクの横で団長が今日の売れ行きについてベラベラ無線で喋っていたのを見た時は素で殺ろうかと思ったりしたヨ☆

いやCDの委託を決めたのはSHHYの人だから、団長が悪いわけじゃないのはわかってるんですけどね……つい。


<PM2:30>
朝から何も食べていなかったので腹ごしらえだけしてEFAさんと合流。
早速コール作成を開始することに。
とりあえずCDに収録されている全3曲を一通り鑑賞。
結論として「ロボみなみん」のコール作成に全力を傾けることを決定。
つーか、他の曲はコールとか作れないタイプの曲なので。

お互いの思い描くコール案をEFAさん、名古屋の皇帝関西の狂犬(暴言)といったプロジェクトメンバーとぶつけ合いながら少しずつ完成形を模索していきます。
ある程度固まってきたところで歌詞も含めて一度打ち出しておこうということになり、おもむろに家から持ってきたノートPCを取り出すMU-6さん。

うなれ、オレのノートPC! 立ち上がれ、Word!
さあ、いざコールを打ち込まん!
……ってあれ?


PCのEnterキーが反応を示しませんよ?
ついでに言うとAとRとTとVも。
ぶっちゃけ日本語入力において重要な役割を果たすキーが4個ほどお亡くなりになっているようないないような。


…………(夢だと思いつつ再起動してみる)


カチッ  ――うん、見事なまでに無反応だね♪



オ、オレのYUKIMURA(識別名)がああああああっ!!(;´д⊂)

考えてみれば下着まで濡れかねない雨の中、ノートPCを持っていたら多少防水対策をしていたところで何かの異常が出ても全くおかしくないわけですが、見事にご臨終。
5月にマザボがイカれたばかりだというのに、何かとトラブルが絶えないヤツです。
まあ、そんなところがかわいいんですけどねーっ(バカ)
などと言っている余裕はこの時既に無く、目の前にあるのは「圧倒的に時間がない」という現実のみ。
歌詞カードにペンでコール案を書きなぐり、それをNeccaで打ち込んでプリントするという苦肉の策をとることを選びます。

え? 歌詞カードに直接文字を書いたりしていいのかって?
どうせもう1枚や2枚は買うからどうでもいいよ(マテ


<その後イベント開始まで>
その後は本気で思い出したくありません(´Д`;
EFAさんの書いた文を見てもらえるとわかりやすいのですが、Neccaでも渋谷のコンビニでも店員さんの対応が遅くて常にトラブル続きでした。
結局「ロボみなみん」のコールを50部用意するのが精一杯という体たらく。
本当に情けない限りです。
おめおめと顔を出すのが恥ずかしくてライブに行くのをやめようと何度思ったことか。

本当は「ロボみなみん」「メガみなみん」「絶叫おねいさん」を最低各100部くらいは用意しようと思っていたんですけど……あぅ。
絶対にいつかリベンジします。ええ絶対に。

<肝心のイベントはどうだったのよ?>
実のところ、おねいさんに集中しすぎてあまり覚えていない――というのが本音なんですが、それもあんまりな話なので適当に。
今回はイエローテイル所属の面々総出のイベントだったんですが、内容的には去年のヤンパンイベントとあまり大差なかったかもしれません(苦笑)

ただ唯一にして最大の違いとして、持ち歌比率が格段に増えていたことは書いておくべきでしょう。
ヤンパンイベントの時はぶっちゃけカラオケ大会でした(暴言)が、今回は自分で曲を書いた人・誰かに書いてもらった人含めて新人さんと思しき2名以外は何かしらの持ち歌を披露してました。
別にカラオケ大会はカラオケ大会で嫌いじゃないですけど、ファンの人にとっては本人の持ち歌が聞けた方が嬉しいかもですね。

んで、ここからは出演者の方ごとに独断と偏見でコメントを。

・和田カヨさん:ミケちゃんの頃しか知らない私としては、いつからこんなオバさんっぽい落ち着いた声を出すようになったのかとビックリ。歌は普通に上手かったんじゃないでしょうか、ハイ。この方に関しては「Choir」でスライムに襲われる主人公の妹役を演じていた頃から知っている男爵の人が語ってくれるはずです。むしろ語れ。

・堀池円さん:すみません、「パイレーツ・オブ・カリビアン」な格好をしてたことと普通に歌が上手かったことしか覚えてなかったりします。申し訳ないm(_ _)m
詳しくは抽選会でこの方のグッズを貰ったが書いてくれることでしょう…と思ったんですけど、書いてませんね。しょんぼり。

・雪野梨沙さん:新潟出身の関西人(本人談)な人。「イエローテイルの歌姫」と紹介されるだけあって、歌はかなり上手かったです。「Eyes on Me」は難しいのに、あれだけ歌いこなせるとはやるなぁ。

・小林眞紀さん:野川さくらと菊池志穂と「たかのんラジオ」に出演していた某レイヤーさんの声を足して3で割ったような声の方。一人足す必要のない方が混じっていますが気にしないでください(ぉぃ
なんか普通に萌えボイスで、真面目な話「それぞれの声優さんがラブレターを読んでくれる」というコーナーでは彼女が個人的に一番萌えでした。将来に期待〜。

・歌織さん:一人だけ顔出しなかったんですが仕様ですか?(マテ
私はその辺詳しくないんですけど、何か理由でもあるんですかね。

・じゅんにゃん:いつだって萌えボイス、それがじゅんにゃん。「がっちゅみりみり放送局」を宗教上の理由で聞かない私としては、それが確認できただけでも収穫。
(「宗教上の理由で」という文には何の意味もないので気にしないでください)
歌は大変微妙だと思いましたが、じゅんにゃん萌えの人に刺されそうな気がするので深く言及するのはやめておきます。

・おねいさん:やっぱり最高+  (´▽`)  + +
「おねいさん体操」で十分準備運動をした後で、「ロボみなみん」「メガみなみん」で大いに汗をかかせるという完璧な構成。
MU-6さんもやまなこライブ以来のいい汗をかかせていただきましたよっ!
(もう少し運動しましょう)
あまり数を配れなかったにもかかわらず、ある程度の人数の方がコールもやってくださったようで、そちらもありがたい限り。
同時に自分の不甲斐なさも再確認したわけでこの瞬間、今度行われる石丸のイベントへの参加を大決意。
リベンジマッチはもうちょっと頑張ります。

…つか石丸、チケット400枚は配りすぎだろ。イエローテイル全体のイベントでも250人も来てないというのに(^^;

・yozucaさん:多くの人にとってはこちらが本命だったかも。サーカスシークレットライブの頃の死体の山が懐かしく思えるほどの盛り上がりを見せてました。
さすがに本職の歌い手に本職のコール神たち。素質も育成も魂も違うのか。


まあ何だかんだで結構長くなってしまいましたが、楽しいイベントでした。
出演者の中に好きな人がいれば、十分行く価値ありだったのではないかと。
(yozucaさんは最後だけの出演だったので、彼女のファンは微妙かもですが)
少なくとも自分的には、自分のダメさ加減以外は大満足でした、まる
以上、お粗末ですがこんなところで。あ〜、長文書いて疲れた。

<余談>

ライブが終わった後、ある方が私に声をかけてくださいました。
(お名前聞くの忘れてしまってごめんなさい)
どうやらいつもサイトを見てくださっている方のご様子。ありがたいことです。

で、その方。
「今日はお疲れ様でした」とシジミエキス配合の栄養ドリンクを下さいまして。
いや、もう本当に気を使っていただいて恐縮していたところ、追加で一言。


「これ飲んで肝臓良くしてくださいね」


そんなに私、内臓疾患抱えてそうな顔してますか(´Д`;

もう少し自分の健康管理に気を使わなきゃいけないなと思った、そんな夏の日のこと。
「どうしてどこにも書いてないのに、会社の健診で“肝臓:要注意”って言われたのがバレたんだろう?」と首を捻ってしまった日のこと。

08/22 今さら夏休みのこととか

ども、こんにちは。
この間、お客さんのところに行ったら50インチのPDPで小池栄子の写真を見る漢(おとこ)を発見して、感激の涙が止まらなかったMU-6です。
自分の身内だけじゃなく、オレみたいな部外者もいるのに全く動じずgoogleイメージ検索で「小池栄子」と入力できる。
あんた、かっこいいよ……。マジかっこいいよ……。
ボクも会社で「お尻ぷりんセス」のトップ絵が表示されたくらいじゃ、動じない人間になりたいとそう思う今日この頃。

あ、あれ周りの人に見られたりしてなかったよね(ドキドキ)
↑そもそも社内でエロゲサイト見るなよ

で、今日は表題の通り、今さらですけどコミケ前に帰省していた時のことでもちょこっと。

つーわけで8日〜14日まで久々に親元に行ってました。
もっともMU-6さんの場合、今親が住んでいる名古屋はあくまで「田舎」であって「実家」という意識は希薄(親族は住んでるけど、自分がそこで暮らしてたわけじゃないので)なんで単に遊びに行くという感覚なんですが。
そんな感じなので遊び相手も特にいるわけもなく、ひたすら家でゲームやったり、ちょっとイベントに足を運んだり妹とカラオケ行くくらいで休みは終わってしまいました。
――普段の休みとやってること変わってねえよ(´Д`;

んで、妹とカラオケに行った時のこと。
名古屋に割と最近できたばかりのカラオケ館に行って、アニオタ御用達のHyperJoyを迷わず選んだところまでは良かったんですよ。
そしたら、いつの間に出たのかHyperJoy V2とかいう新機種が出てまして。
新しい物大好きのミーハー兄妹としては迷わず最新機種を選んだわけです。
だって最新なんですよ? 色んな機能がパワーアップしてそうじゃないですか。
HyperJoy V2は萌えボイス変換機能が2倍パワーアップ!(当社比)
とかそんな感じに違いないわけですよ。

かつて妹に「ボイス変換後の声なら、お兄ちゃんはギャルゲーに出れるよ」というお褒めの言葉をいただいた兄としては期待に胸躍らせずにはいられません。
ふふふっ、オレの「はじめてしましょ」やその他萌えソングで蕩けるがいい!(嫌なセリフだ)
妹よ、貴様ではあややを歌おうと表現しきれぬ萌えの境地を見せてくれるわっっ!


――――こんな狂った野望を胸に秘めつつ、通された部屋で早速歌本をチェック。
そしてリモコンで萌えボイスに変換……っと。




( ̄□ ̄;)萌えボイス変換機能、削除されてるーーーっ!?


そうなのです。オレ内部で大好評だった萌えボイス変換機能が、HyperJoyの要とでも言うべき機能がV2では削除されてしまっているのです。
「別にそんなの使わないし、どうでもいいよ」と皆さんは思われるかもしれませんが、その時の自分としては

_| ̄|○ 萌えボイスに変えずにどうやって歌を歌えばいいんだ……

とかそんな心境。普通に地声でまともな歌を歌えよ>オレ
つか、普段よく行くパセラでは絶対にできない遊びがやりたいから、わざわざHyperJoyを選んでるわけで。
萌えボイスにできないなら、「さくらんぼキッス」を女声で歌うためだけに持ってきたノートPCはどうなっちゃうんですか!?(帰れ)
もうね、すげえ勢いでやる気減退ですよ。
エクシングは即刻V2の新機能としてボイスチェンジャーを復活させていただきたい。


まあ仕方ないから普通に地声でほっちゃんやら何やら歌ったんですけどね。
「はじめてしましょ」で93点とか取って妹に「脳内で一生懸命フィルタをかけても、“きらいきらいきらいだ〜っいきらい”の部分だけは妙に感情混めてて気持ち悪い」とか言われたんですけどね(´Д`;
うう、あそこで感情混めるのが釘宮理恵っぽくなるコツなのに……(うるさい黙れ)

てなわけで最早アニオタ御用達となった感のあるHyperJoyですが、今後V2が普及するに従って個人的な利用頻度は下がりそうな予感。
実際、今のところV2がV1に勝ってる点なんて「採点機能とオレとのの相性が良くなった」くらいのもんですよ。
ちなみに最高得点は堀江由衣の「どんなことだって」で94点でした。別に歌が上手い人でもないのに何故に高得点?
やはり「To Heart」で超先生が書いてたコツを守ったのが良かったのでしょうか?(笑)

ま、ボイスチェンジャーが死んでたので普段より微妙に盛り上がりに欠けましたが、いつものようにお互いに往年のへきるソングを歌ってはコールを入れたりしてカラオケ大会はつつがなく終了。
兄妹揃って元へきらーというのは一度家族会議を開くべきのような気もしますが、その辺はとりあえず気にしないということで(^^;

あと名古屋で印象に残ってることと言えば、これは書いておかないと。
名古屋の中心街・栄はナディアパークにて開催されている「新・人体の不思議展」に行ってきました。
ずっと前から是非行っておきたいと思っていたイベントの一つだったのですが、東京展が始まるよりも前に行く機会を得たので。

いや、もう本っっっっ当に素晴らしかったです。

それ以外に言葉が見つかりません。
ぶっちゃけ大人入場料1400円は格安だったと思います。
私はその後で母親の実家に行かなくてはならない都合上、2時間半程度で会場を後にしてしまったのですが、ちょっと医学や生物学に詳しい知り合いがいる方だとか、そっち方面に興味がある人と一緒に話しながら回ったりしたら4時間はいられる自信があります。えっへん。
はいそこ、「標本4時間も見るなんて頭おかしいんじゃねえの」とか言わない。

展示内容としては徹頭徹尾人体標本が飾られているだけです。
全身、骨格、各種臓器に始まり血管や神経網まで最新の技術を使って作られた様々な標本が展示されています。
物が物だけに当然見る人を選ぶと思います。
もう言葉の響きだけでグロテスクなイメージを抱いてしまって、とても無理という方もいることでしょう。
それはよ〜くわかります。
中にはCTスキャン画像のごとく、実際の全身標本を輪切りにした物やら、1ヶ月〜10ヶ月までの胎児の標本なんかもありますし(^^;
(私も胎児の標本だけは心理的にちょっとキツかったです)


実際、夏休み中ということで自由研究のネタ探しに来たと思しき親子連れ以外にも、女性客やカップルが多くて「怖いもの見たさ」で来ている人も多いのかな〜と思ったり。
つか、経験上女性の方がこういう物って見たがる傾向があるように感じるのは気のせいですかね?
ですが実際見てみると別に「怖〜い」とか何とかキャーキャー騒ぐものではありません。
標本として綺麗に処理されていて「死体」という感じがしないのが大きな理由だとは思いますが、非常に真面目に展示されていて、話題作りでこんなことをやってるわけではないのが誰の目にもわかるからかと。
私なんかは高校までの生物の教科書ではなかなか実感できない、内部器官の大きさを目の当たりにして「人間ってすげえなあ」と感慨に耽ってしまいました。
耳小骨があんなに小さいとか知らなかったし、腎臓はもっと大きい臓器だと勝手に思ってたよ……。

まあ綺麗なまとめをしておくと、「怖そう」「気持ち悪そう」と思ってる人は無理に行かなくてもいいと思いますが、それ以外の人は行く価値十分だと思います。
死体であるところの標本を見ることで、逆に「生」の凄さがわかるかと。
とりあえず愛知県方面に住んでる人は8/31までなのでお早めに。




以下、ちょっとアレな話になってしまいますが、と前置きした上で。
例えば普段生活してて「牛や豚の“肉”はすなわち“筋肉”で、“モツ”はすなわち“内臓”だ」ってあんまり意識しないじゃないですか。特に肉の方は。
これに行くとその当たり前の事実が一瞬で思い出せるというだけでも個人的には面白いんじゃないかと思ったりします。
人間にもササミにしか見えない筋肉とか、標本にするとビーフジャーキーにしか見えない筋肉とかありますから(ぉぃ

ま、色々書いてるけど要約するとだ。
みんなも毛細血管の触れたら切れちゃうような(つか実際切れますが)繊細さに萌え萌えしたり、大動脈の逞しさにウットリしたり、色分けされた肺動脈・肺静脈・気管支を見て「珊瑚礁みたいだ」とか思ったりしようぜ! と。


とりあえずオレはウットリしました。
「したのかよ!?」と三村風自己ツッコミを入れつつ、今日はこの辺で。
ああ、イベントの布教文を書くはずが変態生物オタっぽい文になってしまった。欝だ。
なお次の更新は明日を予定。
微妙にコミケ戦利品のこととか書く……はず(^^;

08/23 たまには短めに?

我が家は兄妹揃ってアルクェイド萌えらしいです(挨拶)

いえね、コミケ前に帰省した際に妹へのお土産として、「月箱」を持っていったんですよ。
「大学に入学してWinマシンを買ったらエロゲを貸す」というのが兄妹の間で交わした約束だったので(マテ
で、何とかかんとか大学生になった妹は予定通りにWinマシンを買ったので、お兄ちゃんとしては何か適当なソフトを用意しなくてはいけなくなりまして。
仮にも女の子相手にあまりエグいのを選ぶのもアレだし、十把一からげのクソゲを渡しても布教にならないしな〜……とひとしきり悩んだ末に手近にあった「月姫」をチョイスしてみました。
まあ、こいつも文章がしつこくて必ずしも万人受けするとは思えないのですが……萌えも十分な伝奇なら初心者でもどこかしら面白い部分を見つけられるんではないかな、とか何とか。

こんな感じで昔、兄に薦められて「ONE」をやって以来久々に妹がエロゲを始めました。
つか中学生の妹に「ONE」をやらせたのは明らかにアウトだと思います>オレ(´Д`;
あの頃は(今もかもですが)、本当にただのDQNだったからな…。

とりあえずアルクのトゥルーエンドは確認して、今は2周目とのこと。
順調に進んでいるだけあって割と気に入っているようで、布教した人間としては何より。
萌えキャラが2人ともアルクだったり、2人とも「カレー先輩はいらないね」と言う辺りに血の繋がりを実感せずにはいられません(^^;
最低の繋がりだな、それ。

にしても遠く名古屋の妹と電話で「17分割が〜」とか「ロアとのラストバトルで廊下粉砕するところとかいいよね〜」などと話す日が来るとは思わなんだ。
いや、長年オタやってて身内を洗脳してると色んなことがあるねえ。うんうん。

んで、今日は↑のタイトルにも書いたように短めに。
というのもやったことと言ったら、秋葉原までおねいさんCD買いに行ったのとK嬢および知り合いの面々と横浜・ミラーズガーデンに飲みに行ったことくらいっつー中身の無い一日を過ごしただけなので。

K嬢+α(ぉぃ)との飲み会はこの時同様楽しかったのですけど、いかんせん書けないことが多すぎるので日記のネタにはならなかったり。
○○○○○○が○○○の○○を作ろうとしているらしい
なんて書き方しても読み手をイラつかせるだけなのは目に見えてますし(^^;
書ける範囲で何か印象に残ったことと言うと――あ、一つあった。

ミラーズガーデンで働いている方々の衣装が、ここでも語りましたがバドガールライクな格好なのはご存知の通り。
男子としては目のやり場に困りつつもついつい見てしまうという、手で顔を覆いつつも男の子の裸をしっかり指の隙間から眺める乙女のような恥じらいを浮かべながら、その短いスカートを食い入るように見るわけです。
そんなミラーガールさんが傍に来た時、K嬢が何事かを尋ねました。
質問を聞いて笑いながらそれに対して応えるミラーガールの方。

横で見ていた人間としては当然何を聞いていたのか気になります。
MU-6「今、何を聞いてたの?」
疑問に思ったら即質問! ということで聞いてみました。
するとK嬢の口からとんでもない答えがーーーーーーっ!!


その服の下には何か見られてもOKな物を穿いてるんですか? って聞いたよ」


神っ……、まさしく神の質問っ……!
恐らくあの店に行った誰もが一瞬くらいは考えたことがあるであろう疑問。
それでありながら男性からはなかなか聞けない、そんな疑問。
それを女性というだけでこうもあっさりと聞ける。凄いです。

「で、ででで、その答えは?」
俄然テンションが上がるMU-6さん。大方、女子高生のブルマのようなガードアイテムを装着しているのでしょうけれど、それでもテンションを上げずにはいられません。
でもどもるのは普通にキモいよ、自分。

その回答を聞いた時、私は一つの確信を得ました。
あ、今日はK嬢を連れてきて良かったと。
彼女は、ミラーガールさんのこんな答えを教えてくれたのです。


「“別に何も。いつも穿いてるのと同じ下着穿いてますよ”」



…………正直に言います。感動した。もうそれだけ。
ありえないから。あんなデンジャラスな格好で、何もガードしないなんてありえないから。
おい、しげお!(店長の名前) ちょっとこっち来い!
――――グッジョブ(サムズアップ+最高の笑顔で)

以上、ますますミラーズ株が上昇したとゆーそんなお話。
「リップサービスじゃねえの?」「それくらいで喜ぶなよ」「うるさいよ、エロオタ」というもっともなツッコミは黙殺します。ええ、しますとも。

ぬ、思ったより長くなってしまいましたね(^^; ま、いいや。今日はまだ気力が残ってるので夏コミ戦利品の話でも。
しかし今さら「どこそこの何々を買いました」というのを延々とリストアップしても意味が無いような気がしてならんので、とりあえず遊んだ・聞いた物の中から1つだけチョイスして感想をば。

というわけで
「想瞬 〜つたえたいこと〜」(発行:BlackBox、頒布価格:失念^^;)
をプレイしてみました。
BlackBoxといえば「ONE」「Kanon」の久弥直樹氏と「Rainy Blue」等RANソフトウェア作品と「さよらなエトランジュ」の眼鏡友の会/EC氏が中心となって作った同人ソフトサークル。
「Kanon」以来久々に久弥氏がゲームに取り組むということで、「Limit Off」が大いに待たれている、はずのところです。

で、肝心の「Limit Off」の方は全然出ないわけですが、その代わりに出てきたのがこのソフト――だったんですけど、正直やられました。
ゲームじゃないとは予想してませんでした(^^;

確かに解説ページに「ビジュアルノベル」とは書いてありますけど、それは「リーフビジュアルノベル」っていうのと同じ「ビジュアルノベル」だと思ってたんですよ。
でも実際のところは「鬼哭街」のような選択肢の無い一本道ノベルでして。
別にそれ自体は悪いとは思わないんですが、ある理由から個人的には悪くは無いけど微妙としか言いようがありません。

ある理由というのは純粋なボリュームと満足感の不足
ノベルということで一本道であるのに加えて、読み終わるまでに1時間程度というのはちょっとボリュームの不足を感じてしまいます。
加えてその1時間で読み手を満足させられるほど面白いわけでも、文章に引き込む力があるわけでもないので結果、どこか物足りないと。

決して話は悪くないんですけど、「好きな男の子がいるけど告白する勇気もなく、このまま卒業かと思っていたところに憧れの彼と思わぬ急接近を果たしちゃってどうしよう?」な女の子が主役の話ではやはりアッサリし過ぎてしまった感が。
1時間で勝負しようとするなら、やっぱりもう少し濃い話の方が良かったのかもです。
(それやると大変なことになる場合もあるんで良し悪しですが)
スタッフが目指した「花とゆめに出てくるような話」というコンセプト自体は十分満たされていると思うんですけどね(^^;


つーわけで「花ゆめ」ノリが好きな人とか、内気な女の子の煮え切らなさに感情移入できる人ならツボにハマるかもしれませんが万人向けではないと思います。
エンターテインメント路線じゃなくて叙情的、とかそんな感じなんで。
ま、雨音響さんゆきうさぎさんの絵が好きなら買っても損まではしないと思いますが、委託後に購入検討してる方はその辺踏まえておいた方がいいかと。


……「微妙」と書きつつも「さよらな」が凄すぎたせいか、ATフィールドが出てこないだけで随分許せてる自分がいるんですけど(ぉぃ
(「さよらな」がどう凄かったか知りたい人はこの辺から数日分を読んでくだされ)

08/24 中国の英雄、コミケの女傑

You still have lots more to work on...(まだまだだね)

今週の「テニスの王子様」より一言。
以前から思ってましたが、許斐先生は天才だな!
まさかテニス漫画で超サイヤ人ばりのオーラは出るは、いきなり英語になるはの怒涛の変身が見られるとは思ってもみないわけで。
帰宅途中の常磐線の中で思わず声出して笑っちゃいました。
あ〜、恥ずかしかった(^^;

さて、許斐先生が天才だという判りきった事実はさておき(ぇ?
去る日曜日、私はある天才女性アーティストの展示会に行ってきました。
そう、西又葵版画展Vol.2へ(マテ
ちなみに余計なことですが「天才アーティスト」の言葉は文面どおりに受け取ってくださいね。絶対に裏読みなんかするなよ!

それにしても西又葵版画展も第2弾ですよ。
3月に遊びに行ったきみづか葵展の時点で「西又先生は非常に乗り気」という情報を得ていたので、いずれ開催されるであろうことは予想していたわけですが……それにしても前回の版画展からわずか半年で第2回とは随分早かったですね。
あの時の話ではBasiLの社長も交えて色々話し合った後に西又女史と再交渉する関係上、恐らく2004年に入ってからの開催になるだろうという話だったのですが。

本っっ当にすげえ乗り気だったんですね>ち○ぽ先生(暴言)
いや、金勘定が絡んだ交渉なんて普通は時間がかかるのが常なのに、ジュネスの予想を超えるハイペースで話がまとまるとは大したものです。
だって交渉終わった後で「新作を作るには数ヶ月はかかる芸術品」であるところの版画を作って、半年でおつりが来ちゃうんだもの。
よっぽど交渉がスムースに進行したってことですよね? そうですよね?
「それ散る」の版画が1枚も無いのは別に権利関係で揉めたとかじゃないですよね?(ぉぃ
※MU-6さんは「それ散る」に関しては真剣に好きなので残念だった模様


まあ、裏で交渉がどんな感じに進んだのかはさておき展示会も2回目。
1回目は物珍しさで来た人間(自分含む)も多かったでしょうが、2回目ともなれば軽い気持ちの参加者は減るのが当然の原理。
まして今回はコミケの直後ということで、西又女史の姿にしても彼女の絵にしても、見ようと思えばそこでいくらでも見れているはず。
だから当然お客さんは少ないだろう――そう思って会場に向かったのですが。


なんですか、この人の多さは? 東館?

そこにいたのはまさに人、人、人。
会場に入りきらないんじゃないかっていうくらいに人が。
というか、実際パンパンに人が入っていたせいで展示用のパーティションが壊れたりしてました(´Д`;
別に数えたわけじゃないですけど300人くらいは居たんじゃないでしょうか。
お前ら、JOKERTYPEの列に並んだだけじゃ足りませんか……?
憧れの西又女史との触れ合いなら、最近復活したらしいBBSとチャットで十分だろ?
自分の予想を超える大人気ぶりに本気で圧倒されつつ、内心でそう呟く私。
伊達や酔狂で2度目の版画展が開催されているわけではないということですか。


で、この300人の方々は15:00から行われるはずの西又先生来場&記念品手渡しイベントを見るために来ていたのですが、肝心の西又女史本人がなかなか来ません。
MCのお姉さんが何事か喋って一生懸命場を繋いでいますが、私の立ち位置だと場内BGMの水樹奈々のボリュームが大きすぎて何も聞こえずションボリ。
というか、何故にBGMが水樹奈々?
前回は確かモー娘。だったので、それよりは大分会場内に相応しい曲になっているんですが、どうせなら本人に関連した楽曲を使えばいいのに…。

MCの人の話は聞こえないは、ご本人はなかなか来ないはですっかりヒマになってしまったので、傍に立ってた販売員さんを捕まえていつものように楽しくトークすることに。
餌食にされた販売員さん、ご愁傷様です。
オレの横に立ったのが運の尽きだと思ってください(笑)

トークの結果、いくつか面白い話が聞けました。
*今回も手渡しイベントの整理券はほとんど購入者だけで終了
(販売員の方曰く「飛ぶように売れている」とのこと。東京では各15部限定らしいのですが、15部=「飛ぶように」なの?^^;
*ジュネスの中でも色々部署がある模様

1つ目は読んで字の如くなので補足する必要もないでしょうが、2つ目の方だけちょっと補足を。
今回の版画展、東京ではわずか4日しか開催しないのに対して何故か名古屋の大須では半月近く開催されることになっているのです(実際大須に行った時に知ったのですが)。
私にはこれが不思議でなりませんでした。
普通に考えたら秋葉原の方が売れそうなものだからです。
なのに大須の方が会期が長いというのは、もしかして大須の方が圧倒的に売れたとかそういう事実があったのでしょうか?
気になって仕方ないので、直接販売員の人にぶつけてみましたですよ(ぉぃ

Q.で、実際のところどういうわけなんですか?
A.大須の方が売れたってことはないですよ。やっぱり秋葉原が一番です(笑)
 大須にはウチの販売店があるんで、半月開催できるというだけです。
 この会場はあくまでイベント用のもので長くは使えないので…。

Q.なるほど。あれ? でも東京でも新宿に販売ブースありますよね?
 以前、天広直人さんの展示会があったように思うのですが。
A.よくご存知ですね(^^; 確かに新宿に販売ブースはあるんですが、あれは別の部署が
 管理しているので西又先生の展示会では使えないんですよ。

Q.……天広さんと西又さんでは管理部署が違うんですか?
A.ええ、そうです。


天広直人と西又葵の違いって何よ?

それ以上は突っ込んでも教えてもらえなさそうだったので、質問は控えましたけど両者の違いが真面目によくわからないんですが(^^;
だってどっちも描き分け能力低いし。
エロ絵も描く人と描かない人の違いくらいしか。あと人気とか?

と、こんな感じの話をしばらくしているとようやく西又女史本人が登場。
購入者の方と握手して、クリアポスターを渡すイベントが開始。
握手をした後、「手、凄く柔らかかった〜」とウットリしている神の存在が印象的でした(^^;
そのウットリ具合はオレが長瀬愛堤さやかと握手した時と同じだよ!(黙れ)
…………まあ蓼食う虫も好き好き憧れの絵描きさんと握手して喜ぶのはわからんでもないですけど。
絵描きに対する憧れと手の柔らかさへの言及が関係あるか否かはさておき。

そういや、このイベントの時に「西又先生の本を全て持っている」という方がいらっしゃったのですが、あそこでいう“本”は何を指しているのか気になったり。
昔の黒歴史トーク満載の同人誌を指すのであれば尊敬に値します(ぉ
あれは読むと普通に幻滅する内容だからなぁ…。


他にもなぜかファンロードを差し入れたり、色んなファンの方がいらっしゃったのですが、イベント自体は本当にポスターを渡すだけということもあり、あっさり終了。
一気に閑散とする会場の中、MU-6も版画を見て帰ることにします。
今回は新作4点に旧作1点。
それ以外に売り物ではない展示品が6点ほど飾られていました。
ちなみに販売していた版画のお値段は

・28万円×3
・30万円×1
・35万円×1

で平均プライス驚異の29.8万円!
( ̄□ ̄;)いくら何でも高すぎるよ!!


最初の版画展の時は平均20万円だったのに、半年で随分とまた値上がりしたもので。
そのうちムーアの法則の如く、「オタ版画は○ヶ月で△倍に値上がりする」という法則が出現しそうな予感。
搾れば搾るだけよく取れると思っているのか、この上昇トレンドはいつまで経っても直らなさそうな気がひしひしとします。
しかも書き下ろしの絵すら、基本的にほとんど存在しませんし(^^;
実際のところNavelのHPに行けば見られる絵に35万の価値があるかは疑問です。
まあ買ってる人が満足してるなら、別に構わないんですが……。
「ラクガキボン」(第2版)も貰えますしね。「せめて第2弾作ってやれよ」とは言いません。
コミケ直前でそれどころじゃなかったでしょうから(ぉぃ


あ、そうそう。展示されてた版画と言えば重要なことを書き忘れてました。
前回の版画展では桜花と郁奈を間違えるという大チョンボをやらかした展示会サイドでしたが、今回はそのような間違いはありませんでした。
仮にも美術品(主催者談)を扱うわけですから、そういう間違いをしないのは当たり前ですよね。
今回はその辺ちゃんと学習していたようです。
そもそもネームラベル自体がありませんでしたから。


凄いわ、トム! これならもう絶対にキャラ名を間違って載せる心配がないわね!(アメリカの通販風に)
そうだよ、ベティ! キミみたいなドジっ娘でも安心ってわけさ!(同上、サムズアップしつつ))
もうトムったら! ――あれ、でも困ったわ。(同上)
どうしたんだい?(同上)
これじゃ、何を見てもどの作品の絵だかわからないわ!(同上)
オーノー、こいつは一本取られたな(同上、肩をすくめつつ、場内より謎の爆笑)



こんな寸劇が脳内で繰り広げられたかはさておき、凡ミス回避法としてラベルを付けないというのは一つの解答だとは思うのですが、結果マジで何が何の絵なのやら…な状態になってしまっているのはいただけません(´Д`;
多分、「らぶドル」の絵がほとんどで、何かのピンナップが1枚に「21」が1枚ってところだと思うのですが、それすらも自信無し。
最強鑑定士軍団のコメント希望です(^^;

以上、そんな感じで相変わらず黒い版画展レポでした。
西又女史に注力しすぎたら本来書くはずだった「英雄」の感想を書く気力が無くなったので、そっちは超コンパクトに(マテ
要約すると

・二転三転する話はまあそれなりに面白かった
・映像的な美しさは素晴らしい。特にCMでもやってる飛雪と如月の戦闘は圧巻
・あと無名と飛雪が何千という秦軍の矢を叩き落すシーンも○
・始皇帝、強っ! 護衛いらないじゃん
・最強のはずの残剣が今ひとつ目立たずしょんぼり。あれじゃ単に腹を刺されるだけの人だよもん(ぉぃ
・個人的にはもう少し「十歩必殺」に大活躍して欲しかった
・ベッドシーンのチャン・ツィイーは凶悪に可愛いと思うがどうか

こんなところで。
予告CMの矢を無名がどう捌くかに期待して見に行くと十中八九肩透かしを食うのがアレですが、全体としては微妙さは感じたものの一応楽しめました。
ギリギリ佳作…くらいかなぁ?

08/31 楽しみ方は人それぞれかもだけど…

なんかちょっと前にブロッコリーがタカラに吸収されたらしいですね。
風の噂で色々社長のエピソードを聞いている限り、今まで存続しているのが奇跡と言いたくなるような会社なので、さほど驚きはなかったり。
……「驚きは無い」というのはウソですね。凄く驚きました。
あの会社に買われるだけの価値を見出す人がいたということに(暴言)

美味しいのは木谷社長だけのような気がするのは、自分だけなのかなぁ?

「みなみ 声優 エロゲ」こう聞いてあなたは誰を思い浮かべますか?
長崎みなみ、北都南……、こんな感じでしょうか?
じゃあこれに「歌も歌う」というキーワードを加えるとどうでしょう?
えっ? そしたらおねいさんしか残らないよ! って?
いやいや、まだ大事な人を1人忘れてますよ。じゃあ、もう1個ヒント。
いい年して制服をよく着る制服がよく似合う」これでどうでしょう?
えっ? おねいさんも制服は似合うから、やっぱりおねいさんだろって?
脳をゆすげ(ぉぃ


――としつこい前振りはこれくらいにして、正解はそう、栗林みな実さんです。
つーわけで、アージュ主催のライブイベント「美少女歌謡の夕べ」に参加してきました。
たまたまFCに入っている知人の都合がつかなくなってしまったので、その代役として。

※注意※
以下、真摯なageファンおよび栗林みな実ファンが不快な気分になる文章が一部含まれる可能性がございます。
信者を自認する方は十分覚悟を決めた上でお読みくださいm(_ _)m



注意を終えたところで本編。
初めてのFCイベント以来、みな実たんを視姦見るのも実に1年ぶり。
久々に彼女の姿を見られるのもそうですが、それ以上に1年を経て成長を果たしたであろうファンの方々の姿を見られるであろうことも楽しみにして当日を迎えました。
1年前のイベントは正直死体の山という印象しかなかったですが、1年も時間が経てばさぞや盛り上がるライブに成長しているであろう、と。
それこそyozucaさんなんかその典型例なわけで。
そんな期待に胸を膨らませて会場の五反田ゆうぽうとに向かったわけですよ。




その期待は裏切られるんだけどな┐(´ー`)┌
ageのファンの方々はよく飼いならされた犬ですか?(暴言)

白稜柊女子制服を纏った英雄(もちろん♂)を眺めつつ、並ぶことしばし会場に入るとまず出迎えるは物販コーナー。
ランティス、メディアファクトリー、ボークスといった関連グッズ取り扱い会社にアージュ本家がブースを出してテレカやらCDやらを売ってました。
さすがというか、イベントとFC通販でしか取り扱わない予定の「君が望む永遠 DVD specification」主題歌CD「Blue tears」を擁したアージュブースが1番人気。
まさに飛ぶような勢いで売れてましたですよ。

反面売れ行きが悪そうだったのはメディアファクトリーとボークス。
フィギュアは高額な上にライブ中に持ってると邪魔なので売れ行きが悪いのも納得なのですが、アニメ版のテレカが全然売れてないのはどういうことかと。
もしかしてアニメ版、早くも先行き不安ですか?
確かにキャラデザの評判は微妙だと聞いたことはありますが……当日初見の人間としては言われてるほど悪いとは思わなかったのですが。
やっぱり思い入れの差、なんでしょうか?(^^;


んで、特に何も買わなかったMU-6さんは早めに着席して開演を待ちます。
そして、いよいよ開演時間――

「よく聞け、愚民ども!」

会場内に響き渡る大空寺あゆの一喝から始まる諸注意。
内容としては至極普通なんですが、

「携帯の電話は切りな。
特に日曜朝のバッタ戦闘ドラマ見て、例の声が出るアプリ入れて悦に入ってる連中!
ライブ中に鳴らしたりしたらパラダイスをロストするくらいじゃすまさんから、覚悟しろ」

などのステキ表現が連発で会場大受け。
自分もこの毒舌には思わず笑ってしまいました。
あゆ様、その調子でもう結構完成していた物を分割しただけのはずが半年音沙汰なしのゲーム屋さんも罵ってあげてください(ぉぃ
今回のイベントでも全く、微塵も「オルタネイティブ」の情報は出なかったけど作ってるの?
少しは情報出さないと金融機関につつかれますよ?(それは違うメーカーの話です)


注意の後は早速ライブ開始……かと思いきや予想を裏切って始まるはアニメ「君望」上映会。
ああ、よくある第1話を先行上映とかそんな感じか。
おお、思ってたより全然いい感じじゃないですか。
水月派としては水月が可愛く描かれているだけで概ね満足。もうこのまま高校で水月とくっついて終わりにしちゃおうぜ(ぉぃ

そう思っていたのも最初だけ。どう考えても1話にしてはボリュームが多すぎます。
だっていくら何でも第1話でミートパイ記念日まで進むのは行きすぎだし。
というか、そもそもそれ以前にもう30分以上アニメが流れてるし。
オレの横のヤツは遙の告白シーンを見て泣くし(´Д`;
もしかしなくても、これって本放送で使われるフィルムのダイジェスト?(気付くの遅い)
ってことはもしかしてこの後の展開って――そう思いながらアニメの上映が45分に達しようという頃、ついに「その時」は来ました。

警察さん「え〜、被害者の氏名は涼宮遙、涼宮遙」

Rumbling Heartsキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

運命の「あの日」までのシーンをダイジェストで見せ、その上でゲームと全く同じように歌が流れ始めてライブスタートという心憎い演出。
今までやってきたゲームの中でOP曲への導入が1番上手いゲームを聞かれたら、迷わず「君が望む永遠」を挙げる私としてはたまりません。
正直に言いましょう。鳥肌が立ちました。
で、同時にこうも思いました。この1曲に対する演出ってまさにageのゲームそのものだよなぁって。

素直に演出上手いんですよ。凄いんですよ。センスもあるんですよ。
でも、1番大事な物を盛り上げるのには全然役に立ってないという(マテ
だって考えてもみてください。
どんなにセンスのある演出だろうと観客に立つ間も与えず、1曲目から半強制的にまったりムードにさせちゃう演出なんてライブの役には全然立ってないですよ?
ちなみにこの1曲目で生じたまったりムードは中盤まで続くことになります。
1曲目は出のタイミングを逸したとしても、2曲目以降のまったりさは何なんだと1人憤懣やる方ない思いをしていたのはここだけの秘密。

まあとにかく微妙に盛り上がらない「Rumbling Hearts」で幕を開けたライブ。
そのまま続けて栗林さん@白稜柊夏服が
・風のゆくえ(PS2版君望イメージソング)
・Yours(DC版君望イメージソング)
を熱唱してジョイまっくす&おたささを交えたMCへ。

え〜っとですね。
MCは1年のブランクを全く感じさせないキレでした、まる
ぶっちゃけると物凄い勢いで寒いいつも変わらない栗林さんのトークが大好きです☆
つか、一応ラジオ番組やってた(今もやってる)んですよ……ねえ?
誰に聞くでもなく確認を取りたくなってしまいましたですよ(^^;

そんな中、個人的に面白かったのは上映されてたアニメを見ての
「遙が友達と話してるの見てビックリした。遙にも友達いたんだ!って(笑)
というジョイ姐さんのコメントですか。
さすがジョイ。目の付け所が素晴らしいと思います。

んで、ここで栗林さんは1回お色直しで退場。
代わってMEGUMIことrinoさん(通称:デイリーボンバー)登場。歌うはもちろん
・君が望む永遠(君望ED曲)

…………あ〜、相変わらずいい歌ですな〜。
rinoさんは最近CooRieとして大活躍中なので、どれが彼女を代表する曲なのかは知りませんが個人的にはこれがイチオシ。
「Dream〜The ally of〜」(D.C.ゲーム版ED)とかもいい曲ですけどね。
場内がしんみりと聞き入った直後に「rinoさんも昔はアフロだったんですよね?」などとたかのんラジオ視聴者以外には通じないネタを振って場の雰囲気を台無しにしてくれたおたささに乾杯。
11月のたかのんラジオの内容なんて普通覚えてないし、そもそもみんな聞いてないから絶対。


45分もアニメを上映したために時間が押しているのかrinoさんは歌って、ちょこっと告知だけしたらそそくさと退場。
続いて登場したのは宮内タカユキさん。歌うのは当然
・時空の騎士テックメン(アカネマニアックス主題歌)

なわけですが、この歌を前にしてついに堪えかねたかジョイ姐さんから「みんな立っちゃえよ」という指示が。
指示を受けるや否やワラワラと立ち始める場内の皆さん。
…………出演者に「立て」と言われるまでほとんど全員座ってるライブってのは、いかがなものかと思ったり思わなかったり。
いや、まあいいんですけどね別に。

あ、立つことが解禁されたせいか、みんなヒーロー物ソングが好きなせいかは知りませんがこの歌は盛り上がりましたです。
ジョイ、よくやった。今日のMVPは間違いなくあんただ。


イベントも半分を過ぎたところでようやく温まってきた感のある会場。
恐ろしくスロースターターですが、その勢いを維持するべく投入されたかのように続いて登場の福山芳樹さんもヒーロー系の燃えソングを歌って場を盛り上げてました。
・ハウンド妄想
という歌で、死ぬほど遅れた第1期FC会員向け特典ソフト「大空寺危機一髪」の主題歌……らしいです。
FC会員でも何でもない私は当然初めて聞いたのですが……こう来ますか。
「ペガサス幻想」のパクリパロディとは想像もせなんだ。

ageのバカなところにお金を使う姿勢そのものは嫌いじゃないですけど、またこのパターンか…という気もしなくもないです。
そろそろ別のパターンの――お金以外の何かを使ったような――パロディも見てみたいように思うのは、やっぱり少数派なんでしょうか?(^^;
まあ歌としては熱くていい感じなんですけど。

ジョイ&ヒーロー系2人組のおかげでようやく火の入った会場。
勢いはさかんになる一方です。もう既に4分の3くらい終わってますが。
そしてそこに舞い戻るは我らが歌姫・みなみおねいさんみな実たん!


こちらこちらで「天使」と称された白ゴスロリ服で栗林さん登場。
8列目にもかかわらず、凄い勢いでオペラグラスを取り出すオレ(死ね)
これを! オレはこれを待ってたんだ!
週末に延々10時間近くプレイしてた「Night Demon」瑠紫琉を見ていたせいか、脳全体にいい塩梅でゴスロリ分が行き渡っていたMU-6さん、大興奮。
もう歌そっちのけの勢いで見たね(聞けよ)。いや〜、眼福眼福。

その栗林さん@白ゴスロリによる
・Precious Memories(TVアニメ版オープニング)
・Blue tears(DVD版主題歌)
・マブラヴ(マブラヴOP)
この3曲の披露をもって無事ライブ終了。

「Precious Memories」はまだ先日レコーディングが終わったばかりとのことで、正真正銘本邦初公開だったのですが、なかなかいい曲でした。
系統としては同じ「君望」関連でも「Yours」や「Blue tears」のようなしっとりタイプではなくて、「Rumbling Hearts」「風のゆくえ」に近いアップテンポな曲。
歌詞はよく聞き取れませんでしたが、栗林さん曰く「色んな出会いをくれたこの作品への感謝も込めた切ない感じの歌詞」だそうで。
ファンの人はいずれブラウン管から流れてくるのを期待するが吉。

この後、当然アンコールが入り再度「Rumbling Hearts」を熱唱。
今度はさすがにちゃんと盛り上がってました。
最初からこう行けば良かったのに……(^^;

とこんな感じのイベントでした。
途中までは完全に会場が死体牧場の佇まいを見せていたので、個人的にはやや不完全燃焼。
アージュファンの皆さんは、曲芸儲の方々を見習ってください。
限定やらグッズやらに踊らされるところだけ見習わんでもいいんで。


以上、「まともなのは君のぞニュースさんや復活した玖劫館さんを見ればいいよね」ということで結構適当ですがアージュライブレポ風駄文でした。
長々とおつきあいいただいた方、どもです。
途中でキレたアージュファンの方、栗林さんファンの方、もしいらっしゃったとしてもウイルスメールとか投げるのは勘弁してくださいm(_ _)m
文章打つのに疲れたのでこの辺で。んじゃ!