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別称『さけのつかさ』、宮内省の配下で、酒造りを担当します。
『酒殿』という職場を内包しており、そちらにも別当以下の職があります。
右弁官局 → 宮内省 → 大膳職〔だいぜんしき〕 木工寮〔もくりょう〕 大炊寮〔おおいりょう〕 主殿寮〔とのもりょう〕 典薬寮〔てんやくりょう〕 掃部寮〔かもんりょう〕 正親司 内膳司 → 進物所 御厨子所 贄殿 造酒司 采女司 主水司
造酒司: 正(1名)→ 佑 → 令史 → 史生 → 酒部 → 使部 酒殿: 別当 → 弁 → 預
正六位上
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従七位下
大初位上
酒造りを担当します。
古くから酒部公〔さかべのきみ〕の世職でしたが、その後、欠員の出てしまうことが多くなったため、他氏からも任じることになります。定員は1名。
酒造所です。別当、弁、預〔あずかり〕といった職がありますが詳細は不明。
お酒は播磨の米を用いて造り、それを納める酒壺を、大刀自〔おおとじ〕・小刀自〔ことじ〕・次刀自〔つぎとじ〕と言います。